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2008年2月29日

「会社の数字」に強くなる!「THE21」

 ⇒ 「会社の数字」に強くなる!
   (「THE21」 2008年3月号 p.9~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/03/the2103.html

-----------------------------------

■この号の「THE21」の特集は、「会社の数字」に強くなるということで、
 会計などについて、著名な方が、いろいろと答えられています。

 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などの著者、山田真哉氏の話が
 興味深かったです。


■数字で”世の中のカラクリ”を知るための5つのポイント

 1 数字に疑いを持つ
 2 騙されやすいパターンを知る
 3 視点を変えてみる
 4 割ってみる
 5 常識で考える


■数字に騙されることがあるので、騙されないようにするには、ということを
 教えてくれていました。

 まず、数字に疑いを持つことが重要ということです。

 本当かな?

 と思うことが重要なのでしょうね。


■これは、数字に限ったことではないと思います。

 議論や主張は、もっともらしいものも怪しかったりします。

 本当かな?他の視点から見ると違うのではないか?

 と考える、自問することが、まずは、騙されないようにするには必要だと
 思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    数字に騙されないように、「本当かな?」と思ってみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 数字に騙されていませんか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月29日 17:00 経済 | 「会社の数字」に強くなる!「THE21」 | コメント (0) | トラックバック

『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い禁じられた数字〈下〉』山田真哉(著)

 ⇒『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い
   禁じられた数字〈下〉』山田真哉(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/kuinigem.html

-----------------------------------

■『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/03/saodake.html

 『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字〈上〉』
  http://www.bizpnet.com/book/2007/05/kuinige.html

 と続いた数字3部作の最終巻です。


■会計や数字についての話が書かれています。

 数字にだまされないための考え方などを教えてくれています。

 前著2冊同様、わかりやすく書かれており、読みやすいです。

 数字が苦手な人や、数字にだまされてしまっているかも、と思う方が
 読まれると良いと思います。

▼ ここに注目 ▼

 「文字はあいまいだったり、ウソをついたりします。プロは、数字に対して
  も同様に、「あいまいだったり、ウソをついたりするんだよなあ」と思い
  ながら、日々、数字と向き合っているのです。」(p.55)

■文章は、論理的であるとは限りません。

 数字も“作る”ことが可能です。

 数字を都合よく使っているものがあったりします。

 そういったことを教えてくれています。


■他にも、経営に必要な考え方なども書かれていました。

 基本的には、数字や会計の話ですが、経営や変化への対応などという話題も
 書かれています。

 「数字」だけでは、ビジネスはうまく行かないということがわかります。

 数字にまつわる、考え方などを知りたい方が読まれると良いでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    会計や数字についての話が書かれています。
    数字にだまされないための考え方などを教えてくれています。
    数字が苦手な方や数字にだまされているかもという方が、読まれると
    良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   数字が苦手な方。


 ★『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い
   禁じられた数字〈下〉』山田真哉(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/kuinigem.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    数字もあいまいだったり、ウソをついたりする

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 数字にだまされていませんか?

◆ ▼感じたことや考えたことなど、↓こちらに書いてみてくださいね。
◆             ★ http://tikara.bizpnet.com/
◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月29日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い禁じられた数字〈下〉』山田真哉(著) | コメント (1) | トラックバック

2008年2月28日

揺れる仕事の現場「ガイアの夜明け」

 ⇒ 揺れる仕事の現場
   (「ガイアの夜明け」2008年2月26日放送分
   http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview080226.html )

-----------------------------------

■人員削減や競争の激化からでしょうか。

 働く現場がつらく厳しいものになってきているということを、聞きます。

 この回の「ガイアの夜明け」は、個人と組織がともに成長できるような
 試みなどについて、取り上げていました。


■とくに印象に残ったのは、現在は、東レ研究所社長の佐々木常夫氏について
 の話です。

 佐々木氏は、病気の妻を抱えながら、働いてきたそうです。

 会社に、このことを伝えぬまま、働いてきたそうですが、
 妻が自殺未遂を起こしたことをきっかけに、会社に事情を説明したという
 ことです。

 その後、会社の仲間と協力するようになり、現在では、その経験を活かし、
 東レ研究所では、在宅勤務やチーム内でサポートできる体制などをつくって
 いるそうです。


■現在は、競争が激しくなっていたり、環境の変化のスピードが速くなってい
 たりするのかもしれません。

 そんな中でも、助け合える仕組みなどがある会社をつくっていく。

 経営者にも、社員やその他の従業員にも、必要なことのように感じました。

 簡単なことではないかもしれませんが、その必要性を、まずは共有できる
 ようになると、少しずつ変わっていけるのではないでしょうか。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    会社で働く人たちが、助け合える仕組みなどをつくっていく
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 会社のメンバー内で、助け合いの必要性を共有できていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月28日 17:00 ビジネス | 揺れる仕事の現場「ガイアの夜明け」 | コメント (0) | トラックバック

『我慢するな部下は堂々と叱れ』古川裕倫(著)

 ⇒『我慢するな 部下は堂々と叱れ』古川裕倫(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/bukasika.html

-----------------------------------

■本書は、部下の教育と子供の教育の共通点、違いなどから、部下の教育など
 について書かれています。

 タイトルにあるように、主に叱ることについて、書かれています。


■厳しい上司というのは、最近は、あまり人気がないのかもしれません。

 「地震、雷、火事、親父」という言葉も聞かなくなりました。

 怖い父親というのも、人気がないのかもしれません。

 そんな状況ですが、本書の著者、古川氏は、厳しさの大切さを
 言われています。

▼ ここに注目 ▼

 「「叱る」とは、自分の感情ではなく、相手の成長を考えて叱ることです。」
                               (p.31)

■「叱る」と「怒る」の違いは、相手のことを考えているかどうか、
 というところにあると思います。

 そういう意味で、叱るは、怒るのとは違います。

 ですから、叱る側としては、相手のことを思って、言っているわけです。


■ただ、最近は、叱られる側が、叱られ慣れしていないということもあると
 思います。

 相手を見て、この辺りは、やり方を変える必要がありそうです。

 ですから、叱り方を工夫する必要があるかもしれませんし、
 叱るよりも、諭したり、ヒントを与えることなどが重要になっているかも
 しれません。

 やり方はどうであれ、相手にたいして良かれと思い、行うことが
 前提としてあるということです。


■全体として、言われている内容は(表現は別として)、
 社会や会社で生きていくうえで必要なことのように思います。

 部下の成長を考える人などが読まれると、参考になることでしょう。

 部下の教育と、子供の教育の共通点、相違点などを考えることができるので、
 この点が、とくに参考になると思います。


-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書は、部下の教育と子供の教育の共通点、違いなどから、
    部下の教育などについて書かれています。
    部下の成長や教育などを考えたい人などが読まれると、参考になる
    ことでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   上司。
   叱ることについて考えたい方。


 ★『我慢するな 部下は堂々と叱れ』古川裕倫(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/bukasika.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 「叱る」とは、自分の感情ではなく、相手の成長を考えて叱ることです。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 相手の成長を考えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月28日 16:59 【書評・感想文】 その他 | 『我慢するな部下は堂々と叱れ』古川裕倫(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月27日

うまくいっている自分を想像しよう「日経ビジネス アソシエ」

 ⇒ うまくいっている自分を想像しよう
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.03.04 p.134~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/03/aso0304.html

-----------------------------------

■人間は、未来のことを、予想することができる生き物です。

 どうしてこういう能力があるのか、わかりませんが、
 そういうことができます。

 マイナスなことが起こることを考えて、憂鬱になる。

 起こったらうれしいことを、想像して、楽しくなる。


■予想能力は、メリットももたらしますが、デメリットもあります。

 未来が悪くなることを考えて、備えることができるのは、
 予想ができることのメリットだと思います。

 しかし、それも、度が過ぎると、不安で夜も眠れないということになって
 しまい、身体や精神が、まいってしまうかもしれません。

 そうならないために、こう考えると良いかもしれません。


■Think of what you want,
 instead of what you don't want.

 あなたが望むものを考えなさい、望まないものではなく。


■どうしたら、望むようになるか?

 そう考えると、頭がプラスのほうに働くようになっていく。

 こう信じて、自分に質問してみる。

 失敗しないようにがんばるのも良いですが、
 自分の理想の状態になるように、どうしたら良いか、考えて行動してみる。

 そちらのほうが、精神的には、辛くならないような気がします。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    あなたが望むものを考えなさい、望まないものではなく
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ どうしたらうまくいくか考えてみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月27日 17:00 スキルアップ | うまくいっている自分を想像しよう「日経ビジネス アソシエ」 | コメント (0) | トラックバック

『成功本50冊「勝ち抜け」案内』水野俊哉(著)

 ⇒『成功本50冊「勝ち抜け」案内』水野俊哉(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/seikou.html

-----------------------------------

■本書は、3部構成になっています。

 1部は、著者が、この本を書くようになるまでの話です。
 2部は、成功本50冊が紹介されています。
 3部は、多くの成功本に共通する成功法則です。

▼ ここに注目 ▼

 「この本はひこととで言うと、「成功本を読んでいるのに、なぜみんな貧乏
  なのか?」というテーゼについての“筆者のアンサー”である。」
                             (p.010)

■成功本を読んでも、なぜ成功しないのか?

