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2008年4月25日

いつも目標を達成する人の仕事術「THE21」2008年5月号

 ⇒ いつも目標を達成する人の仕事術
   (「THE21」 2008年5月号 p.13~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/05/the2105.html

-----------------------------------

■この号の「THE21」の特集は、目標を達成する人の仕事術、考え方について
 著名な方たちから、聞いています。

 いろいろな考えがあって、興味深いです。

 目標は立てないという方もいましたが、それでは、話が終わってしまうので、
 株式会社良品計画の代表取締役会長、松井忠三氏の記事を紹介します。


■本質を考え最後まであきらめずにやろう

 目標は、本質的なものでなければならない、ということです。

 というのは、そうでないと、対処療法になってしまうからということです。

 たしかに、小手先だと、長期的な解決にはならないように思います。


■目標を達成できる2つのタイプ

 高い目標を持っている人か、今携わっている仕事の中から目標を見つける
 人の2つのタイプがあるということです。

 目標は立てないという人は別として、目標を立てるタイプは、2つあるよう
 に思います。

 大きな目標がモチベーションになる人と、目の前の目標がモチベーションに
 なる人です。

 どちらが良いかは、その人によるでしょう。

 どちらにも、メリット、デメリットありますので、
 この辺を意識しつつ、目標設定をすると良いのでしょう。

 長期、短期両方の目標を持っていると、一番良いのでしょうね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    長期、短期両方の目標達成を考える
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 本質を考えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月25日 17:00 スキルアップ | いつも目標を達成する人の仕事術「THE21」2008年5月号 | コメント (0) | トラックバック

『A4一枚勉強法』三木雄信(著)

 ⇒『A4一枚勉強法』三木雄信(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/a4ben.html

-----------------------------------

■『A4一枚仕事術』の著者、三木雄信氏による勉強法についての著書です。
  http://www.bizpnet.com/book/2007/11/a4sigoto.html

 三木氏は、元ソフトバンク株式会社社長室長で、現在は、
 ジャパン・フラッグシップ・プロジェクト株式会社代表取締役社長を
 務めるられている方です。

 『A4一枚仕事術』では、A4のテンプレートで、仕事を進めていく方法など
 について書かれていました。

 テンプレートがあると便利ですので、わたしも、自分なりに変更して、
 活用させていただいています。

 そして、本書では、A4のテンプレートで勉強をしていく方法について
 書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 勉強時間抽出シート(2)

 「「体」「目」「手」「耳」「口」の5つの観点で必要とされるものに○、
  必要でないものに×を教材別につける」(p.71)

■勉強をする時間を取ることが、勉強するには必要です。

 そのための方法として、シートで、どの部分を使って学ぶものなのかを
 チェックするというシートです。

 このシートと勉強時間抽出シート(1)で、体のどの部分が自由になる
 時間なのかを知って、どんな教材の勉強に当てるかを考えるということです。

 (実際のシートを見るとすぐにわかるのですが、言葉だけで説明すると
 わかりにくいかもしれません。)


■三木氏は、ビジネスで英語の必要に迫られたということで、
 英語の勉強法について、とくに本書では書かれています。

 他の勉強法についても、本書を参考に考えて応用すると良いと思います。

 効率よく勉強したい方が読んで、実践されると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    元ソフトバンク株式会社社長室長で、現在は、ジャパン・フラッグ
    シップ・プロジェクト株式会社代表取締役社長の三木雄信氏による
    勉強法についての著書です。
    A4のテンプレートで勉強していく方法について書かれています。
    効率的に勉強したい方が読まれると、参考になることが見つかること
    でしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   効率よく勉強したい方。
   テンプレートを使って勉強したい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『16倍速勉強法』本山勝寛(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/16baiben.html

  『A4一枚仕事術』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/11/a4sigoto.html


 ★『A4一枚勉強法』三木雄信(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/a4ben.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    テンプレートを使って、勉強してみる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 勉強法を工夫していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月25日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『A4一枚勉強法』三木雄信(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月24日

第2回社長の金言大賞「カンブリア宮殿」

 ⇒ 第2回社長の金言大賞
   (「カンブリア宮殿」 2008年4月21日放送分
    http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080421.html )

-----------------------------------

■毎回、様々なゲストを招いて、トークなどを展開している「カンブリア宮殿」
 ですが、この回は、第2回社長の金言大賞ということで、前回の金言大賞
 以降に出演された社長の金言から、大賞を決定していました。


■組織はサンマと同じ。頭から腐る。

 アルプス技研 創業者最高顧問の松井利夫氏の言葉が、金言大賞に選ばれ
 ました。

 松井氏も言われていましたが、トップの不祥事などが多いですから、
 時代的なものもあるのかもしれません。


■トップ自らが後ろ姿で示す

 松井氏が登場した回の放送では、この「頭から腐る」の言葉のあとに、
 トップ自らが後ろ姿で示すことが大切だと、言われていました。

 率先垂範。

 昔から言われていることですが、やはりこれが重要なのだと思います。

 こういうことができるリーダーは、強い組織を作れるのだろうと、
 松井氏の話などから感じました。


■他の社長の金言も、それぞれ考えさせられます。

 こうやって集めると、そのすごさが増しますね。

 あわせて見られると、良いと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    組織はサンマと同じ。頭から腐る。
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 率先垂範していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月24日 17:00 経営 | 第2回社長の金言大賞「カンブリア宮殿」 | コメント (0) | トラックバック

『ポジショニング戦略[新版]』アル・ライズ(著),ジャック・トラウト(著)

 ⇒『ポジショニング戦略[新版]』
   アル・ライズ(著),ジャック・トラウト(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/position.html

-----------------------------------

■本書は、様々なマーケティングなどの著書のある、
 アル・ライズ氏とジャック・トラウト氏による著書です。

 本書は、初版から30年以上経った本の新版を翻訳したものです。

 ポジショニングについて書かれています。

 情報社会において売れる商品になるための考え方などがわかります。

▼ ここに注目 ▼

 「ポジショニングの問題を解決したいなら、『商品』ではなく『消費者の頭
  の中』を見つめよ」(p.191)

■本書で、何度も出てくることとして、商品の特徴ではなく、消費者の頭や心
 について考えることの重要性です。

 消費者がどう考えているかから、ポジショニングやセールスコピーなどを
 考えるということです。

 ポジショニングを築くのは、消費者の頭の中に築くわけですから、
 商品の機能や特徴ではなく、消費者から考える必要があるというわけです。


■こういったところから、ネーミング、キャッチコピー、ポジショニングに
 ついての考え方がわかるようになっています。

 事例が古いという点がありますが、書かれていることについては、
 今も変わらず有効だと思いました。

 それは、現在も、情報社会であるからでしょう。


■本書を読んで、著者たちの他の本も読まれると良いと思います。

 『マーケティング戦争』
  http://www.bizpnet.com/book/2007/05/marketwar.html

 『フォーカス!利益を出しつづける会社にする究極の方法』
  http://www.bizpnet.com/book/2007/08/focus.html


 どれでも新しい本ではないですが、今でも通用する話です。

 古典であるからというわけではなく、その考え方ややり方が有用なので、
 読んでおくと良いと思います。

 また、ポジショニングと言うことでいうと、

 『ブルー・オーシャン戦略』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/07/blueo.html

 も、合わせて読むと、参考になると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書は、様々なマーケティングなどの著書のある、
    アル・ライズ氏とジャック・トラウト氏による著書です。
    ポジショニングについて書かれています。
    ポジショニングやネーミング、キャッチコピーなどの考え方について
    知りたい方が読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   マーケティング担当者。
   差別化したい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

 『ブルー・オーシャン戦略』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/07/blueo.html

 『マーケティング戦争』
  http://www.bizpnet.com/book/2007/05/marketwar.html

 『フォーカス!利益を出しつづける会社にする究極の方法』
  http://www.bizpnet.com/book/2007/08/focus.html

 ★『ポジショニング戦略[新版]』
   アル・ライズ(著),ジャック・トラウト(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/position.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    ポジショニングの問題を解決したいなら、
◇    『商品』ではなく『消費者の頭の中』を見つめよ

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 『消費者の頭の中』を見ていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月24日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『ポジショニング戦略[新版]』アル・ライズ(著),ジャック・トラウト(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月23日

貯蓄好きな新入社員諸君自分への投資を忘れずに・廣内武[オンワードホールディングス会長]

 ⇒ 貯蓄好きな新入社員諸君自分への投資を忘れずに
   廣内武[オンワードホールディングス会長]
   (「日経ビジネス」 2008年4月21日号 p.1)

-----------------------------------

■もう少しすると、新入社員の方は、初給料がもらえる頃だと思います。

 貯金するという使い道が多いようですが、
 自分への投資を忘れずに、というのが、オンワードホールディングス会長
 廣内武氏が、この記事で言われていることです。


■廣内氏は、コンピュータの講座や簿記学校に、自腹で通ったそうです。

 また、マーケットの勉強にと、服やかばんなども、自分で買ってみたそう
 です。


■そして、こう言われています。

「知らないことは徹底的に勉強し、見て体験する。そのための投資は惜しま
 ない。それこそが私のビジネス人生を支えてきた財産なのです。」


■つまり、自分への投資は惜しまない、ということです。

 貯金も大切ですが、自分の能力を高めることも重要です。

 会社が費用を負担してくれれば、幸運でしょうが、
 そうでなくても、自腹を切る。

 それぐらいのことをする必要が、これからの時代は、ますます必要になって
 いくのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    自分への投資を忘れずに
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 自分へ「投資」していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月23日 17:00 スキルアップ | 貯蓄好きな新入社員諸君自分への投資を忘れずに・廣内武[オンワードホールディングス会長] | コメント (0) | トラックバック

