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2008年08月08日
宮崎駿のすべて~「ポニョ」密着300日 ~
⇒ 宮崎駿のすべて~「ポニョ」密着300日 ~
(「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年8月5日放送分
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080805/index.html )
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■宮崎アニメ。
いつの頃からか、宮崎駿監督のアニメをこう呼ぶようになっているようです。
そして、一度は見たことがあるという人が、多いと思います。
この回の「プロフェッショナル」は、宮崎駿監督でした。
「崖の上のポニョ」の制作に密着した300日を中心に、
宮崎駿氏の今までについてなどを紹介していました。
■どん底の3年
今でこそ、日本の映画興行収入を塗り替えるほどの人気のアニメ映画を
つくっている宮崎駿監督ですが、企画が通らず、つらい時期もあった
そうです。
「ルパン三世 カリオストロの城」
何度も、テレビで放映されていますから、見たことがある方も
多いでしょう。
この作品は、宮崎駿氏が、初めて監督をしたものです。
しかし、興行は、芳しくなかったようです。
■そして、それから3年間、企画などを映画会社などに持っていっても、
採用されず、
そんなときのことを、
「チャンスをくれなかった人への怒りを感じる。
でも、どこかにしまっておく。
人に運命をゆだねない。」
と言われていました。
■人に運命をゆだねない
宮崎監督の作品に共通していることは何か?というと、
空を飛ぶとか、楽しいとか、いくつかあることでしょう。
その一つに、主人公が、「人に運命をゆだねない」、もしくは、
そのようになっていくということが、あるように思います。
(『折り返し点―1997~2008』の中で、アニメは、小さい子供には、
1年に1度くらい見てくれれば良いというようなことを言われています。
http://www.bizpnet.com/book/2008/08/orikaesi.html
このメルマガの読者は、大人の方でしょうから、
何を感じるか、何度見るかは、もちろんご自身の自由です(笑)。)
■「運命」は、命を運ぶと書きます。
自分の命をどこに運ぶかは、他人にはゆだねない。
自分の人生は、自分で決める。
他人のせいにはしない。
こんな理屈っぽいことは、伝えようとはしていないのかもしれませんが、
そんなことが、宮崎アニメを見終えると、感じられる。
だからなのか、多分そういうこともあるでしょうけど、
きっと観ると楽しいから、多くの人が観たいと思うのでしょうね。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ 他人に運命をゆだねない
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■ ⇒ 運命について、少し考えてみる
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2008年08月08日 17:00 その他 | 宮崎駿のすべて~「ポニョ」密着300日 ~ | コメント(0) | トラックバック
『考える力をつける知的論理トレーニング』高島康司(著)
⇒『考える力をつける知的論理トレーニング』高島康司(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/08/titeki.html
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■人と話していて、どうにも伝わらない、と感じたことはありませんか?
ときどきこういうことはあると思うのですが、そういうときは、
お互いの前提が違っていることが多いように感じています。
■本書の表紙には、「欧米の小・中学校で教えている「人を動かす論理」の
トレーニング」とあります。
論理的に話すためのトレーニングができる本です。
▼ ここに注目 ▼
前提 → 事実 → 結論
■この本を通して、この3段階で話すことが、論理的で相手に納得感を与える
話し方として、紹介されています。
しかし、この3段階で話すだけでは、必ずしも、説得できるわけでもない、
ということが、本書を読んでいくと、分かります。
■とくに、前提が納得できるものでないと、いくら事実であったとしても、
説得しにくいということがわかります。
前提は、なるべく当たり前で、多くの人がそうだと思うこと、社会常識を
踏まえたものであることが必要になる、ということです。
■ということがわかりますが、現代においては、社会常識などが個々人に
よって変わってきているようにも思えます。
そういうことから考えると、この「前提」が、どれだけ納得できるもので
あるか、ということが、論理的に話して、人を説得するために本当に重要
なのではないでしょうか。
■本書は、タイトルにトレーニングとあるように、
この「前提 → 事実 → 結論」で話すということを、
トレーニングできるように、自分で考える例題があります。
わたしもやってみました。
このトレーニングをとおして、読む前よりも、少しより論理的に考えること
ができるようになったように、思います。
(答えが、少しおかしいなと思ったりもしますが、それも、論理的に考える
トレーニングになるでしょう。)
知っていることを、自分のものにすることができる本だと思いました。
読んで良かったです。
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
論理的な話し方で、人を説得する方法について、例題をとおして、
トレーニングしながら、身につけることができます。
本書のいう話し方のポイントは、わかりやすいかもしれませんが、
いざ実践するとなると、むずかしいかもしれません。
それでも、例題によるトレーニングがあるので、これらをやってみる
ことで、読む前よりも、論理的になることができると思います。
説得力を増したい方などが、読まれると、得るところがあると
思いました。
▼ おすすめしたい方 ▼
論理的に話したい方。
説得力を増したい方。
▼ あわせて読みたい ▼
『考える技術』大前研一(著)
http://www.bizpnet.com/book/2004/12/kangaeru.html
★『考える力をつける知的論理トレーニング』高島康司(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/08/titeki.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◇ 前提 → 事実 → 結論 で話す
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◆ ⇒ 前提に納得感がありますか?
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2008年08月08日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『考える力をつける知的論理トレーニング』高島康司(著) | コメント(0) | トラックバック