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2008年6月30日

CO2削減の切り札「バイオ燃料の新本命」

 ⇒ CO2削減の切り札「バイオ燃料の新本命」
   (「プレジデント」 2008.7.14号 p.209~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/07/pre0714.html


-----------------------------------

■洞爺湖サミットが、もうすぐ開始されます。

 温暖化ガスの削減目標などが、話し合われることでしょう。

 この「プレジデント」の記事では、バイオ燃料について教えてくれています。


■「サトウキビ由来やセルロース由来のバイオ燃料製造は、穀物由来等の
  バイオ燃料に比べて、CO2排出量の削減に対する貢献度が高いと言える。」

 バイオ燃料は、ガソリンなどに代わる燃料として期待されています。

 しかし、トウモロコシなどの穀物由来のバイオ燃料は、
 食料の高騰ということを引き起こしているのではないか、とも言われ
 ています。


■そんななか、木材等のセルロース由来のバイオ燃料は、
 比較的豊富であることや食料ではないことから、この記事では、
 「バイオ燃料の新本命」とされています。

 ただし、割高であることから、技術革新が必要ということのようです。


■なかなか完璧な燃料というのは、ないのかもしれません。

 他のバイオ燃料に比べると、セルロース由来のバイオ燃料は、
 優れている点が多いようですが、セルロース由来のバイオ燃料は、
 木材を使うとしたら、森林伐採にならないのか、などと思ってしまいます。

 クリーンで低コスト、環境負荷がない(非常に少ない)、
 そんなエネルギーが出てくると良いのでしょうが、
 今のところは、より良いものを使うように工夫するということなのでしょう。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□   比較的、「良い」エネルギーを使えるようになるには、
□   技術革新などが必要
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ より良いを求めて、改善していく

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月30日 17:00 経済 | CO2削減の切り札「バイオ燃料の新本命」 | コメント (0) | トラックバック

『すごい売り方』木村和男(著)

 ⇒『すごい売り方』木村和男(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/sugouri.html

-----------------------------------

■販売、売り方について書かれています。

 基本的には、対面販売での販売について書かれていますが、
 その他の販売や売り方についても参考になることが書かれています。

 この手の本は、いろいろありますが、
 わかりやすい点が良かったです。

▼ ここに注目 ▼

 クロージングの会話で、心に鍵をかける

 「お客さまに「これを買って本当によかった」と確信させ、安心感と満足感
  をキープしたまま商品を受け取っていただくためには、この「ロックをか
  ける言葉」をかけて、「大丈夫!これで間違いない」とお客さまを安心さ
  せてあげてください。」(p.94)

■モノを買うまでのステップは、いくつかあります。

 最後のお金を払うステップで、この商品を買ってよかった、と
 思ってもらう、そのために、安心感を持ってもらえる会話をすることで、
 心に鍵をかける。

 そういうステップを踏むと良いということです。

 購入のステップを考えると、いろいろ迷ったりします。

 そういう迷いや買ったあとの後悔などをなくすような
 そんな情報や言葉をかけられると良いのだろうと思います。


■本書では、このようなモノを売る際に、参考になるような
 心構え、方法などについて、いろいろと書かれています。

 実際にできそうなことが多いので、実践してみようと思います。

 売り方について知りたい方が、読んでみると、実践しようと思うことや
 参考になることが、見つかることでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    販売、売り方について書かれています。
    心構えや方法など、参考になることが見つかりました。
    ディスプレイ方法などは、とくにすぐに実践できそうです。
    売り方について参考になることなどを探している方が、
    読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   セールスパーソン。
   よりたくさん売りたい方。


 ★『すごい売り方』木村和男(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/sugouri.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ お金をもらう前に、買ってよかったと思ってもらえるような言葉をかける

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 購入後の満足感を増すような言葉をかけていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月30日 16:59 【書評・感想文】 セールス・営業 | 『すごい売り方』木村和男(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月27日

田村恵子・がん看護専門看護師「希望は、必ず見つかる」

 ⇒ 田村恵子・がん看護専門看護師「希望は、必ず見つかる」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年6月24日放送分
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080624/index.html )

-----------------------------------

■覚悟を決めている人は、強い

 自分の力を、最大限発揮できる人。

 そういう人は、どういう人なのでしょうか。

 そういったことを考えてみたことがあります。


■覚悟がある人、決断している人、そういう人なのではないかと思います。

 全力でやると決めている。

 そういう人は、強いですし、自分の持てるものをすべて発揮できるのでは
 ないでしょうか。


■この回の「プロフェッショナル」は、がん看護専門看護師の田村恵子氏
 でした。

 ホスピスの看護師さんということで、最後を看取る看護師でもあります。


■現在は、がんの痛みをある程度、和らげることができるそうです。

 痛みが和らぐと、今を生きなくては、という気持ちが出てくる人が
 多いそうです。

 最後が近いから、最大限に生きたいと思うのではないでしょうか。

 そして、全力で生きようという覚悟を決めるのではないでしょうか。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    覚悟を決めている人は、強い
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 全力でやると決めていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月27日 17:00 その他 | 田村恵子・がん看護専門看護師「希望は、必ず見つかる」 | コメント (0) | トラックバック

『40歳からの肉体改造』有吉与志恵(著)

 ⇒『40歳からの肉体改造』有吉与志恵(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/kai40.html

-----------------------------------

■肉体改造というと、ものすごいトレーニングなどが必要な印象を受けます。

 本書は、そんな印象とは違って、「コンディショニング」ということに
 ついて書かれています。

 簡単な体操のようなことを行っていくことで、自分の体の調子を改善して
 いく、という内容になっています。

 トレーニング方法について、絵とともに説明されているので、
 わかりやすいです。

▼ ここに注目 ▼

 「私はコンディショニングを「身体を改善する」という位置づけで、
 「改善系のトレーニング」という表現で指導させていただいています。」
                             (p.040)

■激しいトレーニングで身体を鍛える、というものではなく、
 身体をリセットして、コンディショニングしていくというものでした。

 ですから、誰にでも、できるようなことだと思います。

 ただし、たくさんあるので、全部実際にやるには、時間が必要でしょう。

 この点も、自分に必要なトレーニングについて、教えてくれています。


■コンディショニングで起きる反応として、身体が軽くなった、気分がよく
 なるなどがあるようです。

 わたしも、実際に、いくつかやってみたところ、その部分がたしかに
 軽くなったような気がしました。


■40歳からのと書かれていますが、年齢はあまり関係ないと思います。

 身体をリセット、リフレッシュするトレーニング、体操を知りたい方が、
 読んで実際にやってみると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

     本書は、身体の「コンディショニング」ということについて
     書かれています。
     簡単なトレーニングを通して、身体をリセット、体調を良くする
     ための方法について書かれています。
     身体の調子を整えたい方が、読んで実践されると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   身体をリセット、リフレッシュしたい方。


 ★『40歳からの肉体改造』有吉与志恵(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/kai40.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    身体のコンディショニングで、リフレッシュする

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 身体の調子を整えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月27日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『40歳からの肉体改造』有吉与志恵(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月26日

奥山清行 Ken Okuyama Design代表 フェラーリをデザインした男が語る「日本のモノづくり」

 ⇒ 奥山清行 Ken Okuyama Design代表
   フェラーリをデザインした男が語る「日本のモノづくり」
   (「カンブリア宮殿」 2008年6月23日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080623.html )

-----------------------------------

■フェラーリ。

 世界的に有名な車です。

 そのフェラーリのデザインを手がけたことのある奥山清行氏が、
 この回の「カンブリア宮殿」のゲストでした。


■そんな奥山氏は、今、日本の山形から世界で通用するブランド、モノを
 生み出そうとされているそうです。

 奥山氏流のモノづくりについて、紹介されていました。


■奥山流モノづくり

  1 マネの出来ない独自の商品をつくれ
  2 高い付加価値の商品で新市場を開拓する
  3 東京にこだわらず世界で売れ

 こういったことを、意識して、プロデュースされているようです。


■これらは、イタリアのモノづくり、中小企業から学ばれたことのようです。

 たしかに、こういうことができると、世界で通用するブランドやモノが
 生み出せそうです。

 この前提として、高い技術力、独自の技術が必要なように思います。


■プロとは?

 奥山氏は、1日100のデザインを描くことを、自分に課しているそうです。

 この積み重ねがプロとアマの違いになってくると、
 言われていました。

 おそらく、高い技術も、積み重ねなのではないでしょうか。

 その積み重ねでつくりあげてきた技を、
 どうやって商品にしてプロデュース、提供していくか。

 積み重ねた技術を、上手に「伝える」ことが、モノづくりには、
 必要なことのように感じた、この回の「カンブリア宮殿」でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    モノづくりには、技術と「プロデュース」が必要
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ プロデュースしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月26日 17:00 起業 | 奥山清行 Ken Okuyama Design代表 フェラーリをデザインした男が語る「日本のモノづくり」 | コメント (0) | トラックバック

『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』勝間和代(著)

 ⇒『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』勝間和代(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/frame7.html

-----------------------------------

■実は、前々から、フレームワークについての本などがあったらな、と
 思っていました。

 ビジネス書をいろいろと読んでいると、いろいろなフレームワークが
 出てきます。

 ですから、まとまっているものがあると、活用しやすいだろうと感じていた
 ので、そういうブログをつくろうかとも考えた時期もありました。
 (違った形で、非公開のブログとしてつくっています。)

 というわけで、本書のテーマは、個人的に興味があることでした。

▼ ここに注目 ▼

 「知識で終わっていることは借りものの知識であって、理解→応用→分析→
  統合を経てはじめて、自分の血となり肉となるのです。」(p.46)