『お客様は「えこひいき」しなさい!』高田靖久(著)

 ⇒『お客様は「えこひいき」しなさい!』高田靖久(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/ekohiiki.html

-----------------------------------

■「えこひいき」とは、あまり良いイメージの言葉ではないですね。

 本書で言う、「えこひいき」とは、顧客を区別して、サービスなどを変える
 ことで、顧客維持などを行う方法のことです。

 このような区別を通して、お客様に、より満足いただけるようにする方法
 について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「客にあわせた、えこひいきを仕組み化しよう。」(p.138)

■「えこひいき」を仕組み化する。

 従業員によって、サービスがまちまちになってしまわないように、
 仕組み化しておくことが重要ということです。

 これは、サービスだけに限ったことではないと思いますが、
 「えこひいき」も仕組み化しておく、そういう方法について書かれています。


■リッツ・カールトンやJALなどの事例が紹介されているように、
 高級なサービス業では、顧客を区別してサービスなどを変えるというのは、
 すでに当たり前のことになっているのかもしれません。

 本書では、そういった高級サービス業などではないところでも、
 顧客やサービスを区別していくのか、ということがわかります。

 優良顧客を維持して、新規顧客を増やしていく。

 そういった方法を知りたいと考えている方が、読まれると、参考になること
 が見つかることでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書では、顧客を区別して、サービスなどを変えることで、
    顧客維持などを行う方法について書かれています。
    これらを「えこひいき」と本書では呼んでいます。
    優良顧客を維持して、新規顧客を増やしていく方法について考えたい
    方などが読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   マーケティング担当者。


 ★『お客様は「えこひいき」しなさい!』高田靖久(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/ekohiiki.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    客にあわせた、えこひいきを仕組み化しよう

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ サービスなどを仕組み化していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月23日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『お客様は「えこひいき」しなさい!』高田靖久(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月22日

誰かに話すことで情報を自分のものにする

 ⇒ 誰かに話すことで情報を自分のものにする
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.05.06 p.011
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/05/aso0506.html

-----------------------------------

■教えることは、学ぶこと。

 教える側のほうが、学ぶ側よりも、学ぶことが多いかもしれません。

 この記事では、和田裕美氏が、いつもやっていることを紹介しています。


■ウィークリー(マンスリー)レビュー

 「誰かから聞いた気になる話、本を読んで面白いと思ったことを、自分
  以外の人に伝える時間を持つようにしている」

 その週や月に、知ったこと、インプットしたことを、
 人に話すことで、自分のものにするようにしているそうです。


■インプットとアウトプットはセットで考えると、
 記憶にも残りやすいですし、身につきやすいと思います。

 インプットに偏りがちかもしれませんが、アウトプットも意識しておくと、
 良いですね。


■情報を発信するというのは、人のためもありますが、
 やはり自分のためというのが大きいと思います。

 そして、このように、自分の身につけるためというのもありますが、
 発信すると、反応などが返ってくることもあります。

 アウトプットは、自分のためになるということは、
 ブログなどで情報を発信できるウェブ時代には、
 知っておいたほうが良いことの一つだと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    誰かに話すことで情報を自分のものにする
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ アウトプット、情報発信していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月22日 17:00 スキルアップ | 誰かに話すことで情報を自分のものにする | コメント (0) | トラックバック

『エグゼクティブコーチング(上巻・下巻)』マンフレッド・ケッツ・ド・ブリース(著)

 ⇒『エグゼクティブコーチング(上巻・下巻)』
   マンフレッド・ケッツ・ド・ブリース(著),
   コンスタンティン・コロトフ(著),
   エリザベス・フローレント・トレーシー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/excoach1.html
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/excoach2.html

-----------------------------------

■本書は、INSEADグローバル・リーダーシップ・センターのディレクターで
 あるマンフレッド・ケッツ・ド・ブリース氏などによる共著です。

 INSEADにおけるコーチングについて知ることができます。

 心理学に基づくコーチング、ファミリービジネスにおけるリーダーシップ
 コーチング、コーチとして独立する方法など、広範なテーマが取り上げられ
 ています。

 他では、あまり読むことがないようなテーマが取り上げられていたように
 思いました。

 そういう意味でも、有益でしたし、また経営者、経営幹部として
 どのような考え方を持っていることが必要とされるのか、ということも
 知ることができました。

▼ ここに注目 ▼

 「自分の内面との触れ合いをしないリーダーは、他人との触れ合いもうまく
  いかない。」(上巻 p.94-95)

■汝自身を知れ。

 とはよく言われますが、本書でも、自分自身を知ることの重要さが、
 至るところに出てきます。

 自分の内面を見つめる時間を持つことが必要ということでしょう。

 そして、そういう時間をとおして、他者を理解するようになっていく。

 こういったプロセスをとおして、リーダーとして成長していけるのだと
 思いました。


■本書は、どちらかと言えば、エグゼクティブコーチになりたい方向けの
 本だと思います。

 ただ、ところどころ、経営者や経営幹部が知っておくと良いことも書かれ
 ていました。

 コーチになりたい方はもちろんですが、経営者や経営幹部の方も
 こういった本を読むことで、自分を見つめる時間を持つことが必要なのでは
 ないかと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書は、INSEADグローバル・リーダーシップ・センターの
    ディレクターであるマンフレッド・ケッツ・ド・ブリース氏などに
    よる共著です。
    INSEADにおけるコーチングについて知ることができます。
    上巻が論理的枠組みで、下巻が実践編というようになっています。
    コーチについて広範なテーマが取り上げられていました。
    エグゼクティブコーチになりたい方や経営者、経営幹部の方が、
    読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   エグゼクティブコーチになりたい方。
   経営者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/10/coachgod.html

 ★『エグゼクティブコーチング(上巻・下巻)』
   マンフレッド・ケッツ・ド・ブリース(著),
   コンスタンティン・コロトフ(著),
   エリザベス・フローレント・トレーシー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/excoach1.html
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/excoach2.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    自分の内面との触れ合いをしないリーダーは、
◇    他人との触れ合いもうまくいかない。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 自分の内面を見つける時間を持っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月22日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『エグゼクティブコーチング(上巻・下巻)』マンフレッド・ケッツ・ド・ブリース(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月21日

終身雇用への回帰が始まったもう一つの理由「プレジデント」

 ⇒ 終身雇用への回帰が始まったもう一つの理由
   (「プレジデント」 2008.5.5 p.111~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/05/pre0505.html

-----------------------------------

■この記事によると、労働政策研究・研修機構が実施した企業相手の
 アンケートを比較すると、

 これからも終身雇用を維持していく という割合は、

 1999年 33.8%
 2003年 39.3%

 と増えているそうです。

 また、2007年9月と10月に実施したアンケートでは、
 働く人の86.1%は、「終身雇用」を支持しているとのことです。


■この背景には、成果主義などへの揺り戻しなどによる、安定志向への回帰が
 あるのかもしれません。

 この記事の著者、守島基博、一橋大学大学院商学研究科教授によると、
 もう一つの理由として、日本企業の人材育成が、OJTによるところが大きい
 ということです。


■OJTは現場、職場で、仕事を覚えていくということですが、
 それにはある程度の時間がかかる。

 このため、企業は、長期雇用志向になっている、と考えられるということ
 です。


■こういう傾向があるのかもしれません。

 働き手としては、安定した職を確保したいという気持ちがあるでしょう。

 そういう意味では、正規雇用や長期雇用が、もっと増えるということは、
 歓迎されることなのではないかと思います。

 そうやって安定しつつ、OJTなどを通して、競争にも対応できるような人材
 になっていくと、グローバルな競争にも、適応できるようになるはずです。

 安定がモチベーションにつながって、OJTなどで優秀な人材が育つ。

 こうなると、理想的なのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  OJTなど仕事を覚える時間が必要なことが、終身雇用回帰が始まった
□  もう一つの理由
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 優秀な人材を育てるために必要なことは?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月21日 17:00 経営 | 終身雇用への回帰が始まったもう一つの理由「プレジデント」 | コメント (0) | トラックバック

『エマソン妥協なき経営―44年連続増収を可能にしたPDCAの徹底』チャールズ・F・ナイト、ディヴィス・ダイヤー(著)

 ⇒『エマソン妥協なき経営―44年連続増収を可能にしたPDCAの徹底』
   チャールズ・F・ナイト、ディヴィス・ダイヤー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/emerson.html

-----------------------------------

■本書は、エマソンの前CEOチャールズ・F・ナイト氏による著書です。

 エマソンは、電気・電子機械機器等の設計・開発・製造及び販売を行って
 いる会社で、高収益で知られます。

 本書は、そのエマソンの経営について書かれています。

 副題にもあるように、PDCAを徹底していることがわかりました。

▼ ここに注目 ▼

 計画者と実行者のギャップをなくせ

 「計画をつくる人間が実行すること。」(p.48)

