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2008年5月30日

高嶋由美子・UNHCR ウガンダ・リラ事務所長「人は強い、希望は消えない」

 ⇒ 高嶋由美子・UNHCR ウガンダ・リラ事務所長
   「人は強い、希望は消えない」
   (「プロフェショナル 仕事の流儀」 2008年5月27日放送分
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080527/index.html )

-----------------------------------

■29歳で、紛争などの現場を知りたいということで、UNHCRの仕事に就いた、
 高嶋由美子氏が、この回の「プロフェッショナル」でした。

 現在は、ウガンダ・リラ事務所長ということで、
 ケニアの暴動から逃れてきた難民の人のために働いているということです。


■タイでの挫折

 ミャンマーからのタイへの難民を、タイ政府が入国を却下したことがあった
 そうです。

 このときに、力になれなかったことが、とても悔やまれたとのことです。

 そんなときに、次の言葉に出会ったそうです。


■熱い心と、冷たい頭を持て

 この言葉は、元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏の本に書かれていた
 言葉だそうです。

 今は、この言葉を胸に、仕事をされているとのこと。


■困難なことをする際に、一つの心得ややり方でうまくいくことは
 まれなのかもしれません。

 何か一つに絞ると、わかりやすいというのはありますが、
 それだけで十分なほど、世界は単純ではない。

 そんな気がしています。

 何かを組み合わせて、自分なりに工夫して、やってみる。

 そういうことが必要なのだと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    熱い心と、冷たい頭を持て
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 熱い心と、冷たい頭を持っていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月30日 17:00 その他 | 高嶋由美子・UNHCR ウガンダ・リラ事務所長「人は強い、希望は消えない」 | コメント (0) | トラックバック

『マインドセットものを考える力』ジョン・ネスビッツ(著)

 ⇒『マインドセット ものを考える力』ジョン・ネスビッツ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/mindset.html

-----------------------------------

■本書は、『メガトレンド』などの著者、ジョン・ネスビッツ氏による
 著書です。

 未来を考えるための考え方について書かれています。

 ネスビッツ氏は、どうやって未来を予測しているのか、と
 人から尋ねられるそうです。

 そのやり方もそうですが、本書では、マインドセット、心構え、考え方、
 といったものを教えてくれています。

▼ ここに注目 ▼

 変わるか否かは利益次第である

 「人々を見くびってはいけない。彼らが変化に反対するときは、あなたが
  利益を明白にしていないか、反対する十分な理由があるのだ。」(p.98)

■利益が明確であれば、人々は変わることでしょう。

 逆に、利益がよくわからなかったり、変わることのデメリットが大きかった
 りすれば、変化を拒むことでしょう。


■本書では、考え方や見方だけではなく、実際に、ネスビッツ氏が未来の予測
 もしています。

 そういう点も参考になります。


■未来予測において、一番重要な点は、当たるか当たらないかではなくて、
 予測どおりになったときにどうするか、予測どおりにならなかったらどうす
 るか、といったことを考えることにある、とわたしは思っています。
 (もちろん、当たったほうが良いですが。)

 自分なりに未来を考えて、どうするのか。

 そういうことを考えたい方が本書を読まれると、自分なりに未来を考える
 参考になることでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    『メガトレンド』などの著者、ジョン・ネスビッツ氏による著書です。
    未来予測のためのマインドセット、考え方、見方などについて書かれ
    ています。
    『メガトレンド』の予測は当たっていることが多いようです。
    そのようなネスビッツ氏による未来予測のやり方、マインドセットを
    知ることができますので、自分なりに、未来予測をしたい方が、
    読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   未来を考えたい方。
   未来予測のマインドセットを知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』
   マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/microt.html

 ★『マインドセット ものを考える力』ジョン・ネスビッツ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/mindset.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    変わるか否かは利益次第である

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 未来予測を活かしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月30日 16:59 【書評・感想文】 歴史 | 『マインドセットものを考える力』ジョン・ネスビッツ(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月29日

永守重信、日本電産代表取締役社長「社員が変わる!会社が伸びる!~永守流 正しいM&A~」

 ⇒ 永守重信、日本電産代表取締役社長「社員が変わる!会社が伸びる!
   ~永守流 正しいM&A~」
   (「カンブリア宮殿」 2008年5月26日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080526.html )

-----------------------------------

■日本電産は、パソコンのハードディスクの駆動モーターのシェアが、
 75%だそうです。

 わたしやあなたが使っているパソコンにも、日本電産のモーターが使われて
 いるかもしれません。

 この回の「カンブリア宮殿」のゲストは、その日本電産代表取締役社長、
 永守重信氏でした。


■永守氏は、ハードーワーカーであると、自分で公言されています。

 365日働いていると、かねてから言われていました。

 そんな休みのない働きづめのような生活ですが、続く秘訣をこう言われて
 いました。


■楽しいから続く

 楽しいから、続くということです。

 たしかに、仕事が楽しいのであれば、続けることができそうです。

 そういう意味でも、楽しく仕事ができるようになりたいものです。


■買収交渉はどう始めるのか?

 日本電算は、M&Aをしてきた会社ということでも、有名です。

 そこで、買収交渉はどう始めるのか?

 アイラブユーと言い続ける。

 恋愛で例えれば、好きだ、好きだと、言い続けるということだそうです。

 最低でも買収までに、5~6年かかっているとのこと。

 それだけの時間、労力をかけているのだと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    楽しいから続く
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 楽しんでいますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月29日 17:00 経営 | 永守重信、日本電産代表取締役社長「社員が変わる!会社が伸びる!~永守流 正しいM&A~」 | コメント (0) | トラックバック

『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』フィル・ローゼンツワイグ(著)

 ⇒『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』
   フィル・ローゼンツワイグ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/nazebiz.html

-----------------------------------

■なぜビジネス書は間違うのか?

 このメルマガは、ビジネス書を紹介しているので、
 この本を取り上げないわけにはいかないでしょう。

 本書では、ビジネス書が間違う理由について、書かれています。


■ビジネス書と言っても、いろいろあります。

 本書では、ビジネスパーソン個人向けの本などではなく、
 企業業績を上げるためにどうするかといったマネジメントなどの本を
 取り上げています。

 具体的に言えば、『エクセレント・カンパニー』や『ビジョナリー・カンパ
 ニー』といった本です。
 (つまり、すべてのビジネス書が間違っていると言っているわけでは
 ありません。)

▼ ここに注目 ▼

 「ハロー効果にはいくつか種類がある。一つはソーンダイクが発見したもの
  で、全体の印象から個々の特徴を判断する傾向である。」(p.91)

■本書の原題は、“The Halo Effect”ということで、ハロー効果となってい
 ます。

 そのハロー効果とは、全体の印象から、他のことも、同様に考えてしまう
 傾向のことです。

 人で言えば、きちんとした格好をしている、見た目が良いから、
 その人は良い人だろう、といったことです。

 このハロー効果のようなもので分析しているビジネス書は、
 間違う可能性が高いということです。


■ビジネス書が間違う理由として、本書に書かれていることは、
 たしかにそうだと思いました。

 そういう意味では、ビジネス書をよく読む方は、本書を読んでおくと良いと
 思います。

 そして、それではどうしたら良いかということも書かれていますので、
 この点も、本書の良い点だと思います。

 ただ、まだこの点は、十分とは言えないと思います。

 本書を読んで、さらに考えたい人は、以下の本なども読んでみると
 良いと思います。


 『戦略のパラドックス』マイケル・E・レイナー(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html

 『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』
  ナシーム・ニコラス・タレブ(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/02/magure.html