■このメルマガのタイトルは、「知識をチカラに」ということで、
 知っていることを活用するための方法などを、考えていく、実践していく
 というところが、テーマの一つです。

 単に知っているだけでは、できることにはならないということは、
 感じている人は多いのではないでしょうか。

 この「知識→理解→応用→分析→統合→評価」というのは、
 仮説→実行→検証といったことを通して、実践できると思います。


■フレームワークのメリットは、いくつかありますが、
 一つには、自分が初めて出会ったことでも、分析の枠組みがあると、
 理解の助けになるということです。

 もちろん、自分が知っているフレームワークが、その状況に使えるか
 どうか考える必要もありますし、状況に合っていなければ、自分で考える
 必要があるのですが、まったく何も手がかりがないよりも、あったほうが
 良いです。


■本書の副題に「ビジネス思考法の基本と実践」とあるように、本書では、
 基本的なことが書かれています。

 MBAなどに行った方なら、本書に書かれていることのほとんどは
 知っていることかもしれません。

 基本ですので、物足りない方もいるかもしれませんが、
 応用のためには、基本が大切であると思います。

 基本を知りつつ、実践へと向かいたい人が読まれると良いと思います。

 ビジネスの考え方やフレームワークの活用などについて知りたい方が、
 読んで、日頃の生活やビジネスなどで、本書で学んだことを実践して、
 磨いていくと、ビジネス頭を鍛えることができると感じました。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    7つのフレームワーク力について書かれています。
    フレームワークとは、どういうものなのか、どのように活用すると
    良いのか、ということがわかります。
    フレームワークの活用の仕方を知りたい方やビジネス頭を創りたい方
    が、読まれると、参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   フレームワークについて知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『いま、すぐはじめる地頭力』細谷功(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/imajia.html

 ★『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』勝間和代(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/frame7.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  知識は、理解→応用→分析→統合を経て、自分の血となり肉となる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 知識をチカラに、できていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月26日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』勝間和代(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月25日

軽油高で運転手もため息・トラック運行管理システムが人気に

 ⇒ 軽油高で運転手もため息・トラック運行管理システムが人気に
   (「日経ビジネス」 2008年6月23日号 p.14)

-----------------------------------

■原油の高騰で、軽油も値上がりが続いているそうです。

 運送業者にも影響があるということで、省エネルギー運転を促す
 運行管理システムが人気だそうです。

 中でも、いすゞ自動車が販売する「みまもりくんオンラインサービス」が
 人気とのこと。


■原油の高騰が、このような影響を与えているんですね。

 ガソリンが上がっているので、車の運転を控えるなど、
 工夫している人もいると思います。

 運送業者では、そういうわけにも行きません。

 このため、このような運転管理、運行管理システムが人気になっている
 というわけです。


■風が吹けば桶屋が儲かると言いますが、
 原油が上がれば、省エネサービスが広がるというところでしょうか。

 原油以外の資源や食料なども、価格が上昇しているようです。

 どうやってコストを下げるか。

 コスト削減サービスが、とくに求められている時節なのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    資源高の中、コスト削減サービスが求められている
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ コスト削減のために、どんなことをしますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月25日 17:00 経済 | 軽油高で運転手もため息・トラック運行管理システムが人気に | コメント (0) | トラックバック

『いま、すぐはじめる地頭力』細谷功(著)

 ⇒『いま、すぐはじめる地頭力』細谷功(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/imajia.html

-----------------------------------

■本書は、『地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」』の
  http://www.bizpnet.com/book/2008/02/jiatama.html
 第二弾といったところでしょう。

 『地頭力を鍛える~』で言われていたことを、さらに、いろいろな例ととも
 に説明されています。

▼ ここに注目 ▼

 「「外枠を押さえる」が第一歩」(p.142)

■外枠とは、全体といったところです。

 木を見て森を見ずの、「森」です。

 このモノの見方を「フレームワーク型」と言われています。


■「この方法の最大のメリットは、対象とする課題のモレやダブりをなくすと
  ともに全体を均等な視点で見ることができるので、思考のクセを排除して
  考えられることです。」(p.146)

 全体から見ることの大切さは、わかっている方は、わかっていること
 でしょう。

 しかし、どうしても、近視眼的になるというか、身近なものや短期のものに
 目が行きがちです。

 フレームワークで考えるようにすると、そういうクセを排除しやすくなると
 いうことです。


■たしかに、フレームワークには、そういうメリットがあるように思います。

 ただ、枠にはめると、その枠の外は見えないということも知っておく必要が
 あります。

 まずは、枠で見るということを意識することが、重要だと感じていますが。


■前著を読んで、もう少し地頭力を鍛えたいという方が、読まれると
 一番良いのではないでしょうか。

 自分のモノの見方や考え方について、「結論から、全体から、単純に」
 見たり、考えたりできるようになりたい。

 そういう方が読まれると、ヒントや参考になることがあると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書は、『地頭力を鍛える問題解決に活かす「フェルミ推定」』の
     http://www.bizpnet.com/book/2008/02/jiatama.html
    第二弾、続編といったところだと思います。
    自分の地頭力についてチェックテストがあり、知ることができます。
    さらに、地頭力を鍛えたい方や自分のモノの見方や考え方について
    深めたいという方が読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   地頭力を鍛えたい方。


 ★『いま、すぐはじめる地頭力』細谷功(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/imajia.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    「外枠を押さえる」が第一歩

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 外枠、フレームワークを知る

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月25日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『いま、すぐはじめる地頭力』細谷功(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月24日

実践編に備えてプレゼンの基本を復習

 ⇒ 実践編に備えてプレゼンの基本を復習
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.07.01 p.140~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/07/aso0701.html

-----------------------------------

■この記事は、「アソシエ」で連載中の「小室淑恵の超実践プレゼン講座」
 の記事です。

 次号から実践編に入るようですが、その前に基本を復習ということです。


■「プレゼンの目的は、自分のサービスや商品を売ることではなく、
  相手が抱える悩みや課題を、あなたの提案で解決すること」

 これが、プレゼンの目的ということです。


■解決提案が、プレゼンの目的ということだと思います。

 そして、行動を促せるような、つまり提案を採用してくれるようにすること
 が、プレゼンには重要でしょう。

 プレゼンの内容や資料なども、この方向を後押しするようなものになって
 いるかどうか。

 ここが、プレゼンの肝、ポイントなのではないでしょうか。


■その方法について、この連載記事では、教えてくれています。

 次号からは、実践編ということで、さらに実践的な内容になっていく
 ようです。

 プレゼンを必要とする人は、次号の実践編に入る前に、
 基本を押さえておくために、今号を読んでおくと良いと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  プレゼンの目的は、相手が抱える悩みや課題を、提案で解決すること
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ プレゼンの基本を押さえる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月24日 17:00 スキルアップ | 実践編に備えてプレゼンの基本を復習 | コメント (0) | トラックバック

『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』マーク富岡(著)

 ⇒『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』マーク富岡(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/yes3000.html

-----------------------------------

■交渉術について書かれています。

 マーク富岡氏は、日本人だそうです。

 ユダヤ人というタイトルと、名前からして、ハーフのような人なのかと
 思いましたが、そういうわけでもないようです。

 その日本人であるマーク富岡氏が、交渉において重視していることなどを
 紹介しています。

▼ ここに注目 ▼

 「『舌は心のペンである』というユダヤの教えがあります。話すことは
  そのまま本心を表してしまうので、まず聞き役に徹すること。これは
  大前提でしょうね。」(p.64)

■この言葉は、交渉相手として出会ったユダヤ人のマイヤー氏から聞いた言葉
 だそうです。

 このマイヤー氏との逸話がまずおもしろいです。

 たしかに、さすがと思える交渉相手だということがわかりますし、
 このような交渉をされたら、世界中で通用するのだろうなと、
 想像できます。


■本書では、国際的な商談の経験が豊富なマーク富岡氏の経験から、
 アメリカやフランスなど、様々な国での交渉における特徴などを知ることが
 できます。

 日本の常識は、世界の非常識などと言いますが、
 国が変われば、常識も変わるので、交渉のやり方の違いが非常に顕著なので、
 このことがとてもよくわかります。


■経験が豊富なので、富岡氏の成功談や失敗談が、たくさんでてきます。

 この話がおもしろかったです。

 交渉は、国や地域で異なるでしょうが、論理と感情の間で行われるか
 でしょうか、悲喜こもごものドラマが見られます。

 交渉術を磨きたい人はもちろん、人間の交渉をめぐる葛藤などに興味がある
 人にも、興味深く読める一冊ではないかと思います。


-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(+交渉のドラマ)

    世界76カ国を飛び回るマーク富岡氏による、交渉術についての著書
    です。
    アメリカやフランスなど、様々な国での交渉における特徴などを知る
    ことができます。
    Win-Winの交渉術を学びたい人やユダヤ人の交渉などについて
    知りたい方が、読まれると、参考になることが見つかるでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   セールスパーソン。
   交渉について考えたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『新ハーバード流交渉術 論理と感情をどう生かすか』R.フィッシャー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/07/kousyou.html

 ★『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』マーク富岡(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/yes3000.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    まず聞き役に徹すること

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 相手を知ろうとしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月24日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術』マーク富岡(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月23日

儲かる数字大図鑑「プレジデント」 

 ⇒ 儲かる数字大図鑑
   (「プレジデント」 2008.7.14号 p.39~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/07/pre0714.html

-----------------------------------

■数字の扱い方などについての本などが売れているようです。

 この号の「プレジデント」の特集は、儲かる数字、ビジネスや投資などに
 関連する数字について、取り上げていました。


■個人的に印象に残った記事は、「億万長者が「愛した数式10」」という記事
 です。

 10の数式が紹介されています。

 トヨタ、大野耐一氏やセブン&アイHD、鈴木敏文氏などに関する
 数式です。

 なかでも、次の式が、印象的です。


■松下幸之助の数式

   MAKE BETTER(Improvement) < MAKE NEW(Innovation)