■本書を読むと、エマソンは、PDCAのPlan(計画)を重視していることが
 わかります。

 そして、その計画はつくった者が、実行するようにしている、ということ
 です。

 誰かに与えられた計画では、実行する段階でうまく行かない、
 積極的に実行されないという問題があるので、この点も重視していると
 いうことです。


■本書を読んで感じたのは、ゲイリー・ハメル氏の『経営の未来』に出てくる
 企業とは、エマソンは正反対なのかもしれない、ということです。

 そう思いながら読んでいたら、ゲイリー・ハメル氏が、このエマソンの
 コンサルティングをしていた、という記述がありました。

 ヒントやアドバイスを得て、修正したということです。

 『経営の未来』とあわせて読むと、好対照なので、非常に興味深く読むこと
 ができると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書は、エマソンの前CEOチャールズ・F・ナイト氏による著書
    です。
    44年連続増収を可能にした経営マネジメントについて、書かれて
    います。PDCAが徹底されています。
    マネジメントについて考えたい方、経営者の方が読まれると、
    興味深く読めると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   PDCAをうまく回したい経営者の方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『経営の未来』ゲイリー・ハメル(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/03/keieimi.html

 ★『エマソン妥協なき経営―44年連続増収を可能にしたPDCAの徹底』
   チャールズ・F・ナイト、ディヴィス・ダイヤー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/emerson.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    計画をつくる人間が計画を実行すること

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 計画者と実行者は、同じですか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月21日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『エマソン妥協なき経営―44年連続増収を可能にしたPDCAの徹底』チャールズ・F・ナイト、ディヴィス・ダイヤー(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月18日

山田日登志・工場再建「輝け社員、よみがえれ会社」

 ⇒ 山田日登志・工場再建「輝け社員、よみがえれ会社」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年4月15日放送分 
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080415/index.html )

-----------------------------------

■この回の「プロフェッショナル」は、工場再建の山田日登志氏でした。

 赤字の工場再建を仕事にされている方です。

 セル生産方式を導入された方として、有名です。


■セル生産方式は、ワープロ工場で、人を減らしていった結果、
 できたものだそうです。

 人数を減らしていったところ、社員のやる気が高まったということで、
 「いろいろ工夫できて、楽しい」と社員の気持ちが変わっていった
 そうです。

 社員を仕事の楽しさに目覚めさせることが大切ということです。


■自分で考える社員を作ることが、目標ということでした。

 自分で考えることの大切さが言われますが、
 そういう社員に変わらないと、力を発揮できていない、ということに
 なってしまうのだと思います。

 会社から言えば、社員一人ひとりの力を引き出せていない、
 もっと引き出すことができる、ということでもあるでしょう。


■自分で考えるようになるきっかけをつくる。

 そういうことが、必要なのだと、思いました。

 人の力を引き出しながら、働く楽しさを見つけるという、
 その方法、やり方というものを、見せてもらったように思います。

 自分で工夫してよりうまくできるようになっている人たちの姿が
 印象的でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    自分で考えるようになるきっかけをつくる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 仕事の楽しさを見つけていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月18日 17:00 経営 | 山田日登志・工場再建「輝け社員、よみがえれ会社」 | コメント (0) | トラックバック

『ワールドインク・なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから』ブルース・ピアスキー(著)

 ⇒『ワールドインク なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから』
   ブルース・ピアスキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/worldinc.html

-----------------------------------

■ワールドインクという言葉を聞いて、どういうことを思い浮かべるでしょう
 か。

 本書では、以前は、多国籍企業などと呼ばれた企業について、
 その役割や活動などについて書かれています。

 トヨタやGE、HPなどの企業の環境や貧困へのビジネスを通しての
 取り組みについて、紹介されています。

▼ ここに注目 ▼

 社会的責任とSフロンティア

 「本書は複雑でいろいろな意味合いが含まれているが、その中心となる問い
  かけは、次のようにきわめてシンプルだ。
  「競争や勝利への欲望が人間の本質において重要な部分を占めているが、
  それでもわれわれは、自分自身や自分の企業を見直し、社会的な責任に
  ついてもっと考慮することができるようになるだろうか」」(p.44)

■社会的責任、CSRなどについて、話題になっています。

 本書が興味深いところは、このようなところに、フロンティアがある。

 そこにビジネス上のチャンスがあると言っているところです。


■環境問題や貧困問題について、どのように捉えて、企業活動に活かすのか。

 トレードオフのものとして捉えるのか、機会として捉えるのか。

 捉え方によって、企業活動が変わってくるでしょう。


■本書で紹介されている企業は、いわゆる超大企業です。

 小さな国のGDPよりも大きな売上高を誇っている企業もあります。

 こういった企業が、社会的な課題をチャンスや責任として、捉え活動し
 始めています。

 大企業だからできることという面もあると思いますが、
 中小企業でも、考慮しておく必要がある、知っておく必要があることでも
 あるでしょう。

 環境や貧困が、課題でもあり機会でもあるということを、知りたい方が
 読まれると良いと思います。


■このメルマガでも、こういったテーマの本を紹介してきました。

 以下の本なども、あわせて読まれると良いと思います。

 『メガトレンド2010』
  http://www.bizpnet.com/book/2006/07/mega.html

 『ネクスト・マーケット』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/09/nextm.html

 『貧困の終焉』
  http://www.bizpnet.com/book/2006/06/hinkon.html

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     トヨタやGE、HPなどの企業の環境や貧困へのビジネスを通しての
     取り組みについて、紹介されています。
     環境問題や貧困問題について、企業の役割などを考えたい方が、
     読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   環境や貧困問題について、企業の役割などを考えたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

 『メガトレンド2010』
  http://www.bizpnet.com/book/2006/07/mega.html

 『ネクスト・マーケット』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/09/nextm.html

 『貧困の終焉』
  http://www.bizpnet.com/book/2006/06/hinkon.html

 ★『ワールドインク なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから』
   ブルース・ピアスキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/worldinc.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    社会的責任は、機会でもある

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 環境問題、貧困問題について、どう考えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月18日 16:59 【書評・感想文】 経済 | 『ワールドインク・なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから』ブルース・ピアスキー(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月17日

松井利夫・アルプス技研創業者最高顧問「企業は“人”なり~組織を強くする、社員の育て方とは~」

 ⇒ 松井利夫・アルプス技研創業者最高顧問
   「企業は“人”なり~組織を強くする、社員の育て方とは~」
   (「カンブリア宮殿」 2008年4月14日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080414.html )

-----------------------------------

■機械や電気の設計者を派遣しているアルプス技研の創業者最高顧問の
 松井利夫氏が、この回の「カンブリア宮殿」のゲストでした。

 企業は人なり、ということで、人材教育に力を入れているとのことで、
 社員の育て方について、とくに取り上げていました。


■地獄の特訓

 新人研修の様子などが紹介されていました。

 大声を出す「声出し」や自分のことを見つめる「内観」、
 社訓の暗唱などを行っているそうです。

 こういった厳しい研修を通して、社員が礼儀正しく明るくなるということ
 です。


■トップ自らが後ろ姿で示す

 「内観」などの研修は、社長も、受けるということです。

 松井氏も、以前、地獄の特訓に参加されたとのことです。


■自ら範を示す。

 示されたほうは、この人は、口だけではないと感じるのでしょう。

 やらざるを得ないというのもあるのかもしれませんが、
 自分もやってみようかという気持ちになる。

 後ろ姿で示す。

 これが、一番の教育方法なのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    トップ自らが後ろ姿で示す
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 率先垂範していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月17日 17:00 経営 | 松井利夫・アルプス技研創業者最高顧問「企業は“人”なり~組織を強くする、社員の育て方とは~」 | コメント (0) | トラックバック

『あなたの店も「売り筋」をつくればこんなに儲かる!』宮内亨(著)

 ⇒『あなたの店も「売り筋」をつくればこんなに儲かる!』宮内亨(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/urisuji.html

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■本書をひと言で言うとしたら、
 「売れ筋商品を「売り筋商品」にしよう」ということです。

 その考え方ややり方について、書かれています。

 売れ筋商品を、もっと売れるようにすること、方法がわかります。

▼ ここに注目 ▼

 「「一番単品店から一番店」へが、商売の王道なのです。」(p.135)

■まずは、売れているもの、売れ筋を見つけて、そこからさらに、
 その売れ筋をもっと売れるようにする、「売り筋」にする、ということが、
 一番単品店ということです。

 そして、一番単品店になれたら、一番店へと進んでいく。

 それが、商売として、成功するための方法ということです。


■何を売っているお店なのか、伝えるために、売れている商品を、
 もっと売れるように、お客様に伝えていく。

 その大切さがわかりました。


■基本的には店舗商売向けの本ですが、他の商売でも考え方は活用できると
 思います。

 売り筋をつくって、もっと儲けたい、多くのお客様に役立ちたい、
 そういう経営者の方などが読まれると、考え方などが参考になるでしょう。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    売れている商品(=売れ筋商品)を、さらに売れるよう(=売り筋
    商品)にするための方法について書かれています。
    店舗商売向けの本ですが、他の商売でも考え方は活用できると思い
    ます。
    売れ筋商品をつくりたい経営者の方が、読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   売り筋商品を作りたい方。


 ★『あなたの店も「売り筋」をつくればこんなに儲かる!』宮内亨(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/urisuji.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    「一番単品店から一番店」へが、商売の王道

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ まずは、一番単品店を目指す

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月17日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『あなたの店も「売り筋」をつくればこんなに儲かる!』宮内亨(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月16日

人を動かす話し方「日経ビジネスアソシエ」

 ⇒ 人を動かす話し方
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.05.06 p.018~)

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■なぜ自分の話は、伝わらないのか?

