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2008年8月29日

小池康博・科学者「つきつめろ、そして、つきぬけろ」

 ⇒ 小池康博・科学者「つきつめろ、そして、つきぬけろ」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年8月26日放送分
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080826/index.html )

-----------------------------------

■光ファイバー。

 おそらく、多くの人が聞いたことがあるでしょう。

 この回の「プロフェッショナル」は、プラスチック製の光ファイバーを
 生み出した、科学者の小池康博氏でした。


■このプラスチック製光ファイバーの研究を始めたのが、21歳のときで、
 開発ができたのが、その14年後、ということです。

 これだけの長い間、研究していたそうです。


■根本をつきつめろ

 光とは何か?といった、根本的な問いまで、つきつめて考えて、
 長い時間かかって、壁を突き破ることができたそうです。


■できなければ、まあいいか、と思って、やり過ごしてしまう。

 そういう考えとは、間逆の考え方です。

 原点に立ち返る、根本をつきつめる。

 大切だとは、よく言われますが、日常では、あまりやることではない
 でしょう。

 そういう必要性がないからということもあるでしょうが、
 意識して、原点や根本を見つめる時間を持つようにすると、
 自分のやりたいことが何なのか、気づくことができるのではないか、
 と思うので、そういう時間をつくろう、そう思いました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    原点に立ち返る、根本をつきつめる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 原点に立ち返る、根本をつきつめる時間を持っていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月29日 17:00 その他 | 小池康博・科学者「つきつめろ、そして、つきぬけろ」 | コメント (0) | トラックバック

『野村再生工場――叱り方、褒め方、教え方』野村克也(著)

 ⇒『野村再生工場――叱り方、褒め方、教え方』野村克也(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/nomusai.html

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■東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督による著書です。

 「野村再生工場」とは、いつぐらいから言われるようになったのでしょうか。

 本書では、人の育て方や組織の鍛え方などについて、書かれています。

 こういった点は、リーダーや経営者の方が、読まると、参考になると
 思います。


■また、あまり活躍できていない人が、再生して活躍しだす、つまり再生して
 いく様子も書かれています。

 このあたりの話は、成長したいと考えている人に、参考になると思います。

 というわけで、経営者やリーダー、成長したいと考えているビジネスパーソ
 ンの方などが読まれると、得るところがあるはずです。
 (スポーツの指導者の方なども、もちろんです。)

▼ ここに注目 ▼

 「大切なのは、失敗を次につなげることなのだ。「失敗」と書いて、私は
  「せいちょう」と読むことにしている。失敗を怖がったり、責めたりして
  しまえば、成長などありえないのである。」(p.14)

失敗なくして、成長なし。

 失敗して、それを次につなげることが、成長には必要ということです。

 失敗を恐れて、挑戦しなければ、大きな成功などを望むことはむずかしい
 でしょう。

 仮に、失敗して、次に活かせなければ、そこで終わってしまうかも
 しれません。

 それでも、挑戦は重要ということだと思います。


■野村監督は、著書がいろいろありますが、本書は、とくに良かったです。

 野村監督の真骨頂、一番の肝の部分を、書かれているからかもしれません。

 経営者やリーダー、成長したいと考えているビジネスパーソンの方が、
 何かを得られる一冊だと思いました。

 やはり、一流の人は、違います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督による著書です。
    野村再生工場、人の育て方、組織の再生法について書かれています。
    とても、得るところが大きかったです。
    経営者やリーダー、成長したいと考えているビジネスパーソンの方
    などが読まれると、得るところがあるはずです。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   リーダー、経営者。
   成長したいビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『野村ノート』野村克也(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2005/11/nomura.html

 ★『野村再生工場――叱り方、褒め方、教え方』野村克也(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/nomusai.html
  『野村再生工場――叱り方、褒め方、教え方』野村克也(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    「失敗」と書いて、「せいちょう」と読む

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 失敗を、次に活かしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月29日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『野村再生工場――叱り方、褒め方、教え方』野村克也(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月28日

中村繁夫氏(アドバンストマテリアルジャパン社長)「カンブリア宮殿」

 ⇒ 中村繁夫氏(アドバンストマテリアルジャパン社長)
   「レアメタル争奪戦 資源を確保せよ!“宝の山”を掘り当てる山師」
   (「カンブリア宮殿」 2008年8月25日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080825.html )

-----------------------------------

■この回の「カンブリア宮殿」は、レアメタル専門商社、アドバンストマテリ
 アルジャパン社長、中村繁夫氏が、ゲストでした。

 レアメタルとは、簡単に言うと、希少な金属のことです。

 アドバンストマテリアルジャパンは、このレアメタルを輸入しているとの
 ことでした。


■中村氏は、鉱山を見たり、交渉したりするために、世界中を回っているそう
 です。

 その中村社長の交渉術が、興味深かったです。


■交渉術

 1 三現主義
 2 商売は‘笑売’
 3 石橋を叩くな


■とくに、3の「石橋を叩くな」は、石橋を叩いていたら、
 スピードで負けてしまう。

 橋を渡ってから、検証、分析すればよいということでした。

 これは、「撃て、構え、狙え」に、似ていますね。

 「構え、狙え、撃て」というのは、確実ですが、
 撃つ前に、的がどこかへ行ってしまうかもしれません。

 そうなっては、意味がないので、まず撃ってから、ということです。

 スピードを重視する必要がある場合は、こういう考え方が良いと、
 わたしも感じます。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    石橋を叩くな
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 石橋を叩きすぎてはいませんか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月28日 17:00 スキルアップ | 中村繁夫氏(アドバンストマテリアルジャパン社長)「カンブリア宮殿」 | コメント (2) | トラックバック

『辞めない採用、即戦力の育成で儲かる会社になる!』小山昇(著)

 ⇒『辞めない採用、即戦力の育成で儲かる会社になる!』小山昇(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/saimou.html

-----------------------------------

■採用しても辞めてしまう、良い人材を採用するのがむずかしい。

 中小企業経営者の、共通の悩みかもしれません。

 本書は、株式会社武蔵野代表取締役社長の小山昇氏による著書です。


■新卒採用、人材教育などについて書かれています。

 他の小山氏の著作に比べると、当たり前と思えることが書かれています。

 しかし、ちょっと変わったことも、紹介されています。

 例えば、株式会社武蔵野では、個人情報開示承諾書を書いてもらっている
 そうです。

 これは、小山氏が、著作などで、社員の話を実名で書くなどがあるからだ
 そうです。

▼ ここに注目 ▼

 「社長の多くは、面接で応募者の「能力」を見極めようとします。しかし、
  何度も言うように、能力は教育次第で伸ばすことができるし、そもそも
  能力の高い人は中小企業に応募しません。面接で見極めるべきは、「経験」
  と「価値観」の2つ。さまざまな経験を積み、価値観が自社と合っていれ
  ば、それだけで採用です。」(p.113)

■本書で、繰り返し書かれていることが、能力ではなく、価値観ということ
 です。

 価値観を変えるのは、むずかしいからということが、大きな理由のようです。

 もちろん、教育を充実させて、能力をある程度伸ばせるようにしておくこと
 も必要でしょう。


■会社において、人材に関することは、頭の痛い問題でもあると思います。

 まずは、採用をうまくできるようになることが、
 のちのち効いてくるということが、わかります。

 人材採用や人材教育について、考えたい経営者の方が、読まれると、
 参考になることやヒントなどが見つかると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    株式会社武蔵野代表取締役社長の小山昇氏による著書です。
    新卒採用、人材教育などについて書かれています。
    新卒採用、人材教育などにおいて、重要な点などがわかりますので、
    経営者の方などが読まれると、ヒントや参考になることが見つかると
    思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   人事担当者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『稼ぐ人を逃がさない「採用」「面接」の技術』谷所健一郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/saiyoug.html

 ★『辞めない採用、即戦力の育成で儲かる会社になる!』小山昇(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/saimou.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    面接で見極めるべきは、「経験」と「価値観」

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 「経験」と「価値観」を見極めていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月28日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『辞めない採用、即戦力の育成で儲かる会社になる!』小山昇(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月27日

本の目次を縮小コピーする

 ⇒ 本の目次を縮小コピーする
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.09.02 p.083
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/09/aso0902.html