 コスト削減よりもセロベースで挑戦したことで、大幅なコストダウンに成功
 した実話からの数式です。


■よく言われることでは、120%を目指すより、2、3倍を目指したほうが、
 大きな成果が出やすいと、言われます。

 数割のコスト削減や売上アップなどを目指すよりも、
 むずかしいが、2、3倍と大きく考えると、発想が違ってくるという
 ことです。

 まずは、“風呂敷”を広げてみて、考え始めると、狭い範囲で考えるよりも
 違ったアイデアなどができるようになることもあるでしょう。

 一方で、実際に実践するときは、分割したほうが行動に移しやすいという
 メリットがあります。

 大きく考えて、細かく行動する。

 こういう考え方が、大きな成果を出しやすいのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    MAKE BETTER(Improvement) < MAKE NEW(Innovation)
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 大きく考えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月23日 17:00 ビジネス | 儲かる数字大図鑑「プレジデント」  | コメント (0) | トラックバック

『アライアンス仕事術』平野敦士カール(著)

 ⇒『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』平野敦士カール(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/aliance.html

-----------------------------------

■おサイフケータイ。

 だいぶ浸透しているようで、利用者が増えているということを聞きます。

 本書の著者、平野敦士カール氏は、おサイフケータイの発案者ということ
 です。

 本書では、おサイフケータイ実現の過程と、アライアンス(提携や同盟)に
 よって、仕事を進めていくという考えややり方について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「まず自分が動き出し、「私はこれがしたいんだ」とか、「私にはこれが
  できます」ということを、積極的にアピールしていくことです。」(p.36)

■まず自分が変わる。

 人を変えるときに、必要なことと言われます。

 そういうことと、同じようなことを言っているのかもしれません。

 もっと、積極的に、行動することを、勧めていると言えるかもしれません。


■人を巻き込む方法について書かれているように感じました。

 もちろんそれだけではなく、勉強法の考え方などについても書かれています。

 人の力を借りる、アライアンスを組む、そういうことを知りたい方には、
 実際に実践されている話を知ることができるので、参考になると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の著者、平野敦士カール氏は、おサイフケータイの発案者という
    ことです。
    おサイフケータイ実現の過程と、アライアンスによって、
    仕事を進めていくという考えややり方について書かれています。
    他人の力を借りる、協力しながら、仕事を進める、そういうことを
    知りたい方は、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   アライアンスについて知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『不器用なあなたほど頼み上手になれる』高城幸司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/07/tanomi.html

 ★『1の力を10倍にする アライアンス仕事術』平野敦士カール(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/aliance.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ まず自分が動き出し、「私はこれがしたいんだ」とか、「私にはこれが
◇ できます」ということを、積極的にアピールしていく

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 自分から動く

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月23日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『アライアンス仕事術』平野敦士カール(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月20日

既存メディアとWeb2.0技法のマッシュアップの時代

 ⇒ 既存メディアとWeb2.0技法のマッシュアップの時代
   (「BizPlus」
    http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/rensai/yamazaki.cfm )

-----------------------------------

■Web2.0という言葉を、あまり聞かなくなりました。

 もう普及したからなのか、廃ってしまったからなのかはわかりませんが、
 あまり聞きません。

 そんな中、既存メディアとのWebのコラボのようなものが出てきている
 ということです。


■いくつか事例が紹介されています。

 とくに、テレビなどを視聴している人が、ネット上で、コミュニケーション
 (チャットなど)をするということが紹介されています。

 こういうものは、以前からあったように思いますが、
 参加者が増えているのかもしれません。


■テレビとネットの融合ということも言われていましたが、
 これも、最近はあまり聞きません。

 そうではあっても、こういうサービスなどを見ると、
 そちらの方向に動いているということはわかります。


■帰宅後、テレビを見るか、ネットを見るか、という選択があったりするわけ
 ですが、ネットをやりながら、テレビを見るというスタイルも当然あります。

 そういうスタイルに合ったサービスがあるとおもしろいのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  共時性が、これからのネットサービスなどのポイントかもしれない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ ネットで、他人と時間を共有していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月20日 17:00 経済 | 既存メディアとWeb2.0技法のマッシュアップの時代 | コメント (0) | トラックバック

『なぜ、ネットでしかヒットは生まれないのか』津谷祐司(著)

 ⇒『なぜ、ネットでしかヒットは生まれないのか』津谷祐司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/nethit.html

-----------------------------------

■津谷祐司氏は、ケータイコンテンツ会社、ボルテージの代表取締役社長と
 いうことです。

 ネットでヒットするコンテンツの作り方について書かれています。

 本書のタイトルは、ネットでしか、ということで、ネットのみがヒットを
 生む理由を探っているようなタイトルになっていますが、タイトルと内容は
 少し違うかもしれません。

 もちろんそういうことも探っているのですが、
 ネットなどのヒットコンテンツの作り方について、多くの紙面が割かれてい
 ます。

 そして、ここがとても参考になりました。

▼ ここに注目 ▼

 「コンテンツに触れたいという欲求は、悩みを解消したいという心理から
  生まれる。」(p.39)

■いわゆる「コンテンツ」と言われるものは、いろいろとあります。

 小説、音楽、映画、マンガなどなどあります。

 そういったコンテンツに触れたいという欲求は、悩みの解消という心理から
 出てくるということです。

 たしかに、そういう面もあると思います。

 楽しみという面も多くはないかもしれませんが、あると思います。

 どちらの考え方にしても、何らかの欲求を満たしたいという背景がある
 でしょう。


■ヒットコンテンツの作り方について、参考になります。

 文章などの書き方などでも、参考になりました。

 コンテンツをビジネスにしている人は、何かしらヒントなどが見つかること
 でしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書の著者、津谷祐司氏は、ケータイコンテンツ会社、
    ボルテージの代表取締役社長ということです。
    ネットでのヒットコンテンツの作り方について書かれています。
    ヒットコンテンツを作りたい方に、ヒントや参考になる一冊だと
    思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ヒットコンテンツを生み出したい方。
   携帯などのネットコンテンツに興味がある方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『聞かせる技術』山口義行(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/kikaseru.html

 ★『なぜ、ネットでしかヒットは生まれないのか』津谷祐司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/nethit.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    コンテンツに触れたいという欲求は、悩みを解消したいという
◇    心理から生まれる。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ ヒットコンテンツを生むために、どんなことが必要だと思いますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月20日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『なぜ、ネットでしかヒットは生まれないのか』津谷祐司(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月19日

前田文男・茶師「一葉入魂、本分を尽くす」

 ⇒ 前田文男・茶師「一葉入魂、本分を尽くす」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年6月17日放送分 
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080617/index.html )

-----------------------------------

■この回の「プロフェッショナル」は、茶師の前田文男氏でした。

 茶師とは、お茶の製造に携わる人で、前田氏は、お茶のブレンドをする人だ
 そうです。


■良いお茶ではなく、伸びるお茶

 お茶を選ぶ基準、こだわっていることは、
 良いということだけではなく、伸びるお茶ということです。

 手をかければ、よりおいしくなるものということです。

 このことを聞いたときに、何となく、人材の採用にも通じるところが
 あるかもしれないと、思いました。


■良い人材を採る、採用したいとは、多くの会社で思っていることでしょう。

 しかし、その時点で、良い人材だとしても、将来も、良い人材であるとは
 限りません。

 伸びしろがある、成長率が高い人材のほうが、それを見抜くことができるの
 であれば、その人を採用したほうが良いはずです。


■お茶のチームワーク

 お茶は、合組(ごうぐみ)という、複数のお茶をブレンドして、お茶にして
 いるということです。

 そうすることで、長所を引き出し、よりおいしいお茶ができるそうです。

 これも、人間も同じかもしれません。

 組み合わせによっては、良くも悪くもなってしまいます。

■まさか、お茶から、チームワークを学べるとは、思いもしていませんでした。

 一人ひとりの力では、なかなか良い仕事などができないかもしれません。

 チームだからこそできる、できた、そういう仕事もあると思います。

 そういう意味では、チームというものが、組織や会社においては、
 重要でしょう。

 お茶のように、長所を組み合わせて、短所が消えるような、
 そんなチームワークのあるチームをつくりたいものです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    お茶に、チームワークを学ぶ
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ チームワークで、大切なことは何だと思いますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月19日 17:00 経営 | 前田文男・茶師「一葉入魂、本分を尽くす」 | コメント (0) | トラックバック

『最後の授業』ランディ・パウシュ(著)

 ⇒『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/saigono.html

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■人生には限りがある。

 当たり前のことですが、健康に生きている人間は、忘れてしまいがちなこと
 かもしれません。

 本書の著者、ランディ・パウシュ氏は、ガンを患い余命わずかという
 カーネギーメロン大学の教授です。

 本書は、そのランディ・パウシュ氏の最後の授業、最後の講義についての
 本です。(その講義の様子を収めたDVDも付いています。)

▼ ここに注目 ▼

 「死ぬことに関する話を期待する人も多いかもしれない。でも、僕の講義は
  「死ぬこと」についてではなく、「生きること」についてでなくては
  ならなかった。」(p.24)

