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2011年10月 8日
○○○○な数字で評価することが、日本の組織をダメにしている
⇒ ○○○○な数字で評価することが、日本の組織をダメにしている――
後篇
(「ITmediaエグゼクティブ」の記事より
http://www.bizpnet.com/zassi/11/10/20111007.html )
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■数字で評価することのデメリット
数字が苦手な人は、数字で評価されることに、あまりよい感情を持って
いないのではないでしょうか。
どこか、割り切れない思いもがあると思います。
この記事では、ある数字で評価することのデメリット面などを指摘してい
ます。
■正確にやろうという思いがセクショナリズムを生む
「正しいことは悪くないからちゃんと仕事をしていて職務を全うしていると
いう極めて簡単なロジックです。大企業や大組織にありがちなセクショナ
リズム発生の原点のように見えます。「正確」にできそうにないものに、
「正確性」を求めて無駄な工数を浪費することは、責任逃れのためであり、
自分さえ良ければ他人はどうなっていようが知ったことじゃない、とい思
いが根底に流れているのではないでしょうか。今回のコラムの題名にある
○○○○の中に入る言葉は、「せいかく(正確)」になります。」
●正確な数字で表現できるだけで良いわけではない
IT部門のコストをほかの部門にどう振り分けるかという話から、
正確な数字を出せれば仕事として問題ないという主張になり、
その主張が、セクショナリズムを生み出すという話です。
数字に限ったことではないですが、自分は正しいことをやっている、
だから、自分は少なくとも悪くない、という主張は、会議などでは
よくあることかもしれません。
しかし、それでは、単に作業をしているだけということになってしまう
のではないでしょうか。
■正確なうえに、価値を生み出せるように
「本来、会社組織の中に、付加価値を全く生み出さない完全なコストセンタ
ーは在ってはなりません。しかし、管理部門のコスト表は、社内に莫大な
数のコストセンターを作ります。そして、そのコストセンターと呼ぶ部門
が産出する付加価値には、全く目もくれようとしません。管理部門に
とって大事なのは、今ここにある売上や利益だからです。」
●基本的には、セールス以外は、コストセンターと言うことも可能でしょう。
しかし、管理部門やITなどが、生み出している「価値」もあるわけです。
コスト以外の「価値」も評価することが必要と、この記事では言われて
います。
具体的にどう評価すると良いかは、業界、企業によって異なるでしょうし、
数字ではないかもしれません。
定性的にも評価することが適当かもしれません。
さらなる目標や目的を実現しやすくできるように、数字の正確さだけでは
なく、目的への適切さで、判断できるように評価する必要があるのだと
思います。
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□ 目的への適切さで判断できるように評価する
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2011年10月 8日 10:30 経営 | ○○○○な数字で評価することが、日本の組織をダメにしている | コメント (0) | トラックバック