■ビジネス書で得た、知識を活用できる力がつく!
▼知識を活用できたら、という方は → 「知識をチカラに!」
【メルマガ登録】 (無料)まぐまぐ殿堂入りメルマガ
ビジネスパーソン、起業家、経営者の方へ。ビジネス書で得た、知識を活かす力がつく!毎回「1つの有益な情報」と「1冊の価値あるビジネス書」を紹介するビジネスメルマガ。 |
▼前の記事:« 『ポストモダン・マーケティング―「顧客志向」は捨ててしまえ!』
■トップページ:ビジネス書評・ビジネス誌・メルマガブログ:「知識をチカラに!」
▼次の記事: 『「もうこの会社やめたい」と思ったとき読む本』 »
自治体 vs ITゼネコン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
⇒ 自治体 vs ITゼネコン
(NHKクローズアップ現代 2005年1月18日放送
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2005/0501fs.html )
-----------------------------------
■自治体が、情報システムにかける費用が、ITゼネコンによる寡占によって
無駄にかかっているのでは、という話題です。
どれくらいの寡占かというと、
40都府県の自治体において、富士通48%、NEC28%、日立20%、
その他4%ということでした。
■この寡占状態をつくっている理由の一つとして、自治体が汎用機を使って
いることがあげられます。
汎用機に使われるプログラムは、メーカーの知的財産のため、他社による
プログラム改修などは、事実上できません。
このため、競争が起きにくく、寡占につながっているとのことでした。
■そんななか、脱ITゼネコンの例として、佐賀市と長崎県の例が、
紹介されていました。
どちらも、汎用機から小型サーバというオープン型のシステムへ変更したそ
うです。
これによって、かなりの費用削減が見込まれるそうです。
■とくに印象に残っているのは、長崎県の最高情報責任者の島村氏の言葉
です。
時代が変わったら、制度も変えるのは当然ではないでしょうか。
ITは、秒進分歩の世界とまで言われているのですから、
良いものは取り入れない手はないと思います。
しかし、どんな組織でも制度を変えるのは、簡単ではないことは、歴史が
教えてくれています。
番組で、ITアドバイザーの安延氏が言われていたように、リーダーの役割
が大きいと言えるでしょう。
しかし、先進的と思われる長崎県でさえ、汎用機を廃止するのは、8年後と
いうことですから、まだまだ道は長いということでしょうか。
早ければ良いというものでもないでしょうけれど。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ □ 時代が変わったら、制度も変える。 □ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ ⇒ 変化を起こしていますか? ■ ■ (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。) ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>情報を速く読みたい方は、簡単速読術
友人にメールでこの記事をすすめる
▼前の記事:« 『ポストモダン・マーケティング―「顧客志向」は捨ててしまえ!』
■トップページ:ビジネス書書評・ビジネス誌・メルマガブログ:「知識をチカラに!」
▼次の記事: 『「もうこの会社やめたい」と思ったとき読む本』 »
■経済・政治・国際 のその他の記事
余生をどこで暮らしますか ~老人ホームビジネスに賭ける男たち~
改正薬事法で攻めるコンビニ、守るドラッグストア
衝撃データ!日本人の働く意欲は世界最低
私の始末書 小林一雅 小林製薬
緑茶のプライドを賭けた闘い
▼知識を活用できたら、という方は → 「知識をチカラに!」
【メルマガ登録】 (無料)
「知識をチカラに!」 情報社会を生き抜くために |
ビジネスパーソン、起業家、経営者の方へ。ビジネス書で得た、知識を活かす力がつく!毎回「1つの有益な情報」と「1冊の価値あるビジネス書」を紹介するビジネスメルマガ。 |
ビジネス書評:「知識をチカラに!」 |
2005年01月20日 17:00 | 経済・政治・国際 | 自治体 vs ITゼネコン
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://bizpnet.s6.coreserver.jp/tikara/mt3/mt-tb.cgi/1344
記事に関係のないトラックバック、宣伝などは、ご遠慮ください。
TBには、言及リンクが必要です。
このリストは、次のエントリーを参照しています: 自治体 vs ITゼネコン:
» 話半分でもすごい・・・!? 社保庁オンラインシステム、年間520億削減可能 from ニュース・日本百景
この放送では、佐賀市長が印象的でした。トップが陣頭指揮に驚いたのです。韓国のソフトハウスが受注というのにもビックリしました。 [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年02月23日 09:19
コメント
こんにちはー。こりんたです。
長崎県に引かれてやってまいりました。
このITゼネコンがはびこる土壌には、基本的にシステムのことを知ろうとしない人たちが多すぎることもあると思います.
それと、やたら専門用語ばかり使って説明が説明にならないSEも悪い.
情報開示というかどんな仕組みでシステム開発がなされているのか?
それをお互い共通認識として持てば、ITゼネコンなんてできるはずないんですけどねー。
こばやしさん、どう思われますか?
投稿者 こりんた : 2005年01月21日 10:09
こりんたさん、こんにちは。
自治体にしてみれば、
わからない、むずかしそう、リスクはとりたくない、
というのがあるように思います。
ITゼネコンにしてみれば、
”おいしいお客様”ということでもあるし、
あえて、リスクを取る、変化をすすめるというのも嫌なのでしょう。
この例に限らず、”変化”するというのは、
組織としては、なかなかむずかしいのでしょうね。
知るということももちろん大切ですが、
やはり、改革を断行できるリーダーが必要なのではないでしょうか。
そんなことを、この番組から、学んだような気がします。
投稿者 こばやし : 2005年01月21日 13:04