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2008年11月30日

Amazon 本のベストセラー 2008・11・30

Amazon.co.jp: 本のベストセラー
#1: 30歳の保健体育
#1: 30歳の保健体育
#2: レッスルエンジェルス サバイバー2 ザ・コンプリートガイド
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#3: 彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる (角川ビーンズ文庫)
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#4: ハッピーマインド ハッピージョブ
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#5: 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
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#6: 細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!
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#7: 悼む人
#7: 悼む人
#8: 生声CD付き [対訳] オバマ演説集
#8: 生声CD付き [対訳] オバマ演説集
#9: 残り97%の脳の使い方【セミナーCD付】 ~人生を思い通りにする!「脳と心」を洗う2つの方法~
#9: 残り97%の脳の使い方【セミナーCD付】 ~人生を思い通りにする!「脳と心」を洗う2つの方法~
#10: JIRO/GLAY (リットーミュージック・ムック BASS MAGAZINE SPECIAL) (リットーミュージック・ムック BASS MAGAZINE SPECIA)
#10: JIRO/GLAY (リットーミュージック・ムック BASS MAGAZINE SPECIAL) (リットーミュージック・ムック BASS MAGAZINE SPECIA)

2008年11月30日 14:30 Amazonベストセラー2008 | Amazon 本のベストセラー 2008・11・30 | コメント (0) | トラックバック

2008年11月28日

もうかる農業を目指せ

 ⇒ もうかる農業を目指せ
  (「ガイアの夜明け」 2008年11月25日放送分
   http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview081125.html )

-----------------------------------

■食の安全について、不安が高まっているようです。

 輸入の食物より、国産を食べたいという人が増えているとのこと。

 そんな中、国内の農家は儲かっているのかというと、
 なかなか厳しいようです。

 この回の「ガイアの夜明け」では、
 「もうかる農業を目指せ」ということで、新たな取り組みをしている方々を
 取り上げていました。


■"規格外"の野菜を無駄にしない

 八尋産業社長の大矢正昭氏が、農家から購入するのは、規格外の野菜です。

 廃棄されるような野菜を買い取って、減圧乾燥機というもので、
 乾燥し、その後に粉末などにするそうです。

 栄養や風味を損なうことなく、乾燥できるそうです。

 この粉末などが、加工食品やサプリメントの原料になるとのこと。


■廃棄されるものを、高値で購入することで、農家にとっては、
 収入が増えますし、環境にも良いでしょう。

 粉末にすれば、加工や料理にも使いやすいということです。

 工夫することで、大きな価値を生み出しているのが、わかります。


■また、雑穀ブームの仕掛け人として、ベストアメニティの内田弘社長も、
 紹介されていました。

 健康・安全の波に乗って、雑穀が売れているということです。

 雑穀は、白米よりも、高いということで、農家にとって収入アップに
 つながるようです。


■どちらの事例も、工夫することで、価値を高めていることがわかります。

 国産の野菜や食べ物が、注目を浴びているときです。

 このチャンスをどう活かせるのか。

 消費者が求めるものをうまく提供できると、
 チャンスをつかめるのではないかと思います。

 農業で、農家が儲けることができるようになると、良いですよね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    工夫して、価値を高める
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ アイデアを生み出すために、どんなことを心がけていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月28日 17:00 ビジネス | もうかる農業を目指せ | コメント (0) | トラックバック

『失敗から「学んだつもり」の経営』清水勝彦(著)

 ⇒『失敗から「学んだつもり」の経営』清水勝彦(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/manatumo.html

-----------------------------------

■失敗から学んでいない。

 失敗した人や企業などに、よく言われる言葉です。

 「賢者は歴史に学び、愚者は経験から学ぶ」も、よく言われる言葉です。

 失敗した経験から学ばない人や企業は、愚者以下ということでしょうか。

 本書では、失敗から学ぶということについて、とくに企業経営における
 学び方について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「「失敗した原因」を分析し、同じ間違い、失敗は二度としなくなることは
  大切です。しかし、失敗しなくなることと成功をすることとは同じでは
  ありません。」(p.90)

失敗しなくなることと成功することは、同じではありません。

 どんなに失敗しない対策をしても、成功するとは限らないわけです。

 だとすると、歴史や他人の失敗から学び、成功する方法を模索する。

 「守り」から始めて、「攻撃」を学び実践するということが、
 良いのかもしれません。

 小さいことから始めて、大きな失敗はしないように、試していくというの
 でしょうか。

 そんな方法が良いのかもしれないと、本書を読んで思いました。


■本書では、失敗から学ぶことのむずかしさや、失敗の活かし方などについて
 書かれています。

 守りから始めてみる、失敗しないようにする、失敗の活かし方などについて
 知りたい方が読まれると、参考になると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書では、失敗から学ぶということについて、とくに企業経営に
    おける学び方について書かれています。
    失敗から学ぶことのむずかしさや失敗の活かし方などについて
    知りたい方が読まれると参考になると思います。
    経営者や起業家の方は、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   起業家。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『自滅する企業エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病』
   ジャグディシュ・N・シース(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/jimetu.html

 ★『失敗から「学んだつもり」の経営』清水勝彦(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/manatumo.html
  『失敗から「学んだつもり」の経営』清水勝彦(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇   失敗しなくなることと成功をすることとは同じではない

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 失敗と成功について、どのように考えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月28日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『失敗から「学んだつもり」の経営』清水勝彦(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月27日

品川女子学院校長・漆紫穂子氏「やる気のスイッチを入れる極意!教えます。」

 ⇒ 品川女子学院校長・漆紫穂子氏
  「やる気のスイッチを入れる極意!教えます。」
   (「カンブリア宮殿」 2008年11月24日放送分
    http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/081124.html )

-----------------------------------

■やる気、モチベーション。

 悩んでいるビジネスパーソンの方は、いるのではないでしょうか?

 従業員のモチベーションに悩んでいる経営者の方もいるのではない
 でしょうか?

 この回の「カンブリア宮殿」のゲストは、品川女子学院校長、漆紫穂子氏
 でした。

 廃校の危機にあった品川女子学院を、
 偏差値が20ポイント以上アップし、入学希望者数も60倍にまでされた
 そうです。


■28プロジェクト

 28歳になったときから、逆算して考えるような教育ということです。

 企業体験やオープンキャンパスなど、生徒が様々な機会を得られるように
 しているということでした。


■やる気のスイッチを入れる

 やる気のスイッチが入るとき

 1.自分が見つけた目標ができたとき
 2.これが好きなんだと気づいたとき
 3.みんなのためにやるとき

 こういったときに、やる気のスイッチが入るのではないかと、
 漆氏は言われていました。


■環境を整える

 このための、環境を提供する、整える、そういうことを考えて、
 様々な取り組みを行っているようです。

 その取り組みのひとつが、28プロジェクトということのようです。


■生徒の未来を考える

 生徒の未来を考えて、逆算して、そこから何を提供できるのか。

 そう考えて、教育を行っているということがわかりました。

 きっと、この「生徒」という言葉は、「従業員」にも置き換えることが
 できるでしょう。

 「自分」にも置き換えることもできると思います。

 未来から逆算して、何ができるのか、何をすると良いのか。

 そう考えることが、モチベーションにつながっている。

 そういったことを、教育から再確認した、この回の「カンブリア宮殿」
 でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    やる気のスイッチを入れる、環境を提供する
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ やる気のスイッチ、入っていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月27日 17:00 その他 | 品川女子学院校長・漆紫穂子氏「やる気のスイッチを入れる極意!教えます。」 | コメント (0) | トラックバック

『お金持ちになるマネー本厳選50冊』水野俊哉(著)

 ⇒『お金持ちになるマネー本厳選50冊』水野俊哉(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/mone50.html

-----------------------------------

■経済リテラシーを高めよう。

 そんなことが言われるようになったのは、
 バブルが崩壊して、金利が超低金利になったからでしょうか。

 そこで、知識をつけたいと思って、書店に行ってみると、
 それこそ、様々な本があります。

 どれが、正しいのか。わかりにくいです。

 すべて読むというのも、時間がかかります。


■本書では、そんな数あるマネー・投資本から厳選して50冊紹介されて
 います。

 本書のはじめに、マネーや投資のタイプ診断があります。

 そのタイプ別に、向いている本が紹介されています。


■50冊も紹介されているので、1冊紹介します。

 『貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術』池田暁子(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/11/tameon.html  

 「まずは「節約」して「収入-支出」をプラスに持っていくことが
  スタートだと思います。」(p.094)と、水野氏が言われるように、
 貯金できる、収入>支出ということを実践できることが重要でしょう。

 というわけで、まずは、ここから、貯蓄からでしょうか。


■本書の結論を読むとわかりますが、
 わたしも、投資については、だいたいそうなるかなと思っています。
 (本書の結論は読んでみてください。)

 もしくは、世界一の投資家、バフェット氏のような「バリュー投資」という
 ことになるでしょうか。

 マネー本を読んで、知識を得たいと考えている方は、
 まずは、本書を読んでみて、その中から、自分の知りたいこと、知らない
 ことが書かれている本を読んでみると良いと思います。

 マネー本の「地図」が書かれている本と考えると、言えるでしょうか。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書では、数あるマネー・投資本から厳選して50冊紹介されています。
    どのようなことが書かれている本なのかを知ることができます。
    巻末には、「マネー・投資本マトリックス」という図があるので、
    自分は何を読むと良いかもわかると思います。
    マネー本から、投資経済知識を学びたい方が、読まれると良いと
    思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   マネー本は何を読んだら良いのか、知りたい方。
   ビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『億万長者養成講座』ローラル・ラングマイヤー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/10/okuyou.html

 ★『お金持ちになるマネー本厳選50冊』水野俊哉(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/mone50.html
  『お金持ちになるマネー本厳選50冊』水野俊哉(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    まずは「節約」して「収入-支出」をプラスに持っていくことが
◇    スタートだと思います。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ マネーリテラシーを磨いていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月27日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『お金持ちになるマネー本厳選50冊』水野俊哉(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月26日

熱い職場

 ⇒ 熱い職場
   (「日経ビジネス」 2008年11月24日号 p.26~)

