ホーム | メルマガ登録・詳細 | このブログについて | 独立起業ビジネスブログ日記 | メルマガ広告掲載のお問合せ

« 2008年04月25日 | トップページ | 2008年05月13日 »

★知っているだけで、十分ですか?
 このブログは、メルマガ「知識をチカラに!」のバックナンバーブログです。
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 ↓情報・知識を活かしたい方は、ご登録を!
 

【メルマガ登録】 (無料)


(マガジンID:0000139905)    

メールアドレス:

 ▼詳しくは→「知識をチカラに!」 Powered by まぐまぐ


2008年05月12日

安部修二[吉野家ホールティングス社長]トップの勘は、組織を弱くする

 ⇒ 安部修二[吉野家ホールティングス社長]トップの勘は、組織を弱くする
   (「日経ビジネス」 2008年5月12日号 p.110)

-----------------------------------

■トップの勘は、組織を弱くする

 こう言われるのは、吉野家ホールティングス社長、安部修二氏です。


■組織のトップが勘で引っ張っていくと、
 中間管理職などがトップに任せる習慣が、組織に根付いてしまうということ
 です。

 自分で考えたり、提案したりしなくなってしまいがちになるわけです。

 たしかに、トップの判断が、合理性がない場合などが続くと、
 何を言ってもだめかもしれないという考えになってしまうでしょう。

 そうなったら、提案などがなくなっていきそうです。

 それでは、どうしたらよいのでしょうか。


■判断は、「合理性」「有効性」

 合理性や有効性で判断する風土を社内に作ることが重要とのこと。

 論理的で有効であるか。

 そういうことが、判断基準になれば、議論もできますし、
 提案なども可能でしょう。

 このような風土がある組織では、従業員が自分たちで考えるようになって
 いく可能性が高いように思います。


■逆に、こういうことがないと、感情論になりがちです。

 感情で適切な判断をして行動ができればよいですが、
 なかなかむずかしいでしょう。

 そして、受け入れられないことが多くなってくると、
 やる気もなくなっていく。

 未来のことはわかりにくいですが、それでも、理由や根拠を提示して、
 話し合いができるような、そんな組織、仕組みがあると、
 組織はうまく回るようになっていくのかもしれません。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    判断は、勘ではなく、「合理性」「有効性」
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 合理性や有効性を提示していますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【関連記事】

安部修仁社長・吉野家ホールディングス「ピンチをチャンスに変えろ」

安部修二氏 [吉野家ディー・アンド・シー社長] ちょっとタフになった

2008年05月12日 17:00 経営 | 安部修二[吉野家ホールティングス社長]トップの勘は、組織を弱くする | コメント(0) | トラックバック

『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著)


 ⇒『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/daigyaku.html

-----------------------------------

■『ザ・プロフィット』などの著者、エイドリアン・スライウォツキー氏に
 よる著書です。

 本書では、戦略リスクについて書かれています。

 副題に、「危機を成長に変える7つの戦略」とあるように、
 危機やピンチを、成長に変えるための考え方、戦略などについて書かれて
 います。

▼ ここに注目 ▼

 「本書のゴールは、リスクが訪れる瞬間を認識し、予測し、不利なリスクの
  中に隠れた有利な可能性を現実に引き出し、機会へと転ずる準備をしてお
  く方法を示すことだ。」(p.21)

■本書では、7つのリスクを、そのリスクを克服してきた企業の事例から
 学ぶというように、展開されています。

 リスクから考えていって、リスクの克服方法を考えて、
 成功にいたる道を探るということです。


■成功している企業を集めて、成功するための方法を探っていく、という
 やり方とは、少し違います。

 逆側から見ているというのでしょうか。

 リスクを減らすことで、成功の道筋を探していく。

 そういう考え方で、展開されています。


■ピンチのあとにチャンスありと言われます。

 好事魔多し、とも言います。

 リスク、ピンチとチャンス、好機というものが表裏一体のように見えるのは、
 どういうことなのか。

 そういった疑問がある方が読まれると、興味深く読むことができるかも
 しれません。

 リスクを減らして、チャンスにする方法を知りたい経営者の方などが
 読まれると良いと思います。


-----------------------------------

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    『ザ・プロフィット』などの著者、エイドリアン・スライウォツキー
    氏による著書です。
    リスクを成長に変えるための考え方、戦略について書かれています。
    戦略リスクについて考えたい方や、リスクを減らしてチャンスにする
    方法について知りたい経営者の方などが読まれると良いと思います。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   リスクを減らして、チャンスにする方法を知りたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『戦略のパラドックス』マイケル・E・レイナー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/01/senpara.html

 ★『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/05/daigyaku.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    リスクを予測し、機会へと変える方法を知る

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ リスクを予測し、機会へと変える方法を知っていますか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年05月12日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『大逆転の経営』エイドリアン・スライウォツキー(著) | コメント(0) | トラックバック