 そう感じたことがない方は、あまりいないのではないでしょうか。

 この号の「アソシエ」の特集は、「人を動かす話し方」です。


■3つの方法論を駆使して説得

 説得には、3つのタイプがあり、交渉の相手や場面に応じて、
 使いわかる必要があるということです。

 説得の3つのタイプ

  ・論理的説得
  ・功利的説得
  ・感情的説得

 これらの3つを相手や状況に合わせて使い分けるとよいと言われているのは、
 西村あさひ法律事務所の草野耕一弁護士です。


■さすが弁護士の方ですね。

 すべて使う必要があるかどうかわかりませんが、
 状況に合わせて、使えるようになると、説得力が増しそうです。


■また、この特集では、NHKラジオ「実践ビジネス英語」の講師を務める
 杉田敏氏もコミュニケーションの基本について、答えられています。

 以前紹介した『人を動かす! 話す技術』という本も書かれています。
  http://www.bizpnet.com/book/2004/11/ugokasu.html

 (書評は、こちら
  http://tikara.bizpnet.com/jik8sho9/001262.php

 コミュニケーションの基本や人を動かす話し方について、
 知りたい方は、あわせて読まれると良いと思います。

 わかりやすく印象に残っている本です。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  説得の3つのタイプ(論理的説得、功利的説得、感情的説得)を
□  状況に合わせて使う
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 説得の方法を、状況や相手に合わせて使っていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月16日 17:00 スキルアップ | 人を動かす話し方「日経ビジネスアソシエ」 | コメント (0) | トラックバック

『脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める』築山節(著)

 ⇒『脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める』築山節(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/nouseiri.html

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■『脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める』の著者、築山節氏
 による、続編ということです。
  http://www.bizpnet.com/book/2008/04/nousaeru.html

 前著では、記憶や集中力を高める方法について書かれていました。

 本書では、意欲や実行力を高める方法について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「脳は「忘れるようにできている」。
  大事な情報は「出力」+「再入力」して、意識的に覚える努力をしよう。」
                              (p.103)

■記憶するために、インプットばかりではなく、アウトプットが大切だという
 ことです。

 アウトプットを意識して、記憶というものを考えるとよいということです。

 そういう意味では、ブログを書くなどは良いかもしれません。


■他にも、気持ちの整理術やアイデアを生み出す技術などについて書かれて
 います。

 本書の著者、築山節氏は、医師です。

 最近、外来で訪れる人の患者さんの傾向が変わってきているそうです。

 思考が混乱しやすい人、気持ちを整理できない人が増えているそうです。

 こういった方や意欲などがちょっとわかないという人が、
 本書などを読まれると、参考になることが見つかると思います。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    『脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める』の著者、
     築山節氏による、続編です。
      http://www.bizpnet.com/book/2008/04/nousaeru.html
    気持ちの整理術やアイデアを生み出す技術など、脳を活用する
    方法について書かれています。
    脳と気持ちを整理したい方が読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   脳と気持ちの整理をしたい方。
   脳をもっと活用したい方。


 ★『脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める』築山節(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/nouseiri.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 大事な情報は「出力」+「再入力」して、意識的に覚える努力をしよう

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ アウトプットしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月16日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『脳と気持ちの整理術―意欲・実行・解決力を高める』築山節(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月15日

「給料格差」新・図鑑「プレジデント」 

 ⇒ 「給料格差」新・図鑑
   (「プレジデント」 2008.5.5 p.33~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/05/pre0505.html

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■格差社会と言われるようになったのは、いつぐらいからでしょうか。

 最近は、いろいろな格差が言われるようですが、
 この号の「プレジデント」の特集は、給料についての格差です。


■生涯賃金は「最高7億、最低4288万円」

 生涯賃金は、最高だと7億円にもなりそうな企業もあれば、
 パートタイム労働者だと、約4300万円という計算になるようです。

 たしかに、格差がありますね。


■学生が重視するのは年収より「堅実さ」

 しかし、学生が就職したい企業は、年収の高さよりも、
 規模が大きい、一流である、安定しているという「堅実さ」が
 重視されているということです。

 新卒採用は、売り手市場と言われますが、
 不景気などを知っている学生には、堅実さや安定が重要なのかもしれません。


■そういう意味では、大手や業界1位といったところが人気のようです。

 実際、そういうところが、給料が比較的良いということになっています。

 一流で安定していて、給料が比較的良いところに行きたい、
 というのが、学生の多くの人の本音かもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    生涯賃金は「最高7億、最低4288万円」
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ あなたの生涯賃金は、いくらぐらいになりそうですか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月15日 17:00 経済 | 「給料格差」新・図鑑「プレジデント」  | コメント (0) | トラックバック

『勝間式「利益の方程式」─商売は粉もの屋に学べ』勝間和代(著)

 ⇒『勝間式「利益の方程式」─商売は粉もの屋に学べ』勝間和代(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/riekino.html

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■『効率が10倍アップする新・知的生産術』などの著者、勝間和代氏による
 著書です。

 利益がテーマです。


▼ ここに注目 ▼

 勝間式「利益の方程式」

「利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)×顧客数」                               (p.53)

■本書は、この式について、それぞれの項目について書かれています。

 顧客当たり単価、顧客当たり獲得コスト、顧客当たり原価、顧客数、
 それぞれに、5つの基本知識と2つのテクニック、そして実践方法が
 説明されています。

 また、本書では、参考文献が紹介されており、
 さらに、詳しく知ることができます。

 本書を読むことで、これらの良書をどう活用すると良いかということが
 わかります。


■本書一冊で、多くの良書から、ビジネスの考え方などを、まとめて知ること
 ができるという点が、良いと思います。

 起業する方や経営者になりたい方に、ビジネス、商売の基本的な考え方につ
 いて書かれている本で、お薦めしたい本はいくつかあるわけですが、
 それなりの数になります。

 一冊で、となると、なかなかこれというのが、ありません。

 この点、本書を、まず読むと、ビジネス・商売の枠組みが理解できる
 ように思います。
 (もちろん、すべてではないですが。)


■というわけで、起業家や経営者の方が読まれると良いと思います。

 著者の勝間氏は、利益の生み出し方に悩んでいるビジネスパーソンに
 読んでほしいということですが、やはり起業家が、まずは読んでおくと
 良いと思います。

 もちろん、ビジネスパーソンが読んでいけないわけではなく、
 こういう考え方ができるようになるということは、「自分株式会社のCEO」
 と自分のことを考えることが必要と言われる現代において必要だと、
 わたしも、思います。

 経営者の視点に近いものを持つことが、ビジネスパーソンには求められて
 いる、と思いますので、そういうことを感じているビジネスパーソンの方も
 読まれると良いと思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    勝間和代氏による利益についての著書です。
    利益をどう考えて生み出すか、ということの考え方の枠組みが
    わかると思います。
    ビジネスや商売の基本的な考え方を知りたい方や起業家、経営者の方
    が読まれると、参考になることが見つかることと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   起業家、経営者。
   利益について考えたいビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/10/kyuukyo.html

  『ブルー・オーシャン戦略』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/07/blueo.html

  『ライフサイクルイノベーション』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/05/linno.html

  『プロフィット・ピラミッド』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/06/profitpir.html


 ★『勝間式「利益の方程式」─商売は粉もの屋に学べ』勝間和代(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/riekino.html


★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ 利益 = (顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)
◇ ×顧客数

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 利益の方程式を考えてみる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2008年4月15日 16:59 【書評・感想文】 起業 | 『勝間式「利益の方程式」─商売は粉もの屋に学べ』勝間和代(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月14日

新社会人よ、3年で辞めるな・丹羽宇一郎[伊藤忠会長]


 ⇒ 新社会人よ、3年で辞めるな・丹羽宇一郎[伊藤忠会長]
   (「日経ビジネス」 2008年4月14日号 p.124)

-----------------------------------

■社会人が3年で辞めてしまうということが言われています。

 実際どれくらい辞めてしまうのかはわかりませんが、
 辞めてしまう人も多いのでしょう。

 そんな状況において、新社会人に向けて、3年で辞めるな、
 と伊藤忠会長の丹羽宇一郎氏が言われています。


■仕事を楽しむ境地を目指せ

 「これを知る者はこれを好む物に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に
  如かず。」

 という孔子の言葉を紹介されています。

 仕事が楽しい、仕事を楽しめるような境地を目指すことが重要ということ
 です。


■辞めたいと思う理由は、いろいろあるでしょう。

 他にやりたいことがあるなら、退職するという選択肢もあると思います。

 ただ、仕事が嫌だから辞めるというのだと、うまく行かない可能性が高い
 のではないでしょうか。

 状況などによって、どうしても辞めなければならないこともあるでしょう。

 そういったときでも、前向きに退職できると、次のステップへつながって
 いく、そう感じます。

 前向きに転職するというほうが、少なくとも、気持ち的には充実して
 退職、転職できるでしょうから。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    できるだけ、前向きに退職、転職することを考えてみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 前向きに、退職、転職を考えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月14日 17:00 その他 | 新社会人よ、3年で辞めるな・丹羽宇一郎[伊藤忠会長] | コメント (0) | トラックバック

『レバレッジ英語勉強法』本田直之(著)

 ⇒『レバレッジ英語勉強法』本田直之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/leveeigo.html

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■『レバレッジ・リーディング』などの著者、本田直之氏による英語の勉強法
 についての著書です。
  http://www.bizpnet.com/book/2007/01/leverage.html