 『明日は誰のものか イノベーションの最終解』
  クレイトン・M・クリステンセン (著)
  http://www.bizpnet.com/book/2005/09/asuha.html

 『実行力不全 なぜ知識を行動に活かせないのか』
  ジェフリー・フェファー(著),ロバート・I・サットン(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2006/01/jikkou.html

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    ビジネス書は、なぜ間違うのか?
    本書では、その理由を探っています。
    ビジネス書をたくさん読む方や、参考にしようとしている方は、
    読んでみると良いと思います。
    経営者の方が読んでみると、経営書、ビジネス書などの見方、読み方
    が変わるかもしれませんので、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   ビジネス書をたくさん読む方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

 『戦略のパラドックス』マイケル・E・レイナー(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html

 『まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』
  ナシーム・ニコラス・タレブ(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/02/magure.html

 『明日は誰のものか イノベーションの最終解』
  クレイトン・M・クリステンセン (著)
  http://www.bizpnet.com/book/2005/09/asuha.html

 『実行力不全 なぜ知識を行動に活かせないのか』
  ジェフリー・フェファー(著),ロバート・I・サットン(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2006/01/jikkou.html

 ★『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』
   フィル・ローゼンツワイグ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/nazebiz.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    ハロー効果とは、全体の印象から個々の特徴を判断する傾向

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 因果をきちんと考えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年5月29日 16:59 【書評・感想文】 その他 | 『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』フィル・ローゼンツワイグ(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月28日

女性をマネジメントするコツは「決めつけないこと」「日経ビジネスAssocie」

 ⇒ 女性をマネジメントするコツは「決めつけないこと」
   (「日経ビジネス Associe」 2008.06.03 p.065
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/aso0603.html

-----------------------------------

■ビー・スタイルという人材派遣会社社長の三原邦彦氏による記事です。

 ダイバシティー、女性の活用ということが言われます。

 そんな状況ですが、女性をマネジメントするコツについて、
 教えてくれています。


■「個人によって考え方の違いが激しく、女性たちは「女性と」一括りにされ
  るのを嫌う。」

 このため

 「女性たちをうまくマネジメントするコツは「決めつけないこと」だ」

 ということです。


■この人は、こういう人と決めつけてしまうと、判断を誤ってしまうの
 でしょう。

 反感なども買ってしまうのかもしれません。


■こういったことは、女性に限ったことではないかもしれません。

 最近では、価値観も多様化していますし、他人に自分を認めてもらいたいと
 考えている人も増えているでしょう。

 決めつけてしまえば、対応などは簡単で楽ですが、
 間違う可能性が高まります。

 相手をどういう人間か決めつけずに、保留にしておく、
 そのときそのときに質問してみる、などの工夫が必要なの時代になっている
 と言えそうです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    女性たちをうまくマネジメントするコツは「決めつけないこと」
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 人のことを決めつけていませんか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月28日 17:00 経営 | 女性をマネジメントするコツは「決めつけないこと」「日経ビジネスAssocie」 | コメント (0) | トラックバック

『絶妙な「仮説力」をつける技術』馬場了(著)

 ⇒『絶妙な「仮説力」をつける技術』馬場了(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/kasetu.html

-----------------------------------

■仮説力。

 最近では、この大切さが言われます。

 それでは、その仮説力をつけるには、どうしたらよいのでしょうか?

 本書では、その仮説力をつけるための方法、考え方を教えてくれています。

▼ ここに注目 ▼

 「「発想型仮説力」とは、前述したとおり、問題解決にあたって対象者の
  願望をみずから発想して「アタリ」つけ、対向する仮説を複数「発想・検
  証」し、圧倒的に早く、少ない仕事量で正解を創る、リスクのない課題
  解決力のことだ。」(p.22)

■ということで、本書では、発想型仮説力というものを身につける方法に
 ついて書かれています。

 発想型とは違う、分析型の仮説力ではなく、発想型の仮説力ということです。


■ある意味、発想力をつけるための方法とも言えると思います。

 ただ、それだけではないのは、課題解決力にもつながっているというところ
 が異なります。

 というわけで、本書では、発想型仮説力について学ぶことができます。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書では、発想型仮説力の身につけ方について書かれています。
    発想型仮説力は、分析型仮説力とは違い、課題解決力につながり
    やすい仮説力です。
    課題解決のための仮説力をつけたい方は、読んでみて、そのやり方を
    知って、実践してみると、得るところがあると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   発想型仮説力を身につけたい方。
   課題解決力つけたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法』内田和成(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/04/kasetu.html

 ★『絶妙な「仮説力」をつける技術』馬場了(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/kasetu.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    発想型仮説力は、課題解決力につながる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 発想型の仮説力を磨いていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年5月28日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『絶妙な「仮説力」をつける技術』馬場了(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月27日

世界の賢者が明かす市場動乱「今こそ好機」「日経ビジネス」

 ⇒ 世界の賢者が明かす 市場動乱「今こそ好機」
   (「日経ビジネス」 2008年5月26日号 p.26~)

-----------------------------------

■この号の「日経ビジネス」の特集は、ウォーレン・バフェット氏や
 ジェフ・イメルト氏などの「賢者」に世界経済などについて
 聞いています。

 なかでも興味が引かれたのが、ジム・ロジャーズ氏です。


■米国すべて売り アジア丸呑み

 2007年9月に、ニューヨークの家と米ドルをすべて売り、
 ジム・ロジャーズ氏は、シンガポールに引っ越したそうです。

 「1世紀にも及ぶ繁栄が見込める土地にたどり着いたということです。」


■ということで、ジム・ロジャーズ氏は、これからはアジアの時代と言って
 います。

 そして、現在では、コモディティー(商品)を買っているとのこと。

 コモディティーが儲かるから買っているということです。

 これらのことは、数年前から言っていました。

 最近では、たしかに、この傾向は強まっています。


■まだしばらくは、この傾向は続きそうです。

 今こそ、好機なのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    アジアは、1世紀にも及ぶ繁栄が見込める土地かもしれない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ アジアの勢いを感じていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月27日 17:00 経済 | 世界の賢者が明かす市場動乱「今こそ好機」「日経ビジネス」 | コメント (0) | トラックバック

『ウェルチの「伝える技術」』ビル・レーン(著)

 ⇒『ウェルチの「伝える技術」』ビル・レーン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/jackt.html

-----------------------------------

■本書は、元GE会長ジャック・ウェルチ氏のスピーチライターだった、
 ビル・レーン氏による著書です。


 本書は、おもに3つのことについて書かれています。

  ・スピーチの技術
  ・ジャック・ウェルチ氏などのGEの話
  ・ビル・レーン氏個人の話

 これらが、混然となって、展開されています。

▼ ここに注目 ▼

 「聴衆の立場に立って、彼らにとって役立つことは何なのかを考えたか?」
                              (p.387)

■スピーチで、一番重要なことは何か?