 疑問に思う人もいると思います。

 この本の筆者の答えは、読んでもらうとして、
 その答え以外のことを書いてみたいと思います。


■それは、「偶然」です。

 「運」と言っても良いですし、「まぐれ」と言っても良いです。

 成功は「偶然」に左右されます。

 確率と言うと、わたしには一番しっくりきます。


■仮に、誰かが成功した方法で、まったく同じにやっても、
 うまくいくかどうかはわかりません。

 状況が異なれば、方法を変えたほうが良いかもしれません。


■では、なぜそんな偶然に左右されるようなことについて、知識を求めるのか。

 「偶然」以外で、成功するために必要なものは、知識と行動だからです。

 成功の確率を上げるためと言えるように思います。

 成功本を読んでも必ず成功するとは言えないが、その可能性、確率が高まる。

 そう考えるから、読むわけです。


■知識のないこと、知らないことを、実現できる人は、「すごい人」だと
 思います。
 (それが、「まぐれ」か「運」かは、その時点ではわかりにくいですが。)

 そういう「すごい人」には、本などの知識は必要ないかもしれません。

 しかし、知らないことを、実践、実現できない人は、
 知識が力になり得ます。

 だから、自分が「すごい人」でないとしたら、まずは、知ってみるという
 ことも、一つの方法だと思います。


■知った上で、行動する。

 そして、状況が異なれば、知識を応用する。

 そういう能力が、成功の確率を高めるには必要だと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    成功本50冊が紹介されています。
    また、1999~2007年のビジネス書のベストセラーも載っています。
    成功本について知りたい方や、成功について考えたい方が
    読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   成功本について知りたい方。


 ★『成功本50冊「勝ち抜け」案内』水野俊哉(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/seikou.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    成功本を読んでも必ず成功するとは言えないが、
◇    その可能性、確率を高めることはできる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 成功の可能性を高めるために、何をしますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月27日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『成功本50冊「勝ち抜け」案内』水野俊哉(著) | コメント (1) | トラックバック

2008年2月26日

「売れる営業」の科学「プレジデント」

 ⇒ 「売れる営業」の科学
   (「プレジデント」 2008.3.17 p.30~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/03/pre0317.html

-----------------------------------

■「資本主義社会にいるのだから、だれでも、セールスマンだ」、
 ということが言われるほど、売ることや営業というものは、
 重要なことかもしれません。

 この号の「プレジデント」の特集は、営業についてでした。

 アンケート調査から、その内容や対策について、書かれています。


■勤務時間の90%は売る作業以外に消えている

 このアンケート調査によると、勤務時間の約10%しか営業に使っていないと
 いうセールスパーソンが8割近くだそうです。

 顧客と接点を持っている時間が、かなり少ないということです。


■他のことをやるために、時間がとられているということでしょう。

 これでは、なかなか売上が増えないのも、うなずけます。

 対処法としては、何に時間を使っているか測って、顧客と接点を持つ時間を
 増やす、とくに新規顧客にかける時間を増やすことということです。


■当たり前のことですが、なかなかできないものなのかもしれません。

 その理由は、個人にもあるかもしれませんし、会社の仕組みにもあるかも
 しれません。

 原因を見つけて、セールスパーソンが、売る時間を増やせるようにする、
 というのが、非常に重要なように感じました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    セールスパーソンの売る時間を増やす
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 売る時間が、十分ありますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月26日 17:00 セールス・営業 | 「売れる営業」の科学「プレジデント」 | コメント (0) | トラックバック

『はじめての課長の教科書』酒井穣(著)

 ⇒『はじめての課長の教科書』酒井穣(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/katyou.html

-----------------------------------

■課長の教科書ということで、本書では、課長に必要とされる考え方やスキル
 などについて書かれています。

 課長と言えば、中間管理職の代表のように思います。

 日本には、それなりの数の中間管理職が存在していると思いますが、
 本書で指摘されているように、案外、中間管理職のための本やノウハウと
 いうのは、あまり多くないと、わたしも感じていました。
 (リーダーシップの本などは、主に経営者向けだったりします。)

 そういう意味で、類書が少ないと言えるかもしれません。

▼ ここに注目 ▼

 「極端に言い切ってしまうならば、課長として最も大切な仕事は「部下の
  モチベーションを管理する」という仕事です。」(p.30)

■上司は部下の成果が自分の成果になるわけですから、部下のマネジメントが
 重要ということになります。

 部下をどうやって成果を生むように行動するようにするか。

 ここが、上司には重要なことになるでしょう。


■課長になるような人は、仕事に関しては、「できる人」でしょう。

 しかし、人のマネジメントについては、どうでしょうか。

 そういったことの教育を受けていないとしたら、
 簡単にできることではないでしょう。

 人の問題が一番むずかしいように感じます。


■出世などを目指すには、課長での業績などがポイントになることでしょう。

 課長とはどういうものなのか、どういったスキルや考え方などが必要になる
 のか、といったことを知っておくと、自分のキャリアの方向性などを考える
 際に、役立つと思います。

 課長はもちろんですが、ビジネスパーソンが読むと、
 参考になることが見つかるように思いました。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    課長の教科書ということで、本書では、課長に必要とされる考え方や
    スキルなどについて書かれています。
    課長として必要なことの基本がわかると思います。
    課長はもちろんですが、ビジネスパーソンが読むと、自分のキャリア
    を考える際に、参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   課長。
   ビジネスパーソン。


 ★『はじめての課長の教科書』酒井穣(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/katyou.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 課長として最も大切な仕事は「部下のモチベーションを管理する」こと

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ あなたの仕事で、最も大切な仕事は?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月26日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『はじめての課長の教科書』酒井穣(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月25日

 ソニー・コンピュータエンタテインメント・原点回帰で復活めざす

 ⇒ ソニー・コンピュータエンタテインメント・原点回帰で復活めざす
   (「日経ビジネス」 2008年2月25日号 p.40~)

-----------------------------------

■赤字が続いていたソニーのゲーム事業が2007年10~12月期に営業黒字に
 なったそうです。

 任天堂の好調と対照的に、あまり良い話が聞かれなかったソニーのゲーム
 事業ですが、ようやく良くなっていくのでしょうか。


■PS3の値下げによってPS3の売上が伸び、また携帯型ゲーム機PSPの販売が
 好調なようです。

 そして、今、原点回帰ということで、ゲームソフトのテコ入れを図っている
 そうです。

 ゲーム機ですから、ゲームがおもしろいかどうかが、
 購入の重要な要素になるでしょう。

 ですが、まだ、ヒット作が少ないというのが、PS3にはあるとのことです。


■今年は、PS3向けの大型ゲームソフトが投入されるようです。

 WiiやニンテンドーDSは相変わらず、好調なようです。

 好調な任天堂を相手に、任天堂にないおもしろいゲームをどれだけ発売
 できるか、というまさにゲーム機の原点を実行できるかどうかが、
 今後の競争で重要になっていくというところに来ているということです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    原点回帰で復活を目指す、ソニーのゲーム事業
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 原点を思い返してみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月25日 17:00 ビジネス |  ソニー・コンピュータエンタテインメント・原点回帰で復活めざす | コメント (0) | トラックバック

『会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます!』青木寿幸(著),竹内謙礼(著)

 ⇒『会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます!』
   青木寿幸(著),竹内謙礼(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/kaishano.html

-----------------------------------

■本書の内容は、タイトルのとおりで、会社の売り方、買い方、上場の仕方に
 ついて書かれています。

 小説風のストーリーで展開していきます。

 これは、上場の仕方や、会社の売り方、買い方について、理解しやすくする
 ためということです。

 たしかに、わかりやすかったです。

▼ ここに注目 ▼

 「上場を目指すのなら、人の意見をちゃんと聞き入れる度量が経営者には
  必要」(p.45)

■上場するには、たくさんの人間が関わることになる。

 しかも、利害が必ずしも一致しているとは限らないので、
 そういう人たちの意見を聞けるような大きさが、必要ということです。


■社長になるような人間は、ある意味、自分で何でも自由にやりたいから
 社長になるような面があると思います。

 そういう人間だとすると、この点は、むずかしいかもしれませんが、
 上場を目指すなら、人の意見を聞き入れる器が必要ということです。


■本書では、このような心構えから、具体的な数字なども、書かれています。

 上場の仕方、会社の売り方、買い方について、わかりやすく知りたい方が、
 読まれると、得るところがあると思います。

 わたしは、ありました。


■本書の「はじめに」に「「元気」にさせてくれる内容である」と
 書かれているように、わたしも、たしかに、読後は、元気・やる気が
 出てきたように思います。

 経営者の方や会社について考えたい方が読まれると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    小説風のストーリーで、会社の売り方、買い方、上場の仕方について
    書かれています
    わかりやすかったです。使える知識を得ることができたように
    思います。
    上場の仕方、会社の売り方、買い方について、わかりやすく知りたい
    方や経営者の方が、読まれると、得るところがあると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   上場の仕方、会社の売り方、買い方について知りたい方。


 ★『会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます!』
   青木寿幸(著),竹内謙礼(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/kaishano.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  上場を目指すのなら、人の意見を聞き入れる度量が経営者には必要

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 人の意見を聞き入れる度量がありますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月25日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます!』青木寿幸(著),竹内謙礼(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月22日