-----------------------------------

■熱い人と、ウザい人は、紙一重かもしれません。

 冷めていることが、カッコいいという風潮もあるかもしれません。

 この「日経ビジネス」では、「熱い職場」について、
 取り上げています。

 様々な企業が紹介されています。それぞれに参考になりました。

 それらは、読んでみてください。


■「働く野性」を引き出す5大欲求

  仕事に対する意味欲求
  成長・上昇欲求
  創造性発揮欲求
  承認欲求
  自己実現欲求

 野村総合研究所の齋藤義明事業計画室長らによる調査によると、
 上のような欲求が、人の労働意欲をかき立てるものということです。


■こういう欲求を満たせるような仕事、職場だと、
 社員にやる気のある職場になるのではないでしょうか。

 個人によっても異なるでしょうし、企業によっても異なるかもしれません。

 基本的には、これらの5つの欲求を、どうやってら満たせるか。

 この点を追求していくことが、モチベーションの高い社員のいる
 「熱い職場」になるのかもしれません。

 「熱い職場」、モチベーションの高い企業にしたい方は、
 この「日経ビジネス」の特集を読んでみてください。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    人の労働意欲を引き出す欲求を満たせるように工夫する
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ あなたの会社は、「熱い職場」ですか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月26日 17:00 【書評・感想】 経営 | 熱い職場 | コメント (0) | トラックバック

『株式公開へのロードマップ』デビッド・スミス(著)

 ⇒『株式公開へのロードマップ』デビッド・スミス(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/kaburoad.html

-----------------------------------

■本書の著者、デイビッド・スミス氏は、ヨーロッパ、アジア、アメリカで
 数多くのハイテク企業を立ち上げてきた方だそうです。

 80年代後半にはアップルコンピューター、アップルワールドマーケティング
 マネージャーとしても活躍されたそうです。

 本書では、セロから株式公開・IPOまでのロードマップについて、
 書かれています。

 基本的には、テクノロジー・ベンチャーの場合について書かれています。

 (会社の売却や廃業などについても書かれています。)

▼ ここに注目 ▼

 「お粗末な準備は失敗につながる」(p.24)

■このような言葉は、誰でもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

 本書では、株式公開までを、旅にたとえています。

 旅の準備がお粗末であれば、そして、その旅が厳しいものであれば、
 目的地までたどり着くことは、むずかしいでしょう。


■こんなことは、常識的に考えれば、当たり前です。

 そして、実際、準備不足が失敗につながるものでしょう。

 ですが、十分な準備をしてから、起業という「旅」に出ている人は、
 どれだけいるのでしょうか。


■もし、それなりの準備をして、起業したいと考えている人であるなら、
 本書は、そのガイドとして、役に立つと思います。

 本書の表紙には、
 「ベンチャー起業家、ベンチャー企業経営者、必携!」とあります。

 たしかに、ここまで、詳しい本は、なかなかないかもしれません。

 もちろん、本書の順序どおりにやらなくてはならないということでは
 必ずしもないでしょうが、ステップバイステップで書かれており、
 わかりやすいです。


■IPOを目指したい起業家の方なら、読んでおいて損はない本だと思います。

 全体の流れや必要なことがわかるので、使えると思いました。

 アメリカをもとに書かれているので、その分がマイナスかもしれませんが、
 それでも、全体を理解するために読んでおきたい一冊です。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の著者、デイビッド・スミス氏は、ヨーロッパ、アジア、
    アメリカで数多くのハイテク企業を立ち上げてきた方だそうです。
    テクノロジー・ベンチャーの株式公開・IPOへのロードマップに
    ついて書かれています。
    ベンチャー起業家の方が読まれると、ビジネスの立ち上げから
    IPOまでの流れがわかるので、参考になると思います


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ベンチャー起業家。
   経営者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『ビジネスロードテスト新規事業を成功に導く7つの条件』
   ジョン・W・ムリンズ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/09/bizload.html

  『会社の売り方、買い方、上場の仕方、教えます!』
   青木寿幸(著),竹内謙礼(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/kaishano.html

 ★『株式公開へのロードマップ』デビッド・スミス(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/kaburoad.html
  『株式公開へのロードマップ』デビッド・スミス(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    お粗末な準備は失敗につながる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 起業前に、準備していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月26日 16:59 【書評・感想文】 起業 | 『株式公開へのロードマップ』デビッド・スミス(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月25日

2008年読みそびれたビジネス本総まくり

 ⇒ 2008年読みそびれたビジネス本総まくり
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.12.02 p.083~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/12/aso1202.html

-----------------------------------

■アソシエ読者925人のアンケートで、
 「まだ読んでいないが、内容が気になっていて読んでみたい本」
 を聞いています。

 その中から30冊が紹介されていました。

 仕事術、思考力、勉強法などのスキルアップに関するものが多かったです。

 やはり、自分の能力アップ、スキルアップに関するビジネス本が
 気になるというところでしょうか。


■セールスやマーケティング、経済などの本は、あまり入っていません。

 これは、「もうすでに読んでいる」ということなのでしょうか。

 そういうわけでもなさそうですが、このアンケートからは
 わかりません。


■また、薦めたい本も紹介されていました。

 『人を動かす』や『7つの習慣』などが、ランクインしていました。
 (これらは、2008年ではないですけど。)

 定番がお勧めというところでしょうか。


■この特集で紹介されていないものでの、わたしのおすすめは、

 『ドラッカー先生の授業』ウィリアム・A・コーン(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/10/drclass.html

 『思考のボトルネックを解除しよう!』石川和幸(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/10/drclass.html

 でしょうか。

 他にもあると思いますが、すぐに思い浮かぶのは、
 この2冊です。

 まだ、読んでない方は、読んでみてください。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    スキルアップに関する本を読みたい人が多い
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ あなたが、まだ読んでいない読んでみたいビジネス本は?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月25日 17:00 スキルアップ | 2008年読みそびれたビジネス本総まくり | コメント (0) | トラックバック

『できる人の要約力』本間正人(著)・浮島由美子(著)

 ⇒『できる人の要約力』本間正人(著),浮島由美子(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/dekiyou.html

-----------------------------------

■要するに、何なのか。

 人の話を聞いていて、よくわからなかった。

 そういう経験をしたことがある人は、多いと思います。

 翻って自分のことを見てみると、果たして、うまく要約して人に伝えること
 ができているのか。

 本書では、要約力をつけるための原則などについて書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「要約力とは、「世界を切り取り、伝える力」。」(p.001)

■適切に要約して伝えることができると、わかりやすく、伝わりやすいです。

 長い文章よりも短い文章、簡潔な文章のほうがわかりやすいですが、
 内容を短くしても、肝心要の部分が抜けていては、
 伝わるものも伝わりません。

 「要約する」というのは、それほど簡単なことではないでしょう。


■本書では、文章を要約するケースを通して学びながら、
 トレーニングをしていくことができます。

 本書を読んで、実践していくことで、要約力が高まるようになっています。

 人に伝わるように説明ができるようになりたい方が、読んでみると、
 要約力が高まると思います。

 要するに、本書は、文章の要約力を高めるための本です。

 要約力を高めたい方が、読まれると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書では、要約力をつけるための原則などについて書かれています。
    文章を要約するケースを通して学ぶことができ、
    トレーニングもあります。
    文章の要約力を高めたい方が、読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   要約力を高めたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『たった2分で人の心をつかむ話し方』木下通之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/09/hanasi.html

  『「A4一枚」仕事術』三木雄信(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/11/a4sigoto.html

 ★『できる人の要約力』本間正人(著),浮島由美子(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/dekiyou.html
  『できる人の要約力』本間正人(著)・浮島由美子(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    要約力とは、「世界を切り取り、伝える力」

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ あなたの文章は、伝わりやすくなっていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月25日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『できる人の要約力』本間正人(著)・浮島由美子(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月24日

頼れる病院、危ない病院

 ⇒ 頼れる病院、危ない病院
  (「プレジデント」 2008.12.15号 p.33~
   http://www.bizpnet.com/zassi/08/12/pre1215.html

-----------------------------------

■医師不足など、医療の問題が言われています。

 この「プレジデント」の特集は、病院などについて取り上げていました。

 「47都道府県・病気別」実力ランキング、「わが町の名医」などが、
 紹介されていました。

 こういうことを知っていると、いざというときに良さそうです。


■担当医を本気にさせる対話&質問術

 病院を選ぶとともに、担当医も、良い先生に診てもらいたいところです。

 そのようなことも書かれていますが、
 こちら・患者側でできることは、どういったことでしょうか。

  病院で話す内容をあらかじめメモにしておく

 いつから、どこが、どんな症状かなどを、伝えられるようにしておくと
 良いということです。

 お薬手帳や、過去の検査結果、病歴なども、まとめておくと良いとのこと
 です。


■病気や怪我にならない「予防」が一番とは思いますが、
 このような点を、気をつけておくと良いということがわかります。

 良い病院、良い医師を、選ぶことに加えて、
 良い患者になることで、病気の治療などで変わってくるのではない
 でしょうか。

 そんなことを感じた、この号の「プレジデント」の特集でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    良い病院、良い医師を選んで、自分も良い患者になる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 病気の予防のために、何をしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月24日 17:00 その他 | 頼れる病院、危ない病院 | コメント (0) | トラックバック

『普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法』別所諒(著)

 ⇒『普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法』別所諒(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/nen1000.html

-----------------------------------

■景気が良くないと言います。

 一般的には、給料も上がらないような、状況のようです。

 本書の著者、別所諒氏は、3回の転職を繰り返した後、
 年収470万円から1000万円へと、収入が上がったそうです。

 本書では、転職や給料の交渉術などについて書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「がんばらないで、ふたりぶん働く方法」(p.98)

■「前工程と後工程の仕事をしやすくすることで、ふたりぶん働くことが
  できるのです。
」(p.99)

 長時間働けば、2人分働くことはできるでしょう。

 しかし、がんばらないで、2人分働くとしたら、
 工夫が必要です。

 その工夫として、前工程と後工程を改善することを、あげてられています。


■仕事は、分業で行っていることが多いです。

 全体を部分に分けてみて、部分と部分の流れを効率的にできれば、
 生産性が上がります。

 というわけで、前工程と後工程を改善してみると、
 生産性があがるわけです。


■本書では、著者の別所氏の経験などから、年収をあげるための方法について
 書かれています。

 年収があがりそうにもない、今日この頃に、年収アップを目指したい
 ビジネスパーソンの方が読まれると、参考になることがあると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書の著者、別所諒氏は、3回の転職を繰り返した後、
    年収470万円から1000万円へと、収入が上がったそうです。
    本書では、転職や給料の交渉術などについて書かれています。
    年収を増やしたいビジネスパーソンの方が読まれると、
    参考になることが見つかると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ビジネスパーソン。
   年収を増やしたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『あなたが年収1000万円稼げない理由。』田中和彦(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/02/1000.html

 ★『普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法』別所諒(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/nen1000.html
  『普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法』別所諒(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    前工程と後工程の仕事をしやすくすることで、生産性があがる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 仕事の流れを改善するための工夫をしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月24日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『普通のサラリーマンが年収1000万円になる方法』別所諒(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月23日

Amazon 本のベストセラー 2008・11・23

Amazon.co.jp: 本のベストセラー
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2008年11月23日 21:00 Amazonベストセラー2008 | Amazon 本のベストセラー 2008・11・23 | コメント (0) | トラックバック

