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2005年02月28日

セブン-イレブン・ジャパン 「地域密着」で挑む限界突破

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ⇒ セブン-イレブン・ジャパン 「地域密着」で挑む限界突破
    (「日経ビジネス」 2005.2.28 p.50~)

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■順調なように見えるセブン-イレブン・ジャパンも、既存店の売上高は、
 落ち込んでいるとのことです。

 そんな既存店の日販の落ち込みに歯止めをかけるために、
 地域密着の戦略に取り組んでいるそうです。

 例えば、地域限定のお弁当や、おでんに使われるダシも地域ごとで
 変えているとのことです。


■そんな取り組みをされているそうですが、
 これがうまくいくかどうかは、これからを見ないとわかりません。

 ちょうど、同じ「日経ビジネス」に、「”日流ブーム”に沸く米国」
 (p.146~)と言う記事があります。

 パフィーなどがアメリカで受けている理由を探っていますが、
 日本のものをアメリカに合うように変えていることが、
 受けている理由の一つだと紹介されています。

 地域に合うようにすることが、受け入れられる要因の一つということでしょ
 う。


■しかし、翻って、日本での”韓流ブーム”を見てみると、
 韓国のものを日本に受け入れられやすいようにしているのか、
 わかりません。

 昔の日本のドラマのようだから受けているのかもしれませんし、
 純粋さがうけているのかもしれません。

 日本に受け入れられるように作っているというわけではないですよね。

 必ずしも、受け入れられるように変えることが秘訣というわけでは
 ないでしょうが、状況やお客様に合った戦略を取ることが、
 大切なのかもしれませんね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  地域に合うようにすることで、受け入れられる。
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■ ⇒ あなたが知っている地域密着の事例は何ですか?
■
■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月28日 17:00 経済・政治・国際 | セブン-イレブン・ジャパン 「地域密着」で挑む限界突破 | コメント(0) | トラックバック

『世界一の「売る!」技術 世界No.1セールスマンが明かす「必ず買わせる」テクニック』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『世界一の「売る!」技術 世界No.1セールスマンが明かす
  「必ず買わせる」テクニック』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/uru.html

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■先々週『なぜ売れない!セールスマンがはまる7つの罠』をご紹介しました。
 http://www.bizpnet.com/book/2005/02/wana.html

 セールステクニックの本だと思って購入したのですが、違っていました。
 (自己啓発に良かったです。)

 『世界一の「売る!」技術・・・』は、タイトルどおり、
 セールステクニックについて書かれています。


■しかも、原題は、’How to Close Every Sale’で、クロージングについてが 主な内容です。

 クロージングテクニックも参考になりますが、テクニック以上に、考え方が
 参考になりました。


■セールスパーソンは、買う手伝いをするのが仕事。

 売ることも仕事ですが、お客様に満足して買い物をしてもらう手伝いをする
 ことが仕事ということです。

 ですから、商品知識はもちろん、競合製品の情報、お客様が必要としている
 ものは何か、ということを知る努力をする必要があります。


■こういう努力に基づいて、お客様に、商品・サービスを買ってもらうように
 するわけです。

 セールスパーソンというと、”売り込む”というイメージがありますが、
 ただ単にお金と商品を交換してもらって終わりではないということですね。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆ (★4.5)

     クロージング。
     何かを売るときに、最も難しいことの一つではないでしょうか。
     そのテクニックや考え方が学べます。
     どうも売ることが苦手という人は、ぜひ一読をおすすめします。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   セールスパーソン。
   何かを売る人。


 ★『世界一の「売る!」技術 世界No.1セールスマンが明かす
  「必ず買わせる」テクニック』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/uru.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇   セールスパーソンは、お客さまの買う手伝いをするのが仕事。
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ あなたのセールスパーソンのイメージは?
◆
◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月28日 16:59 【書評】 セールス, 書籍・雑誌 | 『世界一の「売る!」技術 世界No.1セールスマンが明かす「必ず買わせる」テクニック』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月25日

「物語力」を3つの場面で活用する

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 「物語力」を3つの場面で活用する
    (「日経ビジネス Associe」 2005 03・01 p.096~)

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■物語を聞くのが好きなのは、なぜなのか、よくわかりませんが、
 人間というものは、物語が好きですよね。

 小説や映画、ドラマなど、果ては、ビジネス書も、ストーリー仕立ての
 ものもあります。

 NHKの”プロジェクトX”などは、感動的な実話の物語と言えますね。


■この記事のテーマは、物語をビジネスに活用するということです。

 ナラティブ・コンサルタント(物語コンサルタント)の
 スティーブ・デニング氏による記事です。

 デニング氏によれば、物語が有効な3つの場面があるそうです。

   1.聞き手を行動に駆り立てるとき。
   2.信頼を勝ち得るとき。
   3.価値基準を伝えるとき。

 こういうときに、物語を語ることで、聞き手から理解を得ることができる
 そうです。


■論理立てた話よりも、実体験や聞き伝えられていることなどを
 物語のように語ることで、聞き手の心に届くということだと思います。

 わたしの体験で言うと、
 セミナーや講演会などに行ったりして、
 一番記憶に残っている話と言うのは、
 その講演のテーマなどではなく、
 その人の失敗体験の話だったりするので、これはよくわかります。


■↑こうやって、自分の体験を語るなどすると、自然と信頼感が増すような気
 がしますよね。

 こういうことが、物語を活用するということですね。(笑)

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□  物語を語ることで、聞き手から理解を得ることができる。
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■ ⇒ 物語を会話に取り入れていますか?
■
■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月25日 17:00 心と体 | 「物語力」を3つの場面で活用する | コメント(2) | トラックバック

『アニマルズ・インク』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『アニマルズ・インク』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/animals.html

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■題名からわかるとおり(?)
 動物たちによる農場会社経営という、架空のストーリーです。

 動物が主人公のストーリーというと、映画「ベイブ」が思い出されますが、
 この農場も、ブタが社長です。


■ストーリーとしては、
 人間の農場主が引退することになって、動物たちで農場を経営することに
 なるという展開です。

 そして、このブタの社長が、最新のビジネス書を読みあさり、ビジネス理論
 を自分なりに試していきます。

 しかし、うまくいきません。

 それは、それぞれの動物の強みを活かした仕事をやっていないから、
 というこんな感じのお話です。


■本書は、ギャラップ社のセミナー・リーダーである、
 ケネス・A・タッカーという方が書かれています。

 ギャラップ社の方が書いた本としては、
 『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』 
 http://www.bizpnet.com/book/2005/02/jibun.html
 という、自分の強みを把握して、それを活かそうという本があります。

 この本を読んでいると、この『アニマルズ・インク』で言いたいことが、
 よくわかるように思います。


■自分の強みをきちんと認識して、それを活かす。

 本書は、そういうことの大切さについて、おもしろいストーリーで読む
 ことができます。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★☆☆ (★3.5)

 『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』
 http://www.bizpnet.com/book/2005/02/jibun.html
   まずは、こちらを読んで、自分の強みを知ることをおすすめします。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   物語で楽しく、学びたい方。
   寓話などが好きな方。


 ★『アニマルズ・インク』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/animals.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇    自分の強みを把握して、それを活かす。
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 自分の強みを把握していますか?
◆
◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月25日 16:59 【書評】 経営 | 『アニマルズ・インク』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月24日

ようこそニッポン!観光革命 ~外国人を呼べ!北海道の挑戦~

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ ようこそニッポン!観光革命 ~外国人を呼べ!北海道の挑戦~
   (ガイアの夜明け 2005年2月22日放送分
  http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview050222.html

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■先週のガイアの夜明けでは、中部国際空港、関西国際空港の話でした。
 http://blog.bizpnet.com/2005/02/post_19.html

 これからどうやって、海外空港と競争していくのかという課題が上げられ
 ていました。

 観光で、何とかできないかなどと、素人考えで思ってしまいますが、
 今週のガイアの夜明けは、外国人観光客を呼ぶ北海道での挑戦を追って
 います。


■番組では、ニセコに、オーストラリア人が数多く訪れているということと
 然別(しかりべつ)湖のホテル福原についての話がありました。

 ホテル福原の努力が興味深かったです。
 http://www2.ocn.ne.jp/~fukuhara/


■ホテル福原では、台湾からのお客様が1割を占めているそうです。
 
 自然体験ツアーなどで、お客様を引き付けているということです。

 冬の目玉がないということで、
 コタン(村という意味)という、凍った湖の上に、雪と氷でつくった、
 建物をつくるなどされています。


■今あるものを工夫して、提供することで、お客様に喜んでもらう、
 そういう努力をされているのが、伝わってきました。

 自然しかない、というところを、自然を売り・強みに変えている、
 その姿勢に学べるところがあると感じました。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    今あるもので、工夫してみる。
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■ ⇒ 今あるものを強みに変えられないか、考える。
■
■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月24日 17:00 経済・政治・国際 | ようこそニッポン!観光革命 ~外国人を呼べ!北海道の挑戦~ | コメント(0) | トラックバック