 そのスピーチの目的に合っていること、だとわたしは思います。

 その次というべきか、その前にというべきか、そのためにというべきか、

  聞き手にとって役立つことは何か、

 これから外れてしまっては、スピーチの価値はほとんどないでしょう。


■ですから、この聞き手に役立つことを話すということが、
 一番重要なことなのかもしれません。

 そんなことはわかっているという人は、きっとすばらしいスピーカーである
 に違いありません。

 本書では、自分の話したいことを話す人が、何人もでてきます。

 スピーチやプレゼンは、そういうものではない、ということがよくわかる
 一冊です。


■また、ウェルチ氏が、どういう人なのか、仕事についてどういう考えでいる
 のか、そういったことも垣間見られます。

 GEという会社(もしくはジャック・ウェルチ氏)に、興味がある方にも、
 おもしろく読めると思います。

 わたしは、楽しく読むことができましたし、得るところがありました。

 仕事を大切に考えるということは、こういうことだということがわかります。
 (ある意味、仕事中毒ということかもしれませんが。)

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書は、元GE会長ジャック・ウェルチ氏のスピーチライターだった、
    ビル・レーン氏による著書です。
    本書は、スピーチの技術、ジャック・ウェルチ氏などのGEの話、
    ビル・レーン氏個人の話について書かれています。
    ウェルチ氏に興味があって、スピーチなどの技術を知りたい方が
    読まれると、とても得るところがあると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   プレゼン、スピーチについて学びたい方。
   ウェルチ氏に興味がある方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『ウィニング 勝利の経営』ジャック・ウェルチ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2005/09/winning.html

 ★『ウェルチの「伝える技術」』ビル・レーン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/jackt.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 聴衆の立場に立って、彼らにとって役立つことは何なのかを考えたか?

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 聞き手に役立つことは何か、考えましたか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年5月27日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『ウェルチの「伝える技術」』ビル・レーン(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月26日

挑む!やり抜く!「歴史・古典」入門「プレジデント」

 ⇒ 挑む!やり抜く!「歴史・古典」入門
   (「プレジデント」 2008.6.16号 p.37~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/pre0616.html

-----------------------------------

■賢者は歴史から学ぶと言います。

 この号の「プレジデント」の特集は、古典や歴史から学ぶというものです。

 リーダーシップや人間関係についての格言などが多かったように思います。

 そんな中、気になったのは、次の記事です。


■「『菜根譚』運を味方にできる人、できない人」

 「天が冷遇して幸福を授けてくれなければ、わが徳を磨いて幸福をかちとる
  がよい。天が苦役を課して肉体を苦しめてくるなら、わが心を楽にして
  苦痛をいやすがよい。天が苦境に突き落として行く手をはばむなら、
  わが道を守って初志を貫徹するがよい。これなら天といえどもどうする
  こともできまい」


■運が良い、悪いと言ったりします。

 良いときは良いでしょうが、悪いときにどうするか。

 この言葉は、運が悪いときの心構えを教えてくれているように思います。


■運が悪かったら、自分を磨いて、自分のための糧にする。

 運が悪いことも、自分を成長させるためのものとする。

 そうであったなら、どんな運でも、自分の味方にできる。

 そういうことですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    運が悪かったら、自分を磨いて、自分のための糧にする。
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 悪い運も、自分の糧にしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月26日 17:00 その他 | 挑む!やり抜く!「歴史・古典」入門「プレジデント」 | コメント (0) | トラックバック

『「事業不敗」のヒント―世界一楽しい仕事』加藤友康(著)

 ⇒『「事業不敗」のヒント―世界一楽しい仕事』加藤友康(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/fuhai.html

-----------------------------------

■本書は、カトーレジャーグループ代表取締役兼CEOの加藤友康氏による
 著書です。

 カトーレジャーグループには、うどんやのつるとんたんなどがあり、
 年商200億円規模だそうです。

 本書では、事業で不敗になるための考え方ややり方などについて、
 書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「赤字事業を黒字に変えるのは人」 (p.71)

■カトーレジャーグループには、事業再生を行う事業があるということです。

 その事業を黒字に変えるのは、その事業を担う人ということです。

 オペレーションを行う人が、一丸となって懸命に取り組むことが、
 黒字に変える、常勝のパターンということです。


■人が変わることで、赤字の事業が黒字になる。

 そういうことがわかります。

 別の人がやるということもあるでしょうが、
 同じ人でも、考え方や行動が変われば、結果が変わっていくということだと
 思います。


■本書では、加藤氏の事業についての考え方などがわかります。

 自分のビジネスや事業について考えたい方が、読まれると、
 ヒントや参考になることが見つかることでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書は、カトーレジャーグループ代表取締役兼CEOの加藤友康氏に
    よる著書です。
    事業で不敗になるための考え方ややり方などについて、
    書かれています。
    自分の事業やビジネスについて考えたい、経営者の方などが
    読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   事業について考えたい方。

 ★『「事業不敗」のヒント―世界一楽しい仕事』加藤友康(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/fuhai.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    赤字事業を黒字に変えるのは人

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 人が、事業の源

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月26日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『「事業不敗」のヒント―世界一楽しい仕事』加藤友康(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月23日

鈴木利廣・弁護士「患者の無念、命の闘い」

 ⇒ 鈴木利廣・弁護士「患者の無念、命の闘い」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年5月20日放送分
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080520/index.html )

-----------------------------------

■国は、一体何をやっているのだろう。

 政治家は、何をやっているのだろう。

 この回の「プロフェッショナル」を見て、思ったことです。


■弁護士の鈴木利廣氏が、この回の「プロフェッショナル」でした。

 鈴木氏は、薬害エイズ、ハンセン病、そして薬害肝炎と、
 国と闘い続けてきた方だそうです。

 今は、薬害肝炎問題に取り組んでいるとのことです。


■薬害肝炎は、350万人という多くの人に影響がある可能性があるという
 ことです。

 そんな状況でありながら、薬害肝炎の法律制定の審議、協議が
 あまり進んでいないそうです。


■薬害再発防止の抜本的な仕組みづくりをするために、法律をつくること、
 仕組みを変えることを、鈴木氏らは、目指しているということでした。

 政治家は、なぜ抜本的な対策をつくろうとしないのか。

 お金がかかることだからかもしれませんし、重視していないからかも
 しれません。

 それで良いわけがない。

 人の命が懸かっていることなのですから。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    薬害再発防止には、抜本的な仕組みづくりが必要
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 薬害再発防止策を、政治家は作るべきだと思いますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月23日 17:00 その他 | 鈴木利廣・弁護士「患者の無念、命の闘い」 | コメント (0) | トラックバック

『出会った人すべてを味方に変える技術』臼井由妃(著)

 ⇒『出会った人すべてを味方に変える技術』臼井由妃(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/mikatani.html

-----------------------------------

■味方がいないより、味方がいたほう良いですよね。

 本書は、株式会社健康プラザコーワ、有限会社ドクターユキオフィス
 代表取締役の臼井由妃氏による著書です。

 出会った人を味方に変える技術について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「力を貸したくなる人の共通点」(p.72)

■「経営者として17年たって言えることですが「この人に力を貸したい」と 
 素直に思える人には共通するポイントがあります。」(p.72-73)

 ということで、力を貸したくなる人には、共通点があるそうです。

 どんな共通点でしょうか?