-----------------------------------

■このメルマガの読者の方は、たくさん本を読むことでしょう。

 本の内容を、覚えておくには、どうしたら良いかなど、
 考える人も多いのではないでしょうか。

 本の目次を縮小コピーして、手帳に貼っておくと、
 内容を思い出すのに良い、ということです。


■目次を見ると、その本のだいたいの内容を知ることができます。

 ですから、思い出すためのきっかけになるということですね。


■わたしも、読んだ本の内容を、ブログに書き出して、まとめています。
 (このメルマガとは別に、非公開のブログに書き出しています。
  ときどき、公開しているブログで、本からの引用を大量にしているブログ
  がありますが、著作権などの問題があると思うので、こうしています。)

 それを、パソコンやiPhoneから、自分だけが見られるようにしています。

 こうすることで、検索ができたり、何かを書いたする際に、便利です。

 記憶にも良いと思います。


■ちょっとした工夫ですが、こういうことが、違いにつながったりします。

 ひと手間かけて、活用できるようにすることで、
 便利になったりします。

 ちょっとした工夫を重ねて、改善したいものですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    本の目次を縮小コピーする
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 本の内容を、思い出すためにどういう工夫をしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月27日 17:00 スキルアップ | 本の目次を縮小コピーする | コメント (0) | トラックバック

『超!自分マネジメント整理術』石田淳(著)

 ⇒『超!自分マネジメント整理術』石田淳(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/jibusei.html

-----------------------------------

■整理ができない。

 そう感じているビジネスパーソンの方は、多いのではないでしょうか。

 まずは、そういう方が、本書を読まれると良いと思います。


■本書は、『すごい「実行力」』、『短期間で組織が変わる行動科学マネジメ
 ント』などの著者、石田淳氏による著書です。
  http://www.bizpnet.com/book/2007/07/jikkou.html
  http://www.bizpnet.com/book/2007/10/koudouka.html

 本書は、整理と自分マネジメントがテーマです。

 整理ができるようになることで、自己管理、自分マネジメントができるよう
 になる、また、その逆も真ということが書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「「整理された状態」をビジュアル化する」(p.92~)

■整理された状態を、イラストや写真などにして、ビジュアル化することで、
 そのとおりに、再現しやすくして、整理を実現するということです。

 実際に、本書を見るとわかりやすいのですが、
 例えば、引き出しの中を、どういう状態にしておくか、イラスト、写真など
 を使って、そのイラスト・写真とおりにしておく。

 こういう工夫をすることで、整理がしやすくなるということです。


■いわゆる「見える化」ということだと思います。

 工場などで、道具の置き場を、指定しておくということなどで、
 見たことがあります。

 同様に、オフィスなどでも、やってみると整理しやすそうです。

■整理整頓は、ビジネスパーソンの基本と言われます。

 整理ができないと非効率です。

 ですから、整理整頓は、基本として重要です。

 しかし、どうもうまくできない。

 整理ができるようになってくると、重要なことと重要でないことの違いが
 わかってくるので、自分マネジメントにも、好影響があります。

 自己管理と整理の関係を知りたい方、整理をうまくなりたい方などが
 読まれると、そのやり方がわかって実践したくなると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    自分マネジメント、整理術について書かれています。
    モノや情報の整理術について、わかります。
    整理術を身につけたい方が、読まれると実践したくなると思います。
    また、自己管理を向上させたい方も、読まれると、考え方などが
    わかります。
    自己管理力を上げたい方は、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   整理術を身につけたい方。
   自分のマネジメントを向上させたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『すごい「実行力」』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/07/jikkou.html

  『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/10/koudouka.html

  『佐藤可士和の超整理術』佐藤可士和(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/10/satouka.html

 ★『超!自分マネジメント整理術』石田淳(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/jibusei.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    「整理された状態」をビジュアル化する、と整理しやすい

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 整理整頓できていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年8月27日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『超!自分マネジメント整理術』石田淳(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月26日

食品ネットスーパー、ネットの乱

 ⇒ 食品ネットスーパー、ネットの乱
   (「日経ビジネス」 2008年8月25日号 p.10~11)

-----------------------------------

■インターネットで、食料品などを注文して、近隣のスーパーから宅配する
 ネットスーパーが、人気のようです。

 イトーヨーカ堂は、全店で対応するようにする計画とのことです。

 また、楽天も、ネットスーパーの仮想モールを買収したり、
 楽天デリバリーを運営するなど、力を入れているようです。


■配送料がかかるが、一定額(5000円以上など)以上の利用は無料になるなど、
 するとのこと。

 宅配してくれる点が、便利です。


■利用者の人の声が紹介されています。

 その人によると、車を手放して、お米やペットボトルなどの大物を
 ネットスーパーで購入するとのことです。


■石油の高騰の影響などもあるのでしょうか。

 まとめ買いすれば、ガソリン代や手間がかかりません。

 大物はネットスーパーで購入するという人が、増えてきているの
 かもしれません。

 なかなかネットスーパーが広まらないような感じがしていましたが、
 石油高騰の影響なのか、ネットスーパーがようやく普及していく
 のかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    食品ネットスーパーが、広がりを見せている
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ ネットスーパーを利用していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月26日 17:00 経済 | 食品ネットスーパー、ネットの乱 | コメント (0) | トラックバック

『ビリオネア生活白書―超富豪たちはどう稼ぎ、どう使っているのか』ピーター・W.バーンスタイン,アナリン・スワン(著)

 ⇒『ビリオネア生活白書―超富豪たちはどう稼ぎ、どう使っているのか』
   ピーター・W.バーンスタイン,アナリン・スワン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/billsei.html

-----------------------------------

■ビリオネア。

 本書は、アメリカのフォーブス誌で、発表されるフォーブス400という
 富豪の生活などについて書かれたものです。

 超富豪は、どう稼ぎ、どう使っているかを知ることができます。


■個人的に興味があったのは、どう稼ぐかという点です。

 この辺りが、興味深かったです。

 何人もの富豪が出てくるのですが、共通点は、あまりありません。

 本書の第1部が、富豪になるために必要なもの、ということで、
 富豪になるために、何が必要か、探っているのですが、
 その富豪によって、かなり異なります。

▼ ここに注目 ▼

 「彼らが活動のなかで目的としている価値は、決して金ではない。彼らは何
  かを築き上げるのが好きな人たちだ」(p.60)

■金のために、活動しているというわけではない、ということです。

 何かを作り上げたいという人が多いようです。


 もちろん、お金が好き、稼ぐのが好きという人もいるとは思います。

 ただ、お金持ちになってしまえば、それだけでは、活動できないという面が
 あるのでしょう。


■様々なビリオネアが登場します。

 千差万別と言えますが、共通点がないこともないとも言えます。

 このあたりのことが、興味深く書かれていました。

 お金持ちになりたい、超富豪とはどういう人たちなのか、
 そういうことに興味がある人は、おもしろく読めるのではないでしょうか。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    フォーブス400に登場する、アメリカの超富豪について書かれて
    います。
    富豪になるために必要なことは何か、どうやって稼いでいるのか、
    どう使っているのか、そういうことが書かれています。
    ビリオネア、超富豪に興味がある方が、読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビリオネアに興味がある方。
   経営者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『億万長者専門学校』クリス岡崎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/07/okusen.html

 ★『ビリオネア生活白書―超富豪たちはどう稼ぎ、どう使っているのか』
   ピーター・W.バーンスタイン,アナリン・スワン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/billsei.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    活動の目的は、何かを築き上げること

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ あなたの活動の目的は何ですか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月26日 16:59 【書評・感想文】 その他 | 『ビリオネア生活白書―超富豪たちはどう稼ぎ、どう使っているのか』ピーター・W.バーンスタイン,アナリン・スワン(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月25日

トクする法律危ない法律

 ⇒ トクする法律危ない法律
   (「プレジデント」 2008.9.15号 p.42~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/09/pre0915.html

-----------------------------------

■もはや「知らなかった!」ではすまされない、とは、この「プレジデント」
 の特集のトップページに書かれている言葉です。

 この号の「プレジデント」の特集は、法律です。

 たしかに、「知らなかった!」ではすまされないのかもしれませんが、
 法律のことというと、よほどの人でなければ詳しくはないのではない
 でしょうか。

 会社や家庭生活などでの、法律について、揉め事に巻き込まれたら、
 などについて、紹介されています。


■上司・部下の悪口

 「一度の誹謗中傷などで、戒告・懲戒を受けたり、解雇されることは通常
  あまりない。しかし、注意を受けても態度を改めずに繰り返したり、
  それが業務に支障を来す場合などは、就業規則違反として戒告・懲戒、
  あるいは解雇の理由に十分なりうるだろう。」(p.59)