2008年11月21日

田川博己氏(JTB代表取締役社長)「新しい旅を切り開け!巨人JTBの挑戦」

 ⇒ 田川博己氏(JTB代表取締役社長)
   「新しい旅を切り開け!巨人JTBの挑戦」
   (「カンブリア宮殿」 2008年11月17日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/081117.html )

-----------------------------------

■この回の「カンブリア宮殿」は、JTB代表取締役社長、田川博己氏が、
 ゲストでした。

 JTBの2007年の売上げは、1兆3448億円と業界1位だそうです。

 そんなJTBですが、様々な新しいことを始めているようでした。


■ガクタビ

 学生限定の激安ツアーに、JTBが参入したとのことです。

 JTBというと、高いツアーというイメージがあります。

 そんな業界トップが、激安ツアーに参入ということです。

 若者が海外旅行に行かなくなっているということで、
 田川氏は、将来の需要がなくなることを、心配されていました。

 そのためというだけではないでしょうが、
 このような激安ツアーにも参入したのだと思います。


■ルックJTBが、40周年

 1969年に、海外旅行のパックツアーを、始めたそうです。

 40周年で、利用者が2500万人になったとのことです。

 「継続は一番大変だが、一番の力」

 と田川氏は言われていました。


■継続と革新

 このように見てくると、継続していることと変えていることが
 見えてきました。

 両輪があって、うまくいくものなのかもしれません。


■平和のために仕事をしている

 最後に、誰のために仕事をしているのか?という質問に、

 「平和にするために、家族、社員のために、仕事をしている」

 と、答えられていました。

 旅を通して、「平和」が実現していくと良いなと、
 わたしも感じました。

 旅の「力」で「平和」が、広がっていくと良いですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    継続と革新 両輪で経営する
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 継続と革新を、意識していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月21日 17:00 経営 | 田川博己氏(JTB代表取締役社長)「新しい旅を切り開け!巨人JTBの挑戦」 | コメント (0) | トラックバック

『人は意外に合理的』ティム・ハーフォード(著)

 ⇒『人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く』
   ティム・ハーフォード(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/igagou.html

-----------------------------------

■「衝動買いしてしまった。」「あの買い物は失敗だった。」

 そんな経験は、誰にでもあるでしょう。

 そういうことはあっても、だいたいにおいて、人は合理的なものなのかも
 しれません。


■本書は『まっとうな経済学』の著者、ティム・ハーフォード氏による著書
 です。
  http://www.bizpnet.com/book/2006/09/mattou.html

 ティム・ハーフォード氏は、オックスフォード大学講師を経て、
 現在は、フィナンシャル・タイムズ編集委員であり、
 「The UnderCover Economist」というコラムを執筆している方です。

 本書は、『まっとうな経済学』を拡大したものということで、
 『まっとうな経済学』で展開していた話を、さらに、多岐にわたる
 話題に沿って書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「合理的な人々はトレードオフとインセンティブに反応する」(p.15)

■本書で言う、「合理的」とは、インセンティブや、得られるものと得られ
 ないものとの比較によって、反応、選択するということです。

 同じものなら安く購入するというのは、「合理的」と言えるでしょうし、
 どうしても欲しいものなら、長時間並ぶこともいとわないことも、
 (そのモノに価値を感じている人にとっては)「合理的」と言えるかも
 しれません。


■本書では、多岐にわたる話題が、この「合理的」という観点、
 インセンティブという視点から、語られています。

 セックス、ギャンブル、男女関係、結婚、離婚、給料、都市における安全、
 人種差別、イノベーションなど。

 日常を「経済学的視点」で経済学者が眺めると、どう見えるのか。
 インセンティブということから、見てみると、どう見えるのか。

 そういうことがわかります。


■それでは、このようなことを理解することで、それこそ、どんな便益が
 得られるのでしょうか?

 (この本を読むメリットは何でしょうか?)


 「人間の心理を理解することが、人間関係を良くすることにつながる」

 と言われたりします。


 これが、正しいのであれば、人間の「選択」(方法)を理解することが、
 経済を良くすることや「幸福」になることにつながると言えるのでは、
 ないでしょうか。


■というわけで、人の行動の理由などを知りたい方などが読まれると、
 参考になる見方などがわかると思います。

 この点が、本書を読む便益・メリットでしょう。

 (例えば、給料というインセンティブを変えることによる従業員の行動の
  変化について書かれています。
  業績を改善したいと考える経営者の方などには、この点が、参考になる
  かもしれません。
  とは言え、本書の知識を生かせるかどうかは、読み手しだいだとも
  思いますが。)

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    『まっとうな経済学』の著者による、著書です。
    『まっとうな経済学』を、さらに、「拡大」したものということです。
    日常の人間の選択について、インセンティブというところから、
    語られています。
    人間の行動や選択について、考えたい方などが読まれると、
    参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   人の行動について考えたい方。
   インセンティブと合理性について考えたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『まっとうな経済学』ティム・ハーフォード(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/09/mattou.html

  『ヤバい経済学』
   スティーヴン・レヴィット(著),スティーヴン・ダブナー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/05/yabai.html

 ★『人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く』
   ティム・ハーフォード(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/igagou.html
  『人は意外に合理的 新しい経済学で日常生活を読み解く』ティム・ハーフォード(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    合理的な人々はトレードオフとインセンティブに反応する

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ インセンティブについて、考えてみる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月21日 16:59 【書評・感想文】 経済 | 『人は意外に合理的』ティム・ハーフォード(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月20日

大谷るみ子・認知症介護「介護は、ファンタジー」

 ⇒ 大谷るみ子・認知症介護「介護は、ファンタジー」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」2008年11月18日放送分
  http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081118/index.html )

-----------------------------------

■この回の「プロフェッショナル」は、認知症介護の大谷るみ子氏でした。

 発想を変えれば、介護の風景は変わる、ということで、
 「介護は、ファンタジー」と言われていました。


■認知症というと、徘徊や暴力など、家族の人にとっては、
 理解しにくい行動を取ることが知られています。

 また、気難しいというか、わがままになったりもするというイメージが
 あります。

 大谷氏が、ホーム長をしているグループホームの認知症のお年寄りの方は、
 徘徊などもするようですが、穏やかな感じでした。


■「心は、生きている。感じる心は、残っている。暴れたりするのは、
 不安から。」

 ということで、不安だから、徘徊などの行動をとると言うことでした。


■心と向き合うのが、仕事

 ですから、お年寄りの方々の話を聞く、伝えたいことを聞く、
 寄り添って、心と向き合うということをされていました。


■人にわかってもらいたい、認知の欲求が人にはあると言われます。

 認知症の人であっても、健康な人であっても、
 これは、変わらないことなのだと思いました。

 きっと、話を聞いて、相手を認めているということが伝わっているから、
 穏やかになっていくのでしょう。

 相手を認めることの大切さを、感じることができました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    心と向き合う
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 相手を認めていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月20日 17:00 その他 | 大谷るみ子・認知症介護「介護は、ファンタジー」 | コメント (0) | トラックバック

『ザ・チョイス』エリヤフ・ゴールドラット(著)

 ⇒『ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!』エリヤフ・ゴールドラット(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/choice.html

-----------------------------------

■『ザ・ゴール』などの著者、エリヤフ・ゴールドラット氏による著書です。

 TOC理論で、有名ですが、今回は、小売業を事例に、
 選択することなどについて、書かれています。

 副題に「複雑さに惑わされるな」とあります。

 シンプルなことが重要だと、わたしも思います。

 複雑なことは、実践する際に、むずかしいと感じるからです。

 しかし、本書は、わかりやすい、理解しやすいというものではないです。

 もう少し、わかりやすく書いてもらえると、なお良いなと思います。
 (わたしが、理解力が足りないということはあるかもしれませんが。)

▼ ここに注目 ▼

 「複雑なソリューションなんてうまくいくわけがない。だから、人は自分に
  はわからない、知らないと思い込んでしまう。自分を取り巻く環境を理解
  するには、複雑な知識が必要だと思い込んでしまうんだよ。
」(p.17)

■単純なものだと、だめだと思っている人も多いかもしれません。

 そういう人は、本書を読んでみると良いかもしれません。

 「ものごとは、そもそもシンプルである」

 この言葉は、本書で、何度も出てきます。


■シンプルだから、簡単に理解できるわけではないということも、
 本書を読んで、なんとなく理解できました。
 (それにしても、もう少しわかりやすく書いてくれても良いと思いますが。)

 ほかのゴールドラット氏の著作と同様に、本書は、語り口で書かれています。

 これも、わかりにくくしている要因なのかもしれません。

 書かれていることは、基本的には、TOCなどの考え方の延長というの
 でしょうか、そのような感じになっています。

 「選択」がテーマになっているので、小売業に興味がない人にも、
 活用できることだとは思います。

 人生における選択などということにも、応用可能かもしれません。

 小売業の方や経営者の方、シンプルな解決策を考え出したい方などが
 読まれると、良いと思います。

 ゴールドラット氏のほかの著作なども読んでおくと、理解しやすいと
 思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    『ザ・ゴール』などの著者、エリヤフ・ゴールドラット氏による著書
    です。
    小売業を事例に、選択することなどについて、書かれています。
    シンプルな解決策を見つける手法を知りたい方が、読まれると
    参考になることと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   小売業者の方。
   シンプルな解決策を探している方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『ソリューション・フォーカス』
   ポール・Z・ジャクソン(著),マーク・マカーゴウ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/02/solution.html

 ★『ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!』エリヤフ・ゴールドラット(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/choice.html
  『ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!』エリヤフ・ゴールドラット(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    複雑なソリューションなんてうまくいくわけがない

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 解決策を、複雑にしていませんか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月20日 16:59 【書評・感想文】 その他 | 『ザ・チョイス』エリヤフ・ゴールドラット(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月19日

チームを動かす技術

 ⇒ チームを動かす技術
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.12.02 p.024~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/12/aso1202.html

-----------------------------------

■多くの人は、チームや組織で働いていると思います。

 チームで協力して、働くために必要なことは、いろいろあることでしょう。

 この「アソシエ」の特集では、リーダーとして、チームを動かすための
 技術について、取り上げていました。


■リーダーは「職場の空気清浄機」

 東京、三田にあるフレンチレストラン「コート・ドール」のオーナーシェフ、
 斉須雅雄氏のリーダー論が紹介されています。

  リーダーの極意

   その1 上に立つのではなく併走する
   その2 言葉を選び、時間をかける
   その3 仕事を任せ、失敗も経験させる
   その4 技術だけでなく、心のありようを教える