片山象三・中小企業経営者「あきらめなければ、失敗ではない」

 ⇒ 片山象三・中小企業経営者「あきらめなければ、失敗ではない」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080219/index.html )

-----------------------------------

■「あきらめなければ、失敗ではない」という言葉は、
 成功などについての話で、聞くことのある言葉です。

 とは言え、誰でもできることではないでしょう。


■この回の「プロフェッショナル」は、繊維機械を販売する片山象三氏でした。

 コストダウンを実現した織物生産システムをつくり、
 ものづくり日本大賞を受賞した方だそうです。


■その開発には、いろいろと困難があったということですが、
 あきらめようと思ったことはなかった、と言われていました。

 「希望の灯を消したくなかったから」

 だから、あきらめる気にはならなかったということです。


■中国には売らないそうです。

 というのは、産地のためにやっているからということです。

 何のためにやっているのか、その目的を忘れずにいるから、
 あきらめないで、続けられるのではないかと思います。

 現在も、新しい織物生産システムを開発しているそうで、
 これが完成すると、さらにコストが下がり、納期などが早くなるそうです。

 中国を追い抜くことができるかもしれないということです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    目的を忘れずに、続ける
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 目的を忘れていませんか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月22日 17:00 経営 | 片山象三・中小企業経営者「あきらめなければ、失敗ではない」 | コメント (0) | トラックバック

『頭はいいのに… なぜうまくいかない』アレン・ウィーナー(著)

 ⇒『頭はいいのに… なぜうまくいかない』アレン・ウィーナー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/atamaha.html

-----------------------------------

■「能力はあるんだけど。。。」
 「頭は良いと思うんだけど。。。」

 という人が、あなたの周りにもいるかもしれません。

 もしくは、自分がそうかも、と思う方もいる(!?)かもしれません。


■本書は、そんな方に、コミュニケーションの方法を教えてくれています。

 自分の考えなどを、どううまく伝えるか、ということについて書かれて
 いますので、頭が良いか悪いかに関係なく、参考になることが見つかると
 思います。

▼ ここに注目 ▼

 「話すときは教師のように。聞くときは生徒のように」(p.199)

■話すときは、教師のような意識で話すと、良いということです。

 というのは、教師のように、人から評価されているものだからだそうです。

 人に教えるような意識で話すと、たしかに、伝わりやすいでしょうし、
 「教師」という立場を意識すると、変な話はできないと考えるのではない
 でしょうか。


■聞くときには、今度は生徒のように、何も知らないというように聞くと
 良いということです。

 聞くのは、重要であるが、なかなか難しいと、よく言われますが、
 生徒であると思って聞けば、熱心に聴くことができるでしょう。


■本書は、このように、どのようにコミュニケーションすると良いか、という
 ことについて教えてくれています。

 頭が良いか悪いかにかかわらず、参考になることが見つかることと思います。

 わたしも、いろいろと見つけることができたので、
 活用してみたいと考えています。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    自分の考えなどを、どううまく伝えるか、ということについて書かれ
    ています。
    コミュニケーションの基本から、信頼の得方などについてわかります。
    コミュニケーションを改善したい方が読まれると、なるほどと思う
    ことがいろいろと見つかることと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   コミュニケーションを改善したい方。

 ★『頭はいいのに… なぜうまくいかない』アレン・ウィーナー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/atamaha.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    話すときは教師のように。聞くときは生徒のように

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 話すときは教師のように、聞くときは生徒のようにしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月22日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『頭はいいのに… なぜうまくいかない』アレン・ウィーナー(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月21日

窪山哲雄・ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル社長「客を満足させるサービスとは?」

 ⇒ 窪山哲雄・ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル社長
   「客を満足させるサービスとは?」
   (「カンブリア宮殿」 2008年2月18日放送分
    http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080218.html )

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■洞爺湖サミットの会場に選ばれた、ザ・ウィンザーホテル洞爺。

 そのウィンザーホテルの社長である窪山哲雄氏が、
 この回の「カンブリア宮殿」ゲストでした。


■再建する際に、不況時だったが高級路線をとった理由について、
 答えられていました。

 安定的に顧客を育てるほうが良いと考えたからだそうです。

 「文化を埋め込んでいかないと、ホテルはうまくいかない」とも
 言われていました。


■会社にも、文化というものがあると言われますが、
 ホテルには、とくにそういったものが必要なのでしょう。

 また、北海道には、高級路線が欠けていたので、
 市場をつくろうと考えたそうです。


■その後の努力によって、現在では、黒字化しているとのこと。

 サミットの開催後は、ますます人気になるのではないでしょうか。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    ホテルには文化を埋め込んでいかないとうまくいかない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ あなたの会社の文化は?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月21日 17:00 ビジネス | 窪山哲雄・ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナル社長「客を満足させるサービスとは?」 | コメント (0) | トラックバック

『不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか』河合太介(著),高橋克徳(著),永田稔(著),渡部幹(著)

 ⇒『不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか』
   河合太介(著),高橋克徳(著),永田稔(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/fukigen.html

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■楽しい職場で働きたい。

 多くの人がこう思っていることでしょう。

 しかし、最近は、ギスギスしている不機嫌な職場が増えているようです。


■本書では、その背景や原因などについて書かれています。

 そして、職場の関係などを改善する方法についても、書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「「協力し合える組織をつくる」。このシンプルな問いを解くためには、
  これから紹介するような方法論を、多角的に仕掛けていくことが大切なの
  である。」(p.144)

■一つの解決策だけで、改善されるわけではないということです。

 いろいろな仕組みや仕掛けなどをつくっていって、実施していくことで、
 時間をかけて変えていくことが必要なのだと思います。

 本書以外にも、『上司のすごいしかけ』などが参考になるかもしれません。
  http://www.bizpnet.com/book/2006/03/sikake.html


■職場の雰囲気や人間関係など、改善するための仕掛けや仕組みなどがあると、
 楽しい職場になっていくのではないでしょうか。

 職場の雰囲気などを改善したい方が、読んでみると、
 何かしら参考になることが見つかるかもしれません。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    不機嫌な職場の背景や原因などについて書かれています。
    そして、職場の関係などを改善する方法についても、書かれています。
    職場の雰囲気などを改善したい方が、読んでみると、
    何かしら参考になることが見つかるかもしれません。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   人事担当者。
   経営者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『上司のすごいしかけ』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/03/sikake.html

  『フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方』
   http://www.bizpnet.com/book/2004/10/fish.html

  『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/11/hako.html

 ★『不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか』
   河合太介(著),高橋克徳(著),永田稔(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/fukigen.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    協力し合える組織をつくるための仕掛けや仕組みをつくる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 協力し合える組織をつくる仕掛けや仕組みがありますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年2月21日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか』河合太介(著),高橋克徳(著),永田稔(著),渡部幹(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月20日

ハートを強くするめざせ!メンタルタフネス

 ⇒ ハートを強くする めざせ!メンタルタフネス
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.03.04 p.022~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/03/aso0304.html

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■この号の「アソシエ」の特集は、メンタルタフネスということで、
 精神的な強さなどについて、紹介されています。

 「タイプ別「陥りやすいストレス」」という、自分のタイプ診断ができる
 ものや、プレッシャーにどう対処するかということなどについて
 書かれていました。


■おもしろいなと思ったのは、サイボウズ社長の青野慶久氏の話です。

 物事を「事実」と「解釈」にわけることで、
 プレッシャーから解放されるということです。

 事実は事実として受け止めて、できることをやっていく。

 解釈で、悪いほうに拡大解釈しない。

 こういったコツを、言われていました。


■不安などが起こるのは、将来悪いことが起こると考えるからです。

 このような考えは、将来に備えるために必要ではありますが、
 過度になると、不安やストレスなどになって、心理的に追い詰められて
 しまうことでしょう。

 不安であろうとなかろうと、結局、できることをやっていくしかないので、
 悪いほうに拡大解釈して、精神的に辛くならないようにしたほうが、
 良いわけです。


■その方法として、物事を「事実」と「解釈」にわけるということでしょう。

 そして、事実を改善できるように、行動していく。

 プレッシャーや不安をなくすための方法として、良いように思いました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    物事を「事実」と「解釈」にわけて、
□    事実を改善できるように、行動していく
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 悪いほうに、拡大解釈していませんか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月20日 17:00 その他 | ハートを強くするめざせ!メンタルタフネス | コメント (0) | トラックバック

『ソリューション・フォーカス』ポール・Z・ジャクソン(著),マーク・マカーゴウ(著)

 ⇒『ソリューション・フォーカス』
   ポール・Z・ジャクソン(著),マーク・マカーゴウ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/solution.html

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■本書の主張は、非常に簡単です。

 問題ではなく、解決(ソリューション)に焦点を当てよう、ということです。

 その理由は、それがうまくいくから、ということですが、
 あまり一般的な考え方ではないでしょう。


■というのは、問題が起こったり、発見されたら、その原因を考えるか
 見つけようとすることが多いからです。

 ですから、本書の主張は簡単ですが、簡単に実践できるかというと、
 そうではないかもしれません。

 とは言え、すぐに実践できないかもしれませんが、本書に書かれている方法
 やツールを使うことで、変わっていくことができるように感じました。

▼ ここに注目 ▼

 「不可能で扱いにくいものではなく、可能で変化させうるものに焦点を
  合わせることが目的なのだ。どうとらえるかについての議論で時間を無駄
  にするより、何が起こってほしいのかという点で意見を一致させよう。」
                              (p.184)

