このブログは、メルマガ「知識をチカラに!」のバックナンバーブログです。
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 ↓情報・知識を活かしたい方は、ご登録を!
【メルマガ登録】 (無料)
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 Powered by |
『バースト! 人間行動を支配するパターン』アルバート=ラズロ・バラバシ(著)
⇒『バースト! 人間行動を支配するパターン』
アルバート=ラズロ・バラバシ(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/10/burst.html
-----------------------------------
■人間行動の予測可能性
なぜか、今日は、ものすごく忙しい。
メールの返信が、たくさん溜まっている。
といったことは、多くの人が経験していることでしょう。
本書では、人間行動の予測可能性について書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「どういう種類の人間行動を調べてみても、つねにバーストのパターンが
あらわれた。長い休止期間のあとに、短い集中的な活動期間が続く--
それはあたかも、ベートーヴェンの傑作を奏でるバイオリンの音色に
うっとりしていたら、いきなり太鼓の音でびっくりさせられるようなもの
である。」(p.155)
■バースト-長い休止期間のあとに、短い集中的な活動期間が続く
長い休止期間のあとに、短い集中的な活動期間が続く。
様々な活動について調べてみると、このようなパターンが見られるという
ことです。
そして、あまり例外はない。
メールを考えるとわかりやすいと思いますが、集中的に返信ややり取りを
したあとに、しばらくメールのやり取りをしなくなる。
そういった行動のパターンが、いろいろな活動で見られるということです。
▼取り入れたいと思ったこと
取り入れたいというか、思ったことは、もう少し分散できないかということ
です。
まとまって仕事などが来ると、忙しい時とそれほどでもないときが
出てきます。
もう少しこの差を減らせないか、平らにできないか。
試行錯誤してみたいと思いました。
■バースト! 人間行動を支配するパターン
人間の行動は予測できるのか?
完全に予測はできないのでしょう。
ただ、ある程度の範囲は、予想ができると言えるのかもしれません。
人間行動のパターンに興味がある方が読まれると、興味深く読むことが
できると思います。
-----------------------------------
▼ あわせて読みたい ▼
『人生の科学: 「無意識」があなたの一生を決める』
デイヴィッド・ブルックス(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/06/jinkaga.html
『まちがっている エラーの心理学、誤りのパラドックス』
キャスリン・シュルツ(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/03/matigae.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
人間行動のパターンに興味がある方が読まれると、興味深く読むこと
ができると思います。
人間行動の予測可能性ということについて書かれています。
完全な予測はできないのでしょうが、ある程度はできるのかも
しれません。
▼ おすすめしたい方 ▼
人間行動のパターンを知りたい方。
ビジネスパーソン。
★『バースト! 人間行動を支配するパターン』
アルバート=ラズロ・バラバシ(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/10/burst.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 長い休止期間のあとに、短い集中的な活動期間が続く
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ あなたのバーストは?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年10月15日 21:59 【書評・感想文】 歴史 | 『バースト! 人間行動を支配するパターン』アルバート=ラズロ・バラバシ(著) | コメント (0) | トラックバック
『「超」入門 失敗の本質』鈴木博毅(著)
⇒『「超」入門 失敗の本質』鈴木博毅(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/05/situhon.html
-----------------------------------
■失敗の本質
本書は、『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』からわかることについて
解説されています。
日本軍と現代日本に潜む共通の構造を理解するということで、
ビジネスなどに応用して読むことができるようになっています。
▼ ここに注目 ▼
「戦略とは、いかに「目標達成につながる勝利」を選ぶかを考えること。
日本人は戦略と戦術を混同しやすいが、戦術で勝利しても、最終的な勝利
には結び付かない。」(p.43)
■戦略とは、いかに「目標達成につながる勝利」を得られるかを考えること
途中でいくら勝利しても、最終的に勝てなければ、途中の勝利は意味のない
ものになってしまうでしょう。
最終的な勝利、目標を達成するために、何を目指すと良いか。
このことを理解して、実行していく。
戦略を実行して、目標を達成するには、必要なことだと思います。
▼取り入れたいと思ったこと
勝つための指標を見つけることの大切さが紹介されています。
何が、最終的な勝利を得るために必要なことなのか。
ここを見極めることの大切さを、改めて認識しました。
■失敗の本質から成功に必要なことを学ぶ
失敗の本質から成功に必要なことを学ぶことができる一冊です。
『失敗の本質』から、戦略の考え方を知って、成功に必要なことを学びたい
方が読まれると、参考になると思います。
読んでみてください。
-----------------------------------
▼ あわせて読みたい ▼
『失敗のすすめ―「教える」だけでは人も企業も育たない』野島廣司(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/12/sippasu.html
『戦略のパラドックス』マイケル・E・レイナー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』からわかることについて
解説されています。
日本軍と現代日本に潜む共通の構造を理解するということで、
ビジネスなどに応用して読むことができるようになっています。
▼ おすすめしたい方 ▼
失敗から成功に必要なことを学びたい方。
経営者、リーダー。
★『「超」入門 失敗の本質』鈴木博毅(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/05/situhon.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 戦略とは、いかに「目標達成につながる勝利」を得られるかを
◇ 考えること
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 最終的な勝利を得るために、何が必要かを考えていますか?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年5月15日 17:59 【書評・感想文】 歴史 | 『「超」入門 失敗の本質』鈴木博毅(著) | コメント (0) | トラックバック
『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』山田真哉(著)
⇒『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
山田真哉(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/01/taisitu.html
-----------------------------------
■平家は、なぜ滅亡したのか?平清盛はなぜ失敗したのか?
