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2012年2月23日
『選択の科学』シーナ・アイエンガー(著)
⇒『選択の科学』シーナ・アイエンガー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/02/senkaga.html
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■選択の芸術
ニューヨークのコロンビア大学ビジネススクール教授の
シーナ・アイエンガー氏の著書です。
「選択」について、様々な角度から書かれています。
「選択」や「決定」について考えたい方が読まれると、
とても示唆に富むことを知ることができると思います。
ちなみに、原書のタイトルは、「The Art of Choosing」で、
「選択の芸術」となっており、選択は「芸術的なこと」ということに
なります。
▼ ここに注目 ▼
「「自分が何を欲しいかはわかっている。だから選択肢がどんなにたくさん
あっても、自分の欲しいものを選ぶことができる」。どんなに多くの選択
肢を与えられても、自分が足を踏み入れたい扉がどれなのか、いつか必ず
わかるはずだと思っているのだ。しかし皮肉なことに、より多くの選択肢
を要求するのは、言い換えれば「ときどき自分が欲しいものがわからない
ことがある」、または「すぐに気が変わってしまうから、選択する瞬間に
ならないと、自分の欲しいものがわからない」という告白でもあるのだ。
そしていつしか選択に費やす時間と労力が、選択によって得られた利益を
打ち消してしまう。」(p.250)
■選択に費やす時間と労力が、選択によって得られた利益を打ち消してしまう
選択肢が多くて、選べない。
そうなってしまっては、選択肢が多いことが、より良い選択を妨げることに
なってしまいます。
あまりに多くの選択肢は、「良い選択」の妨げになることがあるという
ことです。
●自分が欲しいものがわかっていないと
実は、自分が欲しいものがはっきりとわかっている人は多くないの
かもしれません。
欲しいものがわからないと、何をしたら良いのかもわかりにくいでしょう。
自分の欲しいものを明確にするということが、選択においては、
非常に重要なのだと思います。
▼思ったこと
本書を読んで、「選択」ということを考えることは、
より良い人生、より幸せな人生につながるのではないかと思います。
「選択」によって、結果も変わってくることでしょうから。
読んでみるか、読まないかも、選択ですし、
より良くしようと思うか、思わないかも、選択ですが。
■「選択」
選択ということは、簡単なことではなかったりします。
「選ばなかったこと」も選択ですが、「無意識の選択」も選択です。
そういった「選択」が、いったい人生にどういう影響があるのか、
結果が出ないことにはなかなかわかりにくいことなので、
「選択」について意識的に考えることが簡単ではありません。
そんな「選択」ということについて考えてみると、
より良い生き方をしたいと考えている方には、行動などが変わってくるはず
です。
より良くするための選択をしたい方は、読んでみてください。
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▼ あわせて読みたい ▼
『その科学が成功を決める』リチャード・ワイズマン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2010/02/kagakus.html
『なぜ直感のほうが上手くいくのか? - 「無意識の知性」が決めている』
http://www.bizpnet.com/book/2011/10/nazetho.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
ニューヨークのコロンビア大学ビジネススクール教授の
シーナ・アイエンガー氏の著書です。
「選択」について、様々な角度から書かれています。
より良い生き方をしたいと考えている方には、
行動などが変わってくるはずです。
より良くするための選択をしたい方は、読んでみてください。
▼ おすすめしたい方 ▼
「選択」について考えたい方。
幸せになりたい方。
★『選択の科学』シーナ・アイエンガー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/02/senkaga.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◇ 選択に費やす時間と労力が、選択によって得られた利益を
◇ 打ち消してしまう
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◆ ⇒ いつまでも、迷って選べないということになっていませんか?
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2012年2月23日 21:59 【書評・感想文】 自己啓発 | 『選択の科学』シーナ・アイエンガー(著) | コメント (0) | トラックバック
楽天の焦燥
⇒ 楽天の焦燥
(「日経ビジネス」 2012.2.20 p.44~)
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■楽天の焦燥?
この「日経ビジネス」の特集では、
楽天が海外展開を急ぐ理由についてなどが、楽天会長兼社長の三木谷浩史
氏へのインタビュー記事とともに紹介されています。
■日本のサービス業でも成功することを証明したい
「IT(情報技術)とサービスのモデルで、日本人でも、日本の企業でも成功
できることを証明したい。自分の中には強烈なモチベーションとして
持っていますね。」
と、三木谷氏は言われます。
「成功すれば日本に対する最大のコントリビューション(貢献)」とも。
●海外で成功する
楽天が海外で成功すれば、他の企業や若者などが、自分たちにもできる
と思えるようにある。
だからだけではないでしょうが、海外展開を行なっていって、
成功しようとしているということです。
■日本はもう一回「海洋国家」にならないといかん
「日本はもう一回「海洋国家」にならないといかんと思っています。」
「どんどん日本人も出ていってね。僕たちは国際化しているとともに、
日本のいいところを海外に広めるんだと。英語公用語化もするけど、
子会社のジャパナイゼーション(日本化)もするんだ、ということだと
思うんですよ。」
●国際化しつつ、日本のいいところを伝えていく
英語の公用語化だけではなく、海外子会社の日本化も行なっていくという
ことです。
ハイブリッド化していくということだと思います。
良いものを取り入れて、自分たちの良いところを広めていく。
ここを柱として、海外に展開しているということがわかります。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ 国際化しつつ、日本のいいところを伝えていく
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■ ⇒ 国際化しつつ、日本のいいところを伝えていますか?
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2012年2月23日 11:00 経営 | 楽天の焦燥 | コメント (0) | トラックバック