『羊のリーダーで終わるかライオンリーダーになるか―組織は上に立つ者で決まる』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『羊のリーダーで終わるかライオンリーダーになるか
   ―組織は上に立つ者で決まる』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/lion.html

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■「一頭のライオンに率いられた百匹の羊の群れは、一匹の羊に率いられた
  百頭のライオンの群れにまさる」

 ライオンリーダーになるには、どうしたら良いか、
 どういった資質や考えが必要なのか、ということが本書のテーマです。

 第一部が、理論編のようなもので、
 第二部が、ライオンリーダーである経営者の列伝、インタビューという
 構成になっています。


■第一部では、ライオンリーダーになるための鉄則が、18個述べられて
 います。

 その中から一つご紹介します。


■鉄則5 現場から知を練り上げろ

 組織の指示待ち体質を排除して、
 現場から知を練り上げて、実行するようにしろ、と言われています。

 現場が、今週のテーマのようになっていますが、
 現場が考えて、実行する体制をつくれ、ということです。


■また、このように現場で実行するなかで、
 行なうことで知り、知ることで行なう、という知行合一、
 知と行の連鎖が大切だということです。

 知っているだけでも、行なっているだけでもなく、
 知と行、両方があってこそ、本物であるということですね。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     第一部では、ライオンリーダーの鉄則について、
     第二部では、ライオンリーダーの経営者列伝という内容です。
     第二部では、全日空社長の大橋洋治氏、GMO社長の熊谷正寿氏
     ワタミ社長の渡邊美樹氏、加賀電子社長の塚本勲氏といった4名の
     列伝が読めます。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   経営者、起業家。
   リーダーになりたい方。


 ★『羊のリーダーで終わるかライオンリーダーになるか
   ―組織は上に立つ者で決まる』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/lion.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇    現場から知を練り上げて、実行する。
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 知と行の連鎖を測っていますか?
◆
◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月24日 16:59 【書評】 自己啓発 | 『羊のリーダーで終わるかライオンリーダーになるか―組織は上に立つ者で決まる』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月23日

仕事は量で決まる!

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 仕事は量で決まる!
    (「日経ビジネス Associe」 2005 03・01 p.026~)

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■量が質を決める。

 一言で言うと、この特集記事は、”量”の大切さについて言っています。

 量か質か、という問いは、よくありますが、
 答えは、量も質もだ、ということでしょう。


■しかし、質を上げるためには、経験を積んで、そこから学ぶ必要がある。

 だから、量をこなすことが大切ということです。


■わたしも、こうやってメルマガとブログを書いています。

 メルマガだけ、ブログだけというよりも、
 少なくとも量をこなしています。

 メルマガも”情報紹介”と”本の紹介”で、2本立てのようにしています。

 これは、量をこなすことで、どうなるか知りたいということがあるから、
 やっていることです。


■人の倍やっていると言っても良いかもしれませんが、
 そうすると、どうなるかというと、発見することが多くなるな、というのが
 実感です。

 フィードバックの量が多くなるので、そこから、学べることが、
 たくさん出てきます。

 これを、きちんと処理できれば、量をこなすことも、さらに意味がある、
 と最近では思います。


■ただ単に、量をこなすだけでは、質はついてこないでしょう。

 分析し、改善し、自分のモノになるまで、繰り返す。

 こういったことができたら、「きっと、すごいのだろうな」などと思って、
 やっています。

 まだ量をこなすことで、精一杯なので、分析などをうまくやりたいですね。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □  量をこなし、分析し、改善し、自分のモノになるまで、繰り返す。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ 量を増やしていますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月23日 17:00 経済・政治・国際 | 仕事は量で決まる! | コメント(2) | トラックバック

『現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/genbaryoku.html

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■昨日は、『リクルートの現場力』をご紹介しました。
 http://www.bizpnet.com/book/2005/02/genba.html

 リクルートの強さは、現場力、個の力を引き出す点にあるとわかりましたが
 実際、どうやってその仕組みを作ればよいか、もう少し知りたいと思い、
 この本を読んでみました。

 強い企業には強い現場力があるということで、
 本書では、現場力とは何か、強い現場をどう作るかということが書かれて
 います。


■現場力とは

 現場力とは、戦略を軌道修正しながら遂行する「組織能力」という
 ことです。


■戦略と実行は、車の両輪。

 正しい戦略を正しく実行する。
 これが競争力の源であると言われています。

 戦略がない実行は、うまくいく可能性が低く、
 実行の伴わない戦略はただの仮説に過ぎません。

 そのため、現場が、戦略を実行できると言うことが求められるわけです。


■それでは、戦略を実行できる現場をつくるには、どうしたら良いの
 でしょうか?

 いくつか書かれていますが、一つ紹介します。


■否定する力。

 否定する力とは、
 今やっていることが必要なのか、
 必要だとしたら、より良くできないか、
 そういったことを考える力のことです。

 そして、この否定する力が、改善につながるということです。

 この”否定する力”を持てるようにすることで、
 現場の力が強くなるということです。
 

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

   現場力とは何か?強い現場をどう作るか考えたい人に、おすすめです。
   ”会社”の部分を”自分”に置き換えて読めば、自分の仕事などに
   ついても、考えるきっかけになる点もあると思います。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   経営者、起業家。


 ★『現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/genbaryoku.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    今やっていることは、必要なのか?と問うてみる。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ あなたがやっていることで、やらなくてもよいことは何ですか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月23日 16:59 【書評】 経営 | 『現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月22日

人を見る”目利き”になろう

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 人を見る”目利き”になろう
    (「日経ビジネス」 2005.2.21 p.148)

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■この記事は、神戸製鋼所ラグビー部ゼネラルマネージャーの平尾誠二氏の
 話です。

 内容は、リーダーについての話です。


■人を評価することのむずかしさについて、言われています。

  定量的に測定できないためにむずかしい。

  だからこそ、監督、コーチなどは、”目利き”であることが求められる。


■数字のみで判断できないむずかしさをどう克服するかというのは、
 スポーツだけではなく、ビジネスにおいても、同様でしょう。

 360度評価などが必要になってくるのも、この点からでしょう。


■数字だけで、人のやる気につながれば、話は簡単ですが、
 数字だけでは、やる気につながらなかったりします。

 ですから、どうやって、業績以外の部分を評価するかが問題になってくる
 わけです。

 その際に、”目利き”であることが、組織のモチベーションを高められる
 存在には、不可欠だということですね。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □   数字以外の部分も評価できる”目利き”になる。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ ”目利き”になるには、どうしたら良いでしょうか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月22日 17:00 心と体 | 人を見る”目利き”になろう | コメント(0) | トラックバック

『リクルートの現場力』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『リクルートの現場力』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/genba.html

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■筆者の井上氏は、(株)リクルートのHCソリューショングループ
 エグゼクティブマーケティングディレクターだそうです。

 いわゆる、人材ビジネスの営業をやってこられたとのことでした。

 人材輩出企業などと言われるリクルートの強さについて知りたい、と思い
 本書を読んでみました。


■現場の強さがリクルートの力。

 本書を読んで、現場の強さがリクルートの力であると感じました。

 その「リクルートの現場には、「個の力」と「場の力」の二つがある。」
                              (p.76)

 ということで、「個の力」を活かす「場の力」が存在するということです。


■リクルートでは、仕事を割り当てられたり、指示されたり、命令されたり
 しないそうです。

 自分で考え、決定し、実行するそうです。


■個人が、個の力を発揮することで、組織の力が発揮されるということでしょ
 う。

 そして、それを活かす仕組みがリクルートにはあるのだと思いました。

 ”個”と”組織”というのは、現代の大きなテーマであると思いますが、
 リクルートでは、個や現場の力が最大限発揮されるようにすることで、
 全体としての力を出し切ろうとしているのだと思います。

 そして、そういう組織であることによって、
 自分の力を発揮したいと考える人材が集まってくるのでしょうね。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     会社の現場力を上げたいという方に、おすすめします。
     また、現場力について知ることで、経営者人材としての視点も
     学べるように思います。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   経営者。
   起業家。


 ★『リクルートの現場力』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/genba.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    「個の力」を「場の力」で活かす。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ 自分の力を発揮しきれていますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月22日 16:59 【書評】 経営, 書籍・雑誌 | 『リクルートの現場力』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月21日

速読術:年間400冊ビジネス書を読む書評メルマガ発行者が教える簡単速読術

情報をたくさん知るには、どうしたらよいでしょうか?

