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2008年04月18日

山田日登志・工場再建「輝け社員、よみがえれ会社」

 ⇒ 山田日登志・工場再建「輝け社員、よみがえれ会社」
   (「プロフェッショナル 仕事の流儀」 2008年4月15日放送分 
   http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080415/index.html )

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■この回の「プロフェッショナル」は、工場再建の山田日登志氏でした。

 赤字の工場再建を仕事にされている方です。

 セル生産方式を導入された方として、有名です。


■セル生産方式は、ワープロ工場で、人を減らしていった結果、
 できたものだそうです。

 人数を減らしていったところ、社員のやる気が高まったということで、
 「いろいろ工夫できて、楽しい」と社員の気持ちが変わっていった
 そうです。

 社員を仕事の楽しさに目覚めさせることが大切ということです。


■自分で考える社員を作ることが、目標ということでした。

 自分で考えることの大切さが言われますが、
 そういう社員に変わらないと、力を発揮できていない、ということに
 なってしまうのだと思います。

 会社から言えば、社員一人ひとりの力を引き出せていない、
 もっと引き出すことができる、ということでもあるでしょう。


■自分で考えるようになるきっかけをつくる。

 そういうことが、必要なのだと、思いました。

 人の力を引き出しながら、働く楽しさを見つけるという、
 その方法、やり方というものを、見せてもらったように思います。

 自分で工夫してよりうまくできるようになっている人たちの姿が
 印象的でした。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    自分で考えるようになるきっかけをつくる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 仕事の楽しさを見つけていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2008年04月18日 17:00 経営 | 山田日登志・工場再建「輝け社員、よみがえれ会社」 | コメント(0) | トラックバック

『ワールドインク・なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから』ブルース・ピアスキー(著)

 ⇒『ワールドインク なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから』
   ブルース・ピアスキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/worldinc.html

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■ワールドインクという言葉を聞いて、どういうことを思い浮かべるでしょう
 か。

 本書では、以前は、多国籍企業などと呼ばれた企業について、
 その役割や活動などについて書かれています。

 トヨタやGE、HPなどの企業の環境や貧困へのビジネスを通しての
 取り組みについて、紹介されています。

▼ ここに注目 ▼

 社会的責任とSフロンティア

 「本書は複雑でいろいろな意味合いが含まれているが、その中心となる問い
  かけは、次のようにきわめてシンプルだ。
  「競争や勝利への欲望が人間の本質において重要な部分を占めているが、
  それでもわれわれは、自分自身や自分の企業を見直し、社会的な責任に
  ついてもっと考慮することができるようになるだろうか」」(p.44)

■社会的責任、CSRなどについて、話題になっています。

 本書が興味深いところは、このようなところに、フロンティアがある。

 そこにビジネス上のチャンスがあると言っているところです。


■環境問題や貧困問題について、どのように捉えて、企業活動に活かすのか。

 トレードオフのものとして捉えるのか、機会として捉えるのか。

 捉え方によって、企業活動が変わってくるでしょう。


■本書で紹介されている企業は、いわゆる超大企業です。

 小さな国のGDPよりも大きな売上高を誇っている企業もあります。

 こういった企業が、社会的な課題をチャンスや責任として、捉え活動し
 始めています。

 大企業だからできることという面もあると思いますが、
 中小企業でも、考慮しておく必要がある、知っておく必要があることでも
 あるでしょう。

 環境や貧困が、課題でもあり機会でもあるということを、知りたい方が
 読まれると良いと思います。


■このメルマガでも、こういったテーマの本を紹介してきました。

 以下の本なども、あわせて読まれると良いと思います。

 『メガトレンド2010』
  http://www.bizpnet.com/book/2006/07/mega.html

 『ネクスト・マーケット』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/09/nextm.html

 『貧困の終焉』
  http://www.bizpnet.com/book/2006/06/hinkon.html

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

     トヨタやGE、HPなどの企業の環境や貧困へのビジネスを通しての
     取り組みについて、紹介されています。
     環境問題や貧困問題について、企業の役割などを考えたい方が、
     読まれると良いでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   経営者。
   環境や貧困問題について、企業の役割などを考えたい方。


 ▼ あわせて読みたい ▼

 『メガトレンド2010』
  http://www.bizpnet.com/book/2006/07/mega.html

 『ネクスト・マーケット』
  http://www.bizpnet.com/book/2005/09/nextm.html

 『貧困の終焉』
  http://www.bizpnet.com/book/2006/06/hinkon.html

 ★『ワールドインク なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから』
   ブルース・ピアスキー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2008/04/worldinc.html

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    社会的責任は、機会でもある

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◆ ⇒ 環境問題、貧困問題について、どう考えていますか?

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2008年04月18日 16:59 【書評・感想文】 経済 | 『ワールドインク・なぜなら、ビジネスは政府よりも強いから』ブルース・ピアスキー(著) | コメント(0) | トラックバック