■問題や原因に焦点を当てると、どう思うかで、意見がわかれてしまい、
 解決せずに時間が無駄になってしまうことがあります。

 そうするのではなく、未来がどうなったらよいか考えることで、
 意見を一致させて、行動に移れるようにしたほうが良いということです。

 どんな問題でもこのように解決しようとすることが良いというわけではない
 ですが、複雑な問題や人間が絡んだ問題は、このように考えたほうがうまく
 いくことが多いということです。

 この辺りの詳しい話は本書を読んでみてください。


■本書の副題は、「組織の成果に直結する問題解決法」です。

 本書の方法は、組織において、成果を出しやすくするそういう方法論のよう
 に思いました。

 成果を出しやすい組織にしたい方が、読んで実践してみると、
 何かしら得るところがあるように思います。

 個人でも使える部分があると思いますので、
 わたしも実践してみるつもりです。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    問題ではなく、解決(ソリューション)に焦点を当てよう、という
    ことが書かれています。
    問題や原因を探るのではなく、ソリューションにフォーカスする。
    その考え方や方法、ツールなどが紹介されています。
    成果を出しやすい組織に変えたい方が読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   マネージャー


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『秘伝すごい会議』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/11/sugoika.html

 ★『ソリューション・フォーカス』
   ポール・Z・ジャクソン(著),マーク・マカーゴウ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/solution.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    何が起こってほしいのかという点で意見を一致させよう

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 未来をどうしたいですか?

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2008年2月20日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『ソリューション・フォーカス』ポール・Z・ジャクソン(著),マーク・マカーゴウ(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月19日

三国志「考えて動ける部下をつくる仕かけ」

 ⇒ 三国志「考えて動ける部下をつくる仕かけ」
   (「プレジデント」 2008.3.3 p.109
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/03/pre0303.html

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■部下が、自分で考えて動いてくれたら。。。

 そう思うのは、上司が楽をしたいからというのもあるかもしれませんが、
 やはりそういう人材が優秀であるからというのが、あるでしょう。

 この「プレジデント」の記事では、
 『三国志』の中で、呉の孫権が、部下の呂蒙(りょもう)を考えて動ける
 人材にするためにとった方法について紹介されています。


■その仕かけとは、歴史書を読めと薦めたそうです。

 「理論」と「ノウハウ」という2系統の歴史書を薦めたということで、
 これをきっかけに、呂蒙は、学問に目覚めたそうです。


■実務経験がある人が、自分の実務に役立つことや自分が苦労してきたこと
 などが書かれている本などを読むと、興味深く読むことができるでしょう。

 ですから、部下に、適切な本を薦めることができれば、
 部下のやる気につながるでしょうし、自分で考えて動けるようになるかも
 しれません。


■もちろん、必ずしもそうなるとは限りませんし、
 自分自身が良書を知らなければ、薦めることもできません。

 直接部下を指導するというやり方もあるでしょうが、
 このように間接的に、教えるという方法もあるわけです。

 とは言え、まずは、自分が良書を知らなければ、できない方法ですので、
 自分が読書をしないことには、むずかしいでしょう。


■昔から、読書の価値はこういうところにもあるということがわかります。

 読書にはそういう価値があるわけですが、現代はネット時代ですから、
 本を読む人にしろ、読まない人にしろ、このメルマガを読むように薦めて
 みるというやり方もあると思います(笑)

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    部下に、良書を薦めてみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 部下が考えて動けるようにするには?

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2008年2月19日 17:00 経営 | 三国志「考えて動ける部下をつくる仕かけ」 | コメント (0) | トラックバック

『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』ナシーム・ニコラス・タレブ(著)

 ⇒『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』
   ナシーム・ニコラス・タレブ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/magure.html

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■本書の著者、ナシーム・ニコラス・タレブ氏は、トレーダーであり大学教授
 ということです。

 本書のテーマは、ランダムネス(不規則性)です。

 著者が、トレーダーであることなどから、主に投資を題材として、
 不確実性や確率、といったことが書かれています。


■本書のタイトルにあるように、「まぐれ」についても書かれています。

 偶然というのか、まぐれというのか、運というのか、
 そういった類の話です。

 たまたま、まぐれで勝っている投資家についてなどが、出てきます。

 それが、なぜまぐれなのかは、本書を読んでみてください。

▼ ここに注目 ▼

 「私たちを行動へと駆り立てる情緒という装置にはニュアンスがわからない。
  物事を理解するのは効率が悪いのである。」(p.227)

■本書で何度か言われているのは、多くの人間の心は確率というものを
 理解しやすいようにはできていないということです。

 (だから、というからだけではないかもしれませんが、本書も理解しにくい
  面もあると思います。)


■理屈などを理解するよりは、だいたいの勘のようなもので、行動するほうが
 効率的ということです。

 この辺りの話は、行動経済学などで言われるヒューリスティックという
 話ですね。

 行動経済学などに興味がある方は、本書で言われている事は、
 理解しやすいように思います。

 行動経済学を知らない方は、『行動経済学』などとあわせて読まれると
 良いでしょう。
  http://www.bizpnet.com/book/2006/07/koudou.html


■不確実性やランダム性などは、未来をどう考えるかについての話でも
 あります。

 戦略は未来について考えることですから、戦略などにも関連してきます。

 最近、紹介した『その数学が戦略を決める』や『戦略のパラドックス』など
 ともつながる話です。
  http://www.bizpnet.com/book/2008/01/suujiga.html
  http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html


■本書では、生物学や経済学などの様々な「科学」からの知恵を借りています。

 本書のおもしろいところは、著者が、考えを実践にどう活かそうと
 しているかというところだと思いました。

 考えを実践するにはどうしたら良いかということを考えている人には、
 おもしろく感じられるかもしれません。

 理屈なんかどうでも良い、という人には、おもしろくもなんともないかも
 しれません。

 そもそも、そういう人は、本書のような本は読まないかもしれませんが。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書の著者、ナシーム・ニコラス・タレブ氏は、トレーダーであり
    大学教授の方だそうです。
    ランダムネス(不規則性)について書かれています。
    投資や科学、確率の関係というのでしょうか。
    そういうことが書かれています。
    ランダムネス、確率、不確実性に興味がある方や
    理論と実践などに興味がある方が読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ランダムネス、確率、不確実性に興味がある方。
   科学が好きな方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『行動経済学』友野典男
    http://www.bizpnet.com/book/2006/07/koudou.html

 ★『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』
   ナシーム・ニコラス・タレブ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/magure.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 私たちを行動へと駆り立てる情緒という装置にはニュアンスがわからない。
◇ 物事を理解するのは効率が悪いのである。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 自分の感情を、どう扱っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月19日 16:59 【書評・感想文】 その他 | 『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』ナシーム・ニコラス・タレブ(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月18日

「メタボ」2兆円市場にアイデア商品が続々

 ⇒ 「メタボ」2兆円市場にアイデア商品が続々
   (「日経ビジネス」 2008年2月18日号 p.22)

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■中高年男性の2人に1人が該当するといわれるメタボリックシンドローム。

 その関連市場は、2兆円にもなるそうです。

 そんな市場に、アイデア商品がいろいろとあるようです。


■カロリーが計れるお茶碗(1260円)

 お茶碗の内側に、2本のグレーの線が引いてあるお茶碗です。

 下のラインで160キロカロリー、上のラインで240キロカロリーと
 カロリーがわかるようになっているそうです。


■これは、便利ですね。

 ご飯を食べる際に、どれくらいのカロリーか大体わかるわけですから。

 他にも、同じようなアイデアで、ビールジョッキもカロリー量をわかるよう
 にしてあるものもあるそうです。


■こうやって、どれだけカロリーをとっているか、見える化して、
 知ることで、カロリーを減らすための工夫になっているということです。

 メタボ対策も、見える化で行うと、うまくいくかもしれません。

 ただ、本人が、本当に対策しようと思わなければ、対策は実行
 されないかもしれませんが。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    メタボ対策も、見える化で。
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ メタボ対策していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月18日 17:00 経済 | 「メタボ」2兆円市場にアイデア商品が続々 | コメント (0) | トラックバック

『稼ぐ人を逃がさない「採用」「面接」の技術』谷所健一郎(著)

 ⇒『稼ぐ人を逃がさない「採用」「面接」の技術』谷所健一郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/saiyoug.html

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■人材採用では、売り手市場になっていると聞きます。

 そんな中で、どうやって人材を獲得するのか、求人の方法や面接の方法に
 ついて書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「採用したい人材の能力、適性を明確にしよう」(p.28)

■売り手市場であるからと言って、誰でも良いわけではないでしょう。

 求める人材像が曖昧なままでは、求人広告などもどうやって伝えるか、
 曖昧になってしまいます。

 というわけで、採用したい人材を明確にすることは重要です。


■本書では、このような採用や面接などでの技術、心得などについて書かれて
 います。

 また、付録として、面接チェックシートなどがありますので、
 面接の際に、どのようなことを聞くと良いかなどがわかります。

 採用や面接について知りたい経営者、人事担当者の方が、参考にされると
 良いと思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.2)