 上司や部下の悪口も、あまりにひどいと、解雇の理由になりえるという
 ことです。

 パワハラにもなるようですから、気をつけたいところです。


■会社に大損害

 会社に損害を与えた場合に、損害賠償を払わなくてはならない場合も
 あるそうです。

 例えば、顧客情報を漏洩させたジャパネットたかたの元社員は、
 1億1000万円の賠償命令を受けました。

 また、上司も、管理監督責任を問われる可能性もあるようです。


■法律が常識と同じとは限りません。

 なかなかわかりにくいですし、情報を得るためにどうしたら良いのかも
 わかりにくいですが、こういった雑誌の特集で、まずは、知ってみるという
 のも良いと思います。

 というわけで、あまり法律の知識はないという人は、
 まずは、この号の「プレジデント」を読んでみてはどうでしょうか。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□ ・上司や部下の悪口も、あまりにひどいと、解雇の理由になりえる
□ ・会社に損害を与えた場合に、損害賠償を払わなくてはならない場合も
□  ある
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 法律の知識を仕入れておく

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月25日 17:00 その他 | トクする法律危ない法律 | コメント (0) | トラックバック

『洗練された「交渉術」で最善の結果を引き出す』マージョリー・コーマン・アーロン(著)

 ⇒『洗練された「交渉術」で最善の結果を引き出す』
   マージョリー・コーマン・アーロン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/senkou.html

-----------------------------------

■交渉の基本について書かれています。

 ビジネスの交渉などの基本が、コンパクトにわかりやすくまとめられて
 います。

 交渉の基本的な枠組みを知りたい方が、読まれると良いと思います。

▼ ここに注目 ▼

 「交渉とは、自分と相手の「相違点」に折り合いをつけるためのプロセス
  です。(中略)基本的にこの「相違点」に折り合いをつけるための解決策
  を見つけることが、交渉本来の目的となります。つまり交渉とは、対話を
  通じて双方が合意をめざすことなのです。」(p.12)

■交渉とは、対話を通じて、合意を目指すもの、ということです。

 これが、交渉の目的です。

 ここに向かって、交渉が進むようにすることが、求められます。


■本書では、交渉のタイプや交渉のステップなど、わかりやすく書かれて
 います。

 交渉の際の枠組みがわかると思います。

 ただ、それ以上の交渉の機微や、話の展開、話し方、決め台詞など、
 の細かいところまでは、書かれていません。

 こういった点の具体例が、あまりないというと、わかりやすいでしょうか。


■『ユダヤ』などを合わせて読まれると、交渉の「奥行き」というか、
 人との対話の仕方などについての理解が深まると思います。

 というわけで、本書は、交渉の基本的なことや枠組みを知りたい方が
 読まれると良いと思います。

 チェックシートのようなものもあるので、この点が、良いかもしれません。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    交渉の基本、枠組みについて書かれています。
    交渉のタイプや交渉のステップなどについて、教えてくれています。
    交渉の基本を知りたい方が、読まれると、考え方などがわかると
    思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   交渉の基本を知りたい方。
   交渉の枠組みを知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』マーク富岡(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/yes3000.html

 ★『洗練された「交渉術」で最善の結果を引き出す』
   マージョリー・コーマン・アーロン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/senkou.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    交渉とは、対話を通じて、合意を目指すもの

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 交渉の基本、枠組みを知る

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月25日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『洗練された「交渉術」で最善の結果を引き出す』マージョリー・コーマン・アーロン(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月22日

台頭するPB商品~“価格”を制するのは誰だ~

 ⇒ 台頭するPB商品~“価格”を制するのは誰だ~
   (「ガイアの夜明け」 2008年8月19日放送分
    http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview080819.html )

-----------------------------------

■値上げの話題が、このところ多いです。

 原材料の価格が上がっていることが原因ということは、わかりますが、
 価格が上がると、消費者は、消費を控えるようです。

 この回の「ガイアの夜明け」は、そんな価格高騰の昨今において、
 NB商品よりも安い、PB商品が台頭していることについて、取り上げて
 いました。


■今の時代の50銭は大きい

 麺メーカー「寿がきや食品」が、売り上げ減を受けて、
 売れ筋の“小さなおうどん”シリーズ値下げのために、努力していました。

 その際に、50銭を下げるために工夫をしていました。

 そのときの担当者の人の言葉が、「今の時代の50銭は大きい」です。


■中小スーパーの仕入れ担当部長の人が、
 「知恵がないと、中小スーパーは勝てない」
 と言われていました。

 たしかに、同じものを買うなら、安いものをという意識が消費者にはある
 のでしょう。

 そういう意味では、価格競争で、何とかしたいというのはあるでしょう。


■ただ、体力が中小企業はもたないような気がします。

 値段を下げる工夫だけではなく、別のところの工夫も必要なように感じます。

 よく言われる差別化などでしょうか。

 それこそ、頭を使って、何ができるか考えることが必要だと思いました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    知恵がないと、中小は勝てない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 頭を使ってみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月22日 17:00 ビジネス | 台頭するPB商品~“価格”を制するのは誰だ~ | コメント (0) | トラックバック

『ビジネスで使いこなす入門定量分析』中村力(著)

 ⇒『ビジネスで使いこなす 入門 定量分析』中村力(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/teibun.html

-----------------------------------

■本書の副題は、「意思決定力を高めるスキル」ということで、
 定量分析によって、意思決定力を高めることが本書の目的、ねらいです。

 数字を使った分析、量を使った分析。

 そういったものの大切さはわかるのですが、どうもいまいち使いこなせて
 いないような感じがしていました。


■本書では、確実性の度合いによって、どんな分析方法を使って、
 分析して意思決定すると良いか、書かれています。

 この点が、わかりやすかったからか、本書を読んだあとでは、
 定量分析を以前よりも活用できるようになった気がしました。

 本書は、タイトルに「入門」とあるように基本的なことを教えてくれて
 います。 そういう点も良かったのかもしれません。

 事例があるので、事例を考えていくことで、トレーニングにもなっているの
 だと思いました。

▼ ここに注目 ▼

 「定量分析だけでなく、定性分析も含めて問題解決を図ろうとするスタンス
  が望ましい。」(p.23)

■ということで、意思決定などには、定量分析だけではなく、定性分析も活用
 することの重要性が言われています。

 定性分析とは、定量的な分析ではなく、具体的なやり方としては、
 ロジックツリーやイシューツリーなどを使った分析のことです。

 本書では、この定性分析についても、軽く触れています。

 と、定性分析の重要性もわかったわけですが、まずは、本書などで、
 定量分析のやり方を理解しておくと、意思決定に役立つと思います。

 ビジネスで使える定量分析を身につけたい方が読んでみると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    意思決定力を高めるためのスキルとしての「定量分析」について、
    書かれています。
    確実性の度合いによって、どんな分析方法を使うと良いかを教えて
    くれています。
    ビジネスで定量分析を使いこなしたい方が、読まれると、意思決定に
    役立てることができると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   定量分析を身につけたい方。
   意思決定力を高めたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法』福澤英弘(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/08/teiryou.html

  『分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学』
   トーマス・H・ダベンポート(著),ジェーン・G・ハリス(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/bunseki.html

 ★『ビジネスで使いこなす 入門 定量分析』中村力(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/teibun.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    定量分析を身につけて、意思決定に役立てる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 意思決定をうまく行えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月22日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『ビジネスで使いこなす入門定量分析』中村力(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月21日

谷尚(たに・ひさし)氏・公立八鹿(ようか)病院名誉院長

 ⇒ 谷尚(たに・ひさし)氏・公立八鹿(ようか)病院名誉院長
   「あなたの町から医者が消える! ~崩壊する地域医療~」
   (「カンブリア宮殿」 2008年8月18日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080818.html )

-----------------------------------

■この回の「カンブリア宮殿」は、医療シリーズ第二弾だということで、
 医師不足の問題を取り上げていました。

 公立八鹿病院の病院名誉院長、谷尚氏は、
 「病院とはサービス業である」ということで、八鹿病院を22年間連続黒字
 経営を続けられているとのことです。


■国よ、医療現場を知れ!