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などの著者で、会計士の山田真哉氏
の著書です。
平清盛の失敗について、経営・経済と歴史の視点から書かれています。
▼ ここに注目 ▼
遷都費用、逆転の発想
「藤原京・平城京・平安京......これまで遷都を実行してきた政権は、まず
「遷都」ありきで、そのために様々な方法で「資金」を集めていました。
それに対し清盛はまさに逆転の発想で、「資金」を生み出すツールとして
「遷都」をとらえ、利用しようとしたのです。」(p.201)
●平清盛の発想力
平清盛、平家が、どうやって経済的な「繁栄」を築いていったのか、
ということがわかります。
その中で、平清盛の発想がおもしろいと、わたしは感じました。
そして、「福原(神戸市)」への遷都は、資金を生み出すために、
行ったということで、今までとは違った逆転の発想です。
結果として、遷都はうまく行かず、京に戻ることになったそうですが。
▼思ったこと
「成功」の源泉が、失敗の原因になり得る。
そんなことを思いました。
時が変われば、状況が変われば、強みが弱みに変わってしまう。
そのときに、どう変わることができるのか。
変化に適応することの大切さを、改めて感じました。
■平家は、なぜ滅亡したのか?
では、平家はなぜ滅亡したのでしょうか?
源氏によって滅ぼされた、というのが教科書的な答えでしょう。
驕れる者久しからずで「おごってしまった」からなのでしょうか?
歴史を好きな人はもちろんですが、そうでない方も楽しめると
思いますので、平家滅亡の理由を考えたい方は、読んでみてください。
-----------------------------------
▼ あわせて読みたい ▼
『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある』
ひすいこたろう・白駒妃登美(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/07/nihonki.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
平清盛の失敗について、経営・経済と歴史の視点から書かれています。
平家滅亡の理由を考えたい方が読まれると、興味深く読むことが
できると思います。
歴史を好きな人はもちろんですが、そうでない方も楽しめると
思いますので読んでみてください。
▼ おすすめしたい方 ▼
平家滅亡の理由を考えたい方。
経営者。
★『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
山田 真哉 (著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/01/taisitu.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 逆転の発想をしてみる
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 逆転の発想をしていますか?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2012年2月 3日 21:59 【書評・感想文】 歴史 | 『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』山田真哉(著) | コメント (0) | トラックバック
『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある』ひすいこたろう・白駒妃登美(著)
⇒『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある』
ひすいこたろう・白駒妃登美(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/07/nihonki.html
-----------------------------------
■歴史から学ぶ
歴史に学ぶことが大切とは、よく言われます。
本書は、日本の歴史上の人物から生き方や人生の楽しみ方などについて
学ぶという内容です。
▼ ここに注目 ▼
「龍馬のモテる技術、それは相手の望んでいることをまず知ることに
あります。
そしてそこから、みんながハッピーになるその一点を探し出すのです。
周りのみんなを幸せにしてしまう一点を、人生を賭けて探すのです。そん
な龍馬がモテないわけがありません。」(p.122)
■龍馬がモテる理由
龍馬好きな人は多いです。
その大きな理由は、周りが幸せになるにはどうしたら良いか、
を探していることにある
ということです。
●「日本」全体を考えていたことが大きいでしょう。
自分や自分の周りのことだけではなく、「全体」を考える。
そういう人は、自分のことだけ考えている人には、嫌われるかもしれません
が、共感した人たちには、熱烈に好かれるはずです。
あまりそういう人は、多くいないですから。
▼思ったこと
自分以外のことも考える。
震災後の日本では、そういう人が増えたのではないでしょうか。
ただ、全体を考えている人は、まだ多くはないのかもしれません。
これから、増えてくると、日本も、日本人も変わってくるのでは
ないでしょうか。
■日本史の歴史上の人物から、学ぶという内容です。
秀吉、龍馬、諭吉......感動的日本人20人について取り上げられています。
日本の歴史上の人物から学びたい方が読まれると、参考になることが
見つかると思います。
-----------------------------------
▼ あわせて読みたい ▼
『図解誰かに話したくなる社名・ロゴマークの秘密―有名企業76社掲載』
http://www.bizpnet.com/book/2005/03/shamei.html
『歴史の哲学』P・F・ドラッカー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2005/02/rekisi.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
日本の歴史上の人物から、学ぶという内容です。
秀吉、龍馬、諭吉などが取り上げられています。
日本の歴史上の人物から学びたい方が読まれると、参考になることが
見つかると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
歴史から学びたい方。
ビジネスパーソン。
★『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある』
ひすいこたろう・白駒妃登美(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/07/nihonki.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ みんながハッピーになるその一点を探し出す
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ みんながハッピーになる一点を探していますか?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2011年7月 6日 21:00 【書評・感想文】 歴史 | 『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある』ひすいこたろう・白駒妃登美(著) | コメント (2) | トラックバック
日本の近代史から学ぶ変革期を生き延びる道
⇒ 日本の近代史から学ぶ変革期を生き延びる道
(「日経ビジネス」 2010.2.2 p.116)
-----------------------------------
■NHKの「龍馬伝」が人気になるなど、歴史への興味が高まっているのかも
しれません。
この「日経ビジネス」の記事では、東京大学教授の加藤陽子氏が、
日本の近代史から変革期を生き延びる道について語られています。
■何を捨てたか?
