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2011年11月 4日

『回転寿司の経営学』米川 伸生(著)

 ⇒『回転寿司の経営学』米川 伸生(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2011/11/kaikei.html

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■回転寿司。

 日本人であれば、一度は行ったことがあるのではないでしょうか。

 本書は、その回転寿司のこれまでの変遷と現在から、
 回転寿司チェーンなどの経営について書かれています。

 回転寿司業界からビジネスのヒントなどを学ぶことができます。


▼ ここに注目 ▼

 「回転寿司の二極化は言い換えれば、スケール化と差別化になるので
  はないか。自分たちの差別化要因をしっかりと作り上げていくことが、
  この業界で勝ち残る唯一の術かもしれない。
」(p.207)


差別化

 回転寿司業界が、二極化しているそうです。

 チェーン展開して、スケールメリットを活かして、安価で提供する。

 もしくは、豪華なネタをリーズナブルな価格で提供するなどで、
 アピールしていく。

 勝ち残るには、このどちらかなのではということです。


業界によって、差別化要因は異なることでしょう。

 しかし、

 お客様が、それ欲しいと思うような差別化をできるかどうか、

 この点は、どの業界においても(とくに中小企業にとっては)
 同じなのではないでしょうか。

 という意味で、回転寿司業界の変遷などから、他業界の人も
 学ぶところがあると思います。


▼思ったこと

 回転寿司業界が、どんどん変化、進化しているということがわかります。

 最近では、豪華なネタをリーズナブルな価格で提供するという
 回転寿司が登場しているということです。

 良いものを安く、は、矛盾しそうなことですが、
 実現するための努力について知ることができました。

 業界が成熟してくると、競争も高度化してくるわけです。

 これから、回転寿司業界がどうなっていくのか。

 そんなことを考えながら、自分の業界なども考えてみると良さそうです。


■回転寿司のこれまでの変遷と現在から、
 回転寿司チェーンなどの経営について書かれています。

 回転寿司業界からビジネスのヒントなどを学ぶことができます。


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 ▼ あわせて読みたい ▼

  『マーベリック・カンパニー常識の壁を打ち破った超優良企業』
   ウィリアム・C・テイラー(著),ポリー・ラーベル(著)
    http://www.bizpnet.com/book/2007/06/maverick.html
   

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆

    回転寿司のこれまでの変遷と現在から、
    回転寿司チェーンなどの経営について書かれています。
    回転寿司業界からビジネスのヒントなどを学ぶことができます。
    他業界から経営やビジネスに参考になることを見つけたい方に、
    参考になるでしょう。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   回転寿司業界から学びたい方。
   経営者。


 ★『回転寿司の経営学』米川 伸生(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2011/11/kaikei.html
  『回転寿司の経営学』米川 伸生(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    自分たちの差別化要因をしっかりと作り上げていくことが、
◇    勝ち残る唯一の術

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ ⇒ 差別化要因をしっかりと作り上げていますか?

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2011年11月 4日 21:59 【書評・感想】 経営 | 『回転寿司の経営学』米川 伸生(著) | コメント (0) | トラックバック

金儲けは目的なのか、手段なのか?

 ⇒ 金儲けは目的なのか、手段なのか?
   (「Business Media 誠」の記事より
    http://www.bizpnet.com/zassi/11/11/20111103.html )

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■「金もうけ(利益追求)は、仕事(あるいは会社)の目的か?
  それとも手段か?」

 この「Business Media 誠」の記事のテーマは、この問いです。


利益は事業の目的ではなく「条件」である

 「さて、ピーター・ドラッカーは次のように言います。「事業体とは何かを
  問われると、たいていの企業人は利益を得るための組織と答える。たいて
  いの経済学者も同じように答える。この答えは間違いだけではない。的外
  れである。利益が重要でないということではない。利益は企業や事業の目
  的ではなく、条件である」(『現代の経営』より)。」


利益は事業の目的ではなく「条件」である

 これは、有名なドラッカー氏の言葉です。

 利益は、ビジネスの目的ではなく、会社の存続などの条件だ、
 ということです。


金もうけをどう位置付けるかは自分の意思?

 「金もうけは目的か手段かについて考察してきましたが、結論から言えば、
  それは目的にもなりえるし、手段にもなりえる。あるいは、条件や成果・
  報酬・恵みにもなりえます。より正確には、これら4つの要素の複雑微妙
  な混ざり合いとなるでしょう。どの要素の比重が大きくなるかは、その人
  の意思によって決まります。」


●金もうけを目的と考えるかは、自分の意思?

 どんなことも、結局は、自分の選択、意志ですから、
 たしかにそうなのですが、一つ考えておくと良いことがあると思います。

 売上は、お客様がサービス・商品とお金を交換することで
 上げることができます。

 しかし、お客様は、会社を儲けさせるために、お金を払う訳ではありません。

 自分の生活を豊かにするためなどに、買い物をするはずです。

 ビジネスの目的が金もうけです、と考えている会社や人から、
 顧客が買いたいと思うでしょうか?

 儲けたいから買ってくれ、と言われて、買う人は、あまりいないでしょう

 自分がお客だとしたら、儲けたいと考えている会社よりも、
 自分のことを考えてくれる会社を選ぶのではないでしょうか。


 ビジネスの目的をどう考えるか。

 ビジネスを行う上で、一度よく考えおきたいことです。


★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    金もうけをどう位置付けるかは自分の意思?
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ あなたのビジネスの目的は?

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2011年11月 4日 12:00 ビジネス | 金儲けは目的なのか、手段なのか? | コメント (0) | トラックバック