 谷氏が、何度も言っていたことが、国、厚生労働省は、もっと、
 現場を知らないとダメだということでした。

 現場を知らないことが、現状にそぐわない方針や対策を行ってきたことに
 つながっているということがわかります。


■住民は、医師が大変だということを知らない

 勤務医が足りないことや、勤務医の勤務の大変さを、住民は知らない、
 伝わっていない。

 このあたりを、住民や国民は、まずは知ることが必要でしょう。


■医師が残る病院をつくる

 病院の経営側は、医師が残りたいと思うような病院をつくることが
 必要ということです。

 そのための工夫を、八鹿病院では、していました。


■医師不足が深刻と言われています。

 厳しい状況なのだろうと、思います。

 医師不足を、厚生労働省がようやく認めたところですから、
 すぐには、解決策などはないのかもしれません。

 住民、国民にできることは、少ないのかもしれませんが、
 こういう状況を知って、国や行政の対応を促すようにする、
 ということが必要なのではないでしょうか。

 病気や怪我をしないことが一番ですが、
 健康でないときに、安心して暮らせるかどうかは、
 重要なことですから。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  医師不足には、国・行政、住民・国民、病院も、工夫する必要がある
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 医師不足が深刻である

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月21日 17:00 その他 | 谷尚(たに・ひさし)氏・公立八鹿(ようか)病院名誉院長 | コメント (0) | トラックバック

『村上式シンプル英語勉強法』村上憲郎(著)

 ⇒『村上式シンプル英語勉強法』村上憲郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/muraei.html

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■Googleアメリカの副社長兼日本社長の村上憲郎氏が、英語の勉強法について
 教えてくれています。

 村上氏は、30歳を過ぎてから、英語の勉強を本格的に始めたということで、
 若くない方でも、参考になる英語の勉強法だと思います。

 シンプル英語勉強法ということですが、日本人には、王道的な英語の勉強法
 のように思いました。

 『レバレッジ英語勉強法』を読んで、そこからどうしたら良いか、
 知りたい方などが、読まれると良いでしょう。
  http://www.bizpnet.com/book/2008/04/leveeigo.html


▼ ここに注目 ▼

 「「英語を読む」とは、英語を、英語のまま、「内容を英語で読む」という
  ことなんです。」(p.31)

■英語を英語のまま読む。

 これだけ言うと、よくわからないかもしれません。

 英語の文の順序は、主語・動詞・目的語などとなっているものが多いです。

 日本語は、主語・目的語など・動詞となっています。

 文の要素の順序が違っていることで、日本人が、英語を日本語として理解
 しようとすると、返り読みをしてしまいます。

 そういうことをしないで、読むこと、英語を英語のまま読むことが、
 「英語を読む」ということだということです。


■こういった英語の理解の仕方、英語を読む、単語を覚える、聴く、書く、
 話す、といった点について、村上氏の勉強法を紹介しています。

 おすすめの教材も紹介されていますので、英語を身につけたい人に、
 参考になる一冊だと思います。


■ちなみに、「聴く」が、ちょっとあっさりしているので、
 本書のやり方に加えて、「リピーティング」をやると、とくに初心者の人
 は、上達しやすいと思います。

 「リピーティング」とは、聞いたこと、聞こえたことを、
 少し遅れて、繰り返して言うということです。

 こうすると、英語の音が、聞けているかどうかがわかります。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    Googleアメリカの副社長兼日本社長の村上憲郎氏が、英語の勉強法に
    ついて教えてくれています。
    使える英語を身につける方法がわかると思います。
    使える英語を身につけたい方は、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   英語を身につけたい方。
   使える英語を身につけたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『レバレッジ英語勉強法』本田直之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/leveeigo.html

  『1行でできる英会話―この1冊で「まるで別人」の自分!』石原真弓(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/1eikai.html

 ★『村上式シンプル英語勉強法』村上憲郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/muraei.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    英語を英語のまま読む

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 英語を英語のまま理解していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月21日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『村上式シンプル英語勉強法』村上憲郎(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月20日

嫌いな人とも話が弾む「ブリッジマン」になる道

 ⇒ 嫌いな人とも話が弾む「ブリッジマン」になる道
   (「プレジデント」 2008.9.1 p.124~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/09/pre0901.html

-----------------------------------

■嫌いな人とは、話が合わない。

 多くの人がそうでしょう。

 しかし、嫌いな人とも、話ができる、そんな風になるには、
 ということが、この記事のテーマです。


■相手を4タイプに分類すれば対話が楽になる

  安楽志向型
  王様型
  気配り型
  主導権型

 こういう4つのタイプに相手を分類して、対話するように心がけると、
 対話もしやすくなるということです。


■相手を知るということは、対話の基本でポイントだと思います。

 そういう意味では、タイプに分けて、どういうように対応するか、対話する
 か考えると、話しやすくなるのでしょう。


■ただ、嫌いな人は、こういうタイプに分けても嫌いなのではないかと
 思います。

 話が弾むかどうかは別として、嫌いな人とも、なるべく普通に話すように
 心がける。

 これぐらいしか、ないかもしれませんね。

 嫌いということを、一旦脇に置くことができるとよいと思いますが、
 それができれば、普通に話せるでしょうから。

 むずかしいことかもしれませんが、心がけたいものです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    タイプ分けして話すと、話しやすい
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 嫌いな人も、なるべく普通に話すよう心がける

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月20日 17:00 スキルアップ | 嫌いな人とも話が弾む「ブリッジマン」になる道 | コメント (0) | トラックバック

『御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術』露木幸彦(著)

 ⇒『御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術』露木幸彦(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/uri6.html

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■プレスリリース、出版、セミナー、ホームページなどのメディアを
 掛け合わせて、成果を出す方法について書かれています。

 本書の著者、露木氏の経験などをもとに、このプロデュース術を
 教えてくれています。

 こういったメディアの利用法、それぞれについては、それぞれのやり方など
 について、専門の本などがあります。

 組み合わせて活用するという点が、便利かもしれません。

▼ ここに注目 ▼

 「クロスメディア戦略実行にあたり必須なのは、自社で扱っている商品や
  サービスです。「クロスメディア戦略」と言っても、根本は「商品やサー
  ビスを売ってお金を得ること」ですから、既に商品やサービスが揃ってい
  る、もしくは新商品やサービスの発売・発表時期が決まっていることが
  前提です。」(p.264)

■この複数のメディアを使って、成果を出す方法を、クロスメディア戦略と
 本書では言われています。

 そして、この戦略の前提として、商品・サービスがあること、ということ
 です。


■複数のメディアを使うことで、効果を高める戦略ということだと、
 わたしは、理解しました。

 それぞれの方法について深いことを知りたい方は、
 さらに、他の本などをあたると良いかもしれませんが、
 組み合わせることで、大きな成果を上げることができる方法を知ることが
 できます。


■すでに、商品・サービスがある方で、メディアを活用して、成果を大きく
 したいと考えている方が、読まれると良いと思います。

 一つのメディアよりも、少しむずかしいかもしれませんが、
 それだけの成果が得られるのではないでしょうか。

 クロスメディア戦略について、知りたい方が、読まれると良いと思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    複数のメディアを使って、成果を出す方法を、クロスメディア戦略と
    本書では言われています。
    その「クロスメディア戦略」のやり方について、教えてくれています。
    プレスリリース、出版、セミナー、ホームページなどのメディアを
    掛け合わせて、成果を出す方法を知りたい方が読まれると良いでしょ
    う。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   マーケティング担当者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『必ず売れる!ゲリラ・マーケティングin30days』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/02/g30day.html

 ★『御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術』露木幸彦(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/uri6.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    複数のメディアを活用することで、成果を大きくする

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 組み合わせて、成果を大きくすることを考えてみる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月20日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『御社の売上が6倍になる!「新」プロデュース術』露木幸彦(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月19日

成長し続ける人のノート術

 ⇒ 成長し続ける人のノート術
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.09.02 p.020~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/09/aso0902.html

-----------------------------------

■ノートをとる。

 誰でもやっていることでしょう。

 この回の「アソシエ」の特集は、ノート術でした。

 13人のノート術を紹介していました。

 他の人のやり方を知ることで、参考になりました。


■わたしも、メモをよく書くので、どうするか、いろいろと悩みます。

 とくに、アナログとデジタルをどう使い分けるか、
 長いこと試行錯誤しています。

 手書きのノートは、書くのが早かったりするので、便利です。

 検索は、デジタルのほうが、便利です。

 両方のメリットをうまく使いたいと思うのですが、なかなかむずかしいです。


■手書き文字をデジタル保存

 ぺんてるの「airpen」というものがあります。

 airpenで書いたものをデジタル化してパソコンに取り込むことが可能です。

 このairpenの活用法などが紹介されていました。


■また、A4で切り取れるノートを使って、プロジェクトごとに封筒で管理
 して、プロジェクト終了後に、スキャナでパソコンに取り込むという
 やり方をしている人もいました。

