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2008年07月21日
イノベーションを育てる上司、潰す上司
⇒ イノベーションを育てる上司、潰す上司
(「プレジデント」 2008.8.4 p.108~
http://www.bizpnet.com/zassi/08/08/pre0804.html )
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■イノベーションを生みだすために、必要なことは、いろいろあります。
(どういったことが必要かということを知りたい方は、
『イノベーション・マネジメント』を、まずは読んでみると良いかと
思います。
http://www.bizpnet.com/book/2007/02/inomane.html )
その一つに、イノベーションを生み出しやすい状況をつくる、上司の存在が
あるでしょう。
この「プレジデント」の記事では、
イノベーションと上司について取り上げられています。
■イノベーションのコーチは上司
リーダー、上司は、イノベーションのコーチになると良いということです。
その仕事は、簡単にまとめると、
1 率直な評価を与える
2 力を貸す
3 自由な会話を促進する
という3つになるそうです。
■1と3が、対立してしまう可能性があるような印象を受けます。
率直に評価を伝えると、部下は、萎縮してしまうかもしれません。
こういう点が、むずかしいところではないでしょうか。
■「おそらくリーダーの最も重要な役目は、メンバーに「消費者がボス」で
あることを認識させ、いわゆる顧客目線が意思決定の中心に据えられ続ける
ようにすることだろう。」
ということで、こういった視点を率直に伝えつつ、
部下が萎縮せずに、顧客の目線を持った、アイデア、イノベーションを
引き出せるようにする。
それが、イノベーションにおける、上司、リーダーの役割なのでしょう。
なかなかむずかしいことではあると思いますが。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ イノベーションのコーチは上司
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■ ⇒ イノベーションのコーチになっていますか?
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2008年07月21日 17:00 経営 | イノベーションを育てる上司、潰す上司 | コメント(0) | トラックバック
『アンディ・グローブ[上][下]』リチャード・S.テドロー(著)
⇒『アンディ・グローブ[上][下]』リチャード・S.テドロー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/07/andy1.html
http://www.bizpnet.com/book/2008/07/andy2.html
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■インテルの元CEO、アンディ・グローブ氏の評伝です。
アンディ・グローブ氏について、インテルについて知ることができます。
■アンディ・グローブ氏というと、
"Only the Paranoid Survive"(パラノイアだけが生き残る。)
という言葉が、思い起こされます。
■『インテル戦略転換』(原題は、“Only the Paranoid Survive”)という
グローブ氏によるインテルの戦略などについての著書があるのですが、
日本語では、2008年7月現在絶版のようです。
(原書はアマゾンなどで購入可能です。)
もし、『インテル戦略転換』を読んでいない方で、インテルなどについて
興味がある方が、読まれると良いと思います。
本書では、幼少期からアメリカへの移民などについても、描かれていますの
で、この言葉も、ビジネスにおいて生き残るという意味だけではないのかも
ということを知ることができます。
▼ ここに注目 ▼
「マネジメントについてのグローブ流発想:
マネジメントとは、上から与えられたいくつもの業務をうまくこなす術
を指す。業務を小分けにしてひとつ下の階層に割り当て、部下たちがそれ
ぞれの業務を引き受けてくれたら、業務全体を完了するメドがついたと
いえる。」(p.233)
■本書では、グローブ氏の日誌の一部が紹介されています。
この文章は、その日誌からのものです。
グローブ氏は、もともと技術者で、MBAなどの資格を持っているわけでも
ないですが、現場をうまくマネジメントする術を学んでいったようです。
日誌から、そういうことを知ることができます。
■かなり忙しいにも関わらず、業務の日誌をつけているらしいことが、
わかりました。
日記や日誌の効用を、実際の例として、感じることができました。
■本書は、アンディ・グローブ氏とインテル、インテルとコンピュータ産業、
そういったものの時代や、変化、歴史ということを、描いています。
稀有な経営者であるアンディ・グローブ氏から、何を学ぶのか。
人によって異なるでしょう。
ビジネスについて、変化への対応について、マネジメントについて、
生き方について、学べることがあると思います。
インテルやアンディ・グローブ氏に興味がある方は、読んでみてください。
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
アンディ・グローブ氏の評伝です。
アンディ・グローブ氏の幼少期からインテルを大企業にして、
インテル引退後まで、描かれています。
アンディ・グローブ氏の人生から、ビジネスや変化への対応、
マネジメントについてなど、学ぶことができます。
経営者の方などが読まれると良いと思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
経営者。
▼ あわせて読みたい ▼
『成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝』
http://www.bizpnet.com/book/2007/01/gomibako.html
『IKEA超巨大小売業、成功の秘訣』
http://www.bizpnet.com/book/2007/03/ikea.html
★『アンディ・グローブ[上][下]』リチャード・S.テドロー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/07/andy1.html
http://www.bizpnet.com/book/2008/07/andy2.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◇ 日誌をつけることで、頭の整理やマネジメントに役立つ
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◆ ⇒ 日誌をつけていますか?
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2008年07月21日 16:59 【書評・感想文】 起業 | 『アンディ・グローブ[上][下]』リチャード・S.テドロー(著) | コメント(0) | トラックバック