■リーダーと言うと、引っ張ってくれる人というイメージがあると思います。

 たしかに、そういうリーダーが、必要なときもあるでしょうし、
 状況にもよるでしょう。

 最近では、対等というか、上からものを言うような感じでは、
 人が「ついてこない」というのがあるようです。


■斉須氏は、併走することで、本音をぶつけあえるような関係をつくれる 
 ように心がけているようです。

 チームの空気がよどまないように、リーダーは、「職場の空気清浄機」の
 ように働く必要があるということです。

 おもしろい表現ですね。

 コミュニケーションや関係、仕事のスキルなどが、
 円滑にいくように、環境を整えることが、リーダーの仕事ということ
 なのだろうと、この記事から思いました。


■この「アソシエ」の特集では、他にも、リーダーとして、チームを動かす、
 まとめる技術について、取り上げられています。

 部下のいる方や経営者の方などが読まれると、
 参考になることやヒントなどが、見つかるのではないでしょうか。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    リーダーは、「職場の空気清浄機」
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ リーダーとして、職場の「環境」を改善していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月19日 17:00 経営 | チームを動かす技術 | コメント (0) | トラックバック

『デキる人は皆やっている一流の人脈術』島田昭彦(著)

 ⇒『デキる人は皆やっている 一流の人脈術』島田昭彦(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/itijin.html

-----------------------------------

■本書の著者、島田昭彦氏は、スポーツ総合誌『Number』の編集に
 10年携わった方だそうです。

 現在は、独立され、京都市などを中心に活動されているとのこと。

 本書では、人脈術について、書かれています。

▼ ここに注目 ▼

「要は、いかに共有体験と相手の興味関心を満たしてあげることができるか。
                               (p.129)

■これは、関係を深める際に、ポイントなることということで、
 アスリートとの関係などをこのように言われています。

 同じ釜の飯を食べる、などと言ったりします。

 苦労などを共有すると、仲が良くなる、関係が深まるということでしょう。


■本書では、人脈術ということで、人脈を豊かにする方法、テクニックなどが
 紹介されています。

 人脈術を知りたい方などが読まれると、参考になると思います。

 わたしとしては、「自然体が一番」と言われていたところが良かったです。

 無理に関係をつくろうとして疲れるような関係だと、長く続かないような
 気がしますので。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書の著者、島田昭彦氏は、スポーツ総合誌『Number』の編集に
    10年携わった方だそうです。
    本書では、人脈術について、書かれています。
    コラボレーションの生み出し方などについても書かれていますので、
    人脈を仕事に生かしたいという方にも、参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   人脈術について知りたい方。
   人脈を豊かにしたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『人脈の教科書~図解フジマキ流シビれる人生をつくる』藤巻幸夫(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/01/jinmyaku.html

 ★『デキる人は皆やっている 一流の人脈術』島田昭彦(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/itijin.html
  『デキる人は皆やっている 一流の人脈術』島田昭彦(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    共有体験と興味を満たすことで、相手との関係が深まる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 思い出深い共有体験は、どんなことですか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月19日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『デキる人は皆やっている一流の人脈術』島田昭彦(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月18日

危機にぶれない経営

 ⇒ 危機にぶれない経営
   (「日経ビジネス」 2008年11月17日号 p.30~)

-----------------------------------

■サブプライムローン問題などから、金融危機、景気の悪化が
 言われています。

 そんな中、地道に利益を積み上げる企業として、
 デルやエマソン、キャタピラーという、アメリカ企業について、
 この「日経ビジネス」では、取り上げていました。


■デル、効率主義から深掘り主義へ

 デルは、顧客の声を、ネット上のサイトから、汲み上げて、
 商品に反映しているということです。

 このような取り組みが、功を奏したのでしょうか。

 デルは、一時期低迷してきていた、売上高が、回復しているとのことです。


■エマソン、経営も営業もチームワーク

 エマソンは、52年にわたって増配を続けている企業です。

 そのエマソンでは、合議経営や部門横断による協力がなされているという
 ことです。


■キャタピラー、グローバル経営と「大家族主義」を両立

 「多国籍企業でありながら、ローカルに活躍して、ローカルな顔を持つこと」

 として、地域にあった営業などをしているということです。


■これら、3社の記事を見て思うことは、
 状況に合わせて強みを生かしているということです。

 強みも、状況が変われば、強みではなくなるのでしょう。

 このような企業は、強みの再構築などを、行っているのではないでしょうか。


■また、この特集では、日本企業も紹介されています。

 それらの企業も強みを構築して、その強みに基づいて、経営していると
 いうことを、感じました。

 「ぶれない」ということは、そういうことなのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    状況に合わせて、強みを再構築する
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 強みを、状況に合わせて、構築していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月18日 17:00 経営 | 危機にぶれない経営 | コメント (0) | トラックバック

『経営の力学』伊丹敬之(著)

 ⇒『経営の力学―決断のための実感経営論』伊丹敬之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/keiriki.html

-----------------------------------

■経営者に大切なことは、決断力だと、言われたりします。

 本書は、経営における力学を知ることで、
 決断していくことについての理解を深めるということをテーマにしています。

 経営者の方などが読まれると、
 「たしかに」と感じることと、「なるほど」と思うことなどが見つかること
 と思います。

▼ ここに注目 ▼

 「大切なのはマーケットで見えている需要や、顕在化している顧客の声では
  なく、顧客の立場に身を置いて顧客のニーズを深く考えることである。そ
  のスタンスを、私は「顧客イン」という言葉で表現したい。マーケットで
  はなく、顧客である。」(p.79)

■マーケットイン、プロダクトアウト、という言葉があります。

 伊丹氏は、顧客インの技術アウトと言われています。

 顧客の立場に身を置いて、顧客のニーズなどを感じることが、
 重要ということでしょう。

 マーケットと言うと、たしかに、わかりにくい面があります。

 ですから、顧客インということになるのでしょう。


■マーケットよりも顧客というほうが、たしかに良いように感じました。

 しかし、「顧客」という言葉でも、漏れてきてしまうことがあるように
 思います。

 「顧客」ではない違う言葉のほうがさらに良いなと、思いました。


■本書では、このような経営についての考え方、見方、決断についてなどが
 書かれています。

 経営者の方が読まれると、参考になることが見つかることがあると思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書は、経営における力学を知ることで、
    決断していくことについての理解を深めるということをテーマに
    しています。
    経営者の方などが読まれると、経営について考える際に、参考になる
    ことなどが、見つかることと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   経営の力学について知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『ドラッカーとトヨタ式経営』今村龍之助(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/09/drutoyo.html

  『「決定」で儲かる会社をつくりなさい』小山昇(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/01/kettei.html

 ★『経営の力学』伊丹敬之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/keiriki.html
  『経営の力学―決断のための実感経営論』伊丹敬之(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    顧客インの技術アウト

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 顧客インを意識していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月18日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『経営の力学』伊丹敬之(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月17日

仮説検証の限界、新しい「知価創造」の技法

 ⇒ 仮説検証の限界、新しい「知価創造」の技法
   (「プレジデント」 2008.12.1号 p.149~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/12/pre1201.html

-----------------------------------

■仮説検証の重要性は、よく言われます。

 その仮説検証の限界について、別の技法とともに、説明されています。


■対象に棲み込む

 マイケル・ポランニー氏が、言われたこととして、
 「対象に棲み込む」ということが、紹介されています。

 対象に棲み込むとは、例えば、「人に棲み込む」という場合は、
 その人の立場に立って、その人の気持ちになるということだそうです。

 現場に行ってみて、体験してみるといったことが、
 具体的には、あげられるでしょうか。


■仮説検証だけでは、仮説の際に、どこまで、対象のことを理解できるかは、
 わかりません。

 そういう意味で、経験、体験などから、考えることが重要ということ
 でしょう。


■仮説検証の「仮説」の精度をあげるために、
 自分で実際に体験してみる。

 そういったことが、必要になるのではないかと、
 この記事を読んで思いました。

 やはり「やってみる」「実践してみる」というのは、重要ですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    対象に棲み込む
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 対象に棲み込むようにしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月17日 17:00 スキルアップ | 仮説検証の限界、新しい「知価創造」の技法 | コメント (0) | トラックバック

『ほめ言葉の法則』植西聰(著)

 ⇒『ほめ言葉の法則』植西聰(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/homehou.html

-----------------------------------

■人間は、ほめられるのが好きだと言います。

 しかし、日本人はシャイだからでしょうか、あまりほめないように思います。

 本書では、ほめることのメリットについてや、
 ほめ言葉の例などが、紹介されています。

 ほめ言葉の例では、ビジネスシーン別やタイプ別のほめ言葉が紹介されて
 います。

 どんなほめ言葉があるのか知りたい方などに、参考になると思います。

▼ ここに注目 ▼

 「ほめ言葉を多く口にすると、相手の長所にばかり目がいくようになるため、
  ものの見方や考え方がおのずとポジティブになります。」
(p.24)

■人をほめることで、人間関係などが良くなるということがあると思います。

 それだけではなく、相手の長所を見るようになって、
 ものの見方などもポジティブになってくるということです。


■ほめようとすると、良い点を見ようとします。

 ですから、良いところを探すようになって、ポジティブになってくるの
 でしょう。

 良いところを探そうとすることが、ポジティブさを引き出してくるという
 ことなのだと思います。


■人ばかりではなく、モノなども、良いところを探すと、
 ますますポジティブになれるかもしれません。

 ポジティブシンキングが重要などと言われますが、
 実際に、実践する際には、人やモノをほめることを心がけると、
 自然とポジティブシンキングができるようになるかもしれませんね。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書では、ほめることのメリットについてや、ほめ言葉の例などが、
    紹介されています。
    ほめ言葉の例では、ビジネスシーン別やタイプ別のほめ言葉が紹介
    されています。
    ほめ言葉の例などを知りたい方が読まれると、参考になるでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   ほめ言葉について考えたい方。
   ほめ言葉の例を知りたい方。

 ★『ほめ言葉の法則』植西聰(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/homehou.html
  『ほめ言葉の法則』植西聰(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    ほめ言葉を多く口にすると、ポジティブになる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ ほめ言葉を多く口にしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月17日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『ほめ言葉の法則』植西聰(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月16日

Amazon 本のベストセラー

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#1: 残り97%の脳の使い方【セミナーCD付】 ~人生を思い通りにする!「脳と心」を洗う2つの方法~
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2008年11月16日 16:45 Amazonベストセラー2008 | Amazon 本のベストセラー | トラックバック

2008年11月14日

宮崎駿、柳家小三治、平井伯昌・トークスペシャル

 ⇒ 宮崎駿、柳家小三治、平井伯昌・トークスペシャル
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年11月11日放送分
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081111/index.html )