答えは、簡単です。たくさんの情報に、触れるようにすることですね。

何を当たり前のことを、と思うかもしれませんが、一番の方法です。

しかし、「忙しくて、そんな時間もない。」という方が、多いでしょう。

そんな方には、速読ができると、素早く情報を処理することができるようになります。


速読。

できたら、良いなと思いますよね。

速く読めるようになると、時間の短縮になり、
ほかのことに使える時間も増えます。

そんな速読ですが、簡単にできる「速読術」について、無料レポートとしてまとめました。

どのようなことを意識して、本を読むと、速く読むことができるようになるかわかります。


インプットの処理が速くなると、アウトプットも速くできます。


アウトプットが、違ってきます。

本や情報を速く読めるようになりたい、情報処理のスピードを上げたいという方は、
ダウンロードして、読んで実践してみてください。

時間を有効に活用することができるようになりますよ。


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2005年02月21日 17:05 速読術 | 速読術:年間400冊ビジネス書を読む書評メルマガ発行者が教える簡単速読術

会議で一目置かれる「具体化力」

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 会議で一目置かれる「具体化力」
    (「PRESIDENT」 2005 3.7号 p.64~)

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■明治大学教授の斎藤孝氏による記事です。

 テーマは、会議での話し方です。

 ちなみに、以前、会議の進め方などについて、
 『ファシリテーション・リーダーシップ―チーム力を最強にする技術』を
 ご紹介しました。
 http://www.bizpnet.com/book/2004/11/facili.html
 http://blog.bizpnet.com/2004/11/post.html

 会議力をつけるのに、良い本だと思いますので、おすすめです。


■斎藤氏は、会議で大切なことは、4つの力であると言われています。

 文脈力、引用力、換骨奪胎力、具体力。

 以前、斎藤氏の『「頭がいい」とは、文脈力である。』をご紹介しました。
 http://www.bizpnet.com/book/2004/12/bunmyaku.html
 http://blog.bizpnet.com/2004/12/post_34.html

 文脈力とは、文脈や場を把握する力のことです。

 話のつながりを見つける力とも言えます。


■そして、この記事のタイトルである、具体化力とは、具体的なアイデアを
 出す力のことです。

 抽象的な話をするのではなく、会議の目的を達成するために、具体的に何が
 できるかということを言いましょう、ということです。

 そういった、具体的な提案が、会議を進める力になるということだと思いま
 す。


■とは言え、具体的なアイデアを出すのは、なかなか難しいことですよね。

 それには、日頃からアイデアを出す習慣を持て、と言われています。

 わたしも、思い浮かんだアイデアをメモしていますが、
 メモが有効だとも言われています。

 わたしの場合は、手帳に、書いています。

 そういうアウトプットを、日頃からやることで、具体化力がついていくと
 いうことです。

 わたしは、まだまだ、具体化力が弱いですが、具体的な提案をしようと、
 心がけるだけでも違ってくると思うので、そういう心構えで、ミーティング
 などには参加したいと思います。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □  具体化力をつけるには、日頃から、アイデアを出す習慣を持つ。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ アイデア出してますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月21日 17:00 経済・政治・国際 | 会議で一目置かれる「具体化力」 | コメント(0) | トラックバック

『サービスの底力!―「顧客満足度日本一」ホンダクリオ新神奈川が実践していること』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『サービスの底力!―「顧客満足度日本一」ホンダクリオ新神奈川が
   実践していること』相澤賢二(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/service.html

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■本書は、ホンダクリオ新神奈川の相澤社長による、ホンダクリオ新神奈川が
 実践していることについてです。

 ホンダクリオ新神奈川は、顧客満足度日本一、また、2004年度日本経営品質
 賞を受賞しています。

 そんな本書ですが、相澤社長の視点や考え方が、とても参考になりました。


■顧客満足は自分のため

 顧客満足は、お客さまのために考えるものだと思いますが、自分のために
 やっていると言われています。

 お客様が満足してくれれば、クレームなどがなくなって、不安がなくなる。

 そういったことから、顧客満足は、自分のためであると言われています。


■この顧客満足をどうやって、ホンダクリオ新神奈川で達成しているかは、
 読んでもらうとして、このクレームなどの不安という、何となくですが、
 わかります。

 このメルマガへのクレームなどはないですが、
 おもしろくないと言われたら、嫌だなという気持ち、そんな不安な気持ちが
 あります。

 それが、メルマガの内容を良くしたいという、力になると言えばなりますが
 やはり、不安ではあります。


 ということで、顧客満足は自分のためということは、とても共感できた
 考え方です。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     顧客満足は、自分のためという点だけではなく、顧客満足を達成
     するための方法も参考になります。
     サービスについて、考えたい方におすすめです。


 ▼ 読んでほしい方 ▼

   仕事を楽しくやりたい方。
   やる気になりたい方。


 ★『サービスの底力!―「顧客満足度日本一」ホンダクリオ新神奈川が
   実践していること』相澤賢二 (著)
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/service.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇     顧客満足は、自分のため。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ あなたにとって、顧客満足は、誰のためですか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月21日 16:59 【書評】 サービス, 書籍・雑誌 | 『サービスの底力!―「顧客満足度日本一」ホンダクリオ新神奈川が実践していること』 | コメント(2) | トラックバック

2005年02月18日

サラリーパーソンをやめて起業するときの三つの心構え

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ サラリーパーソンをやめて起業するときの三つの心構え
   (nikkeibp.jpの記事より
   http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep02/357766

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■“ビジネス基礎力”向上計画の第12回です。

 起業をするときの心構えについて、3つ言われています。


■「何から何までやるのが基本」

 基本的には、全部自分でやらないといけないということです。

 面倒くさいからと言って、誰かに任せることもできるでしょうが、
 その責任は、自分で取るということが基本だということです。

 これは、多くの起業家の方が言われていますね。

 とくに、立ち上げ時の苦労話などで、店舗の内装を自分でやったなどと、
 いうことも聞いたりします。


■こういうことが嫌なら、迷っているなら、やめなさいと、言われています。

 どんなことでもやってやる!という気構えがないと、ダメなんでしょうね。

 仕事でもそうですが、やりたいことの中に、やりたくないことが潜んで
 いたりします。

 そのやりたくないこともひっくるめて、やってやる!と思えたら、
 強いですよね。


■でも、やりたくないことがあるから、起業するという人もいると思います。

 そういう場合は、自分の嫌なことや不得意なことを、きちんと把握して、
 それを補う方法を考えておくということも必要でしょう。

 これができていれば、外注するとか、パートナーを探すとか可能でしょう
 から。

 いずれにしても、基本は、自分でやるということでしょうけれど。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □    起業の心得-何から何までやるのが基本。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ 自分がやりたくないこと、不得手なことを把握していますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月18日 17:00 経済・政治・国際 | サラリーパーソンをやめて起業するときの三つの心構え | コメント(0) | トラックバック

『成功前夜 21の起業ストーリー』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『成功前夜 21の起業ストーリー』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/seikou.html

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■一昨日は、『人間発見 私の経営哲学』ということで、経営者の方の話を
 ご紹介しました。
 http://www.bizpnet.com/book/2005/02/watasino.html

 先週は、『プロ論。』で、一流のプロの方の話を紹介しました。
 http://www.bizpnet.com/book/2005/02/pro.html

 本書は、FMラジオ、J-WAVEで、
 オンエア中の”MAKE IT 21”に出演された起業家の方の話を
 まとめたものです。


■ということで、今日は、起業家の話です。

 熱いです。 

 みなさん、熱いです。

 自分の”やりたい”を実現している方々なので、
 その考えや言葉に、強い想いを感じることができます。


■そんなそれぞれの方の話は、本書を読んでもらうとして、
 ”MAKE IT 21”のナビゲーターのショーン・K氏の言葉を
 ご紹介します。

 「人間の成長とは「やりたい(希望)」「やれること(能力)」「やるべき
  こと(責任)」のバランスを保ちながら、それぞれを頂点にする正三角形
  の面積を大きく広げていくプロセスだと思う。」(p.173)

 この後に、やるべきことをやっていくことで、やれることが広がり、
 やりたいことをやれる可能性が広がると続いています。


■やるべきこと、やれることを、一つひとつ、きちんとやっていくことで、
 やりたいことができるようになっていくということだと思います。

 プロセスを省いて、成果だけ欲しいと”思う”ことも間違いではないと
 思いますが、まずは、目の前のやるべきこと、やれることを、しっかり
 やることから、道は開けるということですね。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     やるべきこと、やれることをやっている人たちの言葉を聞くことが
     できます。
     起業したい、夢を実現したいという方におすすめです。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   起業家。
   起業したい方。
   やる気になりたい方。


 ★『成功前夜 21の起業ストーリー』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/seikou.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    やるべきこと、やれることを一つひとつやっていく。
 ◇
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 ◆
 ◆ ⇒ やるべきこと、やれることをやっていますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月18日 16:59 【書評】 起業 | 『成功前夜 21の起業ストーリー』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月17日

巨大空港の改革者たち ~トヨタ式vs松下式~

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 巨大空港の改革者たち ~トヨタ式vs松下式~
   (ガイアの夜明け 2005年2月15日放送
  http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview050215.html

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■中部国際空港(セントレア)が、今日、開港しましたね。
 http://www.centrair.jp/