    人材の採用や面接について書かれています。
    採用や面接の技術、心得について、教えてくれています。
    面接チェックシートなどがありますので、活用できることでしょう。
    採用や面接について知りたい経営者、人事担当者の方が、
    参考にされると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   人事担当者。
   経営者。


 ★『稼ぐ人を逃がさない「採用」「面接」の技術』谷所健一郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/saiyoug.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    採用したい人材の能力、適性を明確にしよう

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 採用したい人材は明確ですか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月18日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『稼ぐ人を逃がさない「採用」「面接」の技術』谷所健一郎(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月15日

武部聡志・音楽プロデューサー「心揺さぶる歌は、こうして生まれる」

 ⇒ 武部聡志・音楽プロデューサー「心揺さぶる歌は、こうして生まれる」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」2008年2月12日放送分
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080212/index.html )

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■2000曲以上の歌に関わってきたという、音楽プロデューサーの武部聡志氏が
 この回の「プロフェッショナル」でした。

 これだけの数の歌ですから、誰でもどこかで聴いたことがある歌を
 つくっている人と言えると思います。


■流行は追いかけない

 アーティストの血を形にしたいから、流行は追いかけないそうです。

 というのは、その人の内側にあるものでないと、
 人の心を動かせないと考えるからだそうです。


■自分の経験したことでないと、なかなか理解や実感ができないということと
 関係があるように思いました。

 だから次のような言葉につながるのではないでしょうか。

 苦しみ抜いた者だけが、人の心を動かせる。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    苦しみ抜いた者だけが、人の心を動かせる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 生みの苦しみを味わっていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月15日 17:00 その他 | 武部聡志・音楽プロデューサー「心揺さぶる歌は、こうして生まれる」 | コメント (0) | トラックバック

『トヨタの社長にホンダを売る方法』牛澤毅一郎(著)

 ⇒『トヨタの社長にホンダを売る方法』牛澤毅一郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/uruhou.html

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■本書は、営業のノウハウについての本です。

 著者の牛澤毅一郎氏は、外資系保険会社で世界3位の成績を取ったことが
 ある方だそうです。


■営業のノウハウの本は、いろいろありますが、わかりやすかったです。

 なるほどと思うことも、見つけることができました。

 営業のノウハウなどを知りたい方は、読んでみて下さい。

▼ ここに注目 ▼

 「全員に同じ営業をやらせるのではなく、個別にその社員が得意な方法で
  営業できる道を導き、プロデュースしてあげるべきです。」(p.186)

■これは、社長などの役割について言われていることです。

 セールスパーソンに合った営業方法をできるように指導することが、
 求められるということです。


■営業方法は個々人に合ったものがあると思います。
 (営業方法に限ったことではないですが。)

 適性にあったやり方をできると、成績が上がりやすいので、
 その方法を実行できるように、社長などがプロデュースできると良いという
 ことです。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    営業のノウハウについて書かれています。
    著者の牛澤毅一郎氏は、外資系保険会社で世界3位の成績を取った
    ことがある方だそうです。
    わかりやすく、活用できそうなことも見つかりました。
    営業方法やノウハウなどを知りたい方は、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   セールスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『私はこうして全米ナンバーワンの営業マンになった』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/02/no1sales.html

  『私の営業方法をすべて公開します!』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/08/wataei.html

 ★『トヨタの社長にホンダを売る方法』牛澤毅一郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/uruhou.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 個別にその社員が得意な方法で営業できる道を導き、プロデュースする

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 自分に合った成果の出る営業方法で営業していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月15日 16:59 【書評・感想文】 セールス・営業 | 『トヨタの社長にホンダを売る方法』牛澤毅一郎(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月14日

堀之内九一郎、生活創庫社長「ゴミの山は、宝の山だ!~リサイクルショップに見る、大量消費社会の現実~」

 ⇒ 堀之内九一郎、生活創庫社長
   「ゴミの山は、宝の山だ!
    ~リサイクルショップに見る、大量消費社会の現実~」
   (「カンブリア宮殿」 2008年2月11日放送分
    http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080211.html )

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■この回の「カンブリア宮殿」のゲストは、生活創庫社長、堀之内九一郎氏
 でした。

 生活創庫は、リサイクルショップということで、
 「ゴミをカネに変える方法」について紹介していました。


■ゴミをカネに変える方法

  1 手当たり次第に集める
  2 1つ1つ丁寧に洗う
  3 徹底して修理
  4 人気のスタイルに変える
  5 使い道を変える

 このように、加工したりして、売っているということです。

 「流通業ではなく、加工業」と言われていましたが、
 たしかに、そのようです。


■捨てればゴミ、分ければ資源、という言葉がありますが、
 加工すれば商品、ですね。

 手を加えれば、価値が付くということが、よくわかりました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    ゴミも手を加えれば、商品になり得る
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ どうやって価値あるものにしますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月14日 17:00 ビジネス | 堀之内九一郎、生活創庫社長「ゴミの山は、宝の山だ!~リサイクルショップに見る、大量消費社会の現実~」 | コメント (0) | トラックバック

『すべての「見える化」で会社は変わる』長尾一洋(著)

 ⇒『すべての「見える化」で会社は変わる』長尾一洋(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/smieru.html

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■見えるようにすることを「見える化」と言います。

 整理整頓なども、色分けなど見えるようにして、わかりやすく行うと、
 実行しやすくなるということなどがあります。

 トヨタなど製造業で始められたことのように思います。


■本書では、おもに経営の「見える化」について書かれています。

 経営戦略やアクションプランなどの見える化について、取り上げられて
 います。

▼ ここに注目 ▼

 「仮説→検証スパイラルとは、「見えれば気付く」→「気付けば動く」→
  「動けば変化する」→「変化を目に見えるようにする」というサイクルを
  クルクルと回していくことです。」(p.19)

■仮説検証を行うことが大切と言われます。

 その仮説の際に、見えるようにしてあると、サイクルが回りやすいという
 ことです。

 見えるようにしていないと、サイクルが回りにくいとも言えると思います。


■人は忘れてしまうからでしょうか。

 決めたことなどを実行しなくなったりします。

 決めたことを実行していないと気付くことがないと、
 修正することはないでしょう。

 アクションプランを実行できているかなど、目に見えるようにすることで、
 修正しやすくなります。


■本書では、このような経営における「見える化」をどう行うか、ということ
 について書かれています。

 経営の「見える化」を考えている経営者の方などが読まれると良いでしょう。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書では、おもに経営の「見える化」について書かれています。
    経営戦略やアクションプランなどの見える化について、取り上げら
    れています。
    経営の「見える化」を考えている経営者の方などが読まれると良い
    でしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   経営の「見える化」を考えている方。


 ★『すべての「見える化」で会社は変わる』長尾一洋(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/smieru.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    見える化して、仮説検証サイクルを回りやすくする

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 仮説検証を見える化していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月14日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『すべての「見える化」で会社は変わる』長尾一洋(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月13日

「土地・マンション」の新知識50

 ⇒ 「土地・マンション」の新知識50
   (「プレジデント」 2008.3.3 p.25~ 
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/03/pre0303.html

-----------------------------------

■この号の「プレジデント」の特集は、土地とマンションなど住まいについて
 です。

 土地やマンション、家の購入を考えている人には、興味深い内容のように
 思います。

 土地やマンションの購入意欲がないわたしのような人には、あまり関係ない
 かもしれません。

 が、面白いと思った記事もありました。


■「土地が安く、しかも安心、そんな街も数こそ少ないものの確かに存在する」

 住めば都とは言いますが、安くて安心、住みやすい。

 そんなところがあれば、住んでみたいものです。

 この記事では、お買い得ランキングなど、いろいろなランキングで、
 そんな場所を教えてくれています。


■東京23区の「住みやすさ」ランキング

 武蔵野市が、1位になっています。

 吉祥寺などがある市ですが、緑がある環境と商業施設もある点で、
 満足度が高いようです。


■住んでみないと、なかなかわかりませんが、
 候補をしぼることはできるかもしれません。

 住まいについて、他にも参考になることが見つかると思います。

 住まいは重要ですから、興味がある方は、読んでみてください。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□ 土地が安く、しかも安心、そんな街も数こそ少ないものの確かに存在する
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ あなたが住みたい街は?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月13日 17:00 その他 | 「土地・マンション」の新知識50 | コメント (0) | トラックバック

『地域トップ中小企業の社長が書いた「理想のNo.2」のつくり方』森下吉伸(著)

 ⇒『地域トップ中小企業の社長が書いた「理想のNo.2」のつくり方』
   森下吉伸(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/risouno2.html

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■社長は、孤独だと言われます。

 相談などができる人がいない、理解者がいないということから、
 このようなことが言われるのだと思います。

 たしかに、最終的な責任は社長にあるわけで、
 相談などで決めるわけにはいかないこともあるでしょう。

 しかし、全部が全部そうなわけではないですし、
 人の力を借りることも、必要だと思います。


■本書では、理想のNo.2のつくり方について書かれています。

 社長である自分の考えを理解して実行する、右腕のようなNo.2がいたら、
 良いですよね。

 そういうNo.2をどう見つけて育てるか、ということが書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「理想のNo.2は、必ず、孤独な社長業からオサラバさせてくれるのです。」
                              (p.41)