-----------------------------------

■この回の「プロフェッショナル」は、今まで登場した、
 宮崎駿氏、柳家小三治氏、平井伯昌氏の未公開トークを、紹介していました。

 興味深い話を聞くことができました。

 中でも、宮崎駿氏の話が印象に残りました。


■もっと自在な心を持てれば良い

 子供についての話で、子供には、大人は時間と場所を提供できるはずだと、
 いうことを言われていました。

 知り合いの子供を車に乗せて走っていたところ、
 車の屋根を開けようかと思ったが、雨が降ってきたので、
 ためらって、明けなかったそうです。

 このようなときを逃さずに、もっと自在な心を持てたら、と言われてい
 ました。


■大人になるとなのか、性格なのか、後先を考えてしまうものかもしれません。

 そのときの瞬間にしかできないこともあるわけです。

 だとしたら、もっと、自由に発想して行動しても、
 良いように思います。


■そうなれると、今を大切に生きることができるのかもしれないと、
 思いました。

 もちろん、未来のことを考えることが悪いというわけではないとも、
 わたしは思いますが。

 今という瞬間を生きる自在な心を持ちたいものですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    自在な心を持つ
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 自由に発想、行動していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月14日 17:00 その他 | 宮崎駿、柳家小三治、平井伯昌・トークスペシャル | コメント (0) | トラックバック

『仕事は3秒で決めなさい』松本幸夫(著)

 ⇒『仕事は3秒で決めなさい』松本幸夫(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/sigo3.html

-----------------------------------

■人材育成コンサルタントの松本幸夫氏による著書です。

 仕事術、決断力について書かれています。

 副題に「自分から動けない人が、とにかく「すぐやる人」になる42のヒント」
 とあるように、すぐ動ける人になるための42のヒントについて書かれて
 います。

 行動力、スピード、コミュニケーション、時間、習慣といったテーマで、
 すぐに動ける、すぐに決めることができるようになるためのヒントが
 書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「「できない理由」が頭に浮かんだときは、「できる理由」へ考えをシフト
  しよう」
(p.031)

■何かむずかしいことをやろうとして、できない理由を思い浮かべてしまうの
 は、ある意味、健全なのではないかと思います。

 誰にでもできそうなことで、「できない理由」を浮かべるというわけでは
 ないでしょうから。

 しかし、そこで、諦めてしまっては、実現することはできません。


■ですから、どうしたらできるようになるか、実現できるのか、
 考えてみる、考えをシフトしてみる。

 そういうことが必要でしょう。


■本書では、このような動けない人が動けるようになるためのヒントが、
 いろいろと紹介されています。

 すぐやる人になりたい方が読まれると、参考になることでしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    人材育成コンサルタントの松本幸夫氏による著書です。
    仕事術、決断力について書かれています。
    「すぐやる人」になる42のヒント」について書かれています。
    すぐやる人になりたい方が読まれると、参考になることでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   すぐやる人になりたい方。
   ビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『2分以内で仕事は決断しなさい』吉越浩一郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2005/05/2funinai.html

 ★『仕事は3秒で決めなさい』松本幸夫(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/sigo3.html
  『仕事は3秒で決めなさい』松本幸夫(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  「できない理由」が頭に浮かんだときは、「できる理由」へ考えを
◇   シフトしよう

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ できない理由を、どうしたらできるかと、変えてみる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月14日 16:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『仕事は3秒で決めなさい』松本幸夫(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月13日

村上龍×金融危機スペシャル企画・今、日本は何をすべきか?

 ⇒ 「村上龍×金融危機 スペシャル企画 今、日本は何をすべきか?」
   (「カンブリア宮殿」 2008年11月10日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/081110.html )

-----------------------------------

■リーマンショック、世界同時株安などの金融危機から、不況や経済危機が
 言われています。

 そんな中、この回の「カンブリア宮殿」では、
 野村ホールディングス社長の渡部賢一氏などに、村上龍氏が、
 話を聞いていました。


■今、日本は何をすべきか?

 野村ホールディングス社長の渡部賢一氏、
 SBIホールディングスCEOの北尾吉孝氏、
 日本電産社長の永守重信氏、
 慶応大学教授の竹中平蔵氏、

 の4名に話を聞いていました。

 共通していたのは、外に目を向けて、自分ができることは何かを
 考えること、と、村上龍氏が、最後にまとめていました。


■わたしは、金融の専門家でもないですし、個人ですので、
 金融危機に際して、とくにできることもないでしょう。

 この状況において、どういうことを考えると良いのか。

 という点で、日本電産社長の永守氏が、言われていることが、
 わかりやすかったです。


■企業の採用取り消しなどが起きているようです。

 優秀な人材を採用できるかもしれません。

 円高なので、海外の企業を安く買収できます。

 (個人であれば、海外旅行も安くなりますし、
 海外のものを購入するには良い時期かもしれません。)


■経営者は高い目線を持て

 と、永守氏は言われていました。

 景気が悪いからと言って、下を向いていても、
 業績が良くなることはないでしょう。

 この状況を利用して、何ができるのか。

 考えてみるのが、まずは、できることなのではないでしょうか。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    外に目を向けて、自分ができることは何かを考える
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ この状況を利用して、何ができるのか、考えてみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月13日 17:00 経済 | 村上龍×金融危機スペシャル企画・今、日本は何をすべきか? | コメント (0) | トラックバック

『社長が知らない秘密の仕組み』橋本陽輔(著)

 ⇒『社長が知らない秘密の仕組み』橋本陽輔(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/himisiku.html

-----------------------------------

■やずやの大番頭・西野博道氏が開発した、「顧客ポートフォリオ・マネジメ
 ント理論」について、わかりやすく書かれています。

 お客様との絆を大切にし、リピート客を増やす手法について、
 教えてくれています。

▼ ここに注目 ▼

 「「初回客」を離脱させてはいけないということです。だからこそ「初回客」
  を「よちよち客」に育てることが非常に重要ということがわかります。」

                              (p.68)

■初めて購入してくれた人が、「初回客」ということです。

 この初回客が離脱する、90日の間に2回目の購入をしてくれなかったと
 したら、離脱ということです。

 そうならないで、次の段階、「よちよち客」に進んでもらえるようにする
 ことが重要ということです。

 というのは、一度離脱すると、2回目の購入に至るのは、かなり厳しくなる
 からです。


■本書では、このような考え方や、手法、事例などによる分析方法について
 書かれています。

 リピート客を増やしていきたいという方に、参考になると思います。

 わたしも、このような手法、考え方が、リピート客を増やしていくことに
 なるのだということが、少し理解できたように思います。

 経営者の方などが読まれると良いと思います。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    やずやの大番頭・西野博道氏が開発した、「顧客ポートフォリオ・
    マネジメント理論」について、書かれています。
    わかりやすかったです。
    リピート客を増やすための考え方、手法について書かれています。
    経営者の方などが読まれると、参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   リピート客を増やしたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『顧客は追いかけるな!』
   ジャン・ストリンガー(著),ステーシー・ホール(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/09/kokyaha.html

  『売れた!売れた!「お客様の声」で売れました!』秋武政道(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/11/koede.html

 ★『社長が知らない秘密の仕組み』橋本陽輔(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/himisiku.html
  『社長が知らない秘密の仕組み』橋本陽輔(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇   「初回客」を「よちよち客」に育てることが非常に重要

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ リピートしてもらうために、工夫していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月13日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『社長が知らない秘密の仕組み』橋本陽輔(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月12日

技あり!日本一の指導法


 ⇒ 技あり!日本一の指導法
   (「プレジデント」 2008.12.1号 p.31~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/12/pre1201.html

-----------------------------------

■この号の「プレジデント」の特集は、部下などの指導法についてです。

 人を導く、指導するということは、むずかしいことだからでしょうか。

 参考になることが多かったですが、
 実際に実践するのは、なかなかむずかしいように感じました。

 そんななか、とくに参考になることがありました。


■目標は高く、実行段階では人間関係を大切に

 「米国の研究で、目標を設定するときは厳しく、実行の段階では人間関係に
  考慮すると成果が上がりやすいという研究成果が発表されました。」

 目標は高いほうが良いのか、身近なものが良いのか。

 厳しく指導したほうが良いのか、優しく指導したら良いのか。

 4つの組み合わせでの選択肢があると思います。


■目標を高く設定して、実行段階は、人間関係を大切にフォローしながら、
 チームとして、結束できるようにすると良いということだと思います。

 考えてみればわかりますが、逆だとなかなか成果が出にくいかもしれません。

 目標を低く、実行の際は、厳しい。

 目標が低いので、達成はしやすいかもしれませんが、
 人間関係が悪ければ、実力を発揮しにくいかもしれませんし、
 あまり職場としては働きたくないでしょう。


■この号の特集では、他にも、上位2割のリーダーに共通していることや
 タイプ別の指導法、どのような言葉をかけると良いか、企業の事例など
 部下の指導法について、盛りだくさんで書かれています。

 仕事をするのは人間ですから、人間をどう育てるのか、という、
 むずかしいことについてだからでしょう。

 なかなか実践はむずかしいように思えることもありました。

 それでも、人の中で仕事をしていくことが、仕事をするには、必要です。

 上司やリーダーだけではなく、ビジネスパーソンにも、
 人間関係などについて、参考になる点もあったように思います。

 部下の指導について考えている上司などの人は、もちろん、
 ビジネスパーソンの人にも、参考になる特集でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    目標は高く設定して、実行段階では人間関係を大切に
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 目標を高く設定し、実行段階で人間関係を大切にしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月12日 17:00 スキルアップ | 技あり!日本一の指導法 | コメント (0) | トラックバック

『70倍・自動化営業法』田原祐子(著)

 ⇒『70倍・自動化営業法』田原祐子(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/jidou70.html

-----------------------------------

■本書の著者、田原祐子氏は、17年前にシェア1%だったオール電化を
 全都道府県をまわって、シェア70%にした人だそうです。

 1%から70%にしたということで、70倍という言葉が、
 本書の題名に入っています。

▼ ここに注目 ▼

 「あなた自身が感じた「ワクワク感」や、商品を購入した先に待っている
  「ワクワク感」をお客さまに伝える。」
(p.40)

■この「自動化営業法」は、3つのステップからなっています。

 その一番目のステップが、この「「ワクワク感」をお客さまに伝える」と
 いうことです。

 この商品やサービスを買ったら、どうなるのか。

 そのことを、伝えることが大切ということです。

 そして、自分が感じたことから伝えてみる、ということです。


■他の2つのステップは、クチコミと販促の自動化ということです。

 自動化ということですが、はじめは「仕組み化」だと思います。

 仕組みをつくっていくことで、自動化(半自動化)が進むということの
 ように思いました。


■たしかに、本書で書かれているようなことを、実行していけば、
 営業の自動化ができていきそうです。

 セールスパーソンや経営者の方などが読まれると、参考になることと
 思います。

 わたしも、取り入れてみようと思うことが見つかりました。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書の著者、田原祐子氏は、17年前にシェア1%だったオール電化を
    全都道府県をまわって、シェア70%にした人だそうです。
    営業の仕組み化を行って、自動化していくというステップについて
    教えてくれています。シートやツールなどもあります。
    セールスパーソンや経営者の方などが読まれると、
    営業の仕組み化、自動化などについて、参考になることが見つかると
    思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   セールスパーソン。
   経営者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『私はこうして全米ナンバーワンの営業マンになった』
   フランク・ベトガー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/02/no1sales.html