■ということで、ランディ・パウシュ氏の最後の授業は、夢の実現方法に
 ついてでした。

 ランディ・パウシュ氏が、どうやって夢を実現したきたのか。

 大切にしてきたものは何なのか。

 そういったことがわかります。


■ともかく読んでみてほしい一冊です。

 とくに、生き方について考えたい人が、読んでみると、
 熱いものが伝わってくると思います。

 何かを伝える際に、情熱が大切だと思いますが、
 まさにそういうことを感じることができました。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    カーネギーメロン大学の教授、ランディ・パウシュ氏による著書です。
    パウシュ氏は、ガンを患い余命わずかということです。
    最後の授業と言うことで、夢の実現方法や生きるということについて
    書かれています。
    家族や周りの人の大切さなどを感じることができます。
    生き方などについて考えたい方が、読まれると、多くのことを、
    感じることができる一冊だと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   生き方について考えたい方。
   子供のいる方。


 ★『最後の授業 ぼくの命があるうちに』ランディ・パウシュ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/saigono.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    生き方について考えてみる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ ときには、生き方について考えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月19日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『最後の授業』ランディ・パウシュ(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月18日

伝わるメール嫌われるメール

 ⇒ 伝わるメール嫌われるメール
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.07.01 p.020~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/07/aso0701.html

-----------------------------------

■ビジネスパーソンなら、ほとんどの人が使っていることでしょう、
 メール。

 インターネットが広まる前は、このようなコミュニケーション手段が
 なかったからでしょうか。

 意思疎通での問題などもあったりしますね。

 この号の「アソシエ」の特集は、メールについてでした。


■効率化するために

 メールは、多い人では、かなりの数を受け取っているのではないでしょうか。

 そうなると、どうやって効率的に、メールのやり取りをするか、
 考えておくと良いですよね。


■テンプレートと仕組み化

 というわけで、効率化についても、紹介されていました。

 いくつか紹介されていましたが、
 テンプレートの利用と、仕組み化することが、重要なポイントのように
 思います。


■似たようなメールや文章を、テンプレートとして保存しておくと、
 返信の時間を短縮することが可能です。

 また、返信を書くためにかける時間や返信のルール(その場ですぐに返信
 するなど)、自分なりの仕組み、ルールをつくっておくと、
 考えることが減ります。

 メールの数が多い場合は、やはりメールをどう効率的に活用するか、
 考えておきたいものです。
 (わたしも、自分なりのルールや仕組みをつくっています。)


 もちろん効率ばかりでなく、伝わるような工夫も必要です。

 そういったことも、この号の「アソシエ」には紹介されています。
 メールについて、参考にしたい方は、手に取ってみてください。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    メールをテンプレートと仕組み化で効率的に
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 効率的に、メールに対応していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月18日 17:00 スキルアップ | 伝わるメール嫌われるメール | コメント (0) | トラックバック

『図解 話さず決める!プレゼン』天野暢子(著)

 ⇒『図解 話さず決める!プレゼン―15秒で納得させる“通る資料”の
   つくり方』天野暢子(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/hanakime.html

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■本書のタイトルは、「図解 話さず決める!プレゼン」です。

 プレゼンと言えば、言葉と資料で展開するものでしょう。

 本書は、資料に焦点を当てています。


■図解などで、資料についてわかりやすく説明されています。

 「Before/After」ということで、資料を修正したものが、数多く載って
 います。

 比較すると、その違いや、良い点・悪い点がわかるのですが、
 本書でも、この図解方法で、これらがよくわかります。

 本書は、この点が、非常に良い点だと思いました。

 これだけでも、持っておきたい一冊です。

▼ ここに注目 ▼

 「「通る資料」に欠かせない3つのポイント」(p.014)

  シンプル
  ビジュアル
  カラー

■わかりやすい伝わりやすい資料には、これら3つのポイントがあるという
 ことです。

 そして、この3つが押さえられた資料であれば、話が下手でも、
 通る資料になるということです。

 その資料の図などで、理解してもらえるから、話が上手でなくても
 良いということです。


■話が上手に越したことはないと思います。

 ただ、たしかに、本書の資料を見ると、きちんと伝わる、そういう資料の
 作り方があるということがわかります。

 パワーポイントなどを使って、伝わる資料の作成方法などを知りたい方は、
 参考にしてみてください。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    プレゼンなどの資料の作り方について書かれています。
    図解でわかりやすく教えてくれています。
    通る資料、伝わる資料の作り方を知りたい方は、参考になることが
    いろいろと見つかると思います。

 ▼ おすすめしたい方 ▼

   伝わる資料を作りたい方。
   ビジネスパーソン。


 ★『図解 話さず決める!プレゼン―15秒で納得させる“通る資料”の
   つくり方』天野暢子(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/hanakime.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  「通る資料」の3つのポイント シンプル、ビジュアル、カラー

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 伝わる資料を作っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月18日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『図解 話さず決める!プレゼン』天野暢子(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月17日

失敗を爆発的イノベーションに転換するには

 ⇒ 失敗を爆発的イノベーションに転換するには
   (「プレジデント」 2008.6.30 p.104~
     http:///www.bizpnet.com/zassi/08/06/pre0630.html

-----------------------------------

■イノベーションの大切さは、いろいろなことでわかります。

 この記事でも、イノベーションが企業の利益につながるような事例などが
 紹介されています。

 しかも、失敗を大成功に導いたイノベーションについてです。


■ファイザーが、バイアグラを開発したのは、狭心症治療のためでした。

 ですが、狭心症に有効ではなく、副作用が出ていたことに注目し、
 その副作用から、新薬が開発されたとのこと。

 「フォールス・ネガティブ」という、最終的に誤りとなる失敗のサインに
 うまく対処できたことが、成功の要因ということです。


■失敗だと思ったことが、実は、別の成功要因だった、ということです。

 プロジェクトなり、行動を、ある目的で行った場合、
 その行動に対しては、失敗でも、別のことでは、成功の要因になりえる
 かもしれません。

 そういうことを見逃さないことが、失敗をイノベーションに変える際に、
 重要ということですね。


■よく聞く話で、世紀の発見などは、偶然や失敗などから生まれたりする
 らしいです。

 失敗の中にあるかもしれない、成功のもとを、見逃さないようにする。

 これが、失敗から得られることの一つのように感じます。

 失敗を繰り返さないということも大切ですが、
 さらに、失敗から成功のもとを見つけ出す、そういう姿勢も持っていると
 より成功しやすいのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    失敗の中にあるかもしれない、成功のもとを、見逃さない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 失敗の中に、成功を見つけるようにしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月17日 17:00 経営 | 失敗を爆発的イノベーションに転換するには | コメント (0) | トラックバック

『Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方』平尾勇司(著)

 ⇒『Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」の
   つくり方』平尾勇司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/hotpep.html

-----------------------------------

■Hot Pepper。

 赤と黄色の表紙の無料クーポン誌です。

 居酒屋やレストランなどを利用する際には、チェックする人も多いでしょう。

 本書は、リクルートで、そのホットペッパーの事業部長をされていた
 平尾勇司氏による著書です。

 どうやって、ホットペッパーという事業を、成功に導いたのか、
 その過程や戦略などについて、書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「目標を数字で決めて、その意味と価値と込められた想いを説明する。そし
  て、その数値を実現する毎日行う行動プロセス数値を決める。」(p.106)

■本書は、タイトルにミラクルストーリーとあるように、
 ホットペッパー成功の物語でもあります。

 そんな物語をどうやってつくっていったのか。

 そういうことがわかるわけですが、目的や目標を決めて、数値でプロセスを
 管理して実行する。

 というやり方で、実現しています。


■こうやって文章で書くと、簡単なことのようですが、これができれば、
 たいていのことは、達成できるでしょう。

 このやり方を、実際に実践して、実現したところがすごいと感じました。

 ホットペッパーは、はじめはあまりうまく行っていない事業を引き継ぐ
 ところから始まったそうです。

 その事業をどうやって変えていったのか、ホットペッパーという、
 多くの人が知っている事業がどうやって成功に至ったのか。

 これらのことを知りたい方は、読んでみてください。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書は、リクルートで、ホットペッパーの事業部長をされていた
    平尾勇司氏による著書です。
    ホットペッパーが成功事業に至るまでの過程や戦略などについて
    書かれています。
    新規事業やビジネスを成功させるためのヒントなどを見つけたい方が
    読まれると、良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   事業リーダーなど。


 ★『Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」の
   つくり方』平尾勇司(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/hotpep.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  目的を決めて、目標を数字で決めて、実行プロセスを数値で管理する

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 目的、目標、実行プロセスを決めていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月17日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方』平尾勇司(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月16日

食の細道「日経ビジネス」

 ⇒ 食の細道
   (「日経ビジネス」 2008年6月16日号 p.26~)

-----------------------------------

■食料自給率が、39%と言われる今の日本。

 この号の「日経ビジネス」の特集は、食料などについてでした。


■米を食べた豚はうまい

 山形県酒田市の平田牧場では、飼料用米をトウモロコシ飼料に混ぜて
 豚を育てているそうです。

 このように育てた豚の肉は、おいしいとのこと。

 少々高いようですが、おいしいということであれば、
 食べてみたいものです。


■飼料が国産でないと、食料自給率が上がりません。

 そういう意味でも、こういう試みは大切なのかもしれません。


■生ゴミの4割が食べ残し

 京都市内約50世帯の家庭ごみ約100袋分の内容を調べたところ、
 約4割が食べ残しだったそうです。

 結構多いような気がします。

 前回の調査よりも増えているとのこと。


■食料自給率などについて、消費者ができることは、あまりないような気も
 しないでもありません。

 ですが、食べ残しを減らす工夫ぐらいはしたいものだと感じますね。

 小さなことですが、できることは、実践したいところです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    食べ残しを減らす
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 食料自給率を考えてみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月16日 17:00 経済 | 食の細道「日経ビジネス」 | コメント (0) | トラックバック

『聞かせる技術』山口義行(著)

 ⇒『聞かせる技術』山口義行(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/kikaseru.html

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■話を聞いてもらえない。。。
 話を聞いてもらえたら。。。
 話を聞いて欲しい。。。

 そんな気持ちになったことは、誰にでも一度はあるかもしれません。


■聞くことの大切さは、よく言われます。

 もちろん大切ですが、人に話を聞いてもらうために、どういうことをしたら
 良いのか?どんな話をしたら良いのか?