 このやり方も良さそうですね。


■わたしは、最近は、メモに関しては、iPhoneでメモを取って、
 ブログにモブログしています。
 (ノートも使いますが。)

 できれば、デジタルで全部できるようになると良いなと思いますが、
 まだ、そこまでの機器が出てきてはいないように思います。

 もうしばらくは、アナログとデジタルの両方を、うまく使いこなすことが
 必要でしょう。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    ノート術は、アナログとデジタルを工夫して使う
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ ノート術で、どんな工夫をしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月19日 17:00 スキルアップ | 成長し続ける人のノート術 | コメント (0) | トラックバック

『デキる男のアンチエイジング仕事習慣』稲川龍男(著)

 ⇒『デキる男のアンチエイジング仕事習慣』稲川龍男(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/antiage.html

-----------------------------------

■本書の副題は、「1週間で若返る36の法則」とあります。

 ちょっと、ビジネス書のタイトルというよりも、健康関連の本のタイトルに
 なりそうです。

 仕事の習慣によって、アンチエイジング、若返ることができるという
 感じの内容になっています。

 この1週間の習慣を、3週間続けると、若返るということです。

▼ ここに注目 ▼

 「日常レベルの英会話など単純な暗記学習は歩きながら、あるいは身体を
  動かしながら覚えると、学習や記憶に関わるホルモンであるアセチルコリ
  ンの分泌が促されて、頭に入りやすいのです。」(p.94)

■単純な暗記学習は、歩きながらやると良いということです。

 学習や記憶に関わるホルモンが出るということが、その理由です。

 本書では、こういった法則について36紹介されています。

 デキる男とタイトルにありますが、女性でも、活用できることがありそう
 です。


■このようなすぐにできることが、36紹介されています。

 それらを習慣にすることで、脳などが若返るだろうということでした。

 習慣を変えること、行動を変えることで、人が変わるというのは、あると
 思います。

 そういう意味でも、本書に書かれているようなことを、実践すれば、
 自分を変えることにつながりそうです。

 脳や身体を若返らせたいという人は、もちろん、
 自分を変えたいという人も、参考になることが見つかるかもしれません。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    仕事の習慣を変えることによって、アンチエイジング、若返ることが
    できるという内容です。
    1週間の習慣を、3週間続けることで、脳や身体の若返りにつながる
    ような仕事習慣が、36紹介されています。
    脳や身体を若返らせたいという人が、読まれると参考になることが
    見つかるかもしれません。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   脳や身体を若返らせたい人。
   自分を変えたい人。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『脳が教える! 1つの習慣』ロバート・マウラー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/07/nou1.html

  『毎朝1分で人生は変わる』三宅裕之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/07/asa1.html

 ★『デキる男のアンチエイジング仕事習慣』稲川龍男(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/antiage.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    単純な暗記学習は、歩きながらやると良い

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 暗記学習に、どんな工夫をしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月19日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『デキる男のアンチエイジング仕事習慣』稲川龍男(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月18日

国産タオルが熱い!夏のマフラー人気で工場フル稼働

 ⇒ 国産タオルが熱い!夏のマフラー人気で工場フル稼働
   (「日経ビジネス」 2008年8月18日号 p.22)

-----------------------------------

■タオルマフラーが、人気だそうです。

 マフラーというと、冬という気がしますが、
 綿100%のタオル素材でつくられた、タオルマフラーが人気とのこと。

 このため、タオル工場が、フル稼働だそうです。


■国産のタオルは、安い外国のタオルに押されて、苦境に立っていると
 言われていました。

 安全性や高品質ということをアピールして、このところ、人気のようです。

 食品も、安全・高品質が重視されていますが、
 タオルなども、重要視されて始めているのかもしれません。


■それにしても、暑いときは、冷たいものが売れるというのは、
 当然ですが、逆に、マフラーが売れるとは、逆転の発想というのでしょうか。

 もちろん、肌触りの良さなど爽快感が売りということですが、
 売れているということで、すごいですね。

 逆転の発想、逆張りで、何か考えると、今までとは違うものが出てきて、
 大きな影響力を発揮できることになるのかもしれません。

 アイデアを考えるときの基本的な考え方だと思いますが、
 自分の商品やサービスなどで、考えてみたいものです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    夏にもかかわらず、タオルマフラーが売れている
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 逆転の発想で、考えてみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月18日 17:00 経済 | 国産タオルが熱い!夏のマフラー人気で工場フル稼働 | コメント (0) | トラックバック

『分析力を武器とする企業強さを支える新しい戦略の科学』

 ⇒『分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学』
   トーマス・H・ダベンポート(著),ジェーン・G・ハリス(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/bunseki.html

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■『ブルー・オーシャン戦略』に次ぐハーバード・ビジネス・スクール・プレ
 スのベストセラーということで、読んでみました。

 データを分析して、戦略や実行に活用している企業の事例が、
 いろいろと紹介されています。

 ネットフリックスやキャピタル・ワンなどが紹介されています。

▼ ここに注目 ▼

 「本書で言う分析とは、データを多角的・多面的に活用して統計分析・定量
  分析を行い、説明モデル・予測モデルを作成し、事実に基づく意思決定・
  行動に結びつけるところまで意味する。」(p.22)

■これを、この本では、「分析」としています。

 意思決定と行動にむすびつけるまでが、分析ということです。

 そして、そのために企業に必要なことを教えてくれています。


■第二部のタイトルが、「分析力を組織力にする」となっていることから
 わかるように、組織力となってこその分析力、企業が組織として分析を活用
 できるようになることが必要ということがわかります。

 単に、分析結果が導き出せれば良いということではないということです。

 そして、ここにこそ、分析力を武器とできる企業と、そうでない企業の
 分かれ目があるのだと感じました。


『その数学が戦略を決める』を読んで、おもしろかった人は、
 興味深く読めるのではないかと思います。
  http://www.bizpnet.com/book/2008/01/suujiga.html

 企業において、「分析」を活用するには、どうしたら良いのか。

 そういう問題意識、課題を持っている方が、読まれると良いと思います。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     データを分析して、戦略や実行に活用している企業の事例が、
     いろいろと紹介されています。
     そして、分析を活用するために、必要なことについても、
     教えてくれています。
     分析を活用したい、分析力を武器としたいという方が、読まれると
     参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   戦略担当者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『その数学が戦略を決める』
   http://www.bizpnet.com/book/2008/01/suujiga.html

 ★『分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学』
   トーマス・H・ダベンポート(著),ジェーン・G・ハリス(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/bunseki.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 分析とは、データを多角的・多面的に活用して統計分析・定量
◇ 分析を行い、説明モデル・予測モデルを作成し、事実に基づく意思決定・
◇ 行動に結びつけるところまで意味する

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 分析を、意思決定、行動に結びつけることができていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月18日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『分析力を武器とする企業強さを支える新しい戦略の科学』 | コメント (0) | トラックバック

2008年8月 8日

宮崎駿のすべて~「ポニョ」密着300日 ~

 ⇒ 宮崎駿のすべて~「ポニョ」密着300日 ~
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年8月5日放送分
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080805/index.html )

-----------------------------------

■宮崎アニメ。

 いつの頃からか、宮崎駿監督のアニメをこう呼ぶようになっているようです。

 そして、一度は見たことがあるという人が、多いと思います。

 この回の「プロフェッショナル」は、宮崎駿監督でした。

 「崖の上のポニョ」の制作に密着した300日を中心に、
 宮崎駿氏の今までについてなどを紹介していました。


■どん底の3年

 今でこそ、日本の映画興行収入を塗り替えるほどの人気のアニメ映画を
 つくっている宮崎駿監督ですが、企画が通らず、つらい時期もあった
 そうです。

 「ルパン三世 カリオストロの城」

 何度も、テレビで放映されていますから、見たことがある方も
 多いでしょう。

 この作品は、宮崎駿氏が、初めて監督をしたものです。

 しかし、興行は、芳しくなかったようです。


■そして、それから3年間、企画などを映画会社などに持っていっても、
 採用されず、

 そんなときのことを、

 「チャンスをくれなかった人への怒りを感じる。
  でも、どこかにしまっておく。
  人に運命をゆだねない。」

 と言われていました。


■人に運命をゆだねない

 宮崎監督の作品に共通していることは何か?というと、
 空を飛ぶとか、楽しいとか、いくつかあることでしょう。

 その一つに、主人公が、「人に運命をゆだねない」、もしくは、
 そのようになっていくということが、あるように思います。

(『折り返し点―1997~2008』の中で、アニメは、小さい子供には、
 1年に1度くらい見てくれれば良いというようなことを言われています。
  http://www.bizpnet.com/book/2008/08/orikaesi.html