 この回のガイアの夜明けは、主に、セントレアと関西国際空港(関空)の
 話でした。http://www.kansai-airport.or.jp/


■今日開港したセントレア、10周年の関空。

 セントレアは、トヨタグループの関東自動車の元社長の平野氏が
 社長になり、片や、関空は、松下電器の副社長だった村山氏が社長です。

 ということで、トヨタ式vs松下式となっています。


■しかも、デフレ期に開港するセントレア、バブル期に計画された関空。

 比較にされやすい状況で、国内便や国際便などで、お互い、ライバルとして
 今後は、しのぎを削っていくようです。

 ライバルの存在が、お互いを向上させてくれると良いですね。


■気になった点としては、アジアの他の空港との競争の激化です。

 アジアの空港には、中国・上海や韓国・仁川などのハブ空港があります。

 これらの空港の利便性などから、日本を経由せずに、アジアに行くという
 ことが、増えていくことが予想されます。

 海の港の方では、すでに、日本の港より、韓国の港などの利用が多くなって
 いるとのことでした。

 日本全体としての、アジア戦略、海外戦略が、欠けていることが、
 大きな問題なのかもしれません。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □     全体としての戦略が必要。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ あなたの人生の全体戦略は、ありますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月17日 17:00 経済・政治・国際 | 巨大空港の改革者たち ~トヨタ式vs松下式~ | コメント(0) | トラックバック

『なぜ売れない!セールスマンがはまる7つの罠』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『なぜ売れない!セールスマンがはまる7つの罠』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/wana.html

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■実は、セールススキルについての本だと思って、購入しました。

 ですから、期待していた内容とは、違っていたのですが、期待とは、違った
 気づきを得られたので、良かったです。

 タイトルからして、セールス・パーソン向けの本だと思うのですが、
 どちらかというと、自己啓発の本に近いかもしれません。


■7つの罠とは、

  他責の罠、テレポーテーションの罠、無欲の罠、のんびり屋の罠、
  集団基準の罠、情報遮断の罠、恐怖心の罠

 となっています。


 それぞれについて、どうしてその罠に陥るのか(原因)と、罠に陥ると
 どうなるか(結果)について、書かれています。

 そして、その罠からの脱出法についても、書かれています。


■一つご紹介すると、

   テレポーテーションの罠とは、今・ここに、心が集中していないこと

 を言っています。

 心がどこかに、”テレポーテーション”しているということですね。


■この脱出法としては、今・ここ以外を断ち切ることを、具体的に行なうこと
 です。

 例えば、未来の悩みは、一日の仕事が終わった後に、考えるようにする、
 などがあげられています。

 わたしも、今・ここに、集中できないことがあるので、
 参考にして、実践したいと思います。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    論理的に、わかりやすく、”罠”について、説明してくれています。
    自分を成長させたいと考えている人におすすめです。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   ビジネス・パーソン。
   セールス・パーソン。
   やる気になりたい方。


 ★『なぜ売れない!セールスマンがはまる7つの罠』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/wana.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇     今・ここに、集中する。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒あなたは、今・ここに、集中するためにどんな工夫をしていますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月17日 16:59 【書評】 セールス, 書籍・雑誌 | 『なぜ売れない!セールスマンがはまる7つの罠』 | コメント(2) | トラックバック

2005年02月16日

『人間発見 私の経営哲学』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『人間発見 私の経営哲学』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/watasino.html

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■先週、『プロ論。』を紹介しました。
 http://www.bizpnet.com/book/2005/02/pro.html

 『プロ論。』は、一流のプロの方の話でしたが、
 この『人間発見 私の経営哲学』は、経営者の方の話です。

 日本経済新聞夕刊の「人間発見」に登場した、経営者の方の話をまとめた
 ものです。

 多種多様な業界の経営者の方々の話なので、大変おもしろいです。


■一つ気づいたことは、多くの方が、これまでずっと順風満帆だった、
 というわけではないということです。

 大学受験に失敗したり、親が経営に失敗したり、望んだ道に進めなかったり
 突然社長を任されたり、と思い通りに生きて来ているわけではない
 という事です。


■これらの方々に共通している点があるとしたら、逆境を跳ね返す、
 失敗から何くそっと思って、努力しているということでしょう。

 困難を乗り越える努力をしているということです。

 元々、優秀であったというより、やはり、相応の努力をされているのだと
 いうことがわかりました。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    一流企業の経営者も、もともと一流であったわけではないということ
    が、わかります。
    自分を磨く努力をしてきて、今があるわけですね。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   経営者。
   経営者に学びたい方。
   ビジネス・パーソン


 ★『人間発見 私の経営哲学』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/watasino.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇     困難を乗り越える努力をする。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ 努力していますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月16日 17:00 【書評】 経営, 書籍・雑誌 | 『人間発見 私の経営哲学』 | コメント(0) | トラックバック

経営トップ 「士気高揚の金言」33

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 経営トップ 「士気高揚の金言」33
    (「PRESIDENT」 2005 3・7号 p.88~)

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■今日の「本をチカラに!」で、ご紹介した『人間発見 私の経営哲学』にも
 参考になる様々な言葉がありました。
 http://www.bizpnet.com/book/2005/02/watasino.html

 経営者の方々は、きらりと光る言葉を言われますよね。

 この記事も、経営トップの金言を集めたものです。

 二つほどご紹介します。


■「人間の知恵は無限である。」  トヨタ自動車 張 富士夫氏

  『人間発見 私の経営哲学』でも、同様のことを言われていました。

 同書によれば、これは、トヨタ生産方式を確立した、大野耐一氏から学んだ
 ことだそうです。

 無限なのだから、知恵を出せということです。


■「今と比べると10年前の鈴木さんはたいしたヤツじゃないですよ。」
                       糸井 重里氏

 この言葉は、スタジオジブリの鈴木敏夫氏について、糸井さんが言った言葉
 だそうです。

 鈴木さんは、失敗から学び、成長し、進化している、とも糸井さんは、
 言われています。

 『人間発見 私の経営哲学』に出てくる経営者の方も、もともとすごい方
 だったわけではない、と思いました。

 要するに、どれだけ、努力しているかということですよね。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □       知恵を出し、努力する。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ 知恵を出していますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月16日 16:59 経済・政治・国際 | 経営トップ 「士気高揚の金言」33 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月15日

学習こそ最強のモチベーション

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 学習こそ最強のモチベーション
    (「日経ビジネス Associe」 2005 03・01 p.023)

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■カルロス・ゴーン氏のリーダーシップについての連載の第6回です。

 会社が変わるためには、社員が変わる必要がある。

 では、社員は、どのようにして、変わることができるのか、
 というのが、今回のテーマです。


■ゴーン氏の答えは、”学習”です。

    学びは、終わりがなく、飽きることもない
    自分自身を能力の理解も深まり、自己成長にもつながる

 こういったことを言われています。

 学ぶことで、成長でき、それが、変わることへのモチベーション、
 仕事をする上でのモチベーションになるということですね。


■わたしも、知らなかったことを知ったり、
 できなかったことが、できるようになると、
 大変うれしい気持ちになります。

 ですから、”学び”がモチベーションになるというのは、
 よくわかります。

 人それぞれ、モチベーションは異なると思いますが、
 好奇心を満たす、何かを学んでいく、ということは、
 大きなモチベーションの一つであると思います。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □    学習こそ最強のモチベーション。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ あなたのモチベーションは、何ですか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月15日 17:00 心と体 | 学習こそ最強のモチベーション | コメント(0) | トラックバック

『巨象も踊る』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『巨象も踊る』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/kyozou.html

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■IBMが、中国のレノボ・グループに、
 パソコン事業を売却したのは、記憶に新しいですね。

 本書は、元IBMのCEO、ルイス・ガースナー氏のIBM再建の話です。

 IBMは、1990年代初頭は、メインフレーム事業の収益悪化などによって、
 不振の中にありました。

 そんな中、ガースナー氏は、CEOを引き受けます。


■本書を通じて、感じたことは、
 再建のために、分散している事業、資源を統合することに、
 一番力を注いだということです。

 まず、不必要な資産を売却したり、経費を削減する。

 顧客志向の組織につくりかえる、業績に応じた報酬体系にする。

 このようなことを行なって、”止血”し、再建のメドを立てる。

 さらに、産業界での主導的な立場を取り戻すために、
 成長への戦略を立て、実行する。


■こういった戦略、実行の中で、
 焦点を絞ることが、重要な原則であったように思いました。

 うまくいっていない事業を行なっていると、多角化したい誘惑がありますが
 そうではなく、”自分の強み”に集中したということですね。

 そこには、徹底した分析があったのでしょうが、
 強みを活かすという情熱があったからこそ、
 危機を乗り越え、困難なことも成し遂げられたのだと、感じました。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     IBMの復活劇について知ることができます。
     市場、顧客の要望から、自社の強みを活かす、そういう姿勢が
     学べました。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   経営者。
   ルイス・ガースナー氏から学びたい方。


 ★『巨象も踊る』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/kyozou.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇      自分の強みに集中する。
 ◇
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 ◆
 ◆ ⇒ あなたの強みは、何ですか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月15日 16:59 【書評】 経営, 書籍・雑誌 | 『巨象も踊る』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月14日

勝てない戦はしない 骨の髄まで心配性たれ

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 勝てない戦はしない 骨の髄まで心配性たれ
    (「日経ビジネス」 2005.2.14 p.1)