 こういうことを知っていたら、話をもっと聞いてもらえるようになること
 でしょう。


■本書の著者、山口義行氏は、立教大学経済学部教授です。

 教授ということで、たくさんの生徒の前で、授業を行います。

 話を聞かない学生に、どんな話をしたら良いのか。

 そういうことを行っているうちに、生徒が真剣に授業を聞くようになったと
 のことです。

 山口教授は、NHKの「クローズアップ現代」などにコメンテイターとして
 出演されるなどご存知の方も多いと思います。

▼ ここに注目 ▼

 「みんな「半径1メートル」という小さな世界の中で暮らしているのです。
  だから、話し手は聞き手の「半径1メートル」の中に立ち入って、相手の
  関心事と自分の話したいこととの「接点」を見つけなければなりません。
  その「接点」が「つかみ」の役割を果たしてくれるのです。」(p.21)

■興味のない話は、誰も聞いてくれないでしょう。

 ですから、興味のある話をするということが、話し手には必要です。

 その興味があることは、「半径1メートル」の世界、つまり身近なことに
 あるということです。

 人間関係や食べ物、仕事、家庭など、身近で関係のありそうな話から始める
 と、つかみとして話を聞いてもらいやすいということです。


■聞かせる技術ということで、話を聞いてもらう技術、方法について書かれて
 います。

 いろいろと参考になることを、見つけることができました。

 人に話を聞いてもらいたい人は、読んで損はないと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の著者、山口義行氏は、立教大学経済学部教授です。
    教授ということで、生徒の前で話すことが多いからでしょうか、
    聞かせる技術について、わかりやすく教えてくれています。
    いろいろと参考になることが見つかりました。
    人に話を聞いてもらいたい人は、読むと、参考になることや活用でき
    る方法などを見つけることができると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   話を聞いてもらいたい方
   ビジネスパーソン。


 ★『聞かせる技術』山口義行(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/kikaseru.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    「半径1メートル」の話から始めてみる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 相手の興味を知っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月16日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『聞かせる技術』山口義行(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月13日

人生のマネジメントにおける仕事とは?

 ⇒ "人生のマネジメント"における仕事とは?
   (「NIKKEI NET BizPlus」
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/yoshikoshi.cfm?i=20080529cv000cv&p=1)

-----------------------------------

■トリンプインターナショナル・ジャパン前社長の吉越 浩一郎氏による記事
 です。

 ワークライフバランスについて書かれています。


■「今年3月の私の誕生日に、ある旧知の外国人の方から、バースデーカード
  が届きました。寄せられたメッセージは"Wealth(富),Happiness(幸福),
  Health(健康)をバランス良く・・・"の一言。」

 富と幸福と健康のバランス。

 これが、ワークライフバランスの基本精神だということです。


■富のためにばかり働いていると、バランスが崩れてしまいます。

 仕事優先による問題が、健康や幸せに悪影響を与えてしまうことです。


■そうならないために、仕事の位置づけを、ときには考えてみるのも
 良いと思います。

 仕事によって、お金を得ることができたり、成長ができたり、
 得がたいものを得ることができたりします。

 だからと言って、他のことを犠牲にして問題がないのか。

 こういったことを、一度きちんと考えてみると、考えなどを整理できて
 行動なども、変わってくると思います。

 わたしも、時間を取って、考えてみたいと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    富、幸福、健康について考えてみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 富、幸福、健康について考えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月13日 17:00 その他 | 人生のマネジメントにおける仕事とは? | コメント (0) | トラックバック

『成功の五角形で勝利をつかめ!』三田紀房(著)


 ⇒『成功の五角形で勝利をつかめ!』三田紀房(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/seikou5.html

-----------------------------------

■東大合格請負漫画『ドラゴン桜』の著者、三田紀房氏による著書です。

 ビジネスパーソンに必要な地頭強化法について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「国語力のないヤツは相手の言っていることもわからないし、空気が読めな
  いし、自分の言いたいことも伝えられない。物事を「読む」ことができな
  いし、「なぜ?」の習慣がないため、出会いやビジネスチャンスを逃して
  しまう。」(p.85)

■読み、書き、そろばん。

 勉強の基本と言われます。

 国語力がなければ、「読む」こと、伝えることができません。

 ですから、重要な能力です。


■本書では、国語、数学、理科、社会、英語の教科書を学べば、
 ビジネスパーソンの基礎力がつくということが言われています。

 国語以外の、その心を知りたい方は、本書を読んでみてください。


■基本が大切だとはよく言われます。

 教科書から学ぶというのは、そういう意味では、有効でしょう。

 まさに基本ですから。

 教科書からどう学ぶと良いか、知りたい方が、本書を読まれると良いと
 思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    東大合格請負漫画『ドラゴン桜』の著者、三田紀房氏による著書です。
    ビジネスパーソンに必要な地頭強化法について書かれています。
    基礎力をつけたいビジネスパーソンの方が、読まれると参考になる
    ことでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。

 ★『成功の五角形で勝利をつかめ!』三田紀房(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/seikou5.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    国語力がなければ、「読む」こと、伝えることができません。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 基本を学ぶ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月13日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『成功の五角形で勝利をつかめ!』三田紀房(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月12日

株式会社ダスキン代表取締役社長伊東英幸「サービスを売るな!時間を売れ!」

 ⇒ 株式会社ダスキン代表取締役社長伊東英幸
   「サービスを売るな!時間を売れ!」
   (「カンブリア宮殿」 2008年6月9日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080609.html )

-----------------------------------

■できればやりたくないことなのかもしれません。

 掃除。

 この回の「カンブリア宮殿」は、家事代行サービスなどを手がける
 株式会社ダスキンの代表取締役社長伊東英幸氏でした。


■関連事業のミスタードーナツが、非認可添加物を肉まんに混入した事件が
 ありました。

 この不祥事によって、企業存亡の危機に陥ったダスキンの再建を
 伊東氏が、託されました。

 伊東氏は、支店の視察やFCオーナーとの会話する機会を増やしたり
 したそうです。


■改革は、時間がかかるけれども、近道はない

 「経営者と社員が一つに向かっていくには、お互いの信頼関係が必要。
  それには、コミュニケーションしかない。」

 信頼がなければ、良い関係を築くのはむずかしいでしょう。

 同じ方向に向かっていくこともむずかしいでしょう。

 そのためには、コミュニケーションを積み上げていくということです。


■これは、不祥事があっても、なくても、同じですね。

 それだけの時間と労力が必要です。

 その基本的なことが、結局、会社経営にも、ビジネスにも必要ということ
 です。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  経営者と社員が一つに向かっていくには、お互いの信頼関係が必要。
□  それには、コミュニケーションしかない。
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ コミュニケーションをとっていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月12日 17:00 経営 | 株式会社ダスキン代表取締役社長伊東英幸「サービスを売るな!時間を売れ!」 | コメント (0) | トラックバック

『モスコウィッツ博士のものづくり実験室』ハワード・モスコウィッツ(著),アレックス・ゴフマン(著)

 ⇒『モスコウィッツ博士のものづくり実験室 「心の中の商品」を作ろう!』
   ハワード・モスコウィッツ(著),アレックス・ゴフマン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/monojitu.html

-----------------------------------

■本書では、RDE(Rule Developing Experimentation)、法則開発実験法と
 いうことについて、紹介されています。

 商品やサービスの開発方法について書かれています。

 あるルール、法則にしたがって、商品、サービスなどを開発する方法を
 教えてくれています。

 本書のタイトルは、ものづくりとなっていますが、商品やモノだけに
 限ったことではなく、サービスやウェブページなどにも応用が可能です。

▼ ここに注目 ▼

 「人々は自分のほしいものがわかっていない。・・・・・願望や嗜好を理解
  する際の不可解で重要なステップは、私たちは望んでいるものを本当に
  説明できるとは限らないということを理解することだ」(p.52)

■これは、『ティッピング・ポイント』などの著者、マルコム・グラッドウェ
 ル氏の言葉だそうです。

 自分が欲しいと思うものを、説明できるとは限らない。

 ここに商品、サービス開発のむずかしさがあるわけです。


■本書のやり方、RDEを使うと、この点が、ある程度、クリアできるようです。

 もう少し具体的なやり方を知りたいところですが、
 その考え方やおおよそのやり方を知ることができます。

 実験法ということで、実験をやるように、商品開発を進めていく手法です。

 商品開発、サービス開発の精度を上げたいと考えている方などが
 読まれると参考になることでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    RDE(Rule Developing Experimentation)、法則開発実験法と
    いう商品、サービスなどの開発手法について、紹介されています。
    その考え方やおおよそのやり方を知ることができます。
    ヒット商品や顧客が欲しいと思う商品を開発したい方が、
    読まれると参考になることでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   商品開発担当者


 ★『モスコウィッツ博士のものづくり実験室 「心の中の商品」を作ろう!』
   ハワード・モスコウィッツ(著),アレックス・ゴフマン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/monojitu.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    自分が欲しいと思うものを、説明できるとは限らない

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 顧客が欲しいものを理解していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月12日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『モスコウィッツ博士のものづくり実験室』ハワード・モスコウィッツ(著),アレックス・ゴフマン(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月11日

金持ち家族、貧乏家族「プレジデント」

 ⇒ 金持ち家族、貧乏家族
   (「プレジデント」 2008.6.30 p.33~
     http:///www.bizpnet.com/zassi/08/06/pre0630.html

