« 2008年07月29日 | トップページ | 2008年07月31日 »
★知っているだけで、十分ですか?このブログは、メルマガ「知識をチカラに!」のバックナンバーブログです。
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 ↓情報・知識を活かしたい方は、ご登録を!
【メルマガ登録】 (無料)
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 Powered by |
2008年07月30日
北風と太陽を使いこなすジョセフ・ナイ流リーダー術
⇒ 北風と太陽を使いこなすジョセフ・ナイ流リーダー術
(「NIKKEI NET Biz Plus」
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/jinji/rensai/camel2.cfm )
-----------------------------------
■リーダー論についての記事です。
とくに、グローバルなビジネスをリードする人材に求められることについて
書かれています。
リーダー論は、それこそ、いろいろあるのですが、
グローバルなリーダーだけではなく、それこそ、日常生活においても、
活用できる考え方だと感じました。
■ハーバード大学ケネディスクールのジョセフ・ナイ教授のリーダーについて
のエッセンスを紹介しています。
ハードパワー+ソフトパワー=スマートパワー
ハードパワーとソフトパワーの両方を使いこなす、スマートパワーが
重要ということです。
■ハードパワーとソフトパワーを使いこなすスマートパワー
・置かれている環境(状況)とその変化を理解すること
・変化や流れに乗じて、運を引き寄せること
・その時々の状況や支援者のニーズに応えてリーダーシップのスタイルを
使い分けること
スマートパワーとは、こういった能力、スキルということです。
■状況に合わせて、変えていくことが重要ということがわかります。
変化の早い現代だからということもあると思いますが、
人に合わせてリーダシップのスタイルなどを変えるということも、
求められるのでしょう。
空気が読めない人などが、一時期話題になっていました。
状況の理解とは、空気だけではなくて、置かれている環境なども理解できて
いることのように思います。
ここまで、柔軟にできるリーダーが、今は求められているのかもしれません。
(で、こういうことが出来る人は、人間関係も上手そうな気がします。
そうだとすると、ビジネスだけではなく、プライベートなどでも、
あったら良いような能力のように思うのですが、どうでしょうか。)
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□
□ ハードパワー+ソフトパワー=スマートパワー
□
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■ ⇒ スマートパワーを使いこなしていますか?
■
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2008年07月30日 17:00 スキルアップ | 北風と太陽を使いこなすジョセフ・ナイ流リーダー術 | コメント(0) | トラックバック
『あたらしい戦略の教科書』酒井穣(著)
⇒『あたらしい戦略の教科書』酒井穣(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/07/senkyo.html
-----------------------------------
■本書は、『はじめての課長の教科書』の著者、酒井穣氏による
戦略についての著書です。
「私は「戦略の実行」という現場の観点から“逆算”して構築された戦略の
実務書が広く求められているという結論に至り、本書の執筆を決めました。」
ということで、本書は、戦略の実行のための実務書ということです。
だからでしょうか。
戦略のフレームワークを列挙して、使い方を考えるといったような内容
ではありません。
▼ ここに注目 ▼
「我々のような普通の人間に戦略が必要なのは、現状を完璧に把握したり、
未来を完全に予測したりすることが不可能だからに他なりません。」
(p.38)
■このために、よりよい意思決定やコミュニケーションのためのツールとして、
「戦略」というものがあるということです。
本書で言うところの「戦略」は、旅行の計画のようなものということです。
この「計画」を、どう考えて、実行するか、これが、戦略の要ということに
なるでしょう。
■本書は、戦略実行のための実務書ということで、基本的なことがわかりやす
く書かれています。
この点が良かったです。
一方、もう少し突っ込んで書いたおいたほうが良いのでは、
と思ったこともあります。
■戦略実行は、うまくいっているときは、良いのですが、
うまくいかなくなってきた、予想通りに行っていない、そういうときに
いろいろと問題になります。
本書でも、1項を割いていますが、もう1点と合わせて、
1章にしても良いかなと思います。
そのもう1点とは、撤退についてです。
撤退もむずかしいことです。
どういう条件になったら、やめるのか、など、決めておく必要があると
思います。
うまく行かないときや撤退などを、どうするのか。
ここまで考えると、戦略としては、良く考えられたものになっていると
言えると思いますし、しかも、とてもむずかしいことなので、
もう少し取り上げても良かったように感じました。
■戦略実行の基本的な考え方などを知りたい方が、読まれると、
頭の整理などに良いと思います。
さらに、本書では指摘されていない点なども、考えておくと、
戦略、計画としては、より良いものになることでしょう。
-----------------------------------
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
本書は、『はじめての課長の教科書』の著者、酒井穣氏による
戦略についての著書です。
戦略実行のための実務書ということです。
題名が、戦略の教科書とあるように、戦略の基本的なことについて
書かれています。
戦略の計画立案、実行の基本的なことを知りたい方が読まれると、
わかりやすいので、理解が深まると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
戦略の基本を知りたい方。
ビジネスパーソン。
▼ あわせて読みたい ▼
『戦略のパラドックス』マイケル・E・レイナー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html
★『あたらしい戦略の教科書』酒井穣(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/07/senkyo.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 戦略が必要なのは、現状を完璧に把握したり、
◇ 未来を完全に予測したりすることが不可能だから
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 戦略がありますか?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2008年07月30日 16:59 【書評・感想文】 その他 | 『あたらしい戦略の教科書』酒井穣(著) | コメント(0) | トラックバック