■社長の考えを理解して、実行してくれるような理想のNo.2であれば、
 孤独ではないはずです。

 ですから、このようなNo.2がいることで、孤独な社長業からオサラバできる
 わけです。

 ですが、そんな理想が実現できるのでしょうか。

 そのような疑問や興味がある社長の方は、本書を読んでみると良いと
 思います。

 何らかのヒントが見つかることでしょう。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書では、理想のNo.2のつくり方について書かれています。
    理想のNo.2をどう見つけて育てるか、ということが書かれています。
    孤独な社長業からオサラバしたい社長や、理想のNo.2をつくりたい
    経営者の方が、読まれると、何かしらヒントが見つかると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   理想のNo.2をつくりたい方。


 ★『地域トップ中小企業の社長が書いた「理想のNo.2」のつくり方』
   森下吉伸(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/risouno2.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    理想のNo.2は、孤独な社長業からオサラバさせてくれる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 理想のNo.2が、いますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月13日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『地域トップ中小企業の社長が書いた「理想のNo.2」のつくり方』森下吉伸(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月12日

幸せな工場

 ⇒ 幸せな工場
   (「日経ビジネス」 2008年2月11日号 p.24~)

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■製造業などの派遣社員や請負社員の待遇が良くないということが、
 報道されています。

 派遣労働者の2009年問題などを抱える製造業において、
 請負や派遣とどのような関係を築いて、対応するかについて、
 この号の「日経ビジネス」の特集は取り上げています。


■いくつかの事例が紹介されています。

 トヨタ自動車九州では、派遣社員を対象にした「評価制度」をつくっている
 そうです。

 評価された人は、正社員候補として推薦されるそうです。

 このような仕組みが、モチベーションにつながっているということです。


■他にも、「幸せな工場」を目指すためのポイントが紹介されています。

 「幸せな工場」への5か条

 1 派遣・請負会社を対等なパートナーとして位置づける
 2 外部人材への教育投資を惜しまない
 3 一時的なコストアップを許容する
 4 正規・非正規社員のベストミックスを考える
 5 横並び、指導逃れで事を終わらせない


■コストを下げることだけを考えた、派遣社員や請負社員の活用では、
 今後は、うまくいかないということがあるということがわかります。

 派遣・請負社員を含め、どうやって、価値を高めて行くのか。

 そういうことを、実践していくことが求められているということです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    派遣・請負社員を含め、価値を高めていく
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 派遣・請負社員も含めて、価値を高めようとしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月12日 17:00 経済 | 幸せな工場 | コメント (0) | トラックバック

『有価証券報告書を使った決算書速読術』望月実(著),花房幸範(著)

 ⇒『有価証券報告書を使った決算書速読術』望月実(著),花房幸範(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/yuuka.html

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■本書は、有価証券報告書の読み方について書かれています。

 わたしは、有価証券報告書をあまり読んだことがないので、
 参考になりました。

 株投資を行っている方などにも、参考になるかもしれません。

▼ ここに注目 ▼

 「有価証券報告書を読むコツは、最初から順番に読むのではなく、どんな
  情報を取り出したいかを意識してから読むことです。」(p.023)

■有価証券報告書を読むコツは、こういうところにあるということです。

 おそらく、何かを読む際のコツは、どんな情報を得たいかはっきりさせて
 おくことだと思います。

 目的をはっきりさせるということです。


■そして、目的をはっきりさせると良いというのは、自己啓発や成功本などに
 よく書かれていることです。

 本を読むコツも、人生を良くするコツも、同じところがあるということ
 でしょう。

 もちろん、これだけで、成功したりするわけではないですが。


■本書では、こういった基本的な有価証券報告書の読み方や、
 ドトールとスターバックスの有価証券報告書の読み比べからビジネスモデル
 などを考えるなどの事例などについて書かれています。

 有価証券報告書の読み方を知りたい方が読まれると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書は、有価証券報告書の読み方について書かれています。
    実例から有価証券報告書の読み比べなどについても書かれています。
    有価証券報告書の読み方を知りたい方が読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   経営者。


 ★『有価証券報告書を使った決算書速読術』望月実(著),花房幸範(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/yuuka.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    有価証券報告書を読むコツは、どんな情報を取り出したいかを
◇    意識してから読むことです。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 有価証券報告書を読んでいますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月12日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『有価証券報告書を使った決算書速読術』望月実(著),花房幸範(著) | コメント (1) | トラックバック

2008年2月11日

節目に「座右の本」を読む

 ⇒ 節目に「座右の本」を読む
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.02.19 p.085
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/02/aso0219.html

-----------------------------------

■座右の本がありますか?

 と聞かれて、答えられる人と答えられない人がいると思います。

 わたしは、あまりに多く読みすぎているからか、なかなか答えられません。


■とは言え、ときおり読み返す本があります。

 それは、『7つの習慣』です。

 節目なのかどうかはわかりませんが、何かのタイミングで読み返している
 ように思います。


■そして、読み返すたびに、自分を振り返っている気がします。

 そういう自分の行動などを振り返りたいときや、新しいことを始めたいとき
 などに読んでいるのかもしれません。


■このような節目のようなときに読む本があると、
 考えることなどができて良いと、感じています。

 何度も読み返してみたくなる、そんな本があると、
 自分の軸のようなものができて来るように思います。

 数多くの本を読んでいくと、自然にそういう本が出てくるものなのかも
 しれませんが、自分の本棚などから、探してみるというのもありでしょう。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    節目に「座右の本」を読む
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ あなたの「座右の本」は?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月11日 17:00 スキルアップ | 節目に「座右の本」を読む | コメント (0) | トラックバック

『地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」』細谷功(著)

 ⇒『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』細谷功(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/jiatama.html

-----------------------------------

■シカゴにピアノ調律師は何人いるか?

 このような問題を解くには、あなたはどのように解くでしょうか。

 本書では、「フェルミ推定」という、推定によって、こういった問題を
 解決していく方法について書かれています。


■考える力をつけるために、
 「結論から考える」、「全体から考える」、「単純に考える」といった
 考え方を教えてくれています。

 たしかに、これら3つは、考える際の考え方です。

 わたしも、他の本などで、こういったことが言われているので、
 これら3つは、心がけるようにしています。

 このような考え方を知っておくことで、
 今よりも、うまく考えることができるようになると思います。

▼ ここに注目 ▼

 「適切なコミュニケーションに不可欠な「座標系の一致」」 (p.129)

■考えるという話とは、少しずれますが、人とのコミュニケーションで、
 うまくコミュニケーションできないときに、よくあることが、
 話している前提が違っていたりすることです。

 本書では、待ち合わせでうまく待ち合わせできないことが、例にあげられて
 います。

 駅の東口と西口を間違えたりすると、待ち合わせができなかったりします。

 座標軸がずれているわけです。

 価値観や世界観、前提が合っていないと、うまくコミュニケーションを取る
 ことができなかったりするわけです。


■本書では、いろいろな本などで言われている、考える際の枠組みや考え方を
 教えてくれています。

 もちろん、考え方というものは、本書で書かれていることだけでは
 ありません。

 しかし、一冊で、ある程度まとめて知ることができる点が良いです。

 自分で考える力を磨きたい方が、読まれると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     本書では、「フェルミ推定」という、推定によって、
     問題を解決していく方法について書かれています。
     考える際の枠組みや考え方を教えてくれています。
     一冊で、ある程度まとめて知ることができる点が良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   自分で考える力を磨きたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『戦略「脳」を鍛える』御立尚資(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2004/10/senryaku.html

 ★『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』細谷功(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/jiatama.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    適切なコミュニケーションには「座標系の一致」が不可欠

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 座標軸が一致していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月11日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」』細谷功(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 8日

岸田周三・フレンチシェフ「若き求道者、未踏の地へ」

 ⇒ 岸田周三・フレンチシェフ「若き求道者、未踏の地へ」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年2月5日放送分
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080205/index.html )

-----------------------------------

■この回の「プロフェッショナル」は、ミシュランガイドで、
 日本人としてフレンチの世界で初めて三つ星を獲得したシェフ・岸田周三氏
 でした。

 33歳の現役最年少の三つ星ということです。


■「昨日より今日、今日よりも明日」

 そんな岸田氏は、「昨日より今日、今日よりも明日」という言葉を
 大切にしているとのことです。

 師、スカル・バルボ氏との関係の中で、このようなことを、
 大切にしようと考えるようになったそうです。


■日々改善、日々進化。

 このような言葉と同じようなことを言っているのだと思います。

 わたしもこうありたいというか、そういう気持ちで、このメルマガなどを
 書いています。

 そうは言っても、ときには、手を抜きたいというか、気持ちの乗らないとき
 もあります。

 そういうときもありながらも、成長していくことを忘れずにやって
 いきたいです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    昨日より今日、今日よりも明日
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 日々改善していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 8日 17:00 スキルアップ | 岸田周三・フレンチシェフ「若き求道者、未踏の地へ」 | コメント (0) | トラックバック

『バフェットの教訓』メアリー・バフェット(著),デビッド・クラーク(著)

 ⇒『バフェットの教訓』メアリー・バフェット(著),デビッド・クラーク(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/buffet.html

-----------------------------------

■株式投資をやっている方なら、知っていることでしょう。

 ウォーレン・バフェット氏。

 世界2位の資産家ということで、有名です。


■本書は、そのバフェット氏の125の教訓について書かれています。

 教訓ということで、哲学書のような、人生訓のような感じの本です。

▼ ここに注目 ▼

 「人は経験から学ぼうとするが、他人の経験から学べるならそれに越した
  ことはない」(p.86)