-----------------------------------

■格差社会などと言われます。

 家族にも格差があるのかもしれません。

 この号の「プレジデント」の特集は、家計についてです。


■印象に残ったのは、年収が多くても、継続しないと、なかなか安心できない
 ということです。

 年収別の家計の問題点、見直しなどが参考になります。


■年収400万円の見直し点

 住宅、教育、自動車、生命保険の4つを見直すと良いということです。

 あたりまえですが、収入内でやりくりできるように、
 変えていくということです。

 保険は、必要保証額を考え直す、自動車は手放すなどです。


■このほか、もっと収入が多い人でも、基本は、収入内でどうするか、
 ということについて書かれています。

 結局、どれだけ収入があっても、それより多くのお金を使ってしまえば、
 借金などに頼らざるを得ないということになります。

 収入を増やすための方法も、いくつか紹介されていました。

 家計を考え直したいという方には、参考になるかもしれない、
 この号の「プレジデント」でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□ 年収400万円の見直し点:住宅、教育、自動車、生命保険の4つを見直す
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 収入内で、やりくりできるように工夫していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月11日 17:00 経済 | 金持ち家族、貧乏家族「プレジデント」 | コメント (0) | トラックバック

『幸せになれる1分セラピー』奥田弘美(著)

 ⇒『幸せになれる1分セラピー』奥田弘美(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/1funthe.html

-----------------------------------

■本書の著者、奥田弘美氏は、精神科医であり、コーチということです。

 本書では、人間関係、仕事、生き方・人生、家族・友情・恋愛、心と体の
 健康という5つのカテゴリーで、1分で読める40の項目で書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「「公欲」と「私欲」をもてば、物事はうまくいきやすい」(p.110)

■自分のため、私欲だけだと、周囲の人は引いてしまい助けてくれない
 かもしれません。

 他人のため、公欲だけだと、自分を犠牲にしてしまい、持続的に活動
 できないかもしれません。

 公欲と私欲、両方があるとよいわけです。


■まずは、私欲であっても良いかもしれません。

 ただ、私欲だけでは、あまりうまく行きにくい。

 人のためにやることで、もっとうまく行くようになる。

 やっていくうちに、そういうことがわかってくるでしょう。


■このメルマガをわたしが発行しているのも、基本は、自分のためですが、
 情報を発信していくことで、何らかの誰かの役に立てれば、と
 思ってやっています。

 こういう視点は大切ですね。


■奥田弘美氏は、精神科医であり、コーチということで、
 2つの視点をあわせたような話を読むことができます。

 そういう点が、よいと思いました。

 1つの話が1分で読めるので、手軽に読むことができます。

 自然な感じで読むエッセイのような感じです。

 エッセイのような感じの本が好きな方に、とくに良いと思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書の著者、奥田弘美氏は、精神科医であり、コーチということです。
    人間関係、仕事、生き方・人生などについて書かれています。
    考え方で、行動などが変わってきます。
    その考え方の転換するコツなどを知りたい方が読まれると
    良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   考え方を転換するコツを知りたい方。


 ★『幸せになれる1分セラピー』奥田弘美(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/1funthe.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    「公欲」と「私欲」をもてば、物事はうまくいきやすい

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 「公欲」と「私欲」を持っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月11日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『幸せになれる1分セラピー』奥田弘美(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月10日

3年で辞めない会社づくり「日経ビジネス」

 ⇒ 3年で辞めない会社づくり
   (「日経ビジネス」 2008年6月9日号 p.48~)

-----------------------------------

■若者が、3年で会社を辞めてしまう、などと言われます。

 この記事では、3年で辞めない会社づくりについての日産の取り組みに
 ついて紹介されています。


■ファストトラックプログラム

 20代の優秀な人材を将来の幹部候補として育てる、選抜育成制度を
 始めたそうです。

 優秀な人材をリストアップして、キャリアコーチの面談などによって、
 異なる職種の経験などを通して、将来の幹部候補を育てるもの、ということ
 です。


■若いというだけで2次的な業務にしか携われないのが、3年で辞める原因

 日産社長のゴーン氏へのインタビューで、こう言われています。

 たしかに、そうかもしれません。

 「「魅力的な仕事」、それに対する「貢献」という2つの条件が揃えば、
 若い世代は情熱を持って仕事をすると思う。」


■これは、日産の取り組みということですが、基本は、中小企業でも同じこと
 でしょう。

 やりがいのある仕事をしたい、そう考えている人が、やりがいのある仕事を
 できる環境をつくる。

 そういうことができると、辞める理由の一つについては、改善できたことに
 なるように思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□ 「魅力的な仕事」、それに対する「貢献」という2つの条件が揃えば、
□  若い世代は情熱を持って仕事をする
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ やりがいのある仕事を、従業員ができるようにする

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月10日 17:00 経営 | 3年で辞めない会社づくり「日経ビジネス」 | コメント (0) | トラックバック

『90日変革モデル企業変革を加速させる3つのフェーズ』

 ⇒『90日変革モデル 企業変革を加速させる3つのフェーズ』
   ベナム・タブリージ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/90niti.html

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■できれば変化したくない、というのは人間の性質なのでしょうか。

 変化に対応することの重要性はよく言われますが、
 実際にできていると言える企業は、どれくらいあるのでしょう。


■本書では、90日変革モデルということで、企業変革について書かれています。

 変革によって業績などが良くなった企業、うまく行かなかった企業を
 分析しています。

 90日で、ステップごとに、やるべきことを、教えてくれています。

▼ ここに注目 ▼

 「成功した変革は次の四つの特徴を備えていた。その四つとは、
  1包括性、2統合性、3迅速性、4コミットメント(特に組織の上層部に
  おいて)である」(p.14)

■これら4つの特徴が、成功した変革には備わっていたそうです。

 ひと言で言うと、徹底しているということでしょうか。

 本書だけではないですが、成功している人や企業を見ると、その共通点に
 徹底するというのがあるように感じています。


■これらの特徴があるということがわかったとしても、
 実際にどうやっていくと良いのかがわからないと、なかなか実践しにくい
 ところです。

 本書では、90日をいくつかのフェーズにわけ、さらにそのフェーズを、
 いくつかのステップにわけています。

 もちろん、これらは、フレームであり、モデルです。

 こういうフレームがあることで、自分や自社に適用する際に、
 参考になるように思いました。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    企業変革について書かれています。
    変革によって業績などが良くなった企業、うまく行かなかった企業を
    分析しています。
    やるべきことをステップ・バイ・ステップで教えてくれています。
    変革に必要なことを知りたい方などが読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   企業変革に興味がある方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』
   フィル・ローゼンツワイグ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/nazebiz.html

 ★『90日変革モデル 企業変革を加速させる3つのフェーズ』
   ベナム・タブリージ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/90niti.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 成功した変革は、1包括性、2統合性、3迅速性、4コミットメント
◇ の四つの特徴を備えていた

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 変革に必要なことは、何だと思いますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年6月10日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『90日変革モデル企業変革を加速させる3つのフェーズ』 | コメント (0) | トラックバック

2008年6月 9日

「読書キット」を携帯する「日経ビジネスアソシエ」

 ⇒ 「読書キット」を携帯する
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.06.17 p.075
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/aso0617.html

-----------------------------------

■スキマ時間に何をするか?

 人それぞれとは思いますが、本を読むという人は、多いかもしれません。

 とくに、このメルマガの読者の人は、そういう人が多いのではない
 でしょうか。


■『IDEA HACKS!』などの著者、原尻淳一氏は、「読書キット」を持ち歩いて
 いるそうです。

 その中身は、本、スケッチブック、水性ペン、3色の付箋、とのこと。

 こうやってキットにして持ち歩いて、空き時間ができると、
 読書に集中するそうです。


■こういう○○キットは、おもしろいかもしれません。

 女性などは、ポーチに化粧品などを持ち歩いているようですが、
 空き時間用にやりたいことのために、○○キットなどをつくると便利そう
 です。


■わたしは空いた時間などに、読書もしますが、暗記や考えごとなどします。

 空き時間があるときは、iPod touchを使って、メモをしたり、暗記したい
 ものを(メールや画像などにして)あらかじめiPod touchにいれておいて、
 覚えたりしています。

 こういったことは、携帯電話などでも、可能ですね。

 空き時間などを有効に活用するために、何かしらの工夫をしておくと
 良いですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    空き時間用の○○キットをつくっておく
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 空き時間が出来たら、何をしますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月 9日 17:00 その他 | 「読書キット」を携帯する「日経ビジネスアソシエ」 | コメント (0) | トラックバック

『察知力』中村俊輔(著)

 ⇒『察知力』中村俊輔(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/satti.html

-----------------------------------

■中村俊輔選手による著書です。

 本書を読んで思ったのは、Only the Paranoid Surviveです。

 以前から、サッカーに対して、かなりストイックというか、
 追い込んでいるという印象がありましたが、本書を読んで、
 その印象がさらに強まりました。

▼ ここに注目 ▼

 「察知力というのは、人が成長するためには欠かせない力であり、
  目標を達成したい、願いを叶えたいと思うなら、磨くべき重要な力だと
  思う。それは、サッカー選手だから、アスリートだからというのではなく
  て、あらゆる仕事をしている人に当てはまるはず。」(p.35)