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■大塚商会相談役名誉会長、大塚実氏へのインタビュー記事です。

 心配性であれ、ということを仰っています。


■次々に、事業を拡大したが、それも自分が心配性であったから、
 と言われています。

 さらに、いったん新事業を始めると、
 大げさなくらいに、ヒト・モノ・カネを投入したのも、
 負けたくない、用心深かったからだそうです。


■大胆不敵と言う言葉がありますが、
 その逆で、小心徹底という感じでしょうか。

 心配性であるから、現状認識を徹底してやる。

 不安感があるから、徹底的に資源を投入する。


■大胆で行動力がある、というのがわたしのリーダーのイメージでしたが、
 小心と言うか、心配性であったとしても、それを活かしさえすれば、
 リーダーたり得るということを、気づかされました。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □    心配を払拭するほど、徹底する。
 □                                 
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 ■
 ■ ⇒ あなたは、不安や心配を活かしていますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月14日 17:00 経済・政治・国際 | 勝てない戦はしない 骨の髄まで心配性たれ | コメント(0) | トラックバック

『3分間社長塾―スピード判断力をつける』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『3分間社長塾―スピード判断力をつける』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/syatyou.html

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■最近、スピードが大切だなと、感じています。

 とくに、判断する際に、迷うことが多いので、
 判断のスピードを速くしたいと思っています。

 ということで、”スピード判断力をつける”という副題に惹かれて、
 読んでみました。


■デキない社長に共通していることは、判断が遅いと言うことだそうです。

 なぜ、遅いかというと、3つの原因をあげられています。


  ・自分の価値観・判断基準が定まらない。
  ・視野が狭い。
  ・自分にとらわれすぎている。


■個人的には、”判断基準が定まらない”という点が、
 とくにあてはまっているように思います。

 著者によると、現在、重要な判断基準は、3つあり、


         正邪、善悪、顧客     


 だそうです。


■顧客とは、お客様に満足していただけるか、ということです。

 これら3つを判断基準として、判断していくようにすると、
 たしかに、適切な判断を下せそうです。

 この他にも、これからの時代に、社長は、どうやって判断したら良いか、
 参考になる点が、多々ありました。

 手帳などにメモして、これから判断する際に、活用していこうと思います。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆ (★4.5)

     基本的には、社長、経営者向けの本です。
     しかし、これからの時代、経営者の視点を身につけることは、
     必要とされてくるので、ビジネス・パーソンにも、参考になる点が
     あると思います。判断力をつけたい人におすすめします。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   社長、経営者。
   判断力をつけたい方。


 ★『3分間社長塾―スピード判断力をつける』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/syatyou.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    現在、重要な判断基準は、”正邪、善悪、顧客”。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ あなたの判断基準は、しっかりしていますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月14日 16:59 【書評】 経営, 書籍・雑誌 | 『3分間社長塾―スピード判断力をつける』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月11日

崖っぷちの団塊が飛び立ち始める年

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ⇒ 崖っぷちの団塊が飛び立ち始める年
   (nikkeibp.jpの記事より
   http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep02/353725
   http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep02/356206

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■2005年の団塊世代についての記事です。

 ”変化に対応できる”シニアが、テーマということです。

 今までいろいろなことをこのメルマガで、取り上げてきましたが、
 企業も、ビジネスパーソンも、シニアも、”変化への対応”が、重要な
 キーワードと言えますね。


■この2つの記事で取り上げられていることは、以下の5つです。

   ボランティアや社会貢献
   ドイツ年
   ゲーム
   フリーペーパー
   セカンドマリッジ


■こう見てみると、団塊の世代だからと言って、とくに、その下の世代と
 変わらないような気もしてきます。

 内容や質的には異なるでしょうが、”見出し”だけを並べてみると、
 どの世代とは言えないのかもしれません。

 そういう意味では、”トランスジェネレーション”的(世代を超えた)な
 共通の話題と言うものもあるでしょう。


■最近、書店に行くと、団塊世代の方が、ブログ関連の本を手に取る様子を
 何度か見かけました。

 現在は、ブログをやっているのは、20~30代が多いですが、
 今後は、増えてくることも考えられますね。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □  テーマにおける、質の違いが、世代間の違いになっている。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ ”トランスジェネレーション”的なモノの見方も必要に?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月11日 17:00 経済・政治・国際 | 崖っぷちの団塊が飛び立ち始める年 | コメント(0) | トラックバック

『プロ論。』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『プロ論。』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/pro.html

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■本書は、「B-ing」で連載中の”プロ論。”を書籍化したものです。

 一流のプロの方々への、仕事についてのインタビューをまとめたものです。

 様々な刺激と気づきを得られました。

 やる気になりたいビジネス・パーソンにおすすめします。


◆「仕事っていうのは、そもそも他人のものなんです。」(p.223)
              映画監督 井筒和幸氏

 ”仕事”という場合は、誰かのためにするものですね。

 自分のためだけにやっているとしたら、それは、”用事”とか趣味と
 言うことになるでしょう。


■とは言え、誰かのためにやるとしたら、それは楽しくないこともあると
 思います。

 しかし、ここに出てくるプロの方は、楽しく仕事をやっている印象を
 受けます。

 何が違うのでしょうか。


◆「逆に遊んでるからすごい魅力なんです。」(p.94)
              司会者 古館 伊知郎氏

 仕事を”遊んでしまえる”、そういう人は、魅力的ということですね。

 本書を通じて、多くの方が、好きなことをやれ、楽しんでやる、ということ
 を言われています。

 そうやって、自分の道を切り拓いてきたのだ、という気概を感じさせて
 くれます。


■わたしも、仕事を楽しくする、ということは、大切だと思います。

 とくに、自分がやりたくないことをやっているときに、どうやって面白く、
 興味深くできるかということを、意識してやっています。

 なかなかむずかしいことですけれど。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★★

     著名な方々の”仕事”についての考えややる気の出し方などが、
     わかり、非常に参考になりました。
     様々な気づきを得られると思いますので、おすすめします。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   仕事を楽しくやりたい方。
   やる気になりたい方。


 ★『プロ論。』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/pro.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    仕事を”遊び”と同じかそれ以上に楽しむ。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ 仕事を”楽しく”していますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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ブログでの紹介:『プロ論。』

2005年02月11日 16:59 【書評】 自己啓発, 書籍・雑誌 | 『プロ論。』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月10日

コンビニ戦国時代 ~王者セブンイレブン 戦略の全ぼう~

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ コンビニ戦国時代 ~王者セブンイレブン 戦略の全ぼう~
  (ガイアの夜明け 2005年2月8日放送分
 http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview050208.html )

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■セブン-イレブンおよびコンビニ業界の今後についてが、テーマでした。

 コンビニの店舗数が増えて、飽和に近づいているということで、
 コンビニ業界全体の売上も横ばいだそうです。


■そんな中で、セブン-イレブンは、どうやって、今後の展開をしていくのか
 といったところが、興味のあるところです。

 ポイントとしては、

   オリジナル商品開発
   オーナー探し
   既存店での売上アップ

 といったところが、取り上げられていました。


■商品開発では、妥協しない。

 オーナー探しでは、飛び込み営業などで、優秀なオーナー、良い立地の出店
 場所を探す。

 既存店では、天候に合わせた発注、ファイスアップ(商品を見えるように
 陳列)するなどを、徹底する。

 これらのことをやっているとのことでした。


■セブン-イレブンの鈴木会長が、

 ”質的に変えると格差が出てくる”と言われていました。

 目新しさがなくなって、当たり前になって、そこからどうするか、
 といった段階に来ている。

 そこで、単に出店数を増やすのではなく、サービスや商品の質を上げると
 いうことで、違いが出てくるということですね。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □   質的に変えることで、格差が出てくる。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ 質を変えるには、どうしたら良いのでしょうか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月10日 17:00 経済・政治・国際 | コンビニ戦国時代 ~王者セブンイレブン 戦略の全ぼう~ | コメント(2) | トラックバック

『よい上司ほど部下をダメにする』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『よい上司ほど部下をダメにする』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/yoi.html

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■先々週に、『だから部下は言われたことをやらない』をご紹介しました。
 http://www.bizpnet.com/book/2005/01/buka.html

 本書も、上司と部下の関係についてが、テーマです。

 『だから部下は言われたことをやらない』を読んでいたときも、心理的な
 問題は大きいなと思っていましたが、本書を読むと、ますます、心理的な
 問題はが、大きい問題なのだなと感じさせられました。