 知りたいところですよね。


■「それは「3M」が備わっていること。
  3Mとはまめ・まっすぐ・真面目の共通する頭文字である3つのMに由来
  するものです。」(p.73)

 なるほど。

 まめ、まっすぐ、真面目。

 この3つが、力を貸したくなる人の共通点だそうです。

 たしかに、そういう気がします。


■もう一つわたしが加えるとしたら、人のために何かをやろうとしている人で
 しょうか。

 自分のためにがんばっている人は、それは、それですごいことですが、
 私欲のためにやっているように見えてしまいます。

 理想や人のためにがんばっている人には、力を貸したくなるような
 気がします。


■本書では、こういった人を味方に変えるための考え方や技術などが
 書かれています。

 「相手のタイプ別」心をギュッとつかむ方法など、
 具体的な方法も教えてくれています。

 味方を増やしたい方は、読んでみると、ヒントや参考になることが
 見つかると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書は、株式会社健康プラザコーワ、有限会社ドクターユキオフィス
    代表取締役の臼井由妃氏による著書です。
    出会った人を味方に変える技術について書かれています。
    味方を増やしたい方が読まれると、参考になるヒントや方法などが
    見つかると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   味方を増やしたい方。
   ビジネスパーソン


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『その他大勢を味方につける25の方法』ジョン・C.マクスウェル(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/11/sonota.html


 ★『出会った人すべてを味方に変える技術』臼井由妃(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/mikatani.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    力を貸したくなる人の共通点:まめ・まっすぐ・真面目

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 味方を増やすために、何をしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年5月23日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『出会った人すべてを味方に変える技術』臼井由妃(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月22日

長谷川浩一、長谷川酒店社長「日本酒を、飲んで、酔って、売りまくれ!」

 ⇒ 長谷川浩一、長谷川酒店社長
   「日本酒を、飲んで、酔って、売りまくれ!」
   (「カンブリア宮殿」 2008年5月19日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080519.html )

-----------------------------------

■この回の「カンブリア宮殿」のゲストは、長谷川酒店社長、長谷川浩一氏
 でした。

 長谷川酒店は、年商21億円ということで、麻布十番や表参道ヒルズなどに
 出店しているお酒屋さんということです。


■いいもので、人がやらないものであれば、勝てる

 長谷川氏は、24歳で家業の酒店を継いだということで、
 ディスカウント店などとの競合に負けないために、いろいろとやられたよう
 です。

 そんな中、誰も売っていない日本酒を探そうと、蔵元を、1000近く回られた
 ということです。

 いいものを見つけるために、これだけの数を回られたようです。


■今の日本のアルコール消費量の約8%が日本酒とのことです。

 少ないですね。

 やはり他のお酒のほうが、手軽な感じがするからでしょうか。


■そんな状況ですが、長谷川氏は、プロデューサー的に活動されています。

 小売りの酒店にアドバイスをしたり、海外に日本酒を広めようともしている
 ようでした。

 長谷川氏の情熱を感じたこの回の「カンブリア宮殿」でした。

 やはり情熱は大切だと、改めて思います。

 本気の気持ちは、伝わるということを感じました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    いいもので、人がやらないものであれば、勝てる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 情熱を持って、伝えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月22日 17:00 マーケティング | 長谷川浩一、長谷川酒店社長「日本酒を、飲んで、酔って、売りまくれ!」 | コメント (0) | トラックバック

『ビジネス脳を磨く』小阪裕司(著)

 ⇒『ビジネス脳を磨く』小阪裕司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/biznou.html

-----------------------------------

■『「感性」のマーケティング』『そうそう、これが欲しかった!』などの
 著者、小阪裕司氏による著書です。

 おもしろかったです。おもしろいだけではなく、今後の参考になりました。

 経営者の方は、読んだほうが良いでしょう。

 ビジネスパーソンの方も、読んでおくと、現代のビジネス、商売というもの
 が少しわかるようになると思います。

▼ ここに注目 ▼

 「価値創造のために「感性情報をデザインする」とは、消費者の心の中の
  変化を起こすために、「どういう情報をどう構成すればいいかを考える」
  ことである。」(p.98)

■本書に書かれていることを、1文で言うと、こういうことです。

 このことについて書かれています。

 何かを買うという行為を起こすまでに、消費者の心の中で変化が起こるわけ
 です。

 その変化を起こすために、どうするか?

 本書のテーマは、ここになります。

 何のことかよくわからないという人は、本書を読んだほうが良いと思います。

 もっと詳しく知りたいという人も、本書を読んだほうが良いと思います。


■社会が変化し、消費者が変化していることから、その方法論などが変わって
 きています。

 気づいている人は気づいている変化ですが、まだ気づいていない人もいると
 思います。

 成熟社会などと言われます。

 そういった社会では、消費者は、どういうモノ、コトを欲しいのか。

 ここがポイントになるわけですが、なかなかわかりにくいことです。

■消費者が求めるものをどうやって提供するか。

 経営者やビジネスに携わる人であれば知りたいところだと思います。

 ビジネス脳、ビジネス感性を磨きたい方は、読んでみてください。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    小阪裕司氏による著書です。
    感性とビジネスの関係などについて書かれています。
    消費者の変化を知って、これからのビジネスなどを考えたい方が
    読まれると良いと思います。
    ビジネス脳、ビジネス感性を磨きたい方は、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   ビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『「感性」のマーケティング』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/12/kansei.html

  『そうそう、これが欲しかった!』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/07/sousou.html

 ★『ビジネス脳を磨く』小阪裕司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/biznou.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    消費者の心の中の変化を起こすために、
◇   「どういう情報をどう構成すればいいかを考える」

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 消費者の心に変化を起こすためにどうしますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年5月22日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『ビジネス脳を磨く』小阪裕司(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月21日

すぐ効く!ロジカルシンキング・フィンランド式思考

 ⇒ すぐ効く!ロジカルシンキング
   (「日経ビジネス Associe」 2008.06.03
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/aso0603.html

-----------------------------------

■この号の「アソシエ」の特集は、ロジカルシンキングです。

 いろいろな思考の「型」について紹介されています。

 この号の特集で、ロジカルシンキングの基本的なことを理解することが
 できるような内容です。


■フィンランド式思考

 フィンランドで行われている教育を、フィンランドメソッドと呼ぶそうです。

 その思考法について紹介されていました。


■1 発想力を高める
   カルタというツールで、網の目のようなキーワードをつなげたものを
   つくる

 2 論理力を鍛える
   1の中から重要だと思うものを3つ選び、選んだ理由を説明する

 3 表現力を養う
   2のキーワードなどを参考に意見などをまとめる

 4 批判的思考を身につける
   3でつくった文章の伝わりにくい点などを考え、書き直す


■こういったステップで思考するということです。

 このステップを踏むと、自分なりの論理的な思考ができるようになりそう
 です。

 このようなステップや思考の型を知ることは、ロジカルシンキングなどに
 有益ですね。

 活用していきたいものです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    フィンランド式思考法などの思考の型を知る
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 思考の型を知っていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月21日 17:00 スキルアップ | すぐ効く!ロジカルシンキング・フィンランド式思考 | コメント (0) | トラックバック

『仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン』トニー・ブザン(著)

 ⇒『仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン』
   トニー・ブザン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/simind.html

-----------------------------------

■マインドマップは、いろいろなことに使えます。

 本書では、マインドマップの発案者のトニー・ブザン氏が、
 仕事に役立つようなマインドマップのつくりかたを教えてくれています。

 仕事においてのマインドマップの描き方、使い方などが、
 よくわかり参考になりました。

▼ ここに注目 ▼

 「職場におけるマインドマップの最も重要な用途の1つは時間管理である。」
                               (p.69)