■本書のタイトルとなっている、察知力。

 空気を読むというのか、周囲の状況を把握する力というのか、
 そういった力のことを言っています。

 そして、この力があったから、中村選手は、成長できた、ここまでこれた、
 ということです。


■このあたりに興味がある方は、本書を読んでみてください。

 わたしが、ともかく印象に残ったのは、やはり徹底しているというか、
 危機感を持っているというのか、Only the Paranoid Surviveです。

 才能もある選手だから、これだけ活躍できているというのは、一面では
 そうだと思いますが、それだけではないということもよくわかる一冊です。

 スポーツ選手から学びたいという人には、興味深い本だと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    中村俊輔選手による著書です。
    どういったことを考えて、サッカーにたいしているか、ということ
    などを知ることができます。
    中村俊輔選手に興味があって、スポーツ選手から学びたい方は、
    参考になることが見つかると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   中村俊輔選手に興味がある方。
   スポーツ選手から学びたい方。


 ★『察知力』中村俊輔(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/satti.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    察知力は、目標を達成したいなら、磨くべき重要な力

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 察知力を磨いていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『察知力』(中村俊輔)

2008年6月 9日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『察知力』中村俊輔(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月 6日

トークスペシャル7・坂東玉三郎・吉田都・武部聡志

 ⇒ トークスペシャル7 坂東玉三郎 吉田都 武部聡志
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年6月3日放送分
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080603/index.html )

-----------------------------------

■この回の「プロフェッショナル」は、トークスペシャルということで、
 これまでの「プロフェッショナル」から、3名の方の未公開のトークを
 紹介していました。

 いくつか印象に残ることがありましたが、とくに印象に残ったのは、
 バレリーナ、吉田都氏の話でした。


■バレリーナ、吉田都

 英国ロイヤルバレエ団で、プリンシパルをつとめる吉田都氏。

 第一線で踊り続ける秘訣について、答えられていました。


■舞台が終わった後は、反省する。

 頭の中で、全幕を振り返って、ここが良くなかったなどと考えるそうです。

 舞台の初めから終わりまでを、振り返って反省するということです。

 そして、次にはこうしようと考えるようです。


■こういう反省は、何かを上達するために重要なようですね。

 スポーツ選手には反省というか、振り返るという人は、多いようです。

 やりっぱなしにしない、というのでしょうか。

 改善しようとするということだと思います。

 そういう繰り返しが、上達や成長につながるのでしょう。

 わたしも、見習って、実践しようと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    振り返って、改善点を考える
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 振り返って、改善点を考えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月 6日 17:00 スキルアップ | トークスペシャル7・坂東玉三郎・吉田都・武部聡志 | コメント (0) | トラックバック

『ハーレーダビッドソンジャパン実践営業革新』奥井俊史(著)

 ⇒『ハーレーダビッドソンジャパン実践営業革新』奥井俊史(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/hdj.html

-----------------------------------

■ハーレー。

 バイクに乗らない人でも、知っている名前ではないでしょうか。

 本書では、そのハーレーダビッドソンジャパンの営業革新について
 代表取締役の奥井俊史氏が書かれています。


■ハーレーは、2000年以降、751cc以上のいわゆるナナハンの国内シェア1位
 だそうです。

 現在では、そのような状況ですが、奥井氏が社長に就任したときは、
 ひどい状況だったとのこと。


 ハーレーというと、ブランド力があるということで、この点は、たしかに
 有利だったと思いますが、それだけでは、今の状況は作れなかっただろう、
 ということが、本書からわかります。

▼ ここに注目 ▼

 「何事も実践が肝心である。」
 「戦略は、実際に展開されて初めて戦略となる。」(p.89)

■ということで、実践を重視されていますが、
 理論と言いますか、考え方も、重視されていることがわかります。

 単に考えなしに、実践しているというわけでは、もちろんありません。

 本書を読んでの感想を、ひと言で言うと、徹底です。

 凡事を非凡に徹底する。

 そういうことを行ってきたのだろうと感じました。


■本書の副題に営業革新あるように、本書は、営業を中心に書かれていますが、
 営業を中心とした経営革新を行ったということだと、本書を読むと
 わかります。

 CRMやSFAなどを実際に実践して成果を上げるための考え方ややり方などを
 知ることができました。

 ここまでやったから、今の日本におけるハーレーがあるのだろうと
 感じた一冊でした。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    ハーレーダビッドソンジャパンの営業革新について代表取締役の
    奥井俊史氏が書かれています。
    今の日本でのハーレーがどのようにつくられてきたのか、
    知ることができます。
    データによる経営、顧客価値を売るとはどういうことか、
    そういったことがわかる一冊です。
    経営を変えたいと考える経営者の方が読まれると参考になることが
    見つかると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。


 ★『ハーレーダビッドソンジャパン実践営業革新』奥井俊史(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/hdj.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    戦略は、実際に展開されて初めて戦略となる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 何事も実践が肝心である

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月 6日 16:59 【書評・感想文】 セールス・営業 | 『ハーレーダビッドソンジャパン実践営業革新』奥井俊史(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月 5日

永守重信日本電産代表取締役社長(CEO)「再建のプロがわが社にやってきた!~永守流利益の出し方教えます~」

 ⇒ 永守重信日本電産代表取締役社長(CEO)
   「再建のプロがわが社にやってきた!~永守流利益の出し方教えます~」
   (「カンブリア宮殿」 2008年6月2日放送分
    http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080602.html )


-----------------------------------

■この回の「カンブリア宮殿」は、前回に引き続き、日本電産代表取締役社長
 永守重信氏でした。

 この回は、永守流利益の出し方、再建術について、
 とくに取り上げていました。


■永守流再建術

 1 社員のコストアップ意識をアップせよ
 2 まじめに働けば報われる
 3 チリも積もれば利益となる
 4 3Q6S

 買収先の再建には、こういったことを意識して行ったということです。

 3Q6Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、作法、しつけの6つができれば、
 良い社員、良い会社、良い製品ができるということです。


■社員のやる気がない要因の8割は経営者

 能力には、それほど差がないが、やる気は差が大きいということを
 言われていました。

 そして、社員のやる気の8割は、経営者ということで、
 こうなると、社員の活躍は経営者次第ということになります。


■社員が働かないことが悩みの経営者の方には、
 痛い言葉かもしれません。

 経営者が、社員がやる気を出したくなるような、そういう工夫をする必要が
 あるのでしょうね。

 この回との関連で言うと、「まじめに働けば報われる」、
 そういう仕組みづくりなどが重要かもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    社員のやる気がない要因の8割は経営者
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 社員のやる気を引き出せていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月 5日 17:00 経営 | 永守重信日本電産代表取締役社長(CEO)「再建のプロがわが社にやってきた!~永守流利益の出し方教えます~」 | コメント (0) | トラックバック

『いつも目標達成している人のテレアポ術』富田直人(著)

 ⇒『いつも目標達成している人のテレアポ術』富田直人(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/telapo.html

-----------------------------------

■営業の一つの方法として、テレアポがあります。

 ただ、あまり好印象の営業方法ではないでしょう。

 そんなテレアポ営業ですが、本書では、そのやり方や考え方について
 詳しく書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「約八割は断られる。断られることを恐れない」(p.64)

■テレアポの約8割は、断られるそうです。

 それがある意味当たり前なのかもしれません。

 しかし、そう考えておけば、断られても、あまり落ち込むことはないかも
 しれません。


■野球では、3割打者は、一流です。

 テレアポでも、3割行けば、一流なのかもしれません。


■本書では、このような心構えから、具体的なスクリプトの作成方法や
 切り返しトークなど、テレアポについて必要なことの一通りを、
 わかりやすく教えてくれています。

 テレアポで、営業をしようと考えている方などが読まれると、
 いろいろと参考になると思います。


-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書では、テレアポ営業のやり方や考え方について詳しく
    書かれています。
    心構えから、具体的なスクリプトの作成方法や切り返しトークなど
    わかりやすく教えてくれています。
    テレアポ営業をしようと考えている経営者の方や営業の方が
    読まれると参考になることが見つかると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   営業担当者。

 ▼ あわせて読みたい ▼

  『商品がなくても売れる魔法のセールストーク』吉野真由美(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/10/sales.html

 ★『いつも目標達成している人のテレアポ術』富田直人(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/telapo.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    テレアポの約8割は、断られる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 断られることもあると考える

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月 5日 16:59 【書評・感想文】 セールス・営業 | 『いつも目標達成している人のテレアポ術』富田直人(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月 4日

その気にさせる説得術「日経ビジネスアソシエ」

 ⇒ その気にさせる説得術
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.06.17 p.020~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/aso0617.html

-----------------------------------

■説得力が増せば、ビジネスや日常の生活などでも、
 いろいろと良いことがありそうです。

 と言っても、説得しているということが、わかってしまうと、
 逆効果かもしれません。

 この号の「アソシエ」の特集は、説得術についてでした。

 逆効果にならないような、理性と感性に訴えるような説得の方法について
 紹介されていました。


■ストーリーテリングで説得する

 物語で訴えると良いとは、よく言われます。

 なぜ物語は有効なのでしょうか。その理由は、3つあるそうです。

  1 興味をかきたてられるから
  2 聞く側に解釈の余地があるから
  3 記憶に残りやすいから

 たしかに、こういうことがあるように思います。


■もう一つ加えるとしたら、説得されたと思われにくいのではないでしょうか。

 筋のある話だと、体験談などと思われて、そういうものかと思いやすいです。

 説得するために、体験談を出しているのでしょうが、
 聞く側に解釈の余地があるからか、説得されていると感じにくいのではない
 でしょうか。

 というわけで、ストーリーや体験談は、説得力を増すために活用できるの
 だと思います。


■この号の「アソシエ」では、これだけではなく、
 他にも、心理や色、デザインなど、といった説得力を増すために参考になる
 ことが書かれています。

 説得力をつけたい方は、読んでみてください。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    物語で、説得力を増す
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 体験談や物語を語っていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年6月 4日 17:00 スキルアップ | その気にさせる説得術「日経ビジネスアソシエ」 | コメント (0) | トラックバック