■本書の主張は、一貫しています。

 上司が、「できる部下」と「でいない部下」に選別し、「できない」とみな
 した部下が失敗を重ねる状況を作り出しているということです。

 要するに、「できない部下」を作りだしている原因の少なくとも半分は、
 上司にあると言うことです。


■この点について、心理学の事例などをもとに、解説されています。

 では、どうしたら良いのか、ということは、本書を読んでもらうとして、
 一つ印象に残ったことをご紹介します。

 それは、”フレーム”についてです。

 フレームとは、窓枠のように、物事に境界線を引いて、何を考慮するか
 しないかを決めているものです。


■このフレームが、狭くて二者択一的で、固定化されたものであると、
 解決策に広がりが持てず、選択肢を狭め、解決への可能性などを、低くする
 ことになります。

 わたしが、読書などをする理由の一つに、視野を広げたいということがあり
 ます。

 フレームは、意識的にしろ、無意識的にしろ、誰でも持っているものでしょ
 う。

 このときに、他の視点を持つことが出来れば、新しいフレームで、物事を
 見ることができるように思います。

 そして、フレームを広げることで、可能性も広がると言えるでしょう。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     上司と部下の関係について考えたい方、”失敗おぜん立て症候群”
     について知りたい方は、読まれると良いと思います。
     

     あわせて、『だから部下は言われたことをやらない』も読まれると
     さらに、理解が深まると思います。
     http://www.bizpnet.com/book/2005/01/buka.html

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   ”失敗おぜん立て症候群”について知りたい方。
   上司と部下の関係について考えたい方。


 ★『よい上司ほど部下をダメにする』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/yoi.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    視点を広げて、フレームを広げることが、選択肢を増やすことに
 ◇    つながる。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ 視点を増やす努力をしていますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月10日 16:59 【書評】 経営, 書籍・雑誌 | 『よい上司ほど部下をダメにする』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月09日

図解力を30分でマスター

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 図解力を30分でマスター
    (「日経ビジネス Associe」 2005 02・15 p.024~)

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■図解力とは、「物事を図に分解しながら思考する能力」だそうです。

 わたしは、あまり、”チャート”でモノを考えていないような気がします。

 どちらかというと、言葉とイメージの組み合わせで考えていると思います。

 ですから、いろいろと参考になりました。


■とくに、”3つの基本図解”が参考になりました。

 アイデアクラフト代表の開米氏によると、95%のことが、この”3つの
 基本図解”で、表現できるそうです。

 その3つの図とは、マトリックス、ピラミッド、サーキットです。


■あまり、図で考えないわたしでも、マトリックスは、使います。

 エクセルなどで、簡単に作れますからね。

 そんなマトリックスの作り方で、マトリックスのタテ・ヨコを決めたけれど
 中身を埋めるときに、なかなか埋まらない、空白があったりしますよね。

 この空白に意味があるとのことです。

 簡単に見つからない部分ですから、自分が理解できていないことだったり、
 新しい発見がある部分かもしれないからです。


■このマトリックスなどにおいて、”空白”に意味があるというのは、
 おもしろい指摘でした。

 この特集は、いろいろと参考になりましたが、図解は、なかなか奥が深い
 ような気がします。

 ですから、あまり、図で考えないわたしが、図解をうまく自分で活かせる
 ようになるかは、少し疑問です。(笑)

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □  マトリックスの”空白”には、大きな意味があるかもしれない。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ 図に分解しながら考えていますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月09日 17:00 学問・資格 | 図解力を30分でマスター | コメント(0) | トラックバック

『アレキサンダー最強の帝王学』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『アレキサンダー最強の帝王学』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/areki.html

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■本書のテーマは、アレキサンダーの行動や戦略などから、
 彼のリーダーシップについて学び、リーダーにとって、大切なことは何かを
 知ることです。

 映画”アレキサンダー”が、公開中ということもありますが、
 アレキサンダーのリーダーシップについて学びたいと思い読んでみました。


■著者は、アレキサンダーから学べることを4つにまとめています。

  ・問題を「組み立てなおす」
  ・「提携」を作り上げる
  ・”一体感”を確立する
  ・「象徴」(シンボル)を使いこなす

 これが、リーダーシップの4つの鍵であると指摘されています。


■それぞれについて興味深い話がありますが、”問題を「組み立てなおす」”
 が、とても参考になりました。

 ”問題を「組み立てなおす」”とは、問題を再定義すると言うことです。

 例を上げて、見てみましょう。

 周囲を海で囲まれた島を攻撃する際に、どうするか?

 普通なら、船で攻撃しようとするでしょう。

 どうにかして、船の戦力や海上での戦力を整えることを考えると思います。

 アレキサンダーは、そうではなく、陸から道(突堤)を作りました。

 海上戦を陸上戦に変えてしまったわけです。


■問題の解き方というより、課題自体を変えているわけです。

 目的を達成するために、課題自体を変えてしまう。

 どこかで、視点を変えて、現実を見ていると思うのですが、その発想が
 すごいですね。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    アレキサンダーの戦略や行動から、リーダーシップについて学ぶ
    ことができます。
    リーダーの立場にある人は、何かしら気づきを得られると思います。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   リーダーシップについて学びたい方。
   ”アレキサンダー”から学びたい方。


 ★『アレキサンダー最強の帝王学』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/areki.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    目的を達成するために、課題自体を変える。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ 目的達成の方法に、とらわれない。
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月09日 16:59 【書評】 歴史, 書籍・雑誌 | 『アレキサンダー最強の帝王学』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月08日

女性に魅力ある組織を目指せ

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 女性に魅力ある組織を目指せ
    (「日経ビジネス Associe」 2005 02・15 p.022~)

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■アソシエのゴーン氏のリーダーシップについての連載記事の第5回です。

 この第4回は、女性の活躍についてでした。
 http://blog.bizpnet.com/2005/01/post_11.html 

 ここで、わたしが指摘したとおり、女性の意見をゴーン氏も聞いている
 そうです。

 例えば、女性社員が職場で公平に扱われるにはどうすればいいか、などを
 アンケートを取ったそうです。

 また、ホームページをどう改善すると良いか、意見を聞いて、変更したそう
 です。


■2005年4月に、厚木テクニカルセンターに、社内で初めて、託児所を
 設けるそうです。

 女性が、家庭と仕事を両立できるようにすることが狙いだそうです。

 やはり、育児と仕事の両立が、女性にとっては、大きな課題でしょうから、
 こういった試みが、うまく行くと良いですね。


■また、ゴーン氏は、労働時間の長短は、重要ではないと指摘されています。

 会社にいかに貢献できるか、短い労働時間でも、貢献できてさえいれば、
 良いとのことです。


■なるほどと思いますが、貢献をどう測るのか、この基準が明確でないと、
 なかなか貢献しているかどうかを判断するのはむずかしいでしょう。

 労働時間のみで貢献を測らないのであれば、公正な基準を示すことも、
 必要になると思います。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □    女性が、家庭と仕事を両立できるようにする。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ 女性が、家庭を犠牲にしないで、仕事を出来るようにするには、
 ■   企業はどんなことができるでしょうか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月08日 17:00 経済・政治・国際 | 女性に魅力ある組織を目指せ | コメント(0) | トラックバック

『ビジネスの極意を日本の歴史に学ぶ合戦学』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『ビジネスの極意を日本の歴史に学ぶ合戦学』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/kassen.html

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■本書は、日本の合戦から、ビジネスについての教訓を引き出して、学ぼうと
 いうものです。

 わたしは、あまり日本史(というか歴史)は、くわしくありません。

 ですから、こういった簡単に読める、いわゆるムック本も、おもしろいなと
 思います。


■さて、本書の内容ですが、古代から幕末・維新期までの主だった合戦が紹介
 されています。

 一つご紹介します。


■上田原の合戦 武田信玄 vs 村上義清

 この戦いで、武田信玄は敗れるわけですが、ここから、失敗から失敗の経験
 を活かすことの大切さを指摘しています。

 失敗を知らない者は、大失敗を犯す可能性があるということです。

 さらに、失敗に対する”免疫”も弱いでしょうから、立ち直ることは、
 むずかしいかもしれません。


■逆に、小さな失敗を乗り越えてきた人は、失敗も成功に至る道と思って、
 がんばることができるでしょう。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     簡単に読めるので、合戦から何か学びを得たい方は、読まれると
     良いでしょう。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   合戦から学びたい方。


 ★『ビジネスの極意を日本の歴史に学ぶ合戦学』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/kassen.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    失敗を知らない者は、大失敗を犯す可能性がある。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒  小さな失敗をしていますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月08日 16:59 【書評】 歴史, 書籍・雑誌 | 『ビジネスの極意を日本の歴史に学ぶ合戦学』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月07日

信頼される食のブランド

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 信頼される食のブランド
    (「日経ビジネス」 2005.2.7 p.106~)

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■牛海綿状脳症(BSE)が原因とされるヤコブ病患者が、国内で初めて
 確認され、問合せが殺到しているそうです。

 食の安全性について、気になっている人が多いということの表れですね。

 この記事は、日経BP社の女性消費者にたいする独自調査の結果についての
 記事です。

 食の安全・安心について、200の食に携わる企業・製品ブランドの調査です。

■ランキングの結果が興味深いということもありますが、
 ”安全”と”安心”は、同じようで違うという指摘が、印象的です。

 ある製品が”安全”であるから、必ずしも”安心”を感じるわけではないと
 いうことです。
 
 消費者は、企業イメージや商品のイメージなどで、”安心”を感じる
 ということがあるわけです。


■そこで、”安全”であるということをどう伝え、”安心”を感じてもらうか
 という課題が出てくるわけです。

 この調査では、消費者は、
 ”事実について、簡単な言葉で、慣れ親しんだメディアを使い、全体の視点
  も添えて”、”安全情報”を伝えて欲しいと感じているということです。