  『私の営業方法をすべて公開します!』ブライアン・トレーシー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/08/wataei.html

 ★『70倍・自動化営業法』田原祐子(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/jidou70.html
  『70倍・自動化営業法』田原祐子(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇   まずは、商品を購入した先に待っている「ワクワク感」を
◇   お客さまに伝える。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 「ワクワク感」をお客さまに伝えていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月12日 16:59 【書評・感想文】 セールス・営業 | 『70倍・自動化営業法』田原祐子(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月11日

怒りたい時にあえて笑おう

 ⇒ 怒りたい時にあえて笑おう
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.11.18 p.114~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/11/aso1118.html

-----------------------------------

■笑っているときは、幸せですよね。

 笑う門には福来ると言いますし、笑っていると、良い気分にもなってきます。


■そこで、怒りたいときに、あえて笑ってみる。

 そうすると、怒りが少しは減るかもしれません。


■笑顔は最高のコーチング

 「笑顔というアメで反発心を麻痺させながら、弱点や失点を指摘するのが
  最も効果的なコーチングさ」

 と言うのは、映画「未知との遭遇」などのプロデューサー、
 マイケル・フィリップス氏だそうです。


■笑顔で、アドバイスをするということだと思います。

 普通なら、怒りたくなるような時でも、笑顔で、こうしたら良いとか、
 励まされれば、その相手は、きっと、応えようとしてくれるのではない
 でしょうか。

 同じ内容のことを伝えて、怒って言えば、反発を感じてしまうことでしょう。

 そこを、笑顔で、相手のことを考えて、アドバイスしてみる、
 励ましてみる。

 伝え方で、感情やその後の行動が変わってくるわけです。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    怒りたいときに、笑顔でアドバイスして励ましてみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 笑顔でアドバイスしていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月11日 17:00 スキルアップ | 怒りたい時にあえて笑おう | コメント (0) | トラックバック

『机の上はいらないモノが95%』リズ・ダベンポート(著)

 ⇒『机の上はいらないモノが95%―世界一シンプルな整理法』
   リズ・ダベンポート(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/tukue95.html

-----------------------------------

■『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』の著者、
 リズ・ダベンポート氏による著書です。
  http://www.bizpnet.com/book/2005/08/tukue.html

 『気がつくと~』をさらにシンプルにした整理法について
 書かれています。

 前の本を、簡単にしたものと言えるでしょうか。

▼ ここに注目 ▼

 「理想のデスクはU字型」(p.31)

■机、デスクの配置は、U字型が理想ということです。

 その真ん中に空いているスペースに椅子が入り、そこに座るという
 ことです。

 オフィスが大きな人やSOHOの人など、レイアウトを自由にできる人は、
 このようなU字型のレイアウトにすると良いと思います。

 できない方には、工夫が必要でしょう。

 本書ではその方法については書かれていませんが、L字型にしてみるとか、
 棚をつくるとか、理想に近い形にできるようにすると良いと思います。


■本書では、6つのステップで、整理ができるようになっています。

 基本的には、紙の書類やシステム手帳の使い方などがわかります。

 デジタルの活用などは書かれていません。

 本書の考え方などを応用すると良いと思います。


■わたしは、前の本、『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』
 の考え方を、パソコンなどに応用したりしています。

 もしくは、他の本なども参考にしてみると良いと思います。

 『「仕組み」整理術』泉正人(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/09/sikusei.html

 『超!自分マネジメント整理術』石田淳(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2008/08/jibusei.html


 本書にも書かれているように、整理ができていると、効率的、生産的に
 なります。

 本書などを参考に、整理をうまくしたいところです。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』の著者、
    リズ・ダベンポート氏による著書です。
     http://www.bizpnet.com/book/2005/08/tukue.html
    『気がつくと~』をさらに、シンプルにした感じの本です。
    整理術を身につけたいという方が、読まれると、参考になると
    思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   机の上を整理したい方。
   効率的、生産的になりたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/08/tukue.html

 ★『机の上はいらないモノが95%―世界一シンプルな整理法』
   リズ・ダベンポート(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/tukue95.html
  『机の上はいらないモノが95%―世界一シンプルな整理法』リズ・ダベンポート(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    理想のデスクはU字型

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 机の配置などを工夫していますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月11日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『机の上はいらないモノが95%』リズ・ダベンポート(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月10日

稲盛和夫氏[京セラ名誉会長]×馬雲氏[アリババ会長兼CEO]

 ⇒ 稲盛和夫氏[京セラ名誉会長]×馬雲氏[アリババ会長兼CEO]
   不況に耐え、次の一手を
   (「日経ビジネス」 2008年11月10日号 p.98~)

-----------------------------------

■京セラ名誉会長、稲盛和夫氏と、アリババ会長兼CEO、馬雲氏の対談です。

 現在の不況に耐えて、次の展開を考えるということを、
 言われています。

 景気が悪くなっていることから、このような話をされているのだと思います。

 この点も参考になりましたが、一番印象に残ったのは、
 次の言葉です。


■人間とは、企業とは、何のために存在するのか。
 本質を探究するのが経営者

 お二人とも、このようなことを、言われています。


■継続的に成功するには、社会に必要とされる、人に必要とされなければ
 ならないでしょう。

 周りの人たちの協力も必要でしょう。

 成功は、自分だけのものではないわけです。


■だとすると、どのように貢献したらよいのか。

 人や社会は、何を必要としているのか。

 こういったことの理解がなければ、長期的な成功はおぼつかいないでしょう。


■人間重視、人間への理解、そういうことがあってこその、
 企業、経営なのかもしれません。

 本質を探究していくことが、経営者の一つの務めなのだと、感じました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    人間とは、企業とは、何のために存在するのか
□    本質を探究するのが経営者
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 本質を探究していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月10日 17:00 経営 | 稲盛和夫氏[京セラ名誉会長]×馬雲氏[アリババ会長兼CEO] | コメント (0) | トラックバック

『成功する起業家の「非・常識」勉強法』丸山学(著)

 ⇒『成功する起業家の「非・常識」勉強法』丸山学(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/kiben.html

-----------------------------------

■勉強法というと、学生や資格を取りたい人が知っておくと
 良いことかもしれません。

 新しいことを行うときには、学ぶ必要があると思います。

 だとすると、起業家にも、必要なことと言えるでしょう。


 本書では、起業家に必要な学び方について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「コンピュータができるレベルのことをやっている人はダメです。少なくと
  も、起業家には向きません。

  ですから、起業家が持つべきものは、組み合わせの能力です。」(p.136)

■このような発想、考え方が、起業家には必要ということです。

 起業家だけではなく、今のビジネスパーソンにも、求められることではある
 と思います。

 とくに、起業家には、必要ということです。


■本書では、読書法や人脈づくり、目標達成術など、起業家に必要なことを
 いろいろと知ることができます。

 結果を出すための勉強法というのでしょうか、やり方、方法、考え方などが
 わかります。

 起業家に必要な基本的な考え方などを知りたい方が、読まれると良いと
 でしょう。

-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書では、起業家に必要な学び方などについて書かれています。
    読書法や人脈づくり、目標達成術など、起業家に必要なことを
    いろいろと知ることができます。
    起業家に必要なスキルアップの方法などを知りたい方が、
    読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   起業家。
   ビジネスパーソン。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『限界を突破する「学ぶ技術」』
   http://www.bizpnet.com/book/2004/11/manabu.html

  『起業家の本質』ウィルソン・ハーレル(著),その他
   http://www.bizpnet.com/book/2006/08/kigyouka.html

 ★『成功する起業家の「非・常識」勉強法』丸山学(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/kiben.html
  『成功する起業家の「非・常識」勉強法』丸山学(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    起業家が持つべきものは、組み合わせの能力です。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 組み合わせの発想をしていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月10日 16:59 【書評・感想文】 起業 | 『成功する起業家の「非・常識」勉強法』丸山学(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月 9日

Amazon.co.jp: 本のベストセラー 2008・11・9

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#1: 日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
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#2: 東大合格生のノートはかならず美しい
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#3: Recording & Tour Official Book コブクロ 『 5296 -10 YEARS ANNIVERSARY- 』 【CD付】 (ヤマハムックシリーズ)
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#6: イノセント・ゲリラの祝祭
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#10: 元素周期 萌えて覚える化学の基本
#10: 元素周期 萌えて覚える化学の基本

2008年11月 9日 11:34 Amazonベストセラー2008 | Amazon.co.jp: 本のベストセラー 2008・11・9 | コメント (0) | トラックバック

2008年11月 7日

あなた頑張り過ぎていませんか?

 ⇒ あなた頑張り過ぎていませんか?
   ~サラリーマンに忍び寄る“心の病”~
   (「ガイアの夜明け」 2008年11月4日放送分
    http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview081104.html )

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■うつ病などの心の病を患っているサラリーマンが増えているそうです。

 この回の「ガイアの夜明け」では、心の病やメンタルヘルスケアに
 取り組んでいる企業などについて取り上げていました。


■神奈川トヨタでは、「健康相談センター」という部署を立ち上げたそうです。

 心の病などの相談などができるところということで、
 心理カウンセラーの資格を持つ人が、センター長を務めているということ
 でした。


■社員の健康、幸せによって、会社が良くなる

 なぜこれだけ心の病をわずらう人が増えているのか、
 わたしにはわかりませんが、そういう人が増えていけば、
 企業や社会にとって、損失になります。

 社員が健康に働くことができるようになることで、会社も良くなるの
 でしょう。


■神奈川トヨタのある店舗での取り組みとして、
 従業員と店長が1対1で話すということをしているそうです。

 このような対話を始めたところ、売上も上がったとのことです。

 コミュニケーションが円滑になったり、ストレス発散にもなっているよう
 でした。


■企業に余裕がないと、専門の相談部署をつくるということは、
 なかなかできないことかもしれません。

 しかし、話を聞く、話をするということは、できそうです。

 職場の仲間同士、励まし合って、仕事をしていくことで、
 ストレスを減らして、あまり無理せず、精神的に余裕を持って、
 仕事ができるようになると良いのだろうと思いました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    心の病にならないように、対話などできるところから始めてみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 職場の仲間で、対話する時間をつくっていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月 7日 17:00 その他 | あなた頑張り過ぎていませんか? | コメント (0) | トラックバック