 偏った英語を身につけることから始めると、英語の勉強は良いということで、
 楽しむレベル、役立つレベルの英語の身につけ方について書かれています。

 英語をこれから学びたいという方が、読まれると良いでしょう。

▼ ここに注目 ▼

 「日本のビジネスパーソンは、英語のインプットばかりが多すぎて、アウト
  プットがまったくできていません。
   これがメンタルブロックと並ぶ、「いくら英語をやっても話せるように
  ならない二大元凶といえます。」」(p.052)

■本書では、英語についての考え方を変えることがまず言われています。

 正しい英語を話そうとするあまり、間違えまいと思うあまり、
 英語が話せない。

 そういう気持ちの障害があるということです。

 これは、英語だけではなく、多くのことで言えることでしょう。

 失敗を恐れすぎて、行動できないということです。


■さらに、アウトプットが少ないことが、英語を使えるようにならない理由と
 言われています。

 これも、日本国内では英語を必要としない環境ですから、
 英語を話したり、書いたりする環境を自分でつくることが必要だと思います。


■こういった英語習得のための考え方から、具体的な学習法や英語教材など
 まで、本書では書かれています。

 ある程度使える英語を身につけたいと考える人が、まずは知っておくと
 良いことが書かれています。

 これから英語を話せるように、使えるようになりたい方が、
 読まれると良いでしょう。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    『レバレッジ・リーディング』などの著者、本田直之氏による英語の
    勉強法についての著書です。
    英語習得のための考え方や学習法、英語教材などが紹介されています。
    これから英語を話せるように、使えるようになりたい方が、
    読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ある程度使える英語を身につけたい方。
   英語の勉強法を知りたい方。


 ★『レバレッジ英語勉強法』本田直之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/leveeigo.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇ メンタルブロックとアウトプットの少なさが、英語習得を妨げている

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ アウトプットを心がけて、英語を学んでいますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月14日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『レバレッジ英語勉強法』本田直之(著) | コメント (1) | トラックバック

2008年4月11日

宮本和敏・ハイパーレスキュー部隊長

 ⇒ 宮本和敏・ハイパーレスキュー部隊長
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年4月8日放送分
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080408/index.html )

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■災害や事故はないに越したことはないです。

 しかし、なくすことは、なかなかむずかしいでしょう。

 この回の「プロフェッショナル」は、ハイパーレスキュー部隊長の
 宮本和敏氏でした。

 生と死の間にある仕事に携わっている方だからでしょうか、
 強い覚悟のようなものを感じました。


■挫折感と悔しさを糧に技量を上げていく

 救えなかった人たちのことを考えると、挫折感や悔しさがあるということ
 です。

 しかし、そこで立ち止まらずに、その挫折感、悔しさを糧にして、
 自分たちの技量を上げていく。

 そういうことが、多くの人を助ける可能性を高めるということを、
 信じているというように見受けられました。


■命に関わる仕事とは違った仕事についている人でも、
 失敗などから挫折感や悔しさなどを感じることがあるでしょう。

 その悔しさの質などは、仕事や人によって、異なるかもしれませんが、
 そういったものも、糧にして、自分を磨いていく。

 そういうことの大切さを、改めて感じました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    挫折感と悔しさをも糧にして、技量を上げていく
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 挫折感や悔しさをも、自分の糧にしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月11日 17:00 スキルアップ | 宮本和敏・ハイパーレスキュー部隊長 | コメント (0) | トラックバック

『続ける力―仕事・勉強で成功する王道』伊藤真(著)

 ⇒『続ける力―仕事・勉強で成功する王道』伊藤真(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/tudukeru.html

-----------------------------------

■継続力、続ける力。

 何かそれなりに大きなことを達成するためには、必要なことでしょう。

 新しいことを始める際に、続けられるか不安になったりすることもあると
 思います。

 本書では、『夢をかなえる勉強法』などの著者、伊藤真氏が続ける力に
 ついて書かれています。
  http://www.bizpnet.com/book/2006/04/yumewo.html


■伊藤氏は、「伊藤塾」という司法試験合格のための塾を運営されています。

 司法試験に限らず、続ける力の大切さや、その技術などについて
 書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「すべての短気合格者に共通するのが、「基本を大切にして繰り返し勉強
  する」という点です。」(p.80)

■基本が大切ということは、よく言われることです。

 しかし、退屈だからでしょうか、繰り返し実践することは、
 なかなかむずかしいのかもしれません。

 退屈だから、続けるということもむずかしいのかもしれません。

 ということで、基本は、つまらないものだから、
 続けることがむずかしいということになるのでしょう。


■本書で言われていることも、基本的なことです。

 他の本などでも、言われていることでしょう。

 しかしだからこそ、きちんと身につける必要があるのだと思います。

 続けることが苦手な人は、本書などで、続ける方法、技術などを学んで
 身につけておくと良いと思います。


 『「続ける」技術』石田淳(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2006/11/tudukeru.html

 などとあわせて読んで実践すると、続ける力、継続力が身についていくよう
 に思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     本書は、『夢をかなえる勉強法』などの著者、伊藤真氏による
     続ける力についての著書です。
     続ける技術や記憶術などについて書かれています。
     続ける力、継続力を身につけたい方が読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   続ける力の大切さを知りたい方。
   継続力をつけたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『「続ける」技術』石田淳(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/11/tudukeru.html

 ★『続ける力―仕事・勉強で成功する王道』伊藤真(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/tudukeru.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    基本を大切にして繰り返す

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 基本を大切にして繰り返していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月11日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『続ける力―仕事・勉強で成功する王道』伊藤真(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月10日

星野仙一・野球日本代表監督「強いリーダーとは?“カミナリ親父”星野仙一が吠える!」

 ⇒ 星野仙一・野球日本代表監督
   「強いリーダーとは?“カミナリ親父”星野仙一が吠える!」
   (「カンブリア宮殿」 2008年4月7日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080407.html )

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■2008年は、北京オリンピックの年です。

 いろいろなスポーツが見られるので、今から楽しみです。

 この回の「カンブリア宮殿」のゲストは、野球日本代表監督、星野仙一氏
 でした。

 闘将と言われるように、強いリーダー、戦うリーダーというイメージが
 あります。

 以前から、その星野監督の叱り方、人心掌握などが、気になっていました。

 叱り方は、次のような感じということです。


■星野監督の叱り方

  1 冷静な感情的
  2 愛情が必要
  3 フォローを忘れない
  4 リーダーが責任を取るという覚悟が必要

 星野監督だからできることもあると思いますが、
 学べる点もあると思います。


■少なくとも、責任は、自分が取るという覚悟がないと、
 人はついてこないでしょう。

 そして、そうでない人から、叱られたら、単に怒っているだけと
 思われてしまうことでしょう。

 ですから、責任を取る覚悟が何よりもまず必要なように思います。


■そして、こういったこと、叱る、叱らないの前に、
 チームとして、目標や目的が共有できていることが重要だと思います。

 これができていないと、何が間違っているのか、良いことなのか、
 判断がむずかしくなってしまうでしょう。


 そういうチーム、組織をつくることが、リーダーの仕事だと、
 星野監督の話などから思いました。

 野球日本代表が、どういう結果を出すかも楽しみですし、
 チームとして、まとまって戦っている様子を見てみたいと感じた、
 この回の「カンブリア宮殿」でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    リーダーには、責任を取るという覚悟が必要
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 責任を取るという覚悟がありますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月10日 17:00 経営 | 星野仙一・野球日本代表監督「強いリーダーとは?“カミナリ親父”星野仙一が吠える!」 | コメント (0) | トラックバック

『ぐっすり眠れる3つの習慣』田中秀樹(著)

 ⇒『ぐっすり眠れる3つの習慣』田中秀樹(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/nemu3tu.html

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■本書の著者、田中秀樹氏は、広島国際大学臨床心理学科准教授で、
 睡眠改善指導のパイオニアで、「ためしてガッテン」や「クローズアップ
 現代」などに出演された方とのことです。

 本書では、ぐっすり眠れるようになる習慣などについて、書かれています。


■田中氏が講演などで、睡眠に何らかの不満を抱えているか質問すると、
 半数ぐらいの人が、手を挙げるそうです。

 睡眠に対する不満や不都合を抱えている人は、現代日本においては
 多いのかもしれません。

 本書は、そんな不眠などの悩みがある方が読んで、実践されると、
 眠りが改善される方法について、教えてくれています。

▼ ここに注目 ▼

 「紙とペンを使った睡眠改善、ストレスに打ち勝つ方法」(p.95)

 「1 ストレスの原因になっていると思われる状況について書いてみる。
  2 ストレスの対象となる人・事件を書いてみる。
  3 そのときの自分の気持ち・感情を書いてみる。怒り・悲しみ・恐れ・
    不安など。
  4 ストレス解消のために自分は何をしたかを書いてみる。ゴルフの打ち
    っぱなし・カラオケ・園芸・運動・おしゃべり・外出など。」(p.96)