■ということで、マインドマップによる時間管理のやり方についても、
 教えてくれています。

 一枚の紙に、月曜日から日曜日までの予定を描いていくということです。

 1日が1つのブランチ(枝)からなっていて、7日分の枝でできているもの
 ができるわけです。

 スケジュール管理は、自分がやりやすいようにやると良いと思いますが、
 こういうやり方もあるということです。


■本書では、他にも、事業計画や自分のスキルアップ、長期的な問題を考える
 など、仕事やビジネスで、マインドマップをどう活かすか、描くかという
 ことについて書かれています。

 本書を読んで、わたしも、もっとマインドマップを描いたり使っていこうか
 と思いました。

 仕事にマインドマップを活かしたい方が、読まれると、参考になることが
 見つかると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    マインドマップの発案者のトニー・ブザン氏が、仕事に役立つような
    マインドマップのつくりかたを教えてくれています。
    事業計画や時間管理、スキルアップなど仕事にマインドマップを
    どう使うか、そういうことを知ることができます。
    マインドマップを仕事に役立たせたい方が、読まれると参考になると
    思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   マインドマップを仕事に役立たせたい方。


 ★『仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン』
   トニー・ブザン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/simind.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    仕事にもっとマインドマップを活かす

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ マインドマップを使っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月21日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『仕事に役立つマインドマップ―眠っている脳が目覚めるレッスン』トニー・ブザン(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月20日

藤居寛[帝国ホテル会長]「サービスは「100-1=0」ブランドは10秒で崩れる」

 ⇒ 藤居寛[帝国ホテル会長]
  「サービスは「100-1=0」ブランドは10秒で崩れる」
   (「日経ビジネス」 2008年5月19日号 p.1)

-----------------------------------

■帝国ホテル会長、藤居寛氏へのインタビュー記事です。

 いろいろと印象に残ることを言われています。

 なかでも


■「100-1=0」

 「これは帝国ホテルのサービスの教訓としている“算式”です。」

 「100-1=99ではなくて0。100年以上かけて築き上げたブランド価値も、
  たった10秒で失われてしまうことがある。」


■ということで、1つのことで、ブランドが崩れてしまうことがあると、
 言われています。

 「真実の瞬間」という言葉があります。

 会社の何かにお客様が触れた瞬間に、お客様の中で、その会社やサービスに
 ついての価値が作られているということです。

 それが、どういうものになるかは、瞬間、瞬間であり、
 一つもおろそかにできないということです。


■きっと同じことだと思います。

 一人ひとりのお客様にとっては、その通りなのだと思います。

 だからこそ、大変なのですが、大切にしなくてはならないことだと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    100-1=0
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 瞬間を大切にしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月20日 17:00 ビジネス | 藤居寛[帝国ホテル会長]「サービスは「100-1=0」ブランドは10秒で崩れる」 | コメント (0) | トラックバック

『気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57』阪本啓一(著)

 ⇒『気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57』
   阪本啓一(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/kiduita.html

-----------------------------------

■ビジネス・チャンスの見つけ方、ということで、
 ビジネス・チャンスを見つけるためのヒント、気づき方などについて
 書かれています。

 気づくことの大切さなどがわかります。

▼ ここに注目 ▼

 「本は、借りたりせず、必ず自分で買うことです。では、何を買うか。前述
  した自分の気になるテーマに関する本はとにかく、できる限り、買うので
  す。」(p.191)

■本書の著者、阪本啓一氏が、勉強の仕方というセミナーを開いたところ、
 大人気だったそうです。

 ビジネス書も、勉強法などが、最近は人気です。

 そういった基本的なことを学びたいという人が多いようです。


■そういう人に、本は買うこと、自分の興味のあるテーマに関する本は、
 できる限り買うこと、と言われています。

 このメルマガを読んでいる方は、わかっていることだと思いますが、
 自分で買って、知りたいことはたくさん読む。

 それが、勉強やスキルを身につけるための、第一歩ということでしょう。


■さらに、学んだことは、自分なりに実践してみる。

 試行錯誤して、身につけていく。


 インプットとアウトプットで、自分のレベルアップ、スキルアップをして
 いく。

 そういうことの大切さを改めて思いました。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    ビジネス・チャンスを見つけるためのヒント、気づき方などについて
    書かれています。
    ほかにも、プロになるために身につけたいことなども書かれています。
    経営者だけでなく、ビジネスパーソンにも参考になることが、
    見つかることでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   ビジネスパーソン。


 ★『気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57』
   阪本啓一(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/kiduita.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    本は、借りたりせず、必ず自分でたくさん買う

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 本をたくさん買っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月20日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『気づいた人はうまくいく!―ビジネス・チャンスの見つけ方57』阪本啓一(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月19日

「弱点叩き」より「長所強化」のススメ「プレジデント」

 ⇒ 「弱点叩き」より「長所強化」のススメ
   (「プレジデント」 2008.6.2 p.92-93
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/pre0602.html

-----------------------------------

■自分の強みを活かせ、とはよく言われることです。

 自分のことをよくわかっている人なら、自分の強みを活かすことができる
 でしょうが、よくわからない人は、どうしたらよいのでしょうか。

 この「プレジデント」の記事では、その方法について教えてくれていました。


■自分が楽しかった就業時間中の活動を書き留める。

 自分がやって仕事で楽しかったものを書き留めてみることから
 始めると良い、ということです。

 たしかに、楽しく出来たことは、自分の強みなりえるかもしれません。


■それらを活かせるように仕事を調整する

 1 焦点を絞る
 2 強みを解き放つ
 3 自己啓発する
 4 職務範囲を拡大する

 楽しい仕事を見つけたら、それらを活かせるように、仕事を調整してみると
 良いということです。

 簡単に言えば、自分の強みを活かせるように、いろいろ試してみるという
 ことだと思います。


■このようなステップで、強みを見つけて、磨いていくと良さそうですね。

 もちろん、弱みもあるでしょうから、そういうことを、目立たないように
 する工夫も必要でしょう。

 強みを、さらに強くして、弱みをなるべく減らす。

 そういう工夫が、自分を活かしていけるようになる方法だと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    自分の強みを見つけて、磨いていく
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 強みを磨いていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月19日 17:00 スキルアップ | 「弱点叩き」より「長所強化」のススメ「プレジデント」 | コメント (0) | トラックバック

『凹まない人の秘密』アル・シーバート(著)

 ⇒『凹まない人の秘密』アル・シーバート(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/hekoma.html

-----------------------------------

■へこんだ、へこんでいる、

 といった言葉を、自分や人に使うようになったのは、いつなのでしょうか。

 モノに対して使う言葉のような気がしますが、
 昔から使う言葉なのでしょうか。


■本書では、へこまない人、へこみにくい人について、書かれています。

 すぐに、へこんでしまう人、あまり精神的にタフではない人が
 読まれると、考え方やものの見方などが、参考になると思います。

▼ ここに注目 ▼

 「多くの成功者に認められたのが「自分なりの成功の指標を持っている」と
  いうことだ。それは世間の指標とは違う、その人固有のものだった。」
                             (p.100)