『ロングセラーの発想力―売れる!アイデアが身につく』齋藤孝(著)

 ⇒『ロングセラーの発想力―売れる!アイデアが身につく』齋藤孝(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/longsell.html

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■ロングセラー。

 長く売れるということは、それだけの魅力があるということだと思います。

 本書では、多くのロングセラーから、どのような特徴があるかなどについて
 書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「養命酒同様、カルピスもひたすら濃い。ドロっとした原液のまま飲んで
  みると、むせ返るような刺激すら感じる。やはり濃いものは強いのだ。」
                             (p.091)

■カルピスは、自分で濃さを調節できるようになっていますので、
 薄くも濃くもできますね。

 ただ、濃いものは、印象に残りやすいというのは、たしかにあると思います。

 存在を主張している感じがしますし、刺激的でもあるでしょう。


■そういう意味では、濃いものが“強い”のかもしれません。

 だとすると、このメルマガも、あくのもっと強い濃い感じにすると良いかも
 しれませんね、

 ロングセラー、長く読んでもらえるようにするには、そういう工夫が必要
 なのかもしれません。


■本書では、多くのロングセラーが紹介されています。

 ほとんどが、誰でも知っているものだと思います。

 それらを、まとめて知ることで、ロングセラーの共通的なものが見えてきた
 ように感じました。

 ロングセラーの特徴などを知りたい方が読まれると良いでしょう。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     本書では、多くのロングセラーが、どのような特徴があるかなど
     について書かれています。
     様々なロングセラーを知ることで、共通点などを考えることが
     できます。
     ロングセラーを生み出したい方などが読まれるとヒントなどが
     見つかるかもしれません。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ロングセラーを生み出したい方。
   ロングセラーから学びたい方。


 ★『ロングセラーの発想力―売れる!アイデアが身につく』齋藤孝(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/longsell.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    濃いものは強い

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 印象を強くするために、どうしますか?

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2008年6月 4日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『ロングセラーの発想力―売れる!アイデアが身につく』齋藤孝(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月 3日

ソニーの壁・ストリンガー改革の真実

 ⇒ ソニーの壁 ストリンガー改革の真実
   (「日経ビジネス」 2008年6月2日号 p.24~)

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■この号の「日経ビジネス」の特集は、ソニーについてでした。

 ソニーの2008年3月期の連結業績は、売上高8兆8714億円、純利益3694億円と
 過去最高を更新したそうです。

 そのような状況ですが、ソニーのCEO、ストリンガー氏は、現状に満足して
 いないとのこと。


■ストリンガー改革の5つのポイント

 1 ユナイテッドを世界展開
 2 部門の壁を越える開発を加速
 3 人材のグローバル活用
 4 幹部の責任の明確化
 5 ソフト重視で新モデル創造


■大企業病と言われたソニーですが、このような改革をストリンガー氏が
 行ってきたそうです。

 全体として協力できる体制をつくったということでしょうか。

 その成果が、今出てきているようです。

 が、まだ満足していないとのこと。

 何に満足していないのでしょうか。


■ブランドの相乗効果が足りない

 日本では、ブランドの相乗効果が足りないということです。

 家電、ゲーム、映画といった様々なビジネスを行っているということが
 うまく伝わっていないと考えているようです。

 このあたりを考えて、革新的な商品を生み出していきたいと考えている
 ようです。

 魅力的な商品を販売して、ソニーのブランド力がさらに強いものになると
 ユーザにも、よりアピールできるようになることでしょう。

 消費者としては、欲しくなるような商品を、発売してほしいものです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    ソニーは、まだ現状に満足していない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 現状に満足していませんか?

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2008年6月 3日 17:00 経営 | ソニーの壁・ストリンガー改革の真実 | コメント (0) | トラックバック

『グーグルに勝つ広告モデル』岡本一郎(著)

 ⇒『グーグルに勝つ広告モデル』岡本一郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/gwin.html

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■グーグルに勝つ広告モデルということで、マスメディアとネットの広告に
 ついて書かれています。

 テレビ、ラジオ、新聞、雑誌というマスメディアが、どのようなメディア、
 広告モデルであり、今後どのような方向に進むと良いかということが
 書かれています。

 わかりやすく整理されている点が、良かったです。

▼ ここに注目 ▼

 競争戦略としての新聞業界の打ち手

 「A 低価格化して稼働率を高める。
  B 戦略的差別化により価格競争を脱する。」 (p.122)

■例えば、新聞の場合は、このような戦略があるだろうということです。

 本書では、日本の新聞について具体的に指摘されていませんが、
 Aは、産経新聞が取っていると思われる戦略で、Bは、日経新聞が取っている
 戦略だと思います。


■それぞれのメディアに対し、このような分析と提案がなされているので、
 今後のマスメディアの基本的な方向は、ある程度わかるかもしれません。

 ただ、それが、本当にネット広告、Googleに対抗し得るのか、は、
 読んでみて、判断してみてください。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    マスメディアとネットの広告について書かれています
    とくにマスメディア(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)が、どういう
    方向性、広告モデルなどを取るとよいか、ということについて考察
    されています。
    広告モデルやマスメディアに興味がある方が読まれると、
    参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   広告に興味がある方。
   マスメディア関係者。


 ★『グーグルに勝つ広告モデル』岡本一郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/gwin.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    新聞業界の打ち手 低価格か差別化

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ マスメディアは、どう変わると良いでしょうか?

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2008年6月 3日 16:59 【書評・感想文】 経済 | 『グーグルに勝つ広告モデル』岡本一郎(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年6月 2日

優秀な人が見限る上司の態度「プレジデント」

 ⇒ 優秀な人が見限る上司の態度
   (「プレジデント」 2008.6.16号 p.114~115
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/pre0616.html

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■優秀な人間ほど、転職などをしやすいとはよく言われます。

 そうならないようにするには、社員の能力開発に積極的に取り組む必要が
 あるようです。

 この記事では、リーダー育成法について紹介されています。


■1 「頭を使う」
   戦略的な能力開発を
 2 「心を使う」
   部下と信頼を築こう
 3 「腹を据える」
   リスクをとる勇気を


■こういった3つの方向から部下の能力開発に取り組むと良いということです。

 このなかで、とくに印象に残ったのは、
 3のリスクをとる勇気ということです。

 これは、部下を時期尚早かもしれないポジションにつかせたり、
 仕事を任せたりするということです。

 こうすることは、リスクがあることですが、
 能力を引き出したり、開発するには必要なことでしょう。


■できるとわかっている範囲内で、仕事をしていては、成長しにくい、
 ということは、多くの人が思っていることでしょう。

 ですから、ときには、能力を超えるようなこともやってみる。

 もちろん失敗の可能性もあるわけですが、それでも、
 そこから得るものがあります。

 自分の能力以上のものを発揮するにはどうするか、
 考えることもできますし。

 リスクを取るということは、成長のチャンスでもあるわけです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    部下に、能力以上の仕事などを任せてみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 部下に、能力以上の仕事などを任せていますか?

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2008年6月 2日 17:00 経営 | 優秀な人が見限る上司の態度「プレジデント」 | コメント (0) | トラックバック

『出逢いの大学』千葉智之(著),中川ミナ(イラスト)

 ⇒『出逢いの大学』千葉智之(著),中川ミナ(イラスト)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/deai.html

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■「普通のサラリーマンが黄金人脈を作る法則」が、本書の副題です。

 というわけで、本書のテーマは、人脈です。

 とくに普通のサラリーマンが人脈をつくる方法について書かれています。

 サラリーマンでも、人とのつながり、出逢いを充実させることができると
 いうことがわかります。

▼ ここに注目 ▼

 人と出逢うしくみを作れ!

 「・無理をしない
  ・気軽にできることにする
  ・習慣にする」 (p.78)

■「重要なのは「つねに新しい人と会い続けること」です。」

 ということで、人と会う仕組みをつくることが大切ということです。

 その際に、上の3点のようなことを意識して、仕組みをつくるとよいという
 ことです。


■たしかに、無理をしていると、続かないでしょうし、習慣にできれば、
 継続できそうです。

 まずは人と会うことから、人脈がつくられるということを考えると、
 継続できる仕組みをつくれると良いのでしょうね。


■本書では、このような人脈のつくりかたなどについて書かれています。

 とくにサラリーマンの方などが、人脈を広げたいなどの参考になると
 思います。

 また、参考になる本なども紹介されていますので、さらに、自分なりに
 人脈などについて知ることができると思います。

 人とのつながりを充実させたい、そんな人が読まれると、参考になることや
 ヒントなどが見つかることでしょう。


『出会った人すべてを味方に変える技術』臼井由妃(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/05/mikatani.html

 あと、こちらとあわせて読むと、出会った人との関係をより良いものにする
 ために参考になると思います。

 出逢って、味方になってもらえたら、それこそ、心強いですよね。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書のテーマは、人脈です。
    出逢いのための方法や考え方などについて書かれています。
    人脈を豊かにしたい、人とのつながりを充実させたい方が、
    読まれると、ヒントや参考になることが見つかることでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   人とのつながりを充実させたい方。
   ビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『チャンスと出逢うための人脈大改造』後藤芳徳(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2005/03/jinmyaku.html

  『出会った人すべてを味方に変える技術』臼井由妃(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/mikatani.html

 ★『出逢いの大学』千葉智之(著),中川ミナ(イラスト)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/06/deai.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    人と出逢うしくみを作る

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◆ ⇒ 人と会う仕組みを作っていますか?

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2008年6月 2日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『出逢いの大学』千葉智之(著),中川ミナ(イラスト) | コメント (0) | トラックバック