■ストレスが、健康に悪い影響を与えるということが言われます。

 睡眠にも影響があるということです。

 ということで、ストレスについて書き出すことで、
 ストレスがたまりにくくなるようにしたりすることができるということです。

 書くという行為には、いくつかメリットがあると思いますが、
 自分の頭の中にある思いなどを吐き出すことで、すっきりするということも
 あると感じます。

 ストレスを軽減したい方などは、書き出すことで改善することもある
 でしょう。


■本書では、ぐっすり眠れるようになる方法が、いろいろと紹介されています。

 それらの中で、自分ができそうなことを3つぐらい選んで、
 少しずつ試していくことで、睡眠が改善されていくということです。

 ぐっすり眠りたい、快眠の方法を知りたい方が、読まれると、
 ヒントや参考になることが見つかることと思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の著者、田中秀樹氏は、広島国際大学臨床心理学科准教授で、
    睡眠改善指導のパイオニアで、「ためしてガッテン」や「クローズ
    アップ現代」などに出演された方とのことです。
    ぐっすり眠れるようになる、睡眠を改善するための方法について
    書かれています。
    快眠の方法やぐっすり眠れるようになりたい方が読むと、
    ヒントや参考になることが見つかることと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ぐっすり眠りたい方。
   快眠の習慣を身につけたい方。


 ★『ぐっすり眠れる3つの習慣』田中秀樹(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/nemu3tu.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    ストレスの原因などを書き出して、ストレスを軽減する

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ ストレスを軽減するために、どんなことをしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月10日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『ぐっすり眠れる3つの習慣』田中秀樹(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月 9日

夢を忘れなければ、思いはきっと実現できる「日経ビジネス・アソシエ」

 ⇒ 夢を忘れなければ、思いはきっと実現できる
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.04.15 p.138~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/04/aso0415.html

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■If you can dreamit,you can do it.Always remember this whole
  thing was started by a mouse.
 (夢は、描くことさえできれば必ず実現できる。
  私の夢は、ネズミ一匹から生まれたことを決して忘れないように)

 これは、ウォルト・ディズニーの言葉だそうです。

 今では、世界中の人が知っているディズニーですが、
 それも、ネズミ一匹、ミッキーマウスから始まりました。

 そういう思いを忘れないとことが、大切なのだなと思わせてくれる言葉です。


■人間は忘れる生き物だと言われたりします。

 つらいことなどを忘れることができるのは良いことですが、
 大切なことも忘れてしまうことがあります。

 年初に立てた目標を忘れてしまっていたり、
 やりたいことを忘れてしまっていたり。


■そういうふうに忘れてしまっては、思いや夢が実現する可能性は、
 低いでしょう。

 人間は忘れる生き物かもしれませんが、
 夢や思いなど、大切なことは、忘れないようにしておく必要があるの
 でしょう。

 そんなことを考えさせられる言葉です。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    夢を忘れなければ、思いはきっと実現できる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 夢や思いを忘れてしまっていませんか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 9日 17:00 その他 | 夢を忘れなければ、思いはきっと実現できる「日経ビジネス・アソシエ」 | コメント (0) | トラックバック

『最強の集中術』ルーシー・ジョー・パラディーノ(著)

 ⇒『最強の集中術』ルーシー・ジョー・パラディーノ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/sasyuu.html

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■集中できるとき、と、集中できないとき、では、
 集中できているときのほうが、仕事のスピード、質、量などが良いと
 思います。

 集中できていないときは、同じことをするのでも、時間がかかりますし、
 質も量も悪くなるように感じます。

 ですから、集中できるということは、力を発揮するために必要な能力です。

▼ ここに注目 ▼

 「気が散ったとき、意欲が低下したとき、頭に血がのぼったときに集中力を
  取り戻すには、同じように2つのステップを踏むといい。

  1 いったん立ちどまり自分がゾーンの外にいることに気づく
  2 ゾーンに戻るための対処法を実践する」(p.37)

■集中ゾーンに入ることが、集中できているということ、というのが
 本書での集中ということです。

 そのゾーンから出てしまったら、集中ゾーンに戻るための対処法を
 実践すると、集中しやすいということです。


■というわけで、本書では、主に、集中ゾーンに戻るための方法について
 紹介しています。

 それは、8つの鍵ということで紹介されています。

  1 まずは自分を知る
  2 気分転換のスゴ技
  3 先延ばし撃退法
  4 不安を打ち負かす
  5 緊張をコントロール
  6 やる気を奮い起こす頭の使い方
  7 段取りを整える
  8 生活習慣から意識する

 これらの8つの鍵から、集中ゾーンに戻る方法などを知ることができます。


■また、集中できない3つのタイプの人を紹介してあり、
 それぞれに必要なこともわかるようになっています。

 自分に近いタイプから、自分に必要なこともわかる点が、
 本書の良い点の一つだと思います。

 加えて、たくさんの方法が紹介されているところも良いところではあります。

 ただ多すぎると、かえって、実践しにくいという面もあると思いますので、
 一つずつ実践していくとよいと感じました。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    集中術について書かれています。
    気が散ったときなどに、集中力を取り戻す方法などがわかります。
    3つのタイプの集中できない人も紹介されており、
    自分に近いタイプから、自分に必要なこともわかることでしょう。
    集中力をつけたい方、集中術を知りたい方が、読んで実践されると
    良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   集中力をつけたい方。
   集中術を知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『集中力』セロン・Q・デュモン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/03/syuutyu.html

 ★『最強の集中術』ルーシー・ジョー・パラディーノ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/sasyuu.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    気が散ったら、ゾーンに戻るための対処法を実践する

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 気が散ったときに、どうしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 9日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『最強の集中術』ルーシー・ジョー・パラディーノ(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月 8日

レバレッジ勉強法「THE21」

 ⇒ レバレッジ勉強法
   (「THE21」 2008年4月号 p.13~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/04/the2104.html

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■この号の「THE21」の特集は、レバレッジ勉強法です。

 「最小の努力で最大の成果があがる」ような勉強法について紹介しています。

 いろいろな方が、勉強法について教えてくれています。


■自分と境遇が似たタイプのものを選ぶことが重要

 『レバレッジ勉強法』などの著者、本田直之氏が、

 「気をつけてほしいのは、ビジネス書にしろ、受験の合格体験記にしろ、
  自分と境遇が似たタイプのマニュアルを選ぶことが大切です。」

 と言われています。


■ノウハウは、自分や状況に合ったものでないと、あまり活用できない
 でしょう。

 そういうことを考えると、自分にあったものを、見つけて活用する
 ということが重要だと思います。

 そういうものを見つけるにはある程度量をたくさん読まないと
 見つからないかもしれません。


■自分に合うようにアレンジするということも必要でしょう。

 勉強法やノウハウが書かれている本を読むと、
 体験記風のものが多いですが、それは、その人だからできたことであって、
 自分にも合うのか、できるのかは考えておいたほうが良いと思います。

 ノウハウを活用するには、こういう前提があると思うのですが、
 そういうことを本ではあまり書かれていなかったりします。

 誰にでもできるかのような表現だったりしますので、
 このあたりは気をつけたほうが良いと思います。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    自分に合うノウハウを活用する
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 自分に合ったノウハウを見つけるようにしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 8日 17:00 スキルアップ | レバレッジ勉強法「THE21」 | コメント (0) | トラックバック

『レバレッジ・オーガナイザー』本田直之(著)

 ⇒『レバレッジ・オーガナイザー』本田直之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/leveorg.html

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■本書は、『レバレッジ・リーディング』などの著者、本田直之氏による
 手帳術です。

 本田氏が、成果を上げやすくするために考えて実践している手帳ということ
 です。

 「スケジュール帳ではありません。」とあるように、
 スケジュールを考える前や実行したかどうかを確認するために使う手帳の
 使い方ということです。

 考え方とサンプル、テンプレートという構成になっています。


■こういった本は、自分に合うようにアレンジするために使うものだと、
 わたしは思っています。

 手帳術など参考になる本は、いろいろ出ています。

 『7つの習慣』

 『一冊の手帳で夢は必ずかなう』
  http://www.bizpnet.com/book/2004/10/tetyou.html

 『カリスマ教師原田隆史の夢を絶対に実現させる60日間ワークブック』
  http://www.bizpnet.com/book/2007/10/yume60.html


■わたしは、こういったものを参考に、自分に合うように、
 アレンジして使っています。

 最近は、GoogleカレンダーとiPod touchを組み合わせて、
 使っていたりします。
  http://www.bizpnet.com/etc/ipodt.html


■本書も、テンプレートをエクセルにして、今のやり方に、組み合わせて
 みようと思いました。

 手帳は、少しずつ改善、改良していくと、自分にしっくりくるものが
 できてくると感じています。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書は、『レバレッジ・リーディング』などの著者、本田直之氏に
    よる手帳術です。
    スケジュールを考える前や実行したかどうかを確認するために使う
    手帳の使い方などがわかります。
    成果を出したい方やビジネスパーソンの方などが読んで活用すると
    良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   手帳を改善したい方。
   成果を出したい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『一冊の手帳で夢は必ずかなう』
   http://www.bizpnet.com/book/2004/10/tetyou.html

  『カリスマ教師原田隆史の夢を絶対に実現させる60日間ワークブック』
   http://www.bizpnet.com/book/2007/10/yume60.html

 ★『レバレッジ・オーガナイザー』本田直之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/leveorg.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    手帳、スケジュール帳を改善する

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 手帳、スケジュール帳を改善していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 8日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『レバレッジ・オーガナイザー』本田直之(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月 7日

地力を信じろ・人材・技術…宝は社内にあり「日経ビジネス」

 ⇒ 地力を信じろ 人材・技術…宝は社内にあり
   (「日経ビジネス」 2008年4月7日号 p.24~)