■人の指標を、自分の成功の指標にすると、人に左右されやすいように
 思います。

 誰かの評価などに影響されるというのでしょうか。

 そういう変わりやすいものではなく、自分にとって、本当に大切なことが
 自分にとっての成功の指標になっている人は、「成功」しやすいのでしょう。

 そういう人は、人から見たら、「成功者」ではないかもしれませんが、

    自分の成功は自分が決める。

 こう考えた人が、タフに目標などを追求できるのかもしれません。

■これは、成功者についての話ですが、本書では、逆境の中でも、へこまずに
 へこたれずに、前向きに生きている人たちが登場します。

 そういう人の話などを読むと、勇気付けられます。

 へこまない人が、どういう考え方をしているのかなどを知りたい方が
 読まれると、参考になると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書では、へこまない人、へこみにくい人について、書かれています。
    そういう人が、どのように考えているかなどがわかります。
    へこみがちな人が読むと参考になると思います。
    逆境を乗り越えたい人が読むと、勇気付けられると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   へこみがちな人。
   逆境を乗り越えたい人。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『逆境を乗り越える者』
   http://www.bizpnet.com/book/2008/01/gyakkyou.html

 ★『凹まない人の秘密』アル・シーバート(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/hekoma.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    成功者の多くは、自分なりの成功の指標を持っている

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ あなたの成功の指標は?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月19日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『凹まない人の秘密』アル・シーバート(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月16日

堤幸彦、映画監督・演出家「気負わず、おごらず、立ちどまらず」

 ⇒ 堤幸彦、映画監督・演出家「気負わず、おごらず、立ちどまらず」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年5月13日放送分
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080513/index.html )

-----------------------------------

■この回の「プロフェショナル」は、映画監督・演出家の堤幸彦氏でした。

 多くの映画を手がける堤幸彦氏。

 みなさんも、堤幸彦氏の映画などを見たことがあるのではないでしょうか。


■ジタバタし続ける

 堤氏は、撮影でOKの合図を出すまで、ぎりぎりまでジタバタし続けるそう
 です。

 これは、何かを作る人には、共通のことなのかもしれません。

 今までの「プロフェッショナル」でも、ジタバタするという人は、
 何人かいたように思います。


■いつか何とかしてやる

 今では、ヒット映画の監督という堤氏ですが、
 ADをやっていたころは、「電信柱」と言われ、何もできなかったそうです。

 それでも、「いつか何とかしてやる。自分を怒っている人と対等になりたい、
 なるべきだ、ならなければならない。」と思っていたということです。


■自分自身に勝とうと思う

 今でも、仕事ができない自分と戦っている、勝ちたいと思うそうです。

 こういう気持ちを持っているから、持ち続けてきたから、
 今の堤氏があるのかもしれません。


 ジタバタして、自分自身に勝とうと思う気持ちは、見習いたいですね。

 わたしも、このメルマガを書くために、結構ジタバタしています。

 外からは、あまりわからないかもしれませんが。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    ジタバタして、自分に勝つ
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ ジタバタしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月16日 17:00 スキルアップ | 堤幸彦、映画監督・演出家「気負わず、おごらず、立ちどまらず」 | コメント (0) | トラックバック

『自滅する企業エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病』ジャグディシュ・N・シース(著)

 ⇒『自滅する企業 エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病』
   ジャグディシュ・N・シース(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/jimetu.html

-----------------------------------

■本書の原題は、"The Self-Destructive Habits of Good Companies
  and How to Break Them"です。

 「良い企業の自己破壊的習慣とその克服法」といったところでしょうか。

 7つの自己破壊的、自滅的な習慣とその事例、克服法、予防法について
 書かれています。

 そういった自滅的な習慣は、自分や自社には関係ないと思ったら、
 すでに、その習慣病にかかっているかもしれません。


■なぜ優良企業がダメになるのか?

 ついこの間まで、絶賛されていた企業が、急にダメになる。

 そういう例が、たくさん出てきます。

▼ ここに注目 ▼

 傲慢症の主な症状の一つ

 「話を聞かない
  顧客、従業員、投資家、消費者団体、行政の言うことを聞かなくなる。外
  の世界に耳を傾けていない。人の話を無視する、笑い飛ばす。すべて知っ
  ていることだと思い込んでいる。」(p.121)

■こういった傾向があるとしたら、傲慢症になっているかもしれません。

 あなたの上司や経営者が、そうなっていませんか?

 もしくは、あなた自身がそうなっていませんか?

 気をつけたいものです。

 人の失敗などを見て、自分には関係ないと思っているとしたら、
 それは、危険な兆候なのかもしれないと、本書を読んで思いました。


■本書では、失敗していった企業の事例が、これでもかと出てきます。

 ビジネス書の多くは、成功事例を挙げて、成功を追求するものが多いですが、
 本書は、その逆です。

 成功事例を読んでいると、自分も成功できそうな気になってきますが、
 本書を読んでいくと、こんなにも失敗事例があるのかという気持ちになって
 きます。

 成功というものが、まれなことであることがわかります。


■本書は、まだ成功途上の企業はもちろん、成功した企業に関係している方に
 は、読んで欲しい一冊です。

 事例や克服法、予防法まで書かれている本は、なかなかありません。

 失敗の先例から学びたい方は、読んでおくと良い本だと思います。

 自滅したくない企業の経営者の方は、読んでおくと、自滅のサインを
 見つけることができるかもしれません。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    自滅する企業の7つの習慣病について書かれています。
    事例が豊富で、成功がまれであることがわかります。
    失敗の先例から学びたい方、とくに、経営者の方には、とても
    参考になる一冊だと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   失敗から学びたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『名経営者が、なぜ失敗するのか?』
   http://www.bizpnet.com/book/2004/10/meikeiei.html

  『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/daigyaku.html

 ★『自滅する企業 エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病』
   ジャグディシュ・N・シース(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/jimetu.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    傲慢症の主な症状の一つ:話を聞かない

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 自分には関係ないと思っていませんか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年5月16日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『自滅する企業エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病』ジャグディシュ・N・シース(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月15日

ブランドって何だ?

 ⇒ ブランドって何だ?
   (BizPlus Wunderman's View
    http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/rensai/idnl.cfm )

-----------------------------------

■ブランドとは何か?

 マーケティングやビジネスのことを考えたことがある人なら、
 一度は考えたことがある問いかもしれません。

 この記事では、ブランドについて、考察されています。


■ブランドの定義

 「ブランドを「commitment(約束・献身)」と捉えている。」

 ブランドとは、コミットメントということだそうです。

 お客様などへの約束、献身ということでしょう。

 たしかに、そういう面があると思いますが、
 他にも、人によっては違ってくるのがブランドというものだと思います。


■強いブランドの条件

 「強いブランドは消費者に対して「常に新しい価値を生み出している」と
  いうことができる。」

 これは、わたしも、そういうように感じます。

 定番と新しいものをうまく組み合わせている。

 定番も少しずつ変えつつ、新たな価値を提案している。

 そういうことが、ブランドからはわかります。


■新しい価値を生み出すように、提案していっているということが、
 ブランドを維持するには必要なことなのでしょう。

 とは言え、言うは易しで、実際に行うのは、簡単ではないように感じます。

 このメルマガも、少しずつ変えていっている部分があります。

 大胆に変えたい気もしますが、これというものが思い浮かびません。

 少しずつでも変えていきつつ、何らかの価値を提供していきたいものです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    強いブランドの条件は、常に新しい価値を生み出していること
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 常に新しい価値を生み出していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月15日 17:00 【書評・感想文】 マーケティング | ブランドって何だ? | コメント (0) | トラックバック

『セルフトーク・マネジメントのすすめ』鈴木義幸(著)

