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『脱カリスマ時代のリーダー論』米倉 誠一郎 (著)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆

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 ⇒『脱カリスマ時代のリーダー論』米倉 誠一郎 (著)
   http://www.bizpnet.com/book/2005/07/leader.html

-----------------------------------

■本書は、一橋大学イノベーション研究センター教授の米倉氏による、
 リーダーについての著書です。


●ここに注目●

 部下に対して、どう接すれば良いかということに関して、

 「部下を自分の”顧客”と考えてみる」(p.122)

 ということを言われています。

 社員を顧客のように考えるとか、同僚も顧客のように考えるというのは、
 よく言われています。


■要するに、相手の立場に立って、どうしたら動いてもらえるかを考えるため
 に、そう思っていると良いということですね。

 さらに、米倉氏は、「データベース・リーダーシップ」ということを
 言われています。

 これは、社員のデータ(趣味、性格、価値観)をきちんと把握して、
 それに基づいて、リーダーシップを発揮することです。


■相手のことを知り、相手のことを考えて、自ら動いてもらうようにする。

 これが、これから必要とされるリーダーシップであるのだと思います。


-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     一橋大学イノベーション研究センター教授の米倉氏による、
     リーダーについての著書です。
     現在、組織において必要とされるリーダー像について書かれていま
     す。
     どうやったら、そういうリーダーになれるのか、という方法論を、
     もう少し書いて欲しかったです。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   仕事を楽しくやりたい方。
   やる気になりたい方。


 ★『脱カリスマ時代のリーダー論』米倉 誠一郎 (著)
   http://www.bizpnet.com/book/2005/07/leader.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇    相手のことを知り、どうしたら動いてもらえるか考える。
◇
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◆
◆ ⇒ 相手のデータを把握していますか?
◆
◆  (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。)
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2005年07月14日 16:59 | 【書評】 自己啓発, 書籍・雑誌 | 『脱カリスマ時代のリーダー論』米倉 誠一郎 (著) 

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コメント

最近、顧客の定義について「お客さんって、どういう人だろう。」と考えることがあります。
マズローの5段階欲求説で説かれる欲求を求める人だろうか。
それとも、そうではないのだろうか。
価格以上の価値を持った製品が、それ相応の値段で売りに出されていたとしても、それを購入できる財力がなければ、顧客とは言えない。普通は、そう考えられます。しかし、ローンという手段を使えば、顧客に変化する可能性もある。しかし、その分割支払いが出来なければ、顧客とはなりえない。しかし、時間と機会というファクターを加味すれば、どうなるのか。
また、従業員の顧客に対する定義は、どうなるのか。
顕在的顧客と潜在的顧客に対する接客は、どうだろうか。
また、単に品物を売るという行為を超えて、ライフプランのコーチングにまで入り込めるアプローチは、どうなのか。
顧客満足の定義は、どのレベルを目標とするのか。
自分と顧客との境界は、どこなのか。
また、従業員を顧客と考えるという視点が、消費者の側面を持つ人として捉えるのか、企業利益を増大させ、モチベーションも上げるツールとしての手法なのか。また、その両方なのか。
ノードストロームの伝説を知ってから、そう思うようになりました。

投稿者 益田 : 2005年07月14日 21:15

益田さん

お客様の定義ということで言うと、
「お金を払ってくれる人」でしょうね。

普通、お客様では、見込み客などと分けて考えますね。
それによって、力の入れ具合を調整できるかもしれませんが、
そういう気持ちや態度は、相手にわかるのではないでしょうか。

社員にしろ、お客様にしろ、敬意を持って接するということが、
重要だと思います。

顧客満足は、最高レベルと言いたいところですが、
自分ができる、ベストを提供する姿勢を持つと
言うことだと思います。

実際に行なうのは、簡単なことではないですが。

投稿者 こばやし : 2005年07月15日 20:44

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