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2004年12月08日
よみがえれ!命の鼓動 ~最先端・再生医療の可能性~
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■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■
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⇒ よみがえれ!命の鼓動 ~最先端・再生医療の可能性~
(ガイアの夜明け 12月7日放送
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview1207.html )
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■少し、このメルマガの主旨とは、異なる話題かもしれませんが、個人的に
興味があるので、取り上げさせていただきます。
再生医療についてが、テーマでした。
ここまで来ているのかというのが、正直な感想です。
医療は全く分からない分野なので、最先端は、ここまで来ているのだなと
驚きを持って、番組を見ました。
■とくに、心臓の血液の流れを再生するために、血管を作る細胞を注射する
という、手術をメインに、取り上げられていました。
この手術は、日本では、まだ100例未満と言うことでしたが、
もうすでに、100近く行なわれているということでしょうか。
心筋梗塞の患者さんのドキュメントでしたが、結果は、成功のようで、
良かったです。
■現在では、皮膚や血管、軟骨、骨などが再生医療として、行なわれている
ようです。
さらに、神経細胞の再生も視野に入っているとのことでした。
また、ES細胞(体のあらゆる部分になる細胞)で、クローン人間が生ま
れる可能性もあると、ある教授が答えられていたのが、印象的でした。
■心筋梗塞の患者さんが、仰っていた言葉がとても印象に残っています。
そういう治療法があると知ってしまったからには、最善をつくしたい。
こんなことを言っていらっしゃいました。
危険があるかもしれないが、その治療法を試して、生きたいのだ、という
気持ちが表れている言葉だと思います。
ES細胞や遺伝子操作などは、倫理的な問題などがあるわけですが、
生きたいという気持ちに、どう答えるのか、今後の課題なのだろうと感じ
ました。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ □ 再生医療は、これから発展していくようです。 □ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ ⇒ あなたは、再生医療についてどう思いますか? ■ ■ (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。) ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2004年12月08日 17:00 心と体 | よみがえれ!命の鼓動 ~最先端・再生医療の可能性~ | コメント(0) | トラックバック
『人間の終わり』
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◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆
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⇒『人間の終わり』
http://www.bizpnet.com/book/2004/12/ningen.html
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■『歴史の終わり』を書かれた、フランシス・フクヤマ氏による、バイオテ
クノロジーなどについての本です。
バイオテクノロジーや人間後について、フクヤマ氏の考えを書かれていま
す。
■とくに印象に残ったことは、2点あります。
一つは、バイオテクノロジーについての不安です。
個人的に、バイオテクノロジーと聞くとなぜか不安になりますが、
その点について書かれています。
「バイオテクノロジーによって、我々がある意味で人間性-歴史において、
人間を取り巻く状況が明らかに変化してきたといえ、我々のアイデンティテ
ィと方向感覚を変わらず支えてきた、本質的な性質-を失うかもしれない、
という不安である。さらに悪いことは、大切なものを失ってしまったのに、
その自覚が持てないかもしれない。」(p.118)
人間であるというアイデンティティを失ってしまうのではないかという
不安が直感的にあります。
■もう一つは、我々は技術の奴隷ではないという指摘です。
技術的に可能だからと言って、その技術に振り回される必要はないという
ことを言いたいのだと思います。
たしかに、技術を使うか使わないかは、選択できるとも言えると思います
が、欲望をどうコントロールする、できるのか、この点が、わたしには、
よくわかりません。
もっと長生きしたいとか、もっと美しくなりたいなどという欲望を、
どこまで認めるのか、そして、その欲望は、社会的なものなのか、個人的
なものなのか、むずかしい問いであるように思います。
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
バイオと聞くと、不安と期待が入り混じったような気持ちになりま
す。バイオテクノロジーについて、(知りたいという方ではなく)
考えたい方におすすめします。
▼ 読んでほしい方 ▼
バイオテクノロジーに関わる方。
人間後について考えたい方。
★『人間の終わり』
http://www.bizpnet.com/book/2004/12/ningen.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ ◇ 我々は技術の奴隷ではない、けれど。。。 ◇ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ ◆ ⇒ あなたは、バイオテクノロジーと聞いて、何を思い浮かべますか? ◆ ◆ (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2004年12月08日 16:59 【書評】 技術, 書籍・雑誌 | 『人間の終わり』 | コメント(0) | トラックバック