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2008年05月13日

読まれる文書、バカにされる文書「プレジデント」 

 ⇒ 読まれる文書、バカにされる文書
   (「プレジデント」 2008.6.2号 p.27~
     http://www.bizpnet.com/zassi/08/06/pre0602.html

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■文書、文章の書き方は、あまり習ったことがないからでしょうか、
 むずかしいですよね。

 この号の「プレジデント」の特集は、読まれる文書などについてです。

 企業トップ12人が日常文書を添削したり、メール術指南など、
 文書を書く際に、参考になることが多い特集でした。

 そんななか、印象に残ったのは、次の記事です。


■「原稿1枚・5枚・10枚別」スラスラ書く技術

 樋口裕一氏と齋藤孝氏が、スラスラ書く技術について、書かれています。

 お二人が、スラスラ書くための基本と習慣を教えてくれています。

 どちらも、参考になりましたが、樋口裕一氏の基本と習慣を紹介します。


■書けるようになるための5つの基本

 1 「演繹型」の短文を練習する
 2 「帰納型」の短文を練習する
 3 ビジネス文書では、最初に結論をいう。
 4 次に問題点を洗い出し、つぶしていく。
 5 根拠として比較データを示す。


■書けるようになるための5つの習慣

 1 常に「二項対立(表裏)」を意識する。
 2 「WHAT(定義)」で考えるクセをつける。
 3 「WHERE(地理的条件)」の視点をもつ。
 4 「WHEN(歴史的条件)」を検証する。
 5 「実読」より「楽読」に投資する。


■まずは、演繹なのか、帰納なのか、意識することが重要なのかもしれません。

 どちらにしても、根拠は必要です。

 根拠がなければ、説得力がありませんから。

 そして、二項対立で考えるのは、反対意見や違った視点を知るために
 重要なことでしょう。

 別の可能性も考えつつ、事実はどちらなのか。

 こう考えると、論理展開に説得力が増すように思います。

 こういった文章の基本や習慣を身につけておくと、
 それなりの文書、文章が書けるようになるのでしょうね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    文章の基本や習慣を身につけておくと
□    それなりの文書、文章が書けるようになる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 文書、文章の基本を身につけていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【関連記事】

一流の「ビジネス文書」術

2008年05月13日 17:00 スキルアップ | 読まれる文書、バカにされる文書「プレジデント」  | コメント(0) | トラックバック

『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著)

 ⇒『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』
   マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/microt.html

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■本書の著者、マーク・J・ペン氏は、ビル・ゲイツ氏のアドバイザーで、
 ビル・クリントン氏の大統領選、および政権のアドバイザーでもあり、
 ヒラリー・クリントン氏の大統領選のチーフ・ストラテジストだそうです。

 そんなペン氏が、アメリカなどの小さなトレンドについて、
 統計などから教えてくれています。

 メガトレンドとは違い、大きなトレンドではないが、それなりの影響力が
 あるトレンドを、紹介しています。


■興味深いトレンドが、41紹介されています。

 大きなトレンドも重要ですが、まだ大きなトレンドになっていない、
 これから大きなトレンドになるかもしれない、大きくはならないかもしれな
 いが、人々の行動に影響を与えているトレンドを知ることも、
 価値観などが多様な現代では、有益でしょう。

▼ ここに注目 ▼

 「ペットを受け入れるだけでなく、豪華な犬用のベッドやトイレを用意して
  いるホテルがますます増えている。」(p.99)

■日本でも、ペットが増えているということですが、
 アメリカでも、同様というか、日本よりもペット好きな人が多いようです。

 犬と一緒に泊まれるようなホテルがあるそうです。

 日本では、あまり聞いたことがありません。

 これから、日本でもつくったら、おもしろいかもしれませんね。


■本書では、こういったマイクロトレンドについて、様々な事例が紹介されて
 います。

 それらのトレンドにおける日本の事例について、
 『下流社会』の著者、三浦展氏が、解説されています。

 アメリカの事例だけでなく、日本の状況もわかる点も、本書の良いところ
 だと思います。

 マイクロトレンドから、今の社会、これからの社会について、
 知ることができる一冊です。

 トレンドを知っておきたい方が読まれると、
 興味深く読めると思います。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    本書の著者、マーク・J・ペン氏は、ビル・ゲイツ氏のアドバイザー
    で、ビル・クリントン氏の大統領選、および政権のアドバイザーなど
    を務めた方だそうです。
    マイクロトレンドということで、小さなトレンドを統計などから、
    紹介しています。
    それらの影響や、日本のトレンドなどについても、知ることができ
    ます。
    マイクロトレンドに興味がある方は、読んでみてください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   マイクロトレンドを知りたい方。
   トレンドに興味がある方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『メガトレンド2010』パトリシア・アバディーン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2006/07/mega.html

 ★『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』
   マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/microt.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    マイクロトレンドから、今とこれからの社会を考えてみる

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◆ ⇒ マイクロトレンドに興味を持っていますか?

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2008年05月13日 16:59 【書評・感想文】 経済 | 『マイクロトレンド―世の中を動かす1%の人びと』マーク・J・ペン(著),E.キニー・ザレスン(著) | コメント(0) | トラックバック