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2008年10月17日

柳家小三治・落語家「笑いの奥に、人生がある」

 ⇒ 柳家小三治・落語家「笑いの奥に、人生がある」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年10月14日放送分
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/081014/index.html )

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■「お前の噺は、おもしろくねえな」

 と、落語家が師匠に言われたら、真剣に悩んでしまうのではないでしょうか。

 この回の「プロフェッショナル」の柳家小三治さんは、
 柳家小さん師匠に、そう言われたそうです。


■それから、おもしろいとは何か、と考えたり、
 おもしろいと言われる落語や映画をたくさん見に行ったりしたそうです。

 そして、あるとき

 「落語をおもしろくするには、おもしろくしようとしないことだ。」

 という、古今亭志ん生の言葉を、人づてに聞いたそうです。


■笑わせるのではない、笑ってしまうのが芸

 笑わせようとして、笑わせているのは、まだ本物ではないのかもしれません。

 笑いに本物も偽物もあるかという話もあるかもしれませんが、
 自然ではないでしょう。

 笑いを提供する人は、「触媒」のようなものなのかもしれません。


■少し話がずれますが、「学ぶ」ということに近いものがあるように
 思いました。

 教育などでは、教えることよりも、自分で学ぶこと、発見することを
 手助けすることが重要だと思います。

 自分で発見したことは、記憶に残りやすいと思いますし、
 それこそ、学ぶ価値や意味を知る良い経験になります。

 教えてもらって、学ぶことも、「学ぶ」ことに変わりはありませんが、
 その後が違ってくるように感じます。


■自分が発見したことや感じたことが、本物かどうかといったことは、
 あまり意味がないことなのかもしれません。

 しかし、そういうことを大切にしたいという気持ちは重要だと感じています。

 その積み重ねが、自分という存在を作っている気がするからです。

 そして、相手の感情や学習の自然な助けになることができたら、
 人は、うれしく感じるものなのでないでしょうか。

 なかなか簡単なことではなかったりしますが。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    笑わせるのではない、笑ってしまうのが芸
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 人の感情の触媒になってみる、相手の発見を手助けしてみる

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年10月17日 17:00 その他 | 柳家小三治・落語家「笑いの奥に、人生がある」 | コメント(0) | トラックバック

『悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル』國貞克則(著)

 ⇒『悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル』國貞克則(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/10/manebi.html

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■本書は、『財務3表一体理解法』などの著者に國貞克則による、著書です。
  http://www.bizpnet.com/book/2007/06/zaimu3.html

 マネジメントについて書かれています。

 とくに、組織・人、戦略について書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「人間関係の問題は「私は正しい、あなたは間違っている」という自己中心
  的な考え方がぶつかり合うことが原因になっているのです。」
(p.36)

■経営やマネジメントは、人が行うものです。

 企業は人なり、と言ったりします。

 その関係が簡単だと良いのですが、人間関係で悩んだりするものでしょう。

 そういった問題の多くは、相手が悪いという考え方にあるのかもしれません。


■もちろん、相手が悪いこともあると思います。

 しかし、相手を責めることだけで、ビジネスや組織がうまく行くなら良いで
 すが、責めることで、人間関係も悪くなってしまうかもしれません。

 大きな目標や目的のために、どうすれば良いのか、考えることが重要
 でしょう。

 ベクトルの矢印の向きを、将来をより良くすることに変えることが、
 大切だと思います。


■本書では、組織や人、そして、戦略といったものを、
 多面的に捉えようとしています。

 この点がとくに良かったです。

 組織や戦略などについて、学びたいマネージャーや経営者の方が
 読まれると、そうだなと実感できることなどがあるでしょう。

 マネジメントについて考えたい方などが読まれると良いと思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書は、『財務3表一体理解法』などの著者に國貞克則による、
    著書です。
     http://www.bizpnet.com/book/2007/06/zaimu3.html
    マネジメントについて書かれています。
    とくに、組織・人、戦略について書かれています。
    マネジメントについて考えたい方などが読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   マネジャー。
   経営者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』石田淳(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2007/10/koudouka.html

  『「先読み力」で人を動かす~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント』
  村中剛志(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/sakiyomi.html

 ★『悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル』國貞克則(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/10/manebi.html
  『悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル』國貞克則(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    人間関係の問題は「私は正しい、あなたは間違っている」という
◇    自己中心的な考え方がぶつかり合うことが原因になっている

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◆ ⇒ 相手を責めずに、より良い未来にベクトルを向けていますか?

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2008年10月17日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『悩めるマネジャーのためのマネジメント・バイブル』國貞克則(著) | コメント(0) | トラックバック