 ⇒『セルフトーク・マネジメントのすすめ』鈴木義幸(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/selftalk.html

-----------------------------------

■自己管理、自分を変える方法。

 いろいろとやり方があります。

 本書では、自分の頭の中で考えている言葉を、変えることで、
 自分を変える、コントロールする方法について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「セルフトークとは、感情や欲求、思考、行動の引き金として、自分の中に
  生まれる「言葉」ということになります。」(p.19)

■この言葉を変えることで、感情、思考、行動などを変える、
 コントロールすることを、セルフトーク・マネジメントと言われています。

 頭の中の独り言というのでしょうか。

 そういうものを変えることが、自分の感情、行動などを変えることに
 つながるということです。


■これは、たしかに、そうですね。

 例えば、質問などを変えると、自分の思考などが変わるのがわかります。

 「なぜ」と問えば、原因を探ろうとするでしょうし、
 「どのようにしてやるか」と問えば、やり方やできるようにするための方法
 を考えることでしょう。


■セルフトークを変えることで、セルフイメージや他人の評価なども変わる
 でしょう。

 自己管理や自分を変えたい方が読んで、実践されると、
 自分を変えるための方法を知ることができると思います。

 わたしは、ゾーンやフローとのセルフトークの関係が参考になりました。

 そういう状態に入っているときの、セルフトーク、自分の頭の中について
 少し分かったような気がします。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    セルフトークを変えることで、自分を変えたり、自己管理する方法に
    ついて書かれています。
    セルフトークマネジメントについて知りたい方や、
    セルフコントロールや、自分を変えたい方が読まれると、
    参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   セルフトークを変えたい方。
   自己管理したい方、自分を変えたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『「心のブレーキ」の外し方』石井裕之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/11/kokorono.html

  『「もうひとりの自分」とうまく付き合う方法』石井裕之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/11/mou1ri.html

 ★『セルフトーク・マネジメントのすすめ』鈴木義幸(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/selftalk.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  セルフトークとは、感情や欲求、思考、行動の引き金として、
◇  自分の中に生まれる「言葉」

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ セルフトークを意識していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年5月15日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『セルフトーク・マネジメントのすすめ』鈴木義幸(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月14日

真の提案力を鍛える1枚の図を描こう「日経ビジネスアソシエ」

 ⇒ 真の提案力を鍛える1枚の図を描こう
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.05.20 p.100~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/05/aso0520.html

-----------------------------------

■このアソシエの記事では、プレゼンの提案力を鍛える方法について、
 教えてくれています。

 その方法として、提案内容を1枚の図に書く、ということが言われています。

 そして、さらに、書いた図に、広い視点で新たな付加価値を探して加えて
 みると良いということです。


■文章で書いてみるというのも、考えをまとめる際に、有益な方法だと
 思います。

 プレゼンなどでは、さらに、図で説明すると、伝わりやすいです。

 ということで、提案内容を1枚の図にまとめられると良いですよね。


■しかし、図にまとめるというのは、簡単ではないかもしれません。


 『最強のビジネス図解ワークブック』開米瑞浩(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/12/zukai.html

 『自分の考えをまとめる技術―5つの図で整理する』奥村隆一(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/07/jibunno.html

■図解について、こういった本で、学んでみるというのも方法だと思います。

  図解についての本  →  あなた  →  説得力アップ↑
           学 ぶ     習 得


 図にすると、こんな感じでしょうか。

 (あまりきれいではないですね。メルマガでの図解は、むずかしいです。)

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    プレゼンの提案内容を1枚の図にまとめてみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 図解していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月14日 17:00 スキルアップ | 真の提案力を鍛える1枚の図を描こう「日経ビジネスアソシエ」 | コメント (0) | トラックバック

『3%の経営発想力―ランチはお客様におごってもらえ!』川合善大(著)

 ⇒『3%の経営発想力―ランチはお客様におごってもらえ!』
   川合善大(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/3kei.html

-----------------------------------

■「ランチはお客様におごってもらえ」が、本書の副題です。

 どういうことだろう?と思った方は、本書を読むと、いろいろヒントが
 得られると思います。

 とくに、経営者の方などは、参考になることが見つかるはずです。

▼ ここに注目 ▼

 「「売れない日こそ高く売る」ことで、いいお客様、こだわりが分かる
  お客様を増やすことができるのだ。」(p.52)

■売れないから安くしようと考えるのではなく、値段を高くする。

 そして、値段の高さに見合うだけのものを提供することで、
 こだわりがわかるお客様を増やすことができるということです。


■値段を高くするために、どうするか。

 頭を使って考えると良いのだと思います。

 そういうヒントも、本書の随所に出てきます。


■本書で言う、3%とは、著者の川合氏の経験から、成功するのはだいたい3%
 ほどということで、そういう発想をするための考え方などを、本書では
 書かれています。

 川合氏は、株式会社を5社、投資組合、協同組合、社会福祉法人を経営され
 ているそうです。

 その経験などから、とても興味深い発想のヒントを教えてくれています。

 経営者の方などは、ヒントや参考になることが見つかると思いますので、
 読んでみてください。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の著者、川合氏は、株式会社を5社、投資組合、協同組合、
    社会福祉法人を経営されているそうです。
    その経験から、3%の成功するための発想、考え方について、
    書かれています。
    経営やビジネスにおいて、ヒントや参考になることが、
    いろいろと書かれていますので、経営者の方などは、読んでみて
    ください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   セールスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『頭のいい人が儲からない理由』坂本桂一(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/04/moukara.html

  『高くても飛ぶように売れる客単価アップの法則』村松達夫(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/01/tankaup.html

 ★『3%の経営発想力―ランチはお客様におごってもらえ!』
   川合善大(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/3kei.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    売れない日こそ高く売る

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 売れないときに、どうしますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月14日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『3%の経営発想力―ランチはお客様におごってもらえ!』川合善大(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月13日

読まれる文書、バカにされる文書「プレジデント」 

 ⇒ 読まれる文書、バカにされる文書
   (「プレジデント」 2008.6.2号 p.27~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/pre0602.html

-----------------------------------

■文書、文章の書き方は、あまり習ったことがないからでしょうか、
 むずかしいですよね。

 この号の「プレジデント」の特集は、読まれる文書などについてです。

 企業トップ12人が日常文書を添削したり、メール術指南など、
 文書を書く際に、参考になることが多い特集でした。

 そんななか、印象に残ったのは、次の記事です。


■「原稿1枚・5枚・10枚別」スラスラ書く技術

 樋口裕一氏と齋藤孝氏が、スラスラ書く技術について、書かれています。

 お二人が、スラスラ書くための基本と習慣を教えてくれています。

 どちらも、参考になりましたが、樋口裕一氏の基本と習慣を紹介します。


■書けるようになるための5つの基本

 1 「演繹型」の短文を練習する
 2 「帰納型」の短文を練習する
 3 ビジネス文書では、最初に結論をいう。
 4 次に問題点を洗い出し、つぶしていく。
 5 根拠として比較データを示す。


■書けるようになるための5つの習慣

 1 常に「二項対立(表裏)」を意識する。
 2 「WHAT(定義)」で考えるクセをつける。
 3 「WHERE(地理的条件)」の視点をもつ。
 4 「WHEN(歴史的条件)」を検証する。
 5 「実読」より「楽読」に投資する。