-----------------------------------

■この号の「日経ビジネス」の特集は、社内の力を活用することについて
 取り上げています。

 提言ということで、

 「安易に外の力に頼るな。成長の原動力は社内にある」

 と書かれています。

 社内の力を活用する事例などが紹介されていました。


■「得意先から『見えないで困っているもの』を見つけてくるように」

 と社内に号令をかけたのは、島津製作所の服部重彦社長。

 田中耕一氏が、ノーベル賞を受賞した2003年、
 島津製作所は、営業赤字に陥ったそうです。

 顧客のニーズを見つけるために、このような号令をかけたとのこと。


■要するに、顧客の声を聞けということですが、
 そのような抽象的なことでは、社員が動けないだろうということで、
 このような表現になっているそうです。

 行動しやすい言葉にすることで、行動につながっているようです。


■社内の力を活用するために、何をどうしたら良いのか。

 まだ、全部を出し切っていないかもしれません。

 可能性が隠れていることもあるでしょう。

 社内の力を出せるように、知恵を絞ることの大切さを感じる、
 この「日経ビジネス」の特集記事でした。


■そして、企業の話だけではなく、個人でも、自分の力をもっと発揮できる
 かもしれません。

 そのために、何をどうするのか。

 そういったことも考えさせられました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    社内の力をすべて出し切る
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 社内の力を活用できていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 7日 17:00 経営 | 地力を信じろ・人材・技術…宝は社内にあり「日経ビジネス」 | コメント (0) | トラックバック

『16倍速勉強法』本山勝寛(著)

 ⇒『16倍速勉強法』本山勝寛(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/16baiben.html

-----------------------------------

■勉強法の本が売れているようです。

 本書の著者、本山勝寛氏は、「東大」「ハーバード大学院」に合格した方
 だそうです。

 成果が出る勉強のやり方の考え方について書かれています。

 個別の勉強法などに入る前に、こういうことを知っておくと、
 効率的、効果的に勉強できると思います。

▼ ここに注目 ▼

 勝利の勉強方程式

 「勉強成果 = 「地頭」×「戦略」×「時間」×「効率」」

■このような掛け算で勉強というものを捉えて考えると、
 勉強の成果が出しやすいということです。

 たしかに、この4つの要素を考えてから、勉強を始めると、勉強の成果を
 出しやすいように感じました。

(また、これらの式は、ビジネスにも応用できるかもしれません。)

 16倍というのは、2×2×2×2=16で、それぞれを2倍することで
 16倍になり得るということから、16倍ということです。

 さらに、これらの式は、別の要素、掛け算に、分解されます。

 それらについては、本書を読んでみてください。


■勉強法の本が売れているようです。

 たしかにそれぞれは役立つノウハウなのかもしれませんが、
 全体像がわかりにくいというか、個人のやり方を教えているという印象の
 ものが多いです。

 そういう本を読む前に、本書を読んで、勉強法の考え方を知っておくと、
 さらに効果が増すと思います。

 枠組み、全体を知っておいて、それから、個別に移るというのは、勉強法の
 基本ですが、まさに、そういうことをするために良い本だと感じました。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の著者、本山勝寛氏は、「東大」「ハーバード大学院」に合格し
    た方です。
    勉強法の考え方について書かれています。
    勉強を始める前に、こういうことを知っておくと、効率的、効果的に
    勉強の成果を出すことができるように思いました。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   勉強で成果を出したい方。
   ビジネスパーソン。


 ★『16倍速勉強法』本山勝寛(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/16baiben.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    勉強成果 = 「地頭」×「戦略」×「時間」×「効率」

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 勉強法を、掛け算で考えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 7日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『16倍速勉強法』本山勝寛(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月 4日

中村勇吾・ウェブデザイナー「ワンクリックで、世界を驚かせ」

 ⇒ 中村勇吾・ウェブデザイナー「ワンクリックで、世界を驚かせ」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年4月1日放送分
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080401/index.html )

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■毎日のように使っているウェブサイト。

 何度も訪れるサイトもあれば、一度しか見ないサイトもあるでしょう。

 一度も見たことのないサイトもたくさん存在しています。

 基本的に、そのどれも、誰かがつくったものです。


■この回の「プロフェッショナル」は、ウェブデザイナーの中村勇吾氏
 でした。

 2004年カンヌ国際広告賞、サイバー部門グランプリを受賞するなど、
 ウェブデザイナーとして有名な方です。


■試行錯誤を、楽しみつくす

 デザインやサイト制作では、何度も手直し、試行錯誤します。

 その試行錯誤の過程を楽しみつくす、ということを
 中村勇吾氏は、大切にしているそうです。


■試行錯誤が大切なことは、デザインやウェブ制作だけではありません。

 その試行錯誤を楽しみつくす、ということは、
 それだけ、たくさん試行錯誤するということでしょう。

 そして、楽しみながら、そうできたなら、
 きっと、よいものをつくることができる。

 そんなことを、感じた、この言葉でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    試行錯誤を、楽しみつくす
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 試行錯誤を楽しみつくしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 4日 17:00 スキルアップ | 中村勇吾・ウェブデザイナー「ワンクリックで、世界を驚かせ」 | コメント (0) | トラックバック

『ミーティングを「時間の無駄」にしない』ニック・モーガン(著)

 ⇒『ミーティングを「時間の無駄」にしない』ニック・モーガン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/meetmuda.html

-----------------------------------

■会議やミーティングが時間の無駄に感じた。

 ビジネスパーソンならそんな経験を一度くらいはしたことがあること
 でしょう。

 本書は、効果的なミーティング、ミーティングを時間の無駄にしないための
 やり方について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「ミーティングを運営する際に、最も見落としがちな部分は、効果的な
  フォローアップをする、ということです。」(p.96)

■会議やミーティングが終わったら、何かしらの行動をすると思います。

 そのフォローが重要という指摘です。

 決定したことができているのか、できていないのか。
 できていないなら、どうするか。

 そういったことを、フォローする必要があります。

 こういう点を見落としがちであるので、フォローをする仕組みをつくること
 が重要ですね。


■コンパクトにまとめられており、ミーティングを行う際のチェック用として
 使える本だと思います。

 目次から抜粋すると、

  ミーティングの準備を進める
  ミーティングで意思決定をする
  ミーティングを進行する
  ミーティングでのトラブルに対処する
  ミーティングを終了させる
  ミーティング後のフォローをする

 このような構成になっており、ミーティング、会議に必要なことや
 準備の流れなどがわかると思います。

 会議のやり方をこういった本で知って、効果的な会議運営をしたいものです。

 また、ミーティングの際に、議論などを活発にしたい人は、
 『ファシリテーターの道具箱』などが参考になると思います。
  http://www.bizpnet.com/book/2008/04/facitool.html

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    効果的なミーティング、ミーティングを時間の無駄にしないための 
    やり方について書かれています。
    会議に必要なこと、準備などについて知ることができます。
    チェックシートなどもあるので、使える本です。
    ミーティングを時間の無駄にしたくない方が、読んで活用されると
    良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ミーティングを時間の無駄にしたくない方。
   ビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『ファシリテーターの道具箱』
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/facitool.html

 ★『ミーティングを「時間の無駄」にしない』ニック・モーガン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/meetmuda.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    ミーティングの決定事項をフォローアップする

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ ミーティングの決定事項をフォローアップしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 4日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『ミーティングを「時間の無駄」にしない』ニック・モーガン(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月 3日

安藤宏基・日清食品社長「世界のハングリーと闘え!~即席麺の王者に学ぶロングセラーの作り方」

 ⇒ 安藤宏基・日清食品社長
   「世界のハングリーと闘え!~即席麺の王者に学ぶ ロングセラーの
    作り方」
   (「カンブリア宮殿」 2008年3月31日放送分
    http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/080331.html )

-----------------------------------

■一度は食べたことがあるでしょう、カップヌードル。

 そのカップヌードルを販売している日清食品の社長、安藤宏基氏が、
 この回の「カンブリア宮殿」のゲストでした。

 ロングセラーの作り方などを、取り上げていました。

 ブランドづくりについてが、非常に印象に残りました。


■ブランドづくりの極意

 1 共食いするほど競争せよ!
 2 一番乗りを目指せ
 3 王者ブランドは守りに入るな


■共食いするほど競争せよ!

 9つのグループにブランドを分けて、社内で競っているそうです。

 そういう競争に勝てるようにすることで、他社にも勝つということを
 考えているとのこと。


■一番乗りを目指せ

 一番乗りが、ブランディングには良いということです。

 例えば、レンジでできるカップ麺などをやっているそうです。


■王者ブランドは守りに入るな

 カップヌードルの容器が、発泡スチロールから紙に変わるそうです。

 守りに入らないことが、必要ということです。


■陳腐化しないために、こういうことを行っているということがわかります。

 ベンチャーのような良さを保ちつつ、強者として、さらに、より良いを
 求めている姿勢を感じることができました。

 強さの一端を知ることができたように思います。

 とくに、共食いするほど競争するというのは、停滞しないための方法として
 印象に残りました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    共食いするほど競争せよ
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 社内で競争原理が働いていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 3日 17:00 経営 | 安藤宏基・日清食品社長「世界のハングリーと闘え!~即席麺の王者に学ぶロングセラーの作り方」 | コメント (0) | トラックバック

『23年連続で増収増益小さなNo.1企業の秘密』山田壽雄(著)

 ⇒『23年連続で増収増益小さなNo.1企業の秘密』山田壽雄(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/23zou.html

-----------------------------------

■本書の著者、山田壽雄氏は、製茶会社の株式会社山田園を創業された方だ
 そうです。

 山田園は、23年連続増収増益ということで、その経営の秘訣について
 書かれています。

 とくに、人材育成について参考になりました。


▼ ここに注目 ▼

 「人材育成は社員さんと「夢をともに持つ」「夢を共有する」ことから出発
  します。」(p.64)

■本書では、人づくりについて書かれています。

 その人材育成の出発点は、夢の共有ということです。

 どういうことを実現したいのか、全員が共有できることが重要ということ
 です。

 ベクトルを合わせるには、夢の共有が必要なのだと思います。


■本書の副題に、「どうすれば中小企業が勝ち残れるか?」とあります。

 山田氏が、どのように考えて、どんなことを行ってきたのか、といったこと
 も書かれています。

 本書では、人材育成のほかに、中小企業が勝ち残るためのヒントも見つける
 ことができることでしょう。

 経営について考えたい、中小企業の経営者の方などが読まれると良いと
 思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書の著者、山田壽雄氏は、製茶会社の株式会社山田園を創業された
    方だそうです。
    山田園は、23年連続増収増益ということで、その経営の秘訣について
    書かれています。
    経営について考えたい、中小企業の経営者の方などが読まれると
    良いと思います。

 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   起業家。


 ★『23年連続で増収増益小さなNo.1企業の秘密』山田壽雄(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/23zou.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  人材育成は社員さんと「夢をともに持つ」「夢を共有する」ことから

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 夢を共有できていますか?