 やはり、これが、出来ている企業・製品は、評価が高いようです。


■消費者の信頼を得るために、”安全”を追求していることを、適切に、
 伝える努力が必要ということですね。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □   ”安全”を追求していることを、適切に、伝える。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ あなたなら、食の”安全情報”をどう伝えて欲しいですか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月07日 17:00 経済・政治・国際 | 信頼される食のブランド | コメント(0) | トラックバック

『歴史の哲学』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『歴史の哲学』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/rekisi.html

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■今月、2月1日から、日経新聞の”私の履歴書”は、ピーター・ドラッカー氏
 の話です。

 すでに、95歳ということで、まさに、20世紀の生き字引き的な存在で、
 記事の内容も歴史を感じさせられます。

 ということで、何となく、歴史について、考えたい気持ちになったので、
 ドラッカー氏の『歴史の哲学』を紹介します。


■本書は、ドラッカー氏の著作から歴史に関するものを集めたものです。

 副題に、”そこから未来を見る”とあるように、歴史つまり過去を学んで、
 そこから、現在、未来、そして、社会というものを理解するという内容に
 なっています。

 一つ印象に残ったことをご紹介します。


■知識社会の三つの特質(p.45)

 1.知識は容易に移動するため、境界のない社会になる。
 2.万人に教育の機会が与えられるため、上方への移動が自由になる。
 3.万人が知識を手に入れられるが、万人が勝てるわけではないため、
   成功と失敗が併存する社会となる。

 これらの特徴のゆえに、高度に競争的な社会となる。


■こういったことが書かれています。

 今まさに、私たちは、こういう時代を生きているように感じます。

 だとすると、やはり、知識をどう活用するかということが、
 非常に重要な意味を持ってくるということです。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     これからの社会がどうなるか、といったことに興味がある方が、
     読まれると良いと思います。
     ドラッカー氏のほかの著作と同様、様々な視点や、知的刺激が
     得られました。


 ▼ 読んでほしい方 ▼

   知識社会について考えたい方。
   少し未来の社会を考えたい方。


 ★『歴史の哲学』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/rekisi.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    知識社会は、高度に競争的な社会となる。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ 知識を活かしていますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月07日 16:59 【書評】 歴史, 書籍・雑誌 | 『歴史の哲学』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月04日

上場しない「長寿企業」が元気な理由

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ⇒ 上場しない「長寿企業」が元気な理由
    (「PRESIDENT」 2005 2.14号 p.83~)

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■アメリカのフォーチューン500社を対象にした研究によれば、その企業の
 平均寿命は、40~50年だそうです。

 また、日本の企業の平均寿命は、35年だそうです。

 このように、人の寿命より短い企業の寿命ですが、
 なかには、長い歴史を持った企業も存在します。

 そんな企業の長寿の理由についてが、この記事のテーマです。


■その特徴を、『リビング・カンパニー』という本から、4つ上げています。

 1.環境の変化に敏感。
 2.結束力があり、企業の健康状態を大切にする経営者がいる。
 3.現場の人々の判断を大切にしている。
 4.資金調達に関して保守的。


■中でも、人を大切にしているという共通点が見られるそうです。

 独自のノウハウは、人の頭や技能にあるわけで、
 人を解雇するなどすれば、様々な点でマイナスの影響が出てきます。

 ヘッドハンティングなどでノウハウ流出などが問題になるのは、一つの事例
 でしょうか。


■また、業績不振の際に、大量に解雇するなどして、残った社員の不信を招く
 という影響も考えられます。

 ですから、安易なコストカットのための解雇などは、永続する企業はしない
 ということですね。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □      長寿企業は、人を大切にしている。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ あなたの企業は、人を大切にしていますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月04日 17:00 経済・政治・国際 | 上場しない「長寿企業」が元気な理由 | コメント(0) | トラックバック

『企業生命力』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『企業生命力』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/kigyou.html

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■本書は、今日の「知識をチカラに!」でご紹介した
 『リビング・カンパニー』を改題・改訳したものです。
 (同じ本ということですね。)

 本書の原題は、”The Living Company”です。

 下手な直訳をすれば、”生命企業”とか”生きている企業”といったところ
 でしょうか。


■企業を生き物として見るとどうなるか、という観点から本書は書かれていま
 す。

 また、著者は、ロイヤル・ダッチ・シェルの元プランニンググループの
 責任者で、シェルでの経験をもとに、本書は書かれています。


■テーマとしては、永続する企業に見られる共通点についてです。

 変化に対応している企業が生き延びているということから、変化に対応する
 ために必要なものは何かということも探っています。

 その答えを書くと、それは、”学習”です。

 学習によって得た知識によって、変化に対応してきているということです。


■これは、個人においても同じことでしょう。

 学習し、学んだことを活かすことで、可能性を拡げることができる。

 環境の変化に対応する、もしくは、環境を作り出す能力を開発する。

 そこには、学習の過程が必要になります。


■個人においても簡単なことではないですが、組織においても、学習する組織
 をつくるのは、容易ではないようです。

 この点についてや、企業を生き物として見る、生物学的に見るなどは、
 本書を読んでもらうとして、
 学習によって、行動を変えていくこと、変化に対応していくことが、
 生き残るためには、不可欠であるということです。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     永続する企業、リビング・カンパニーの特徴などについて、
     知りたい方におすすめです。
     また、学習についても、興味深い知見を得られると思います。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

   経営者、起業家。
   経営企画などに携わるマネージャー。


 ★『企業生命力』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/kigyou.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    学習によって得た知識によって、変化に対応する。
 ◇
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 ◆
 ◆ ⇒ 学習していますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月04日 16:59 【書評】 経営, 書籍・雑誌 | 『企業生命力』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月03日

カーナビの未来地図

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ カーナビの未来地図
   (ガイアの夜明け 2005年2月1日放送
 http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview050201.html

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■一昨日のガイアの夜明けは、カーナビの未来についてでした。

 とくに、パイオニアの新商品開発についての話題が中心だったように、
 思います。

 カーナビの方向性などいろいろ興味深かったですが、いくつか気になった
 ことを書きたいと思います。


■カーナビの地図製作。

 以前から、この地図は、どうやって製作されているのかと疑問でしたが、
 かなり、アナログ的な方法で、製作されていることがわかりました。

 現地調査で、コンビニを確認したり、建設中のマンションは、更地と表記
 に変更したりするとのことです。

 地図製図会社 インクリメント・ピー株式会社の畑野取締役の言葉が印象的
 です。

 「現実を100%写し取るのはむずかしい。永遠の努力。」

 建物が壊されて、新しい建物が作られる、日々、変化する”現実”を地図に
 写し取るのは、そう簡単ではないわけですね。


■アメリカのカーナビ普及率。

 カーナビの普及率は、わずか1%だそうです。

 道がわかりやすいアメリカで、カーナビを必要とする人は、少ないのかも
 しれません。

 しかし、アメリカの車は、2億3000万台あると言われ、膨大な市場が未開拓
 であるとも言えます。


■よく、セールスの話で、アフリカに行った靴のセールスマンの話が
 ありますね。

 アフリカの人たちが、靴を履いていないのを見た、2人のセールスマンは、
 違った反応をした。

 1人は、

   ”誰も靴なんか履きはしない。こんなんじゃ、売れない。”

 もう一人は、

   ”誰も靴を履いていない。これなら、ものすごく売れるぞ。”


■カーナビのライバルも続々参入しているようで、これからが、競争が本格化
 するようです。

 どういう形で、アメリカで普及していくかは、わかりませんが、おそらく、
 アメリカでも、カーナビを利用する人たちが増えていき、日本とは違った形
 かもしれませんが、普及していくのではないでしょうか。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □  普及していないからと言って、将来も普及しないとは限らない。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ カーナビをアメリカで売るとしたら、どうしますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月03日 17:00 経済・政治・国際 | カーナビの未来地図 | コメント(2) | トラックバック

『世間のウソ』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『世間のウソ』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/uso.html

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■月曜日(2005年1月31日)のメルマガで、
 『鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く!」-セブン-イレブン式
 「脱常識の仕事術」』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/01/hontou.html
 をご紹介しました。

 ”ウソ”つながりで、本書を読んでみました。


■本書で扱っている”ウソ”とは、「世論を誤らせる構造的なウソ」(p.4)
 です。

 宝くじからアメリカの対イラク戦など、広範に渡るテーマで、上記のような
 ”ウソ”について、論じられています。

 例えば、電話加入権の廃止によって、加入金の返金義務が発生しないと
 したら、それは詐欺であるなどです。


■正直、本書を読んでいくうちに、そしてこの文章を書いているうちに、
 少しずつ無力感のようなものを感じます。

 それは、こういったことを知ったところで、変える力がないということを
 感じているのかもしれませんし、ここまで一つひとつの報道なりニュース
 なりを読み解く労力をかけたくないという感覚かもしれません。