 このメルマガの読者は、大人の方でしょうから、
 何を感じるか、何度見るかは、もちろんご自身の自由です(笑)。)


■「運命」は、命を運ぶと書きます。

 自分の命をどこに運ぶかは、他人にはゆだねない。
 自分の人生は、自分で決める。
 他人のせいにはしない。

 こんな理屈っぽいことは、伝えようとはしていないのかもしれませんが、
 そんなことが、宮崎アニメを見終えると、感じられる。

 だからなのか、多分そういうこともあるでしょうけど、
 きっと観ると楽しいから、多くの人が観たいと思うのでしょうね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    他人に運命をゆだねない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 運命について、少し考えてみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 8日 17:00 その他 | 宮崎駿のすべて~「ポニョ」密着300日 ~ | コメント (0) | トラックバック

『考える力をつける知的論理トレーニング』高島康司(著)

 ⇒『考える力をつける知的論理トレーニング』高島康司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/titeki.html

-----------------------------------

■人と話していて、どうにも伝わらない、と感じたことはありませんか?

 ときどきこういうことはあると思うのですが、そういうときは、
 お互いの前提が違っていることが多いように感じています。


■本書の表紙には、「欧米の小・中学校で教えている「人を動かす論理」の
 トレーニング」とあります。

 論理的に話すためのトレーニングができる本です。

▼ ここに注目 ▼

 前提 → 事実 → 結論

■この本を通して、この3段階で話すことが、論理的で相手に納得感を与える
 話し方として、紹介されています。

 しかし、この3段階で話すだけでは、必ずしも、説得できるわけでもない、
 ということが、本書を読んでいくと、分かります。


■とくに、前提が納得できるものでないと、いくら事実であったとしても、
 説得しにくいということがわかります。

 前提は、なるべく当たり前で、多くの人がそうだと思うこと、社会常識を
 踏まえたものであることが必要になる、ということです。


■ということがわかりますが、現代においては、社会常識などが個々人に
 よって変わってきているようにも思えます。

 そういうことから考えると、この「前提」が、どれだけ納得できるもので
 あるか、ということが、論理的に話して、人を説得するために本当に重要
 なのではないでしょうか。

■本書は、タイトルにトレーニングとあるように、
 この「前提 → 事実 → 結論」で話すということを、
 トレーニングできるように、自分で考える例題があります。

 わたしもやってみました。

 このトレーニングをとおして、読む前よりも、少しより論理的に考えること
 ができるようになったように、思います。
 (答えが、少しおかしいなと思ったりもしますが、それも、論理的に考える
  トレーニングになるでしょう。)

 知っていることを、自分のものにすることができる本だと思いました。

 読んで良かったです。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    論理的な話し方で、人を説得する方法について、例題をとおして、
    トレーニングしながら、身につけることができます。
    本書のいう話し方のポイントは、わかりやすいかもしれませんが、
    いざ実践するとなると、むずかしいかもしれません。
    それでも、例題によるトレーニングがあるので、これらをやってみる
    ことで、読む前よりも、論理的になることができると思います。
    説得力を増したい方などが、読まれると、得るところがあると
    思いました。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   論理的に話したい方。
   説得力を増したい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『考える技術』大前研一(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2004/12/kangaeru.html

 ★『考える力をつける知的論理トレーニング』高島康司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/titeki.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    前提 → 事実 → 結論 で話す

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 前提に納得感がありますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 8日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『考える力をつける知的論理トレーニング』高島康司(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月 7日

橋本浩氏・キョウデングループ会長「カンブリア宮殿」

 ⇒ 橋本浩氏・キョウデングループ会長
  「異端の激安王が吠える!~素人だからこそ勝てる!ビジネス成功術~」
   (「カンブリア宮殿」 2008年8月4日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080804.html )

-----------------------------------

■この回の「カンブリア宮殿」は、キョウデングループ会長の橋本浩氏でした。

 パソコンメーカー「ソーテック」、99円均一コンビニ「SHOP99」、
 スーパー「長崎屋」などを買収再生してきた方ということです。


 そんな橋本氏ですが、素人だからこそ勝てるビジネス成功術ということで、
 素人として、ビジネスを成功させる方法について、紹介されていました。


■人の3つのタイプ

   素人の目を持ったプロ
   プロ
   素人

 人は、こういった3つのタイプに分けられということです。

 そして、「素人の目を持ったプロ」が、一番成功しやすく、
 次に「プロ」が来て、「素人」は成功しないということです。

 では、素人が成功するには、どうしたらよいのでしょうか?


■素人が成功するには?

 「素人」が成功するには、「プロ」と組むことということです。

 プロと組めば、素人は、「素人の目を持ったプロ」になるということです。

 プロのスポーツ選手には、コーチがいますが、
 違う能力を持つ人と組むことで、より能力を発揮しやすくなるのだと
 思います。


■素人の目線、お客様の目線を大切にしているということが、わかりました。

 どういうわけか、買い手側から売り手側になると、「顧客目線」を
 忘れてしまいます。

 自分の立場から考えてしまうというのは、人間の性質の一つなのでしょう。

 責任を果たすなどといった場面では、大切なことかもしれませんが、
 ビジネスを改善する、考えるといったところでは、邪魔になったしまうこと
 もあると思います。

 素人の目を持ったプロということが、求められる時代でもあるように
 思いますので、意識したいところですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    「素人」が成功するには、「プロ」と組む
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 「素人」の目線を持っていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 7日 17:00 経営 | 橋本浩氏・キョウデングループ会長「カンブリア宮殿」 | コメント (0) | トラックバック

『ブライアン・トレーシーの話し方入門』ブライアン・トレーシー(著)

 ⇒『ブライアン・トレーシーの話し方入門』ブライアン・トレーシー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/buhana.html

-----------------------------------

■『ゴール―最速で成果が上がる21ステップ』などの著者、
 ブライアン・トレーシー氏による、話し方についての本です。
  http://www.bizpnet.com/book/2006/04/goal.html

 話し方と言っても、おもにスピーチについて書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 人前で話す恐怖を取り除く

 「人前で話す恐怖や緊張感に打ち克つ第一歩は、演壇に立つとき、
  客席の全員があなたの成功を願っていてくれていると思うことだ。」
                             (p.58)

■人前で、話すことが怖い。

 そう感じる人は、多いのかもしれません。

 わたしも、そう感じます。

 そういうときには、客席の全員が自分の成功を願っていると思うと良い、
 ということです。


■成功とまでではないにしても、普通に聞いてくれていると思うと、
 良いのではないでしょうか。

 (人と話すのが苦手な人は別ですが)1対1で話すときには、
 大勢の前で話すよりは、緊張や不安などを感じないでしょう。

 大勢も、一人ひとりの集まりです。

 一人ひとりに向かって、話していると考えると、恐怖や不安も、
 少しは減るのではないでしょうか。


■もちろん、スピーチと1対1の会話では異なります。

 ですから、準備などが必要です。

 本書でも、準備の重要性を、繰り返し教えてくれています。

 何をどう準備したらよいのか。

 そういうことがわかります。


■スピーチだけでなく、会議やプレゼンでの話し方についても、
 書かれています。

 1対多での、話し方について知りたいビジネスパーソンの方などが、
 読まれると、参考になることが見つかることでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    ブライアン・トレーシー氏による、話し方についての本です。
    おもに、スピーチについて書かれています。
    大勢の前で話す、その方法について教えてくれています。
    会議やプレゼンでの話し方についても書かれているので、
    そういうことに興味があるビジネスパーソンの方なども、読まれると
    良いかもしれません。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   スピーチなどにおける話し方について知りたい方。
   ビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『成功する「話し方」7つの黄金律』吉野真由美(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/12/seikouha.html