■まずは、演繹なのか、帰納なのか、意識することが重要なのかもしれません。

 どちらにしても、根拠は必要です。

 根拠がなければ、説得力がありませんから。

 そして、二項対立で考えるのは、反対意見や違った視点を知るために
 重要なことでしょう。

 別の可能性も考えつつ、事実はどちらなのか。

 こう考えると、論理展開に説得力が増すように思います。

 こういった文章の基本や習慣を身につけておくと、
 それなりの文書、文章が書けるようになるのでしょうね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    文章の基本や習慣を身につけておくと
□    それなりの文書、文章が書けるようになる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 文書、文章の基本を身につけていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【関連記事】

一流の「ビジネス文書」術

2008年5月13日 17:00 スキルアップ | 読まれる文書、バカにされる文書「プレジデント」  | コメント (0) | トラックバック

『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著)

 ⇒『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』
   マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/microt.html

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■本書の著者、マーク・J・ペン氏は、ビル・ゲイツ氏のアドバイザーで、
 ビル・クリントン氏の大統領選、および政権のアドバイザーでもあり、
 ヒラリー・クリントン氏の大統領選のチーフ・ストラテジストだそうです。

 そんなペン氏が、アメリカなどの小さなトレンドについて、
 統計などから教えてくれています。

 メガトレンドとは違い、大きなトレンドではないが、それなりの影響力が
 あるトレンドを、紹介しています。


■興味深いトレンドが、41紹介されています。

 大きなトレンドも重要ですが、まだ大きなトレンドになっていない、
 これから大きなトレンドになるかもしれない、大きくはならないかもしれな
 いが、人々の行動に影響を与えているトレンドを知ることも、
 価値観などが多様な現代では、有益でしょう。

▼ ここに注目 ▼

 「ペットを受け入れるだけでなく、豪華な犬用のベッドやトイレを用意して
  いるホテルがますます増えている。」(p.99)

■日本でも、ペットが増えているということですが、
 アメリカでも、同様というか、日本よりもペット好きな人が多いようです。

 犬と一緒に泊まれるようなホテルがあるそうです。

 日本では、あまり聞いたことがありません。

 これから、日本でもつくったら、おもしろいかもしれませんね。


■本書では、こういったマイクロトレンドについて、様々な事例が紹介されて
 います。

 それらのトレンドにおける日本の事例について、
 『下流社会』の著者、三浦展氏が、解説されています。

 アメリカの事例だけでなく、日本の状況もわかる点も、本書の良いところ
 だと思います。

 マイクロトレンドから、今の社会、これからの社会について、
 知ることができる一冊です。

 トレンドを知っておきたい方が読まれると、
 興味深く読めると思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の著者、マーク・J・ペン氏は、ビル・ゲイツ氏のアドバイザー
    で、ビル・クリントン氏の大統領選、および政権のアドバイザーなど
    を務めた方だそうです。
    マイクロトレンドということで、小さなトレンドを統計などから、
    紹介しています。
    それらの影響や、日本のトレンドなどについても、知ることができ
    ます。
    マイクロトレンドに興味がある方は、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   マイクロトレンドを知りたい方。
   トレンドに興味がある方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『メガトレンド2010』パトリシア・アバディーン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/07/mega.html

 ★『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』
   マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/microt.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    マイクロトレンドから、今とこれからの社会を考えてみる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ マイクロトレンドに興味を持っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月13日 16:59 【書評・感想文】 経済 | 『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年5月12日

安部修二[吉野家ホールティングス社長]トップの勘は、組織を弱くする

 ⇒ 安部修二[吉野家ホールティングス社長]トップの勘は、組織を弱くする
   (「日経ビジネス」 2008年5月12日号 p.110)

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■トップの勘は、組織を弱くする

 こう言われるのは、吉野家ホールティングス社長、安部修二氏です。


■組織のトップが勘で引っ張っていくと、
 中間管理職などがトップに任せる習慣が、組織に根付いてしまうということ
 です。

 自分で考えたり、提案したりしなくなってしまいがちになるわけです。

 たしかに、トップの判断が、合理性がない場合などが続くと、
 何を言ってもだめかもしれないという考えになってしまうでしょう。

 そうなったら、提案などがなくなっていきそうです。

 それでは、どうしたらよいのでしょうか。


■判断は、「合理性」「有効性」

 合理性や有効性で判断する風土を社内に作ることが重要とのこと。

 論理的で有効であるか。

 そういうことが、判断基準になれば、議論もできますし、
 提案なども可能でしょう。

 このような風土がある組織では、従業員が自分たちで考えるようになって
 いく可能性が高いように思います。


■逆に、こういうことがないと、感情論になりがちです。

 感情で適切な判断をして行動ができればよいですが、
 なかなかむずかしいでしょう。

 そして、受け入れられないことが多くなってくると、
 やる気もなくなっていく。

 未来のことはわかりにくいですが、それでも、理由や根拠を提示して、
 話し合いができるような、そんな組織、仕組みがあると、
 組織はうまく回るようになっていくのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    判断は、勘ではなく、「合理性」「有効性」
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 合理性や有効性を提示していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【関連記事】

安部修仁社長・吉野家ホールディングス「ピンチをチャンスに変えろ」

安部修二氏 [吉野家ディー・アンド・シー社長] ちょっとタフになった

2008年5月12日 17:00 経営 | 安部修二[吉野家ホールティングス社長]トップの勘は、組織を弱くする | コメント (0) | トラックバック

『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著)


 ⇒『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/daigyaku.html

-----------------------------------

■『ザ・プロフィット』などの著者、エイドリアン・スライウォツキー氏に
 よる著書です。

 本書では、戦略リスクについて書かれています。

 副題に、「危機を成長に変える7つの戦略」とあるように、
 危機やピンチを、成長に変えるための考え方、戦略などについて書かれて
 います。

▼ ここに注目 ▼

 「本書のゴールは、リスクが訪れる瞬間を認識し、予測し、不利なリスクの
  中に隠れた有利な可能性を現実に引き出し、機会へと転ずる準備をしてお
  く方法を示すことだ。」(p.21)

■本書では、7つのリスクを、そのリスクを克服してきた企業の事例から
 学ぶというように、展開されています。

 リスクから考えていって、リスクの克服方法を考えて、
 成功にいたる道を探るということです。


■成功している企業を集めて、成功するための方法を探っていく、という
 やり方とは、少し違います。

 逆側から見ているというのでしょうか。

 リスクを減らすことで、成功の道筋を探していく。

 そういう考え方で、展開されています。


■ピンチのあとにチャンスありと言われます。

 好事魔多し、とも言います。

 リスク、ピンチとチャンス、好機というものが表裏一体のように見えるのは、
 どういうことなのか。

 そういった疑問がある方が読まれると、興味深く読むことができるかも
 しれません。

 リスクを減らして、チャンスにする方法を知りたい経営者の方などが
 読まれると良いと思います。


-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    『ザ・プロフィット』などの著者、エイドリアン・スライウォツキー
    氏による著書です。
    リスクを成長に変えるための考え方、戦略について書かれています。
    戦略リスクについて考えたい方や、リスクを減らしてチャンスにする
    方法について知りたい経営者の方などが読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   リスクを減らして、チャンスにする方法を知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『戦略のパラドックス』マイケル・E・レイナー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html

 ★『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/daigyaku.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    リスクを予測し、機会へと変える方法を知る

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ リスクを予測し、機会へと変える方法を知っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年5月12日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著) | コメント (0) | トラックバック