■とは言え、報道やニュースなどを、うのみにせずに、本当だろうかと考え、
 自分としての見方や情報収集方法を持つことは、大切なように感じました。

 ただ、一般的に一次情報を得ることは、簡単なことのようには思えません。

 ですから、少なくとも、報道する側の”フィルター”がかかっている可能性
 があることは、忘れないようにしたいですね。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     世論を誤らせる構造的なウソには、どんなものがあるか知りたい方
     は、読まれると良いでしょう。


 ▼ 読んでほしい方 ▼

   仕事を楽しくやりたい方。
   やる気になりたい方。


 ★『世間のウソ』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/uso.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇   本当だろうかと考え、自分としての見方や情報収集方法を持つ。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ 自分なりの情報収集方法を持っていますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月03日 16:59 【書評】 その他, 書籍・雑誌 | 『世間のウソ』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月02日

仕事とバリューとスキルのバランスを考える

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 仕事とバリューとスキルのバランスを考える
  (nikkeibpの記事より
   http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/rep02/356365

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■以前から何度かご紹介している「“ビジネス基礎力”向上計画」の第11回
 です。

 価値と能力を仕事と一致させることが大切だということを言われています。


■自分が行なっている仕事と、価値観、能力を一致させるとはどういうことで
 しょうか。

 仕事とスキルを一致させるとは、仕事で必要とされる技能を身につけている
 その仕事をうまくこなせるだけの能力があるということでしょう。

 仕事と価値観を一致させるとは、競争が好きではない人であれば、営業成績
 で給料が決まるような営業には向かない、逆に、こういう職場には、競争が
 好きという人が向くということでしょう。


■さて、これらが仕事と一致していると良いというのは、わかります。

 しかし、価値観と仕事、職場が一致するかは、やはり、その職に就いてみな
 いと、本当のところはわからないというのが、多いのではないでしょうか。

 そうすると、どこかで妥協しながら、仕事をするということになります。

 嫌なこともやりながら、仕事を続けるということになってしまいます。

 そうすると、やる気もなくなってくるでしょう。

 そして、転職したくなるということにつながっていくということです。


■スキルについては、自分が身につける以外に方法はないように思いますが、
 価値観は、どうでしょうか。

 入社前に、その会社が持っている使命やビジョンから判断することになるの
 でしょうか。

 できれば、そこで働いている人に一度会って、話を聞けると良いですね。

 さらに、面接時などで、その会社が大切にしている”価値”も尋ねると
 良いのでしょう。

 これで、十分というわけではないですが、仕事のスキル的なことだけで、
 判断するということは避けられますね。


■スキルも大切ですが、バリューも大切と言うのは、よくわかりますが、
 仕事とバリューを一致できる仕事をするというのは、容易ではないように
 思えました。

 だからこそ、一致させることが大切ということですね。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □    仕事と、価値、スキルを一致させる。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ あなたは、今の仕事と、価値、スキルが一致していますか?
 ■
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2005年02月02日 17:00 経済・政治・国際 | 仕事とバリューとスキルのバランスを考える | コメント(0) | トラックバック

『30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/30sai.html

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■著者の山本氏は、20~30代に、自分を成長させるための戦略を自分で考える
 という発想がないのでないかと指摘されています。

 そんな20~30代のために、本書は書かれています。

 そして、副題に、’「ほんとうの仕事術」を学ぼう’とあるように、
 仕事術と成長戦略が、本書のテーマです。


■また、「本書を手にする読者の期待を裏切りたくないという思いから、
 カバーする範囲はどんどん広くなっていった。」(p.2)と著者が言われる
 ように、MBA的ビジネススキルや思考法など広範なテーマについて
 述べられています。

 ですから、2つほど、印象に残ったことを書きたいと思います。


■まず、一つは、経営者人材をめざせ、と言われていることです。

 この点は、以前ご紹介した
 『「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト』
 http://www.bizpnet.com/book/2004/11/kasegi.html
 でも、指摘されています。

 やはり、経営者が必要とする能力をこれからのビジネス・パーソンは、
 身につけていく必要があるということですね。


■もう一つは、”利他欲”という言葉です。

 利他とは、他人の利益を考えると言うことですよね。

 そして、利他欲とは、他人に貢献したいと思うことだと思います。

 この”利他欲”を自分のエネルギーとして、経営者人材をめざすことが、
 重要であると指摘されています。

 人格とスキルを高めることが必要ということだと感じました。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     成長の方法論や仕事術について、考えたい方におすすめします。
     広範なテーマについて語られていますが、非常にわかりやすく、
     参考になる点が多いと思います。

     併せて、田坂
    『仕事の思想―なぜ我々は働くのか』
     http://www.bizpnet.com/book/2005/01/sigoto.html
     も読まれると、なお一層、いろいろと考えを深めることができると
     思います。

 ▼ 読んでほしい方 ▼

     20~30代のビジネス・パーソン。


 ★『30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/30sai.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇   ”利他欲”を自分のエネルギーとして、経営者人材をめざす。
 ◇
 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆
 ◆ ⇒ あなたの”欲”は、どんなものですか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月02日 16:59 【書評】 自己啓発, 書籍・雑誌 | 『30歳からの成長戦略 「ほんとうの仕事術」を学ぼう』 | コメント(0) | トラックバック

2005年02月01日

常識破りの食品スーパー

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 ■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■               
                                   
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 ⇒ 常識破りの食品スーパー
    (「日経ビジネス」 2005.1.31 p.124~)

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■スーパーを取り巻く環境は厳しいと言われています。

 そんな中でも、成長しているスーパーがあります。

 そういった、成長している食品スーパーについての記事です。


■この記事では、いくつかのスーパーを取り上げているのですが、とくに、
 京都市にある、ハートフレンドというスーパーの記事が気になりました。

 まず、同社の井上社長は、”夢こそ会社成長の原動力”と、2010年に、
 業容を今の10倍にすると、言われています。

 また、エブリデー・ロー・プライスを実現するために、新聞の折込広告を
 廃止しました。


■さらに、小商圏で、寡占体制を敷くために、出店を”コンビニと同じぐらい
 の密度で出店していく”そうです。

 めざすのは、コンビニ・スーパーで、24時間営業も、3分の1の店舗で行なっ
 ています。

 さらに、若手の育成にも力を入れているとのこと。


■大きな目標、営業エリアを狭く、顧客が望むサービス、若手などの権限を
 大きくする。

 こういったことを実施して、業績を上げているわけですね。

 成功している企業は同じようなことをやっているような気がします。

 どん底スーパーが甦った
 http://blog.bizpnet.com/2005/01/post_13.html 

 ↑以前の記事で、東武ストアのV字回復について紹介しました。

 ここでも、”コンビニエンス・ストアのような食品スーパー”ということを
 掲げています。

 同じ食品スーパーですから、取ることができる戦略は、似てくるのかも
 しれません。

 ★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 □                                 
 □  大きな目標、営業エリアを狭く、顧客が望むサービス。
 □                                 
 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■
 ■ ⇒ 勝つための戦略を取っていますか?
 ■ 
 ■  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月01日 17:00 経済・政治・国際 | 常識破りの食品スーパー | コメント(0) | トラックバック

『小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略』

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 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/mouke.html

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■本書のテーマは、タイトルのとおり、小さな会社、中小企業が、儲けるため
 には、どうしたら良いかというものです。

 また、副題に、”ランチェスター経営7つの成功戦略”とあるように、
 ランチェスターの法則を経営に活かすには、どうしたら良いか、ということ
 を教えてくれています。


■2002年に発売された本なので、読まれたことがある方も
 おられると思いますが、

 『小さな会社★集客のルール ランチェスター経営 ホームページ成功戦略』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/01/syukyaku.html
 が最近、出版されたので、再読してみました。


■一番印象に残ったことは、”顧客戦略”についてです。

 顧客戦略のキーワードは、”お客様が思っている以上のなにか”を提供する
 ことです。

 具体的には、お礼のハガキを出すやニュースレターを送るなどが書かれて
 います。

 この本が出版されてからだったか、お礼のハガキなどを出そうと言われる
 ようになった気がしますが、今でも、そういったものを受け取る機会は、
 個人的には、少ないですね。


■ただ、あくまで、こういった方法は、例だと思います。

 いずれにしても、期待以上のものを提供するということが、大切な戦略だと
 思います。


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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     小さな会社の経営者でランチェスター経営とは何か知らない方や
     まだ読んだことがない方は、一読されることをおすすめします。


 ▼ 読んでほしい方 ▼

   小さな会社の経営者。
   起業家。
   セールス・パーソン。


 ★『小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略』
   http://www.bizpnet.com/book/2005/02/mouke.html

 ★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇
 ◇    お客さまの期待以上のものを提供する。
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 ◆ ⇒ 期待以上のものを提供していますか?
 ◆
 ◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年02月01日 16:59 【書評】 経営, 書籍・雑誌 | 『小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略』 | コメント(0) | トラックバック