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2005年08月12日
一粒のタネが金を生む ~究極の種子を開発せよ~
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■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■
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⇒ 一粒のタネが金を生む ~究極の種子を開発せよ~
(ガイアの夜明け 2005年8月9日放送分
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview050809.html )
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■一時期、遺伝子の話題が気になっていたときがあります。
そのときに、植物の種などを、発展途上国で、多国籍企業が買っている、
ということが話題になっていたように思います。
今回のガイアの夜明けは、その植物の種を開発し売っている、
種苗会社を取り上げていました。
■やはりそうだったんだな、と思ったのは、
野菜は、品種改良して、3年ぐらいで新しい品種が出てくるそうです。
味が変わったな、と思うことがあるので、そういう理由だったのですね。
■日本には、2大種苗会社があり、その戦略の違いが、興味深かったです。
サカタは、農家との関係を密にする。
タキイは、消費者にアピールする。
サカタのトマト“桃太郎”は、国内シェア約80%を取っていて、
それに対して、タキイが、“トマトの王様”で、巻き返しを図りたいという
ことです。
■また、第3の勢力として、パイオニア・エコサイエンスが、
戦線に加わってきているということです。
社長の竹下氏の言葉が、パイオニア・エコサイエンスの方向性を
示唆しています。
「消費者にサプライズを提供する。」
パイオニア・エコサイエンスは、シシリアン・ルージュという、
メロンと同じくらいとても甘いトマトを開発したということです。
■わたしたちが、日頃食べているものも、こういう裏側(?)がある、と
思うと、興味深いですね。
農業も、イノベーションが必要な産業ということが、よくわかりました。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ □ 消費者にサプライズを提供する □ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ ⇒ 消費者に、驚きを提供していますか? ■ ■ (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。) ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2005年08月12日 17:00 経済・政治・国際 | 一粒のタネが金を生む ~究極の種子を開発せよ~ | コメント(0) | トラックバック
『水煮三国志』成君憶 (著), 呉常春 (翻訳), 泉京鹿 (翻訳)
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◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆
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⇒『水煮三国志』成君憶 (著), 呉常春 (翻訳), 泉京鹿 (翻訳)
http://www.bizpnet.com/book/2005/08/mizuni.html
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■本書は、中国で、110万部を超えるベストセラーになった、訳書です。
ジャンルとしては、ビジネス小説ということになると思います。
■経営について、三国志の登場人物になぞらえて、物語をとおして学んでいく
というものです。
寓話が盛りだくさんで、内容的にも幅広く、示唆に富んでいて、
おもしろかったです。
(その分、400ページ超と分厚い本ですが。)
●ここに注目●
諸葛孔明の妻が、孔明にこう言います。
「経営者のマネジメントをして正しい方向に導くのが参謀としての役割よ」
(p.284)
ご存知のように、三国志演義では、孔明が劉備をサポートするわけですが、
本書でも、経営者の劉備を孔明がサポートしています。
■マネジメントと言うと、経営者が従業員を、と考えがちですが、
従業員が経営者をマネジメントするという考え方の必要性が、
言われています。
今週の月曜日(8月8日)に紹介したように、エア・アジアのCEOの携帯に
従業員が誰でも、電話ができるというのは、まさにそうですね。
http://blog.bizpnet.com/2005/08/__8ce6.html
経営者、従業員という立場ではなく、同じメンバーとして、
互いにマネジメントする必要があるということです。
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆ (★4.5)
経営について、三国志の登場人物になぞらえて、物語をとおして
学べます。
寓話が盛りだくさんで、楽しく読めました。
新人の方や起業したい方が読まれると良いと思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
新入社員。
起業したい方。
★『水煮三国志』成君憶 (著), 呉常春 (翻訳), 泉京鹿 (翻訳)
http://www.bizpnet.com/book/2005/08/mizuni.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ ◇ 従業員も経営者をマネジメントできるようにする ◇ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ ◆ ⇒ 経営者に、直接意見を伝えることができますか? ◆ ◆ (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2005年08月12日 16:59 【書評】 経営, 書籍・雑誌 | 『水煮三国志』成君憶 (著), 呉常春 (翻訳), 泉京鹿 (翻訳) | コメント(0) | トラックバック