■他人の経験、とくに失敗から学べるならば、それに越したことはないと
 いうことでしょう。

 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、と言います。

 本書は、バフェットという先達から学ぶことができる一冊です。

 投資だけでなく、企業経営や人生にも生かせるようなことが、見つかること
 と思います。

 他人の経験から学びたい方が、読まれると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    ウォーレン・バフェット氏の125の教訓について書かれています。
    本書は、バフェットという先達から学ぶことができる一冊です。
    株式投資だけではなく、企業経営や生き方にも生かせることが
    見つかると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   株式投資をする方。
   経営者。

 ★『バフェットの教訓』メアリー・バフェット(著),デビッド・クラーク(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/buffet.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 人は経験から学ぼうとするが、他人の経験から学べるならそれに越した
◇ ことはない

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 他人の経験から学んでいますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 8日 16:59 【書評・感想文】 その他 | 『バフェットの教訓』メアリー・バフェット(著),デビッド・クラーク(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 7日

坂根正弘コマツ会長「世界に羽ばたく日本のモノづくり~どん底からのダントツ経営改革に学べ! 」

 ⇒ 坂根正弘コマツ会長「世界に羽ばたく日本のモノづくり
   ~どん底からのダントツ経営改革に学べ! 」
   (「カンブリア宮殿」 2008年2月4日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080204.html )

-----------------------------------

■3期連続、最高益を更新しているコマツ。

 この回の「カンブリア宮殿」のゲストは、コマツ会長の坂根正弘氏でした。


■現在は好調なコマツですが、6年前に、赤字になったそうです。

 このため改革を行ったそうですが、
 事実を把握することが、改革では重要だったということです。

 その話の際に、坂根会長がこのようなことを言われていました。

 「会社は、「見える化」の勝負をしている」


■強いところ、弱いところ。

 うまくいっていること、うまくいっていないこと。

 何かを改革しようとするなら、そういったことを把握することが、
 必要でしょう。


■そのときに、見えるようにしておくことが、重要になってくるのだと
 思います。

 見えていない、把握できていないことは、何から手をつけてよいのか、
 わからないのではないでしょうか。

 「測定すると、改善できる」と言われたりします。

 「見える化」して、事実を把握する。そして、改善する。

 この競争を、会社はしているということを、
 「会社は、「見える化」の勝負をしている」と表現されたのだと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    会社は、「見える化」の勝負をしている
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 「事実」を把握できていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 7日 17:00 経営 | 坂根正弘コマツ会長「世界に羽ばたく日本のモノづくり~どん底からのダントツ経営改革に学べ! 」 | コメント (0) | トラックバック

『牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学』坂口孝則(著)

 ⇒『牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学』
   坂口孝則(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/gyuudon.html

-----------------------------------

■本書によると、牛丼一杯の儲けは、だいたい9円ぐらいだろうということ
 です。

 本書では、このような利益についての話と、仕入れの話について書かれて
 います。

 利益を増やすために、仕入れをどうすると良いのか。

 そのような話が書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「買う必要のないものは買わない」 (p.100)

■経費を下げれば、利益は増えます。

 その方法の一つとして、仕入れを工夫するというやり方があります。

 その詳しいことは、本書を読んでもらうとして、
 やはり必要のないものは買わないというのが、一番重要だと思います。

 必要なものは、買うかレンタルするなどして、機能を購入するという視点を
 持つと良いように感じています。


■本書では、利益を増やすためなどの仕入れについての考え方などが書かれて
 います。

 主に仕入れについて書かれていますが、企業がどのように儲けているか、
 ということを知ることもできると思います。

 企業の「裏側」から見たい人には、おもしろいかもしれません。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     本書では、利益についての話と、仕入れの話について書かれて
     います。
     利益を増やすためなどの仕入れについての考え方などが書かれて
     います。
     企業の「裏側」から見たい人には、おもしろいかもしれません。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   企業の儲けについて知りたい方。


 ★『牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学』
   坂口孝則(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/gyuudon.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    買う必要のないものは買わない

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 買う必要のないものを買っていませんか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 7日 16:59 【書評・感想文】 起業 | 『牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学』坂口孝則(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 6日

できる人の「しないことリスト」

 ⇒ できる人の「しないことリスト」
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.02.19 p.022~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/02/aso0219.html

-----------------------------------

■やるべきことの優先順位をつける。

 仕事などをやるときに、重要とよく言われることです。

 それと同じくらい重要かもしれません。

 やらないことのリストをつくるというのが、この号の「アソシエ」の特集
 です。

 いろいろな方の、やらないこと、しないことについて紹介されているので、
 自分に参考になるものが見つかると思います。


■わたしは、それほど「しないことリスト」はないのですが、
 「夜にPC作業をしない」というのが、あります。

 夜に、PCで仕事などをやり始めると、なかなか終わらず、夜更かしして
 しまうことが多いので、こういうようにしています。

 しかも、夜だと、効率も落ちるので、時間ばかりかかりますし。


■ただ、やらないことを決めても、やってしまうこともあります。

 おそらく、「○○しない」ということを実行するのが、
 あまり人間はうまくないのではないかと思います。

 「しないことリスト」をうまく実践するには、言葉の表現を肯定に変えるか、
 別のことをやるように意識すると良いと思います。


■例えば、「朝寝坊しない」ではなく、「朝7時に起きる」とするか、
 「朝は7時に起きて、ビデオを見る」などとしておくと、
 実践しやすいです。

 やらないようにするのではなく、やらないように何かを実行する。

 習慣などにしたいなら、好きなことややりたいことに変えてみる、
 それらの前にやるようにするなどすると、良いかもしれません。


 やらないことを決めて、やらないことができる人は、このような工夫は
 必要ないと思いますが。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  「しないことリスト」をつくって、それらをやらないようにする
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ あなたの「しないことリスト」は?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 6日 17:00 スキルアップ | できる人の「しないことリスト」 | コメント (0) | トラックバック

『研修女王の最強3分スピーチ』大串亜由美(著)

 ⇒『研修女王の最強3分スピーチ』大串亜由美(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/3funsp.html

-----------------------------------

■スピーチに自信がある。

 そういう人には、本書は、まったく関係ないでしょう。

 あまり自信がないという方は、本書に書かれていることを、実践できるよう
 になると、自己アピールなどが上手くなることでしょう。


■本書は、年間250日以上、ビジネス研修を行っている大串亜由美氏による
 スピーチについての本です。

 本書では、大串氏のビジネス研修で人気のプログラムである、
 「プレゼンテーション研修」のエッセンス、極意を教えてくれています。

▼ ここに注目 ▼

 「本論のネタは、1.5倍用意する」(p.096)

■スピーチなどで、話す内容は、持ち時間の1.5倍ぐらいを用意しておくと
 いうことです。

 それぐらいの準備をしておいて、聞き手や時間などに合わせて、
 本番で調節すると良いということです。

 これぐらいあると、多くも少なくもできるということですね。


■本書には、スピーチのCDが付いています。

 音からも、学ぶことができます。

 読むだけでなく、CDでも学べるのは良いですね。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書は、年間250日以上、ビジネス研修を行っている大串亜由美氏に
    よるスピーチについての本です。
    本書では、大串氏のビジネス研修で人気のプログラムである、
    「プレゼンテーション研修」のエッセンスを教えてくれています。
    スピーチやプレゼンを改善したい方が読んで実践されると、
    改善できるように思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   スピーチを上手になりたい方。
   人前で話すのが苦手な方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『たった2分で人の心をつかむ話し方』木下通之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/09/hanasi.html

  『話ベタでも、あきらめるな!100人の前でもキチッと話せる本』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/10/100ninno.html

 ★『研修女王の最強3分スピーチ』大串亜由美(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/3funsp.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    本論のネタは、1.5倍用意する

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 話す内容を、時間や聞き手に合わせて調節していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 6日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『研修女王の最強3分スピーチ』大串亜由美(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 5日

なぜ変革は初動で躓くのか?