『いきなり!成果が出る能率10倍の勉強法』高島徹治(著)

 ⇒『いきなり!成果が出る能率10倍の勉強法』高島徹治(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/nou10.html

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■本書の著者、高島徹治氏は、総計91以上の資格を取得し、
 資格コンサルタント、能力開発コンサルタント、年金コンサルタントと
 いった肩書きを持っている方です。

 本書では、効率的な勉強法について、書かれています。

 帯に、「資格は同時に3つ取れる!」ということで、
 主に、資格取得のための勉強法について、教えてくれています。

▼ ここに注目 ▼

 「そもそも学習スタイルには個人差があります。私なりに分析すると、
  そのタイプは五つにわかれており、それぞれに合ったスケジュールの
  立て方があるのです。」
(p.44)

■人によって、学習のスタイルは異なることでしょう。

 毎日きちんと決めた量をこなす人もいれば、まとめてやるタイプの人もいる
 と思います。

 このようなタイプに合ったスケジュールの立て方をすると、
 挫折しにくいということで、その方法を教えてくれています。


■本書では、このほかにも、図解勉強法、マーキング技術、記憶法、速読術と
 いった勉強に必要なことが、いろいろと書かれています。

 それこそ、自分に合った方法を取り入れることから始めてみると、
 勉強法をあまり知らない方に良いと思います。

 効率的な勉強法を知りたい方、自分に合った勉強方を知りたい方などが、
 読まれると、参考になることでしょう。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    本書の著者、高島徹治氏は、総計91以上の資格を取得し、
    資格コンサルタント、能力開発コンサルタント、年金コンサルタント
    といった肩書きを持っている方です。
    効率的な勉強法について、書かれています。
    効率的な勉強法や自分に合った勉強法を知りたい方が、読まれると
    参考になることでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   効率的な勉強法を知りたい方。
   自分に合った勉強法を知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『16倍速勉強法』本山勝寛(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/16baiben.html

  『夢をかなえる勉強法』伊藤真(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/04/yumewo.html

 ★『いきなり!成果が出る能率10倍の勉強法』高島徹治(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/nou10.html
  『いきなり!成果が出る能率10倍の勉強法』高島徹治(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    学習スタイルに合ったスケジュールを立てる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 学習スタイルに合ったスケジュールを立てていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月 7日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『いきなり!成果が出る能率10倍の勉強法』高島徹治(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月 6日

大山泰弘氏・日本理化学工業会長「障害者に働く喜びを」

 ⇒ 大山泰弘氏・日本理化学工業会長「障害者に働く喜びを」
   (「カンブリア宮殿」 2008年11月3日放送分
     http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/bn/081103.html )

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■この回の「カンブリア宮殿」のゲストは、日本理化学工業会長の大山泰弘氏
 でした。

 日本理化学工業は、ダストレスチョークなどを作る会社だそうです。

 その日本理化学工業では、社員72人中54人が知的障害者だそうです。


■昭和34年に、養護学校の先生が、卒業生の就職を頼みに来たことから、
 知的障害者を雇うようになったとのことです。

 障害者を雇う意味、意義について気づいたのは、
 禅宗の住職の人に、こんなことを聞いてからだそうです。


■人の究極の4つの幸せ

 1 愛されること
 2 ほめられること
 3 人の役に立つこと
 4 人に必要とされること

 この4つのうち3つが働くことによって得られる。

 このような話を聞いて、意味や意義に気づいたそうです。


■働く幸せというのでしょうか。

 働いている人の中には、イヤイヤ働いている人もいるかもしれませんが、
 働ける幸せというものもあると思います。

 働くことで、幸せを得られるわけです。


■「障害者に働く幸せを教えてもらった」

 大山氏は、こう言われていました。

 与え与えられる、そういう関係になれると、
 良いのだろうと思います。

 日本理化学工業では、そのような関係になっているからでしょうか。

 勤続年数が長い知的障害の人が多いそうです。

 従業員の人が幸せなのは、やはり良いことだなと、思いました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    障害者に働く幸せを教えてもらった
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 働く幸せを感じていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月 6日 17:00 その他 | 大山泰弘氏・日本理化学工業会長「障害者に働く喜びを」 | コメント (0) | トラックバック

『戦略のパラドックスへの解』松下芳生(著)他

 ⇒『戦略のパラドックスへの解』松下芳生(著)他
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/parakai.html

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■本書は、

 『戦略のパラドックス』マイケル・E・レイナー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html

 への解、ということで、「戦略のパラッドクス」に陥らないようにするため
 に、実際にどのように考えると良いのか、ということについて書かれて
 います。

 『戦略のパラドックス』を読んで、実際には、どのようにシナリオ作りや
 戦略立案をすると良いのかを知りたい方が、読まれると良いと思います。

 ちなみに、『戦略のパラドックス』の書評はこちらです


▼ ここに注目 ▼

 シナリオの策定のステップ

 「1 シナリオの策定単位と期間の設定
  2 不確定要素の抽出
  3 重要な不確定要素の選定と想定される事業環境の描写
  4 将来の競争状態の検討と重要成功要因の特定」(p.016)

■このような4つのステップで、シナリオを策定していくということです。

 さらに詳しいことや具体的なことは、本書を読んでみてください。


■本書の副題に、「実践手法と業界別ケーススタディ」とあるように、
 業界別のケーススタディもあります。

 自動車業界、小売業界、通信業界、医療機器業界、といった業界を
 分析しています。

 読んでいて感じたことは、「不確定要素の抽出」がうまくできないと、
 説得力のあるシナリオができないのではないかということです。


■どこまでその業界を知っているか、もしくは環境や他業界などの
 変化の方向性などを知っているか、ということが重要なのかもしれません。

 つまり、重要な不確定要素を知ること、見つけることができなければ、
 シナリオがあまり意味がないものになってしまうかもしれないということ
 です。
 (シナリオをつくることの意味がないというわけではありません。)

 この点では、『強い会社は「周辺視野」が広い』という本が参考になるかも
 しれません。


■戦略のパラドックスを解くために、どういったことが必要になるのか、
 その考え方を、さらに理解することができたように思います。

 将来の行方を完全に予測できることはないことから、
 戦略のパラドックスは起こる可能性があります。

 戦略のパラドックスに、実践的に対処する方法などを知りたい方が、
 読まれると、参考になることや考えるところなどがあると思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の題名が、「戦略のパラドックスへの解」とあるように、
    『戦略のパラドックス』に対する解、シナリオ作成の実践方法と
    なっています。
    自動車業界や小売業界などのケーススタディもあるので、
    実際にどのようにシナリオをつくると良いかということも、
    わかると思います。
    経営者や戦略立案者の方などが、読まれると、参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   戦略立案者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『戦略のパラドックス』マイケル・E・レイナー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html

  『強い会社は「周辺視野」が広い』
   ジョージS.デイ(著),ポールJ.H.シューメーカー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/05/syuuhen.html

 ★『戦略のパラドックスへの解』松下芳生(著)他
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/parakai.html
  『戦略のパラドックスへの解』松下芳生(著)他

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇  シナリオの策定のステップ

◇   1 シナリオの策定単位と期間の設定
◇   2 不確定要素の抽出
◇   3 重要な不確定要素の選定と想定される事業環境の描写
◇   4 将来の競争状態の検討と重要成功要因の特定

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ シナリオを作成していますか?

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2008年11月 6日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『戦略のパラドックスへの解』松下芳生(著)他 | コメント (0) | トラックバック

2008年11月 5日

復活企業に学ぶ大倒産時代に克つ極意

 ⇒ 復活企業に学ぶ大倒産時代に克つ極意
   (「日経ビジネス」 2008年11月3日号 p.24~)

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■金融危機ということで、日経平均株価が下がるなどしています。

 そんな中、「復活企業」から学ぼうというのが、この「日経ビジネス」の
 特集です。


■組織の壁を崩せ

 2度の再生経験のあるザ・ウィンザーホテル洞爺を運営する、
 株式会社ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナルでは、 
 会議は原則誰でも、見学することができるそうです。
 (勤務時間外ということで、義務強制はなし。)

 このような開かれた会議が、部門を越えた接客力を鍛えるなどの好影響に
 つながったそうです。


■オープンなコミュニケーションが大切と言われますが、
 このような会議の形を取ることが、組織の壁を崩すことにつながっている
 のでしょう。

 会議で何をやっているか、関係者以外はわかりにくかったりします。

 参加することで、何となくでも伝わるようになれば、
 少しずつ変わってきそうです。


■この週の「日経ビジネス」では、株安・円高のために、企業業績が悪くなる、
 景気が悪化するといったことについて、書かれている記事が多かったです。

 たしかに、その傾向や影響は大きくあるのだろうと思います。

 組織の壁を崩すだけで、厳しいときに、生き残れるかどうかは、
 わたしにはわかりません。

 しかし、復活企業に学べる点はあると思いました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    オープンなコミュニケーションで、組織の壁を崩す
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 厳しいときに、何をしますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月 5日 17:00 経営 | 復活企業に学ぶ大倒産時代に克つ極意 | コメント (0) | トラックバック

『御社の売上を増大させるUSPマーケティング』加藤洋一(著)

 ⇒『御社の売上を増大させるUSPマーケティング』加藤洋一(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/uriusp.html

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■USP。

 Unique Selling Proposition(ユニークセリングプロポジション)。

 USPが大切などと言われます。

 USPとは何か?というと、一言で言えば、ウリということでしょうか。

 商品やサービス、その会社などの「ウリ」のこと、というと
 わかりやすいかもしれません。


■たしかに、USPが大切なのはわかったとしても、
 簡単につくれるようなら、どの会社も、誰でも、商売繁盛しそうです。

 どうやったら、うまくつくれるのか、なかなかむずかしかったりします。

 本書では、そのUSPのつくり方について、書かれています。

 シートを埋めていくことで、USPをつくれるようになるというもので、
 わかりやすかったです。

▼ ここに注目 ▼

 「マーケティング活動は、あらゆるお客様とのコミュニケーションであり、
  それを行う際に重要になってくるのは、高度な抽象化である。抽象化と
  いうと、難しく聞こえるかもしれない。要は文章をできるだけ短く圧縮し、
  ひと言で言えるレベルまで持っていくことだ。」
(p.85)

■USPとは、要するに「ウリ」です。

 そして、商品なり、会社のウリを、一言で伝わるように、言えるようになる。

 これが、必要ということです。

 本書では、そのつくり方についても、書かれています。


■ダイソンを事例として紹介しています。

 ダイソンのCMを見たことがある人なら、知っているでしょう。

 「ダイソン、吸引力の変わらない、ただひとつの掃除機」

 これが、ダイソンのUSPであり、キャッチコピーです。


■こういうものをつくって、伝えていく。

 その方法について、本書では、教えてくれています。

 USPをつくりたい経営者やマーケティング担当者の方が、読まれると、
 参考になると思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    USP(ユニークセリングプロポジション)のつくり方について
    書かれています。
    ダイソンの事例などから、わかりやすく教えてくれています。
    わかりやすかったです。
    USPをつくりたい経営者やマーケティング担当者の方が、読まれると、
    USPをつくれるようになるために参考になると思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   マーケティング担当者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『オレなら、3秒で売るね!』マーク・ジョイナー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/05/3byoude.html

  『お客の心に飛び込め!――実践ゲリラ・マーケティング入門』
  J.C.レビンソン(著),W.リード(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/07/kokoroni.html

 ★『御社の売上を増大させるUSPマーケティング』加藤洋一(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/uriusp.html
  『御社の売上を増大させるUSPマーケティング』加藤洋一(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    要は文章をできるだけ短く圧縮し、ひと言で言えるレベルまで
◇    持っていく

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ USPがありますか?