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2008年4月 3日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『23年連続で増収増益小さなNo.1企業の秘密』山田壽雄(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月 2日

「司馬仲達の教え」見かけで判断する愚「プレジデント」

 ⇒ 「司馬仲達の教え」見かけで判断する愚
   (「プレジデント」 2008.4.14号 p.133~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/04/pre0414.html

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■見かけで判断してはいけない。

 このような教訓は、昔から言われていることだというのが
 よくわかる記事です。


■三国志のエピソードが紹介されています。

 司馬仲達が、病気のふりをしてクーデターを起こすという話が紹介されて
 います。

 病床にいると言われる司馬仲達の様子を見に行った李勝が、
 司馬仲達の芝居にだまされてしまったということですが、
 だまされたのなら、ある意味仕方がないかもしれません。


■しかし、多くの人は、見た目で判断しがちです。

 できる人間が、それにふさわしい格好をしているとは限りませんし、
 きれいな格好をしている人間が、能力が高いとも限りません。

 そんなことは、昔から言われていることなのにもかかわらず、
 やはりそういう判断をしてしまうことがあるかもしれません。


■だまされないためには、相手を過小評価しないためには、
 見た目では判断しないほうが良いですね。

 わかっていても、実践しにくいことの一つであるから、
 繰り返し言われる教訓なのかもしれませんが。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    相手を過小評価しないためには、見た目では判断しない
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 見た目で判断してしまっていませんか?

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2008年4月 2日 17:00 スキルアップ | 「司馬仲達の教え」見かけで判断する愚「プレジデント」 | コメント (0) | トラックバック

『「先読み力」で人を動かす~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント』村中剛志(著)

 ⇒『「先読み力」で人を動かす~リーダーのためのプロアクティブ・マネジ
   メント』村中剛志(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/sakiyomi.html

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■未来を知ることができたら、それに合わせた行動を取ることができる
 でしょう。

 しかし、完全に未来を知ることはできません。

 ですから、仮説を立てることが重要になります。

 このメルマガでも何度か、仮説を立てることの重要性などを紹介して
 きました。


(仮説力などをつけたい方は、以下の本などが参考になると思います。

 『仮説思考』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/04/kasetu.html

 『地頭力を鍛える』
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/jiatama.html


■本書の著者、村中剛志は、以前こちらの記事で紹介した方です。

 人材輩出企業に学ぶ 思考習慣・行動特性
  http://tikara.bizpnet.com/biz9/001737.php

 本書では、「先読み」することで、自分や人のマネジメントを行う方法に
 ついて書かれています。


■本書で言う、先読み力とは「起こりうる出来事(問題)を推測・発見する力」
 のことです。

 そして、その先読み力をいかして、「推測をもとに1歩先に行動すること」
 を「プロアクティブ」としています。

 本書では、このプロアクティブで、自分やチームのマネジメントを行う方法
 がわかります。

■プロアクティブな行動の例として、一つ紹介します。

▼ ここに注目 ▼

 「相手の準備不足も事前に消しておく!」(p.170)

■会議の参加を依頼された際に、議題や必要なことを前もって確認する、
 ということが紹介されています。

 こういうことを行っておくと、時間の節約などにつながるかもしれません。

 問題が起こるかもしれない可能性を考えて、前もって、
 そうならないように行動していく。

 そういうことが、「先読み力」をいかした「プロアクティブ」ということ
 なのだと思います。


■ここまでは、優秀なビジネスパーソンならやっていることかもしれません。

 本書では、この方法を、チームや組織で活用する方法についても
 教えてくれています。

 先読み力で人を動かす、チームマネジメント、プロジェクトマネジメント
 を行う方法を知ることができます。

 プロアクティブに動きたいビジネスパーソンの方や
 とくにマネージャーの方が読まれると良いと思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    先読み力をいかして、プロアクティブにマネジメントを行う方法が
    わかります。
    プロアクティブな行動を取ることで、プロジェクトなどをうまく
    行っていく方法などについて書かれています。
    プロアクティブな行動を取りたいビジネスパーソンや
    プロアクティブなチーム・組織にしたいマネージャーの方が
    読まれると、参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   マネージャー。
   経営者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

 『仮説思考』
   http://www.bizpnet.com/book/2006/04/kasetu.html

 『地頭力を鍛える』
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/jiatama.html

 ★『「先読み力」で人を動かす~リーダーのためのプロアクティブ・マネジ
   メント』村中剛志(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/sakiyomi.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    先読みして、プロアクティブに行動する

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 先読みして、プロアクティブに行動していますか?

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2008年4月 2日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『「先読み力」で人を動かす~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント』村中剛志(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年4月 1日

アソシエ・ビジネス力検定

 ⇒ アソシエ・ビジネス力検定
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.04.15 p.018~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/04/aso0415.html

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■この号の「アソシエ」の特集は、ビジネス力検定です。

 アソシエが、専門家の協力を得て、作成した検定ということで、
 19科目、計147問があります。

 「マナー・敬語」、「情報収集力」、「コミュニケーション力」、
 「図解・文書力」、「思考力」の5つのスキル別の検定となっています。


■盛りだくさんで、なかなか答えるのは大変かもしれませんが、
 おもしろいものもあるので、やってみると、自分のビジネス力が
 わかるかもしれません。

 一つ問題を紹介します。

 聞く力の問題です。


■あなたはレストランに勤めている従業員です。「お世話になったワイン好き
 の上司の送別会をやりたい」とお客様から電話がありました。お客様に条件
 を確認する際に、あえて聞かなくてもいいものはどれ?

  1 参加する人数
  2 上司の食べられない食材
  3 上司の好きなワインの銘柄
  4 予算の上限


■さて、どれでしょうか?

 答えを知りたい方は、この号のアソシエでどうぞ。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    検定で、自分の力を確認してみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 資格試験や検定などを受けてみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年4月 1日 17:00 スキルアップ | アソシエ・ビジネス力検定 | コメント (0) | トラックバック

『ファシリテーターの道具箱』森時彦・ファシリテーターの道具研究会(著)

 ⇒『ファシリテーターの道具箱』
   森時彦・ファシリテーターの道具研究会(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/facitool.html

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■本書の副題は、「組織の問題解決に使えるパワーツール49」です。

 道具箱というタイトルからもわかるように、ツールが紹介されています。


  これだけは身につけたい道具
  シンプルに考えるための道具
  愉快にロジカルに進める道具
  実行力を高める道具

 という道具が、イラストなどともにわかりやすく紹介されています。

 49も紹介されているので、使える道具が何か見つかることと思います。

 一つ紹介します。

▼ ここに注目 ▼

  W/Cシート p.77

■Want/Comittmentシートというものです。

 これは、コミットメントを引き出すためのシートということです。

 得たいこと・期待していること、と、貢献できること、と書き出すことで、
 貢献やコミットメントを引き出すために使用できるシートです。

■何かを決めても、実行されない。メンバーのコミットメントがない。

 そういうことは、会議やミーティングなどの不満点だと思います。

 実行されないことを防ぐために、実行力を高めるために、このようなシート
 を活用すると良いと思いました。


■ファシリテーションという考え方はわかっているのだけど、
 まだうまく実行できない、もっとうまく実行したいという方などが
 本書の道具を使うと、うまくできるようになるように思います。

 本書の帯に、「困ったとき、1冊あるとべんりです!」と書かれていますが、
 たしかに、こういうときどうしたらよいか、ということを考えるヒント、
 使えそうな道具が紹介されています。

 会議やミーティングなどで、あると便利な1冊だと思いました。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    ファシリテーターのための道具が49紹介されています。
    ファシリテーションするために使える道具だと思います。
    こういう本が1冊あると、たしかに便利です。
    会議やミーティングなどをうまく進めたい方などが、持っておくと
    良い1冊です。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ファシリテーター。
   経営者。


 ★『ファシリテーターの道具箱』
   森時彦・ファシリテーターの道具研究会(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/facitool.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    W/Cシートで、コミットメントを引き出す

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◆ ⇒ コミットメントをどうやって引き出していますか?

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2008年4月 1日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『ファシリテーターの道具箱』森時彦・ファシリテーターの道具研究会(著) | コメント (0) | トラックバック