「変革期について歴史から何か学ぶなら、いつ、誰が、何を「捨てたか」を
考えるのです。」
「自分の既得権を捨て、「崩される側」から「崩す側」に飛び移った人だけ
が、次の時代に生き延びた。」
●歴史から学ぶなら、何を捨てたか、を見てみること。
今までやってきたことは、止める。
自分が今持っているものは、捨ててみる。
そこから、新しい何かが生まれてくるものなのかもしれません。
●変革期に何をしたら良いかは、わかりにくいことのように思えます。
今までとは違うものが必要なことはわかっても、
それが何かがわからなければ、なかなか行動には移せないことでしょう。
しかし、ムダなことを止めてみる、うまくいかなくなってきたことは、
減らしてみる。
そういった試行錯誤が、変革期に生きてくる。
何を捨てるか、止めるか。
考えたいと思います。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□
□ 変革期について歴史から何か学ぶなら、
□ いつ、誰が、何を「捨てたか」を考える
□
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■ ⇒ 何を捨てるか、考えてみる
■
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2010年2月24日 17:00 【書評・感想文】 歴史 | 日本の近代史から学ぶ変革期を生き延びる道 | コメント (0) | トラックバック
『マインドセットものを考える力』ジョン・ネスビッツ(著)
⇒『マインドセット ものを考える力』ジョン・ネスビッツ(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/05/mindset.html
-----------------------------------
■本書は、『メガトレンド』などの著者、ジョン・ネスビッツ氏による
著書です。
未来を考えるための考え方について書かれています。
ネスビッツ氏は、どうやって未来を予測しているのか、と
人から尋ねられるそうです。
そのやり方もそうですが、本書では、マインドセット、心構え、考え方、
といったものを教えてくれています。
▼ ここに注目 ▼
変わるか否かは利益次第である
「人々を見くびってはいけない。彼らが変化に反対するときは、あなたが
利益を明白にしていないか、反対する十分な理由があるのだ。」(p.98)
■利益が明確であれば、人々は変わることでしょう。
逆に、利益がよくわからなかったり、変わることのデメリットが大きかった
りすれば、変化を拒むことでしょう。
■本書では、考え方や見方だけではなく、実際に、ネスビッツ氏が未来の予測
もしています。
そういう点も参考になります。
■未来予測において、一番重要な点は、当たるか当たらないかではなくて、
予測どおりになったときにどうするか、予測どおりにならなかったらどうす
るか、といったことを考えることにある、とわたしは思っています。
(もちろん、当たったほうが良いですが。)
自分なりに未来を考えて、どうするのか。
そういうことを考えたい方が本書を読まれると、自分なりに未来を考える
参考になることでしょう。
-----------------------------------
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
『メガトレンド』などの著者、ジョン・ネスビッツ氏による著書です。
未来予測のためのマインドセット、考え方、見方などについて書かれ
ています。
『メガトレンド』の予測は当たっていることが多いようです。
そのようなネスビッツ氏による未来予測のやり方、マインドセットを
知ることができますので、自分なりに、未来予測をしたい方が、
読まれると良いでしょう。
▼ おすすめしたい方 ▼
未来を考えたい方。
未来予測のマインドセットを知りたい方。
▼ あわせて読みたい ▼
『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』
マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/05/microt.html
★『マインドセット ものを考える力』ジョン・ネスビッツ(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/05/mindset.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 変わるか否かは利益次第である
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 未来予測を活かしていますか?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2008年5月30日 16:59 【書評・感想文】 歴史 | 『マインドセットものを考える力』ジョン・ネスビッツ(著) | コメント (0) | トラックバック