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2008年11月 5日 16:59 【書評・感想文】 マーケティング | 『御社の売上を増大させるUSPマーケティング』加藤洋一(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月 4日

できる人のビジネス会話術

 ⇒ できる人のビジネス会話術
   (「日経ビジネス アソシエ」 2008.11.18 p.020~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/11/aso1118.html

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■この号の「アソシエ」の特集は、ビジネスにおける会話術です。

 仕事だけではなく、人間関係は、会話、話し方で、成り立っている部分が
 大きいですから、参考になりそうかもしれないと思い、読み始めました。


■7割が「自分の話し方を変えたい」

 ビジネスパーソン1000人へのアンケート調査によると、
 7割近くが自分の話し方を変えたいそうです。

 敬語を正確に話せるようになりたい人や論理的に話せるようになりたい人が
 多いようです。


■「利害が対立する相手と交渉する」3つのコツ

 1 質問を重ね、落としどころを探る
 2 「仮に~」で相手の腹を探る
 3 「しかし」ではなく「だからこそ」を使う

 利害が一致していれば、それなりに話は進むことでしょう。

 しかし、利害が対立している人の話は、大変です。

 そんなときのコツが、このような3つのことだそうです。


■たしかに、このようなことを、心がけると、感情的にならないで、
 話ができそうな気がします。

 とくに、3の、「しかし」ではなく「だからこそ」を使うというのは
 良いような気がしました。

 後に続く言葉が同じでも、この接続詞で、印象、心象、感じ方が
 変わってきそうです。

 使ってみようと思います。


■このような交渉についてなどもありますが、初対面の際の話し方や
 上司を説得するコツなど、役に立ちそうな話し方について、
 紹介されていました。

 また、話し方に参考になる本なども紹介されていますので、
 さらに、話し方を改善したい人には、良いと思います。

 ビジネスにおける話し方、会話術を改善したい方が読まれると、
 参考になることが多い特集だと思いました。

 話し方を改善したい方は、読んでみてください。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    「しかし」ではなく「だからこそ」を使う
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 話し方を改善したいですか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月 4日 17:00 スキルアップ | できる人のビジネス会話術 | コメント (0) | トラックバック

『英会話ヒトリゴト学習法』酒井穣(著)

 ⇒『英会話ヒトリゴト学習法』酒井穣(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/eihito.html

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■などの著者、酒井穣氏による、英会話の勉強法です。

 本書の題名からもわかるように、ヒトリゴトで、英会話を学ぶという方法
 について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「英語をそれなりにマスターしている人の多くが共通して感じていることに
  「英語を話すときの自分の人格は、日本語を話すときの人格と、どうも
  違う」というものがあります。」(p.23)

■言葉ごとで、人格が異なっているように感じるということです。

 知人や友人などを見ていると、日本語を話しているときと、英語を話して
 いるときでは、性格などが違っていたりするのを感じたりします。

 ですから、第二外国語として学ぶと、言葉によって、人格なども変わって
 くるのかもしれません。

 そして、このことを「アルターエゴ」と、酒井氏は言っています。


「英語の学習とは、創造力の源泉となるアルターエゴを獲得することである
 (仮説)」
(p.26)

 この「アルターエゴ」を活用すると、創造力が生まれやすくなるので、
 英語の学習は、「アルターエゴ」を獲得することではないかと、言われて
 いるようです。

 仮説と言われているように、そういう面もあるということでしょうか。


■英語の学習には、長い時間がかかります。

 このため、それだけの時間を使うことが必要なのですが、
 英語を使う環境にいない場合は、なかなかむずかしいです。

 逆に、必要性がない場合は、英語の学習にではなく、他のことに時間を使う
 というのも良いかもしれません。


■ヒトリゴトで、英語を学習する方法について、書かれています。

 方法については、とくに目新しいものではありません。

 ですから、知っている人は、知っている方法かもしれません。

 英語の勉強法について、知りたい方が読まれると良いでしょう。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    酒井穣氏による、英会話の勉強法です。
    ヒトリゴトで、英会話を学ぶという方法について書かれています。
    英会話の学習法、勉強法について知りたい方が、読まれると良い
    でしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   英語の勉強法を知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『村上式シンプル英語勉強法』村上憲郎(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/08/muraei.html

  『レバレッジ英語勉強法』本田直之(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/leveeigo.html

 ★『英会話ヒトリゴト学習法』酒井穣(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/eihito.html
  『英会話ヒトリゴト学習法』酒井穣(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    英語の習得には、時間が必要

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 英語を習得するメリットとデメリットを考えてみる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月 4日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『英会話ヒトリゴト学習法』酒井穣(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月 3日

組織の成長力を7割アップする「Bクラス社員」の扱い方

 ⇒ 組織の成長力を7割アップする「Bクラス社員」の扱い方
   (「プレジデント」 2008.11.17号 p.164~
    http://www.bizpnet.com/zassi/08/11/pre1117.html

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■組織について、よく言われることに、2・6・2の法則が言われます。

 優秀な社員が2割、中間が6割、問題ありが2割ということでしょう。

 この「プレジデント」の記事では、中間・Bクラス社員の扱い方について
 書かれています。


■好きな仕事を与えてやる気を起こさせる

 これは、どの人にも当てはまることだと思いますが、
 やりたい仕事をやるようにして、やる気を引き出すことが重要ということ
 です。

 そして、Aクラス社員に比べると、称賛される機会が少ないので、
 称賛する機会を意識的につくると良いとのことです。


■シスコシムテムズの人材戦略・幹部養成担当副社長、アンマリー・ニール氏
 によると、

 「彼らに関心を払わなければ、わが社の潜在的成長力のおそらくは70%を
  失うことになるとわかったのだ。」

 ということです。


■こういうわけで、中間・Bクラスの人の成長力ややる気を引き出すことが
 重要というわけです。

 全体として成長するには、やはりAクラスだけを特別扱いすれば済むわけ
 ではないということでしょう。

 一番ボリュームもあるわけですし、それほど優秀と思われていない人に
 どのように潜在能力を発揮してもらうかが、差別化につながっていくような
 気がします。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    Bクラス社員の潜在能力を引き出す
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ Bクラス社員に能力開発の機会を提供していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年11月 3日 17:00 経営 | 組織の成長力を7割アップする「Bクラス社員」の扱い方 | コメント (0) | トラックバック

『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』神田昌典(著),勝間和代(著)

 ⇒『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』神田昌典(著),勝間和代(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/biz10.html

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■神田昌典氏と勝間和代氏による著書です。

 それぞれ、50冊ずつ、10年後にも本棚に残るようなビジネス書を選んで
 紹介されています。

 あわせて100冊あります。

 他にも、書店員さんが紹介されているものもあるので、
 100冊以上あります。


■たしかに、良書が多いと思いました。

 これからビジネス書を読みたいなと思っている方は、
 まずは、本書に紹介されている本を読まれると良いと思います。

 それらすべては、読んでもらうとして、わたしが好きなものと、
 本書で紹介されていないものを、紹介しておこうかと思います。


『ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する』
 W・チャン・キム(著),レネ・モボルニュ(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2005/07/blueo.html

 ブルー・オーシャンを作り出すための方法、戦略について書かれています。

 企業はもちろんですが、個人にも応用可能です。


『影響力の武器[第二版]』ロバート・B・チャルディーニ(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2007/09/eikyou.html

 なぜ人は動かされるのかということを、セールスを受ける側の経験や心理学
 の知見などから、考察されています。

 影響力などについて知りたい方が読まれると良いでしょう。


■ここから先は、本書では、紹介されていないものを、紹介しておきます。


■全体として、日本のビジネス書とアメリカのビジネス書が多いです。

 そういう意味では、偏っていると言えるかもしれません。

 中国のものも読んでみると良いのかなと思いました。

 『論語』や『孫子』なども読むと良いかなと思います。

 このあたりは、ビジネス書ではないかもしれませんが。


■あとは、ゲリラマーケティング関係と、ランチェスターが紹介されて
 いませんでした。

 このあたりも読まれると良いと思います。


■組織論関連も、あまり紹介されていませんでした。

 学習する組織についての本を読まれると良いと思います。


■個人向けというと、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』は、
 読んでおくと良いと思います。
  http://www.bizpnet.com/book/2006/11/hako.html

 人間関係などに新たな視点を教えてくれた一冊です。

 人間関係などについて考えたい人には、これは、外せない一冊のように
 思います。


■他にも、きっと良書は、いろいろあると思いますが、
 まずは、この『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』で紹介されて
 いる100冊を読んでみて、それから、自分の興味に合ったものなどを
 見つけてみると良いと思います。

 このメルマガが、その際の役に立つとうれしいです。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    神田昌典氏と勝間和代氏が、それぞれ、50冊ずつ、10年後にも本棚に
    残るようなビジネス書を選んで紹介されています。
    良書が紹介されていました。
    これからビジネス書を読んでみようという方に良いと思います。
    参考になる100冊だと思いますので、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   良書を探している方。
   ビジネスパーソン。


 ★『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』神田昌典(著),勝間和代(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/11/biz10.html
  『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』神田昌典(著),勝間和代(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    良書を探して読んでみる

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 長く通用する本を読む機会を持っていますか?

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2008年11月 3日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』神田昌典(著),勝間和代(著) | コメント (0) | トラックバック

2008年11月 2日

Amazon.co.jp: 本のベストセラー 2008・11・2

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#1: 10年後あなたの本棚に残るビジネス書100
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#9: ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方
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#10: 「あ、安部礼司」脚本集season2
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2008年11月 2日 15:09 Amazonベストセラー2008 | Amazon.co.jp: 本のベストセラー 2008・11・2 | コメント (0) | トラックバック