« 2011年10月 3日 | トップページ | 2011年10月 5日 »
★知っているだけで、十分ですか?このブログは、メルマガ「知識をチカラに!」のバックナンバーブログです。
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 ↓情報・知識を活かしたい方は、ご登録を!
【メルマガ登録】 (無料)
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 Powered by |
2011年10月 4日
『科学的とはどういう意味か』森 博嗣(著)
⇒『科学的とはどういう意味か』森 博嗣(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/10/kagaimi.html
-----------------------------------
■小説家の森博嗣氏による著書です。
科学とは、科学的とは、ということについて書かれています。
科学的に考えることのメリットなどを知ることができます。
いわゆる文系の人などが読むと良いと思います。
▼ ここに注目 ▼
科学とは
「では、科学と非科学の境界はどこにあるのだろう?
実は、ここが科学の一番大事な部分、まさにキモといえるところなので
ある。
答をごく簡