  『説得力あるプレゼンテーションで、聴き手の心を揺さぶる』
   http://www.bizpnet.com/book/2008/03/presen.html

 ★『ブライアン・トレーシーの話し方入門』ブライアン・トレーシー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/buhana.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    人前で話す際には、聞き手が味方であると考えてみる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 人前で話す際に、気をつけていることは、何ですか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 7日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『ブライアン・トレーシーの話し方入門』ブライアン・トレーシー(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月 6日

自分カイゼン術

 ⇒ 自分カイゼン術
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.08.19 p.018~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/08/aso0819.html

-----------------------------------

■カイゼンと言うと、トヨタを思い出します。

 この号の「アソシエ」の特集は、効率的に働けるように、
 自分をカイゼンするには、どうしたら良いかということを、
 取り上げています。


■トヨタ式カイゼン 5つのアクション

  分ける
  捨てる
  測る
  決める
  見せる


■トヨタ式カイゼンには、このような5つのアクションがあるということです。

 下の2つが説明が必要でしょうか。

 「決める」というのは、仕事のルール作りのことを言うそうです。

 「見せる」とは、ルールや測った結果などを「見える化」するということ
 です。


■こうやって、5つにわけてあると、課題のある仕事などがあった場合に、
 それぞれについて考える際の参考になりますね。

 わたしも、早速、何かを捨ててみようかと思います。

 どういうルールで捨てるかも決めて、測って、見える化すると、
 さらに良いでしょうね。

 そこまでやるかは、ちょっとわかりませんが、
 このリストで、考えるきっかけにはなりました。

 今後も、カイゼンなどするときに、使っていきたいです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    トヨタ式カイゼン 5つのアクションを意識する
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 自分をカイゼンしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 6日 17:00 スキルアップ | 自分カイゼン術 | コメント (0) | トラックバック

『絶対に成功する!起業法』兼田武剛(著)

 ⇒『絶対に成功する!起業法』兼田武剛(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/zetuki.html

-----------------------------------

■起業の基本について知ることができます。

 新書で、まとまっていて、わかりやすいです。

 それぞれについての記述は、あっさりしているので、
 必要なところは、さらに、別の本などで、深めるなどすると良いと思います。

 起業の際に、考えておくことを、一通り知ることができるので、
 便利だと思いました。

▼ ここに注目 ▼

 「ターゲット顧客になりそうな人100人の意見を聞きましたか?」(p.152)

■著者の兼田氏が、事業計画書のチェックを頼まれたときに、質問することだ
 そうです。

 言葉で書くと、簡単そうですが、実行してみると、なかなかむずかしいです。

 直接聞くとなると、それだけの人に会う必要があります。
 ですから、少し大変です。

 こういうことはできないなと思う人は、
 今は、ネットがあるので、ネットでマーケティング調査をしてみると
 良いと思います。

 比較的手軽な値段で、アンケート調査ができるようですので、
 調査会社のサービスを使ってみると良いでしょう。


■これから起業しようとしている人に、読んでおいて欲しい一冊ですね。

 どんなことでも、基本的な事柄というのはあると思います。

 しかし、起業家というと、実践を重視するからか、基本的なことを
 知らなかったりします。

 基本的な知識がないために、困るということがないように、
 知っておくと良いことを、簡単にまとめられています。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    起業する前に、考えておいたほうが良いことについて、
    書かれています。
    企業理念、商品計画、価格計画、流通計画、販促計画など、
    その考え方などがわかります。
    新書なので、コンパクトにまとまっています。
    これから、起業する人が読んでおくと良い一冊だと思います。

 ▼ おすすめしたい方 ▼

   起業したい方。
   起業家。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『ビジネスロードテスト新規事業を成功に導く7つの条件』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/09/bizload.html

  『起業家精神に火をつけろ!』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/09/kigyouka.html

 ★『絶対に成功する!起業法』兼田武剛(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/zetuki.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    ターゲット顧客になりそうな人100人の意見を聞く

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 見込み客に意見を聞く

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 6日 16:59 【書評・感想文】 起業 | 『絶対に成功する!起業法』兼田武剛(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月 5日

目配り上手が選手を変える「日経ビジネス」 

 ⇒ 目配り上手が選手を変える
   (「日経ビジネス」 2008年8月4日・11日号 p.100~)

-----------------------------------

■もうすぐ、北京オリンピックです。

 熱戦を見られることが、とても楽しみです。

 選手の活躍も楽しみですが、この「日経ビジネス」の記事を読むと
 わかりますが、選手を支えている人がいるということ、裏側を知ることも、
 学ぶ点があります。


■平井伯正コーチ、武富豊監督、柳本晶一監督という3人の監督、コーチが
 紹介されています。

 目配り、気配りができる人ということが、紹介されています。


■柳本晶一全日本女子バレーボール監督は、7月9日のバレーボールワールド
 グランプリの対キューバ戦で、杉山祥子選手がイージーミスで試合を失った
 ことに対して、試合後に雷を落としたそうです。

 杉山選手が、こういうように怒られても耐えられる選手であるということ
 や同室の選手が、明るい高橋みゆき選手だったということを考慮しつつ、
 このような指導をしたとのことです。


■勝負の世界ですから、厳しさも必要なのでしょう。

 他の、コーチ、監督も、目配り、気配りができる方というエピソードが
 紹介されていました。

 指導者として、有名な方々ですから、一流の選手、指導者ということで、
 こういうことができるというのは、重要なのではないでしょうか。

 細かい点に気がつく、案外簡単なようで、むずかしいことだと思います。

 ビジネスでも、上司などには、こういうことが求められているのかも
 しれません。

 参考になりますね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    目配り、気配りが、指導者には必要
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 目配り、気配り、できていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 5日 17:00 その他 | 目配り上手が選手を変える「日経ビジネス」  | コメント (0) | トラックバック

『インフォコモンズ』佐々木俊尚(著)

 ⇒『インフォコモンズ』佐々木俊尚(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/infocom.html

-----------------------------------

■「グーグルとSNSの次に世界を制するものは何か?」

 この本の帯に書いてある言葉です。

 Web2.0という言葉を、あまり聞かなくなりました。

 本書では、Web2.0の次、Web3.0がどうなるのか、ということについて
 考察しています。


■未来のことは、わかりにくいですが、現在の状況から推測を重ねていって、
 こうなるのではないかという、予想を持つということで、方向性などを
 考えることができます。

 ウェブ、ネットのこれからについて考える際に、興味深い一冊でした。

▼ ここに注目 ▼

 「これは、一見、二律背反のようにも思える。なにしろ「情報は絞り込め。
  しかし絞り込まない情報も利用者に放り込め」と求めているのだから。」
                               (p.62)

■ホームページやブログなどは、1サイト1テーマにすると良いと言われたり
 します。

 これは、情報を求めている人のことを考えて、こう言われたりします。

 しかし、探していた情報とは、関係のないリンクを、思わず押して
 しまった、そして読んでしまうという経験は、多くの人がしていること
 でしょう。


■1人の人間が欲しいと思う情報は、1つだけではないことが多いです。

 ですから、関連している情報などを、提供することが、
 最近では、重要になってきているのかもしれません。

 そうは言っても、関連性をどう判断するのか、自動化するにはどうしたら
 良いのか、こういうことを考え出すと、なかなかむずかしいことに
 気づきます。


■おそらく、これからのウェブは、このあたりを巡っての、展開になる、
 ような気がします。

 そして、このようなウェブ上における情報がどうなるか、ということを
 考えたい人には、本書の論考は、興味深い話だと思います。

 これからのウェブを考えたい人は、読んでおくと、
 方向性などを考える際に、役に立つことでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    インフォコモンズ(情報共有圏)が、これからのウェブの方向性で
    ある、ということを佐々木俊尚氏が、提示しています。
    現在のウェブの動向と限界なども、知ることができます。
    ウェブの今後の方向性を知りたい方、考えたい方が読まれると、
    示唆などを得ることができると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ウェブのこれからについて考えたい方。
   Web3.0について考えたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『ウィキノミクス』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/06/wikino.html

  『ウェブ進化論』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/02/web.html

 ★『インフォコモンズ』佐々木俊尚(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/infocom.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    ウェブのこれからを、考えてみる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ ウェブは、これからどうなると思いますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 5日 16:59 【書評・感想文】 ネット・コンピュータ | 『インフォコモンズ』佐々木俊尚(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月 4日

マイクロソフト式「200のキャリア別」成長の手引き

 ⇒ マイクロソフト式「200のキャリア別」成長の手引き
   (「プレジデント」 2008.8.18号 p.110~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/08/pre0818.html

