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2011年10月 6日
『フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる』
⇒『フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる』
タイラー・コーエン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/10/framing.html
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■フレームから見る
人は、何らかのフレームで、この世界を見ているのかもしれません。
本書は、現代において、どんなフレームで見ると、「幸福」になれるのか、
ということをテーマに、物語や携帯電話、Facebookなどについて書かれて
います。
▼ ここに注目 ▼
「人々が現実をどれだけ楽しんでいるか、またどのように楽しんでいるかは、
頭の中で現実をどう整理しているかによる。素材を整理することで、それ
を囲むフレームをつくり出しているのだ。一般的な行動経済学では、
「フレーミング効果」は人の決定を歪めるものだとされているが、多くの
状況において、フレーミング効果は、生活をいっそう現実的で生き生きと
した、意義あるものにする助けになる。」(p.102)
■世界やメディアなどをどう見るか?
「フレーム」を説明するのは、自分の認識方法を説明することに似ているの
で、少し説明がしにくいところがあります。
例えば、マスメディアは信用ならないものという「フレーム」で見れば、
マスメディアの発信する情報は信用できないものになるでしょう。
友人の言っていることは、たいてい正しいと思えば、
ソーシャルメディアなどでつながっているリアルでの友人の発言は、
信用できるものになります。
つながりが、信頼をつくっていく過程に参加しているという「幸福」を
感じることもできるでしょう。
●思ったこと
見方(フレーム)が、価値や行動に影響を与える。
そういうことがわかります。
自分がどんな「フレーム」を持っているかを認識して、
どんな「フレーム」で見るかを意識的に選択することで、
価値や行動も変わってくるのではないでしょうか。
自分の見方の「フレーム」を選択してみたいと思いました。
■米国ジョージ・メイソン大学の経済学教授のタイラー・コーエン氏が、
「フレーミング」について書かれています。
世界の見方が、行動や幸せにどう影響しているかを知りたい方は
読んでみてください。
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▼ あわせて読みたい ▼
『超ヤバい経済学』
スティーヴン・D・レヴィット(著)スティーヴン・J・ダブナー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2010/10/choyaba.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
米国ジョージ・メイソン大学の経済学教授のタイラー・コーエン氏が、
世界の見方「フレーミング」について書かれています。
自分の世界の見方などについて考えたい方や「幸福」について考えた
い方が読まれると、興味深く読むことができると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
現代の「幸福」について考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる』
タイラー・コーエン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/10/framing.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ フレーミング効果は、生活をいっそう現実的で生き生きとした、
◇ 意義あるものにする助けになる
◇
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◆
◆ ⇒ 自分の「フレーム」を意識していますか?
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2011年10月 6日 20:59 【書評・感想文】 経済 | 『フレーミング 「自分の経済学」で幸福を切りとる』 | コメント (0) | トラックバック
商は笑なり・伊藤忠商事 岡藤正広の経営教室 第1回 儲けの大原則
⇒ 伊藤忠商事 岡藤正広の経営教室 第1回 儲けの大原則
(「日経ビジネス」 2011.10.3 p.86~)
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■2010年4月に伊藤忠商事の社長に就任した岡藤正広氏の、経営教室という
ことで、第1回は、「儲けの大原則」ということです
営業畑一筋できた岡藤氏の商売についての考え方が参考になります。
■商は笑なり-商売を成功させるために最も重要なことは?
商売を成功させるために最も重要なこととは?
「それは、「お客さんに儲けてもらう」ことなんです。」
「商は笑なり。お客さんが笑顔にならんと、商売は長く続けられないんです
ね。」
と、岡藤氏は言われています。
●お客さまに、儲けてもらう、笑ってもらう。
そうできると、自分も儲けることができる。
お客さまが儲けるということを言い換えると、お客さまが得をするとか、
こちらが貢献するということでしょう。
■儲けてもらいつつ、主導権を握る
「重要なのは、その儲けの仕組みを自分が主導できるか。儲かる話を常に
お客さんから求められるようにせないかんのですな。」
おきゃ様に儲けてもらうだけではなく、主導権は自分が握るということです。
●そして主導権は、自分が握る
そうでないと、最後には、お客さまの言いなりになってしまって、
こちらが儲けられないということになりかねません。
儲けの仕組みをつくって、主導できるかどうか。
これが、商売をうまく行かせる大原則ということになりそうです。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ 儲けの仕組みをつくって、主導権を握る
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■ ⇒ 儲けの仕組みをつくって、主導できていますか?
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2011年10月 6日 10:30 ビジネス | 商は笑なり・伊藤忠商事 岡藤正広の経営教室 第1回 儲けの大原則 | コメント (0) | トラックバック