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『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』山田真哉(著)
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⇒『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
山田真哉(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/01/taisitu.html
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■平家は、なぜ滅亡したのか?平清盛はなぜ失敗したのか?
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などの著者で、会計士の山田真哉氏
の著書です。
平清盛の失敗について、経営・経済と歴史の視点から書かれています。
▼ ここに注目 ▼
遷都費用、逆転の発想
「藤原京・平城京・平安京......これまで遷都を実行してきた政権は、まず
「遷都」ありきで、そのために様々な方法で「資金」を集めていました。
それに対し清盛はまさに逆転の発想で、「資金」を生み出すツールとして
「遷都」をとらえ、利用しようとしたのです。」(p.201)
●平清盛の発想力
平清盛、平家が、どうやって経済的な「繁栄」を築いていったのか、
ということがわかります。
その中で、平清盛の発想がおもしろいと、わたしは感じました。
そして、「福原(神戸市)」への遷都は、資金を生み出すために、
行ったということで、今までとは違った逆転の発想です。
結果として、遷都はうまく行かず、京に戻ることになったそうですが。
▼思ったこと
「成功」の源泉が、失敗の原因になり得る。
そんなことを思いました。
時が変われば、状況が変われば、強みが弱みに変わってしまう。
そのときに、どう変わることができるのか。
変化に適応することの大切さを、改めて感じました。
■平家は、なぜ滅亡したのか?
では、平家はなぜ滅亡したのでしょうか?
源氏によって滅ぼされた、というのが教科書的な答えでしょう。
驕れる者久しからずで「おごってしまった」からなのでしょうか?
歴史を好きな人はもちろんですが、そうでない方も楽しめると
思いますので、平家滅亡の理由を考えたい方は、読んでみてください。
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▼ あわせて読みたい ▼
『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある』
ひすいこたろう・白駒妃登美(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/07/nihonki.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
平清盛の失敗について、経営・経済と歴史の視点から書かれています。
平家滅亡の理由を考えたい方が読まれると、興味深く読むことが
できると思います。
歴史を好きな人はもちろんですが、そうでない方も楽しめると
思いますので読んでみてください。
▼ おすすめしたい方 ▼
平家滅亡の理由を考えたい方。
経営者。
★『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
山田 真哉 (著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/01/taisitu.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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2012年2月 3日 21:59 | 【書評・感想文】 歴史 | 『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』山田真哉(著)
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