 ⇒ なぜ変革は初動で躓くのか?
   (「プレジデント」 2008.2.18 p.98~99
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/02/pre0218.html

-----------------------------------

■企業が変革をしようとするときに、なぜ初動で躓いてしまうのか、
 ということについて書かれています。

 おそらく企業だけでなく、個人やチームなどでも、何かを変えようとする
 ときは、初めに躓いてしまうような要因があるように思います。


■この記事では、その理由について、まずは、企業文化をあげています。

 変化をどれくらい受け入れやすいか。

 変化についての企業文化を知ることを、指摘しています。


■個人でも、変化については、人それぞれ耐性や好みなどあると思います。

 変化を楽しめるのか、変化を嫌うのか。

 企業も、企業の性質、文化を把握しておくことが、まずは必要という
 ことです。


■その性質や文化を見極めたうえで、どれくらいの労力や時間がかかるのか、
 見極めて、変革プログラムを立案すると良いのだと思います。

 まず己を知るということから、変革は始まるということを、
 企業でも、人でも感じた記事でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    自社、自分の変化の耐性について知る
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 自分の変化の耐性を把握していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 5日 17:00 経営 | なぜ変革は初動で躓くのか? | コメント (0) | トラックバック

『すぐに結果が出る人の7つのルール―“最短距離”の仕事術!』草地真(著)

 ⇒『すぐに結果が出る人の7つのルール―“最短距離”の仕事術!』
   草地真(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/kekkaga.html

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■結果を出すための仕事術について書かれています。

 本書の著者、草地氏は、経営コンサルタント、中小企業診断士の方だそう
 です。

 本書に書かれている「7つのルール」を意識して、
 仕事をしていくと、結果が出やすくなるように思います。

 一つ紹介すると、

▼ ここに注目 ▼

 ルール3 先を読む能力、予知能力を身につける“透視力”

「結果を出す仕事術とは、「この予知能力」といっても過言ではないのです。」
                               (p.41)

■ということで、先を考えて、仕事をすることの重要性が言われています。

 結果から考える、逆算思考とも言えるでしょう。

 先を考えて、行動すること、結果から考えること。

 こういうことを心がけていくことで、結果が出やすいということです。


■本書では、この他にも、結果を出すための考え方などについて書かれて
 います。

 会議のやり方や、勉強法などについても書かれています

 結果を出すための考え方などを知りたいビジネスパーソンの方が読まれると
 良いでしょう。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    経営コンサルタント、中小企業診断士の草地真氏が、
    結果を出すための仕事術について書かれています。
    7つのルールや、会議のやり方、勉強法などについて、教えてくれて
    います。
    結果を出したいビジネスパーソンが、読まれると、考え方などが
    わかると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   結果を出すための考え方などを知りたい方。


 ★『すぐに結果が出る人の7つのルール―“最短距離”の仕事術!』
   草地真(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/kekkaga.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  結果を出す仕事術とは、「予知能力」といっても過言ではない

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 結果から考えていますか?

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2008年2月 5日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『すぐに結果が出る人の7つのルール―“最短距離”の仕事術!』草地真(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 4日

消費創奪・本当のライバル

 ⇒ 消費創奪 本当のライバル
   (「日経ビジネス」 2008年2月4日号 p.24~)

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■同業者との競争ではなく、ちょっと違った発想で、新しいニーズを捉えよう
 としている企業などについて、この号の「日経ビジネス」は紹介しています。

 興味をひかれたのは、「家族連れ」を捉えるための取り組みです。


■家電量販店で焼き鳥、アウトレットモールのついでに温泉、
 商業施設に自動車展示などが紹介されていました。

 焼き鳥を焼いて実演販売をしているのはビックカメラで、
 「家族のテーマパーク」をということを考えているそうです。

 御殿場プレミアムアウトレットには、泊りがけで、買い物と温泉など
 を楽しむ人が訪れるそうです。

 商業施設「トレッサ横浜」の中では、自動車販売展示を行っているそうです。


■これらに共通して見て取れるのは、家族連れを捉えようとしているという
 ことです。

 ショッピングの体験などを変えていくことで、家族連れ、ファミリーが、
 訪れるような場を作ろうとしているようです。


■消費者のニーズを創りだすような仕掛けをしているということが
 わかります。

 同業者に対してどうするか、という意識ではなく、
 顧客に対して、どのようなことを提供するか。

 そういう発想が、今の時代には、必要なことなのだと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    顧客に、新しい体験や価値を提供する
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 顧客に、どんな体験や価値を提供しますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 4日 17:00 経済 | 消費創奪・本当のライバル | コメント (0) | トラックバック

『失敗続きの人ほどうまくいく「人生逆転」の法則』臼井由妃(著)

 ⇒『失敗続きの人ほどうまくいく「人生逆転」の法則』臼井由妃(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/gyakuten.html

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■株式会社プラザコーワ臼井由妃氏による著書です。

 日本テレビ系「マネーの虎」に出演していたことで、知っている方も多いと
 思います。

 その臼井氏が、人生逆転の法則として、人脈作り、自己演出、時間管理など
 について書かれています。

 おもしろい法則を見つけることができたように思います。

▼ ここに注目 ▼

 能力以上に評価される挨拶

 「挨拶は誰にでもできそうでいて、きちんとできる人は少ない。まして社外
  の人にまで気配りできる人となると稀である。」(p.67)

■挨拶の重要性は、よく言われることです。

 とは言え、できているかどうかというと、怪しいところもあるのではないで
 しょうか。

 そんな挨拶がきちんとできると、実力以上に評価されることもあるという
 ことです。

 きちんと挨拶ができる = 他のこともできる

 と思ってもらえるということです。


■このような、人生逆転の法則などを教えてくれています。

 人脈作り、自己演出、時間管理などに興味がある方が、読まれると、
 おもしろい法則を見つけることができると思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    株式会社プラザコーワ臼井由妃氏による著書です。
    日本テレビ系「マネーの虎」に出演していたことで、知っている方も
    多いと思います。
    人生逆転の法則が、人脈作り、自己演出、時間管理などについて、
    書かれています。
    これらに興味がある方が読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   人脈作り、自己演出、時間管理などに興味がある方。
   人生逆転したい方。


 ★『失敗続きの人ほどうまくいく「人生逆転」の法則』臼井由妃(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/gyakuten.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    挨拶がきちんとできると、能力以上に評価されやすい

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ きちんと挨拶できていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 4日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『失敗続きの人ほどうまくいく「人生逆転」の法則』臼井由妃(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年2月 1日

高橋直夫・プラント建設現場所長「リーダーは、太陽であれ」

 ⇒ 高橋直夫・プラント建設 現場所長「リーダーは、太陽であれ」
   (「プロフェショナル 仕事の流儀」 2008年1月29日放送分 
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080129/index.html )

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■この回の「プロフェショナル」は、プラント建設の現場所長、高橋直夫氏
 でした。

 巨大プラントでは、数千人が働くということで、
 その現場所長として、リーダーシップを取って、現場がうまくいくように
 指揮を執っているということです。


■しつこくなければ、伝わらない

 大事なことは、反感を買っても、しつこく言う、そうです。

 これだけの大人数ですから、指示などが伝わらないことがあるようです。

 ですから、しつこく言って、伝えることを大切にしているということです。


■これは、以前の失敗から学ばれたことということでした。

 チームや組織の問題で、コミュニケーションがうまく行かないというのは
 よくあることだと思います。

 この点をどうするか。

 やり方は、いくつかあると思いますが、やはりしつこく伝える、ということ
 が、ポイントの一つなのでしょう。


■何度も同じことを言われるのは、言われるほうは嫌かもしれませんが、
 言うほうも疲れます。

 それでも、できていなければ、大事なことは、伝わるまで言う。

 それぐらいの姿勢が必要なのでしょう。

 もしかすると、しつこいと思われるぐらいがちょうど良いのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    しつこくなければ、伝わらない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 大事なことは、しつこく伝えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年2月 1日 17:00 経営 | 高橋直夫・プラント建設現場所長「リーダーは、太陽であれ」 | コメント (0) | トラックバック

『「勝ち組企業」の就業規則』下田直人(著)

 ⇒『「勝ち組企業」の就業規則』下田直人(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/katigumi.html

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■『就業規則&社内ルールの作成ポイント』の著者、下田直人氏が、
 「勝ち組企業」の就業規則ということで、就業規則の考え方などについて
 書かれています。
  http://www.bizpnet.com/book/2007/09/shuughou.html
 書評 http://tikara.bizpnet.com/keiei/002660.php

 『「勝ち組企業」の就業規則』にも、就業規則の例文なども載っています。

 そういう点も参考になると思いますが、考え方などを参考にすると
 良いと思いました。

▼ ここに注目 ▼

 「ルールは、作っただけでは機能しない。だから、それを常に意識させる
  仕組みと、「なぜそのようなルールが必要なのか?」を理解させる
  仕組みが必要である。」(p.42)

■就業規則などがきちんとしている会社は、業績も上がりやすいということ
 です。

 人の問題にきちんと向き合うことで、社員の定着率ややる気などが上がる
 から、ということが理由のようです。


■ということで、就業規則を作ることが重要なのはわかりますが、
 ルールがあっても、機能しなければ意味がありません。

 そのために、下田氏は、「従業員ハンドブック」をつくることを勧められて
 います。

 ただ、本書では、この点はあまり触れられていません。

  『就業規則&社内ルールの作成ポイント』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/09/shuughou.html

 こちらも合わせて読まれると良いと思います。


■本書を読んでの感想ですが、従業員のやる気を引き出し、なおかつ法律に
 則した規則をつくるのは、専門的な知識がないとむずかしいように
 感じました。

 下田氏も言われていますが、専門家の助けを借りると良いように思います。

 この点がわかったことが、本書を読んでの収穫の一つです。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    『就業規則&社内ルールの作成ポイント』の著者、下田直人氏が、
    「勝ち組企業」の就業規則ということで、就業規則の考え方などに
    ついて書かれています。
    従業員のやる気などを引き出す就業規則を作りたい経営者の方などが
    読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   人事担当者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『就業規則&社内ルールの作成ポイント』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/09/shuughou.html

 ★『「勝ち組企業」の就業規則』下田直人(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/katigumi.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    ルールを機能させるには、仕組みが必要

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ ルールを機能させる仕組みがありますか?

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2008年2月 1日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『「勝ち組企業」の就業規則』下田直人(著) | コメント (0) | トラックバック