-----------------------------------

■優秀な人材を確保することの重要性は、グローバル時代になって、
 ますます増していくのかもしれません。

 社員のキャリア開発を助けることができるということは、
 その会社の魅力の一つでしょう。

 この「プレジデント」の記事では、マイクロソフトのキャリア開発システム
 について紹介されています。


■この記事のタイトルにあるように、マイクロソフトには、約200に分類した
 キャリアモデルがあるそうです。

 全世界で8万人の社員がいるということですし、大企業ですから、
 これぐらいのキャリアモデルがあったも、不思議ではないでしょう。

 このキャリアモデルを活用しつつ、自らキャリアプランをつくったり、
 上司などと相談などができるそうです。


■人材採用は、社内外同時に募集をするとのこと。

 これだけ人材がいるわけですから、社内から募集することも可能でしょう。

 大企業ならではと言えるかもしれませんが、
 中小企業でも、人材募集や仕事・職種の提案などを、社内から募集する
 ということをすると良いかもしれません。

 どんな仕事に、どんな人材が必要なのか、そういうことを社内で
 話し合うきっかけになることでしょう。


■中小企業は、人材の確保が、むずかしいと言います。

 自分で仕事・職種をつくれるということになれば、
 人材を集める際に、この点に魅力を感じる人が応募してきてくれるかも
 しれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    人材採用は、社内外に募集をする
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ キャリア開発に、どんな工夫をしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 4日 17:00 経営 | マイクロソフト式「200のキャリア別」成長の手引き | コメント (0) | トラックバック

『1行でできる英会話』石原真弓(著)

 ⇒『1行でできる英会話―この1冊で「まるで別人」の自分!』石原真弓(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/1eikai.html

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■英語ができるようになりたい、英会話ができるようになりたい。

 そういう人は、多いようです。

 本書は、英語の言い回し、1行ほどの表現を、いろいろと紹介して
 います。

▼ ここに注目 ▼

 「お先に、どうぞ  After you.」 (p.194)

■エレベーターなどで、入り口で扉を押さえながら、お先にどうぞ、
 などとは、言うことでしょう。

 そういうときは、英語では、After you.ですね。

 知っている人は、知っている表現だと思いますが、
 知らない人は、なかなか出てこない英語の表現だと思います。

 本書では、このようなちょっと知っておくと、便利な英会話の表現が
 紹介sれています。


■英会話は、いろいろな表現を、どんどん覚えていって、使っていくと、
 話ができるようになっていって、自信になっていきます。

 たいしてむずかしくない表現や文章を覚えていって、
 自分でも話せる、伝わるという経験が重要で、
 そういう経験を重ねて、英会話の楽しさを感じることで、
 身につけることができるでしょう。


■そういうわけで、よく使いそうなフレーズなどを、どんどん覚えると良いと
 思います。

 本書は、そんなフレーズや表現を、教えてくれているので、
 英会話でよく使いそうな言い回しを覚えたいという人に、良いと思います。


■例えば、

  私、朝型なんです
  (トイレをノックされて、)入っています
  何時出勤?
  お疲れのようですね
  気持ちはわかるよ

 などなど、が紹介されています。

 これらを英語でどう言うか、ちょっとわからないな、と思った方は、
 読んでみると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    1行でできる英会話ということで、1行の英語のフレーズ・表現集です。
    覚えておくと、そういう場面で役に立つ、そんなフレーズを紹介して
    くれています。
    英会話の初級者から中級者になるような人が読むと、楽しく学ぶこと
    ができると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   簡単な英会話の表現・フレーズを覚えたい方。
   1行でできる英会話を覚えたい方。


 ★『1行でできる英会話―この1冊で「まるで別人」の自分!』石原真弓(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/1eikai.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    英語のフレーズ・表現を覚えて、使ってみる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 英語独特のフレーズや表現を覚えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 4日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『1行でできる英会話』石原真弓(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年8月 1日

読まれる文書vs.捨てられる文書

 ⇒ 読まれる文書vs.捨てられる文書
   (「THE21」 2008年8月号 p.12~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/08/the2108.html

-----------------------------------

■YouTubeなど動画が無料で見られる時代になりました。

 しかし、ビジネスの世界では、まだまだ文書、文章が、重要でしょう。

 この号の「THE21」の特集は、読まれる文書や文章について、
 著名な方が、教えてくれています。

 文書の基本を思い出すことができました。読んで良かったです。


■相手のメリットを考える、伝える

 この特集は、第1部、第2部に分かれているのですが、
 第1部で、多くの人が、相手のメリットを考えて、伝えることの大切さを
 言われています。


■文書には、目的があります。

 それは、こちらにとって、メリットや目的があるものかもしれません。

 しかし、読み手のことを考えると、読み手にとって、メリットがなければ、
 読みたいとは思わないでしょうし、読んでも行動などにはつながらないかも
 しれません。


■メルマガやブログ、おそらくビジネスに関連する文書であるなら、
 この「読み手のメリットを考えて、伝える」ということは、
 共通なのではないでしょうか。

 文書の基本と言えるように思いました。

 この点を、きちんと考えて、文書、文章を書くことを、心がけたいと
 改めて思った、この号の「THE21」の特集でした。


■雑誌の特集は、あるテーマで、著名人の人へのインタビューという形のもの
 があります。

 この「THE21」が、まさにそうですが、
 比較して、共通点や相違点を知ることで、とても重要なことを知ることが
 できます。

 わたしは、そういう風に、ビジネス書だけではなく、ビジネス雑誌も
 活用しています。

 こんなビジネス誌を読んでいます。
 

 定期購読すると、買い忘れがなく、安くなるので、良いですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    文書には目的がある
□    相手のメリットを考えて、伝える
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 読み手のメリットを考えて、伝えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 1日 17:00 スキルアップ | 読まれる文書vs.捨てられる文書 | コメント (0) | トラックバック

『イケアの挑戦―創業者(イングヴァル・カンプラード)は語る』

 ⇒『イケアの挑戦―創業者(イングヴァル・カンプラード)は語る』
   バッティル・トーレクル(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/ikeatho.html

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『IKEA超巨大小売業、成功の秘訣』
  http://www.bizpnet.com/book/2007/03/ikea.html

 を以前、紹介しました。

 イケアについてや、創業者のイングヴァル・カンプラード氏などについて
 書かれていました。

 異色の経営者であるということを知ったので、
 もう少し知りたい、という気持ちがありました。

 本書、『イケアの挑戦―創業者(イングヴァル・カンプラード)は語る』
 では、カンプラード氏が、自ら語られている部分があります。

 カンプラード氏の言葉で、イケアの歴史や考えていたことなどを、
 知ることができます。
 (本書はイケア関係者へのインタビューと著者による説明という構成です。)

▼ ここに注目 ▼

 「私たちの本当のイケア店舗がオープンする一年前にやっと、デザインと
  機能性と価格の三つが揃った商品を用意することができました。」
                            (p.107)

『IKEA超巨大小売業、成功の秘訣』

 この本で、イケアの成功の秘密は、大量生産ということでした。

 たしかに、そうですが、単に安いものを大量につくっているわけではない
 ということです。

 デザイン、機能、価格が、揃った商品を大量生産している。

 こういうことです。


■カンプラード氏の幼少の頃から、2006年ごろまでのイケアについて
 書かれています。

 「ある家具商人の書」というイケアの理念のようなものも、収録されて
 います。

 イケアの歴史、成功の秘訣、創業者・カンプラード氏などに興味がある方が
 読まれると、いろいろなエピソードを知ることができるでしょう。

 そこから、イケアや創業者・カンプラード氏から、何かしら学べることが
 見つかると思います。


-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    イケア、創業者のイングヴァル・カンプラード氏について
    書かれています。
    本書はイケア関係者へのインタビューと著者による説明という構成
    です。
    イケアや創業者・カンプラード氏から、何かしら学びたい経営者の方
    などが読まれると、参考になることが見つかることでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   イケア、創業者・カンプラード氏から学びたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『IKEA超巨大小売業、成功の秘訣』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/03/ikea.html

 ★『イケアの挑戦―創業者(イングヴァル・カンプラード)は語る』
   バッティル・トーレクル(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/ikeatho.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    イケアでは、デザインと機能性と価格の三つを揃えている

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ デザイン、機能性、価格を、揃えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年8月 1日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『イケアの挑戦―創業者(イングヴァル・カンプラード)は語る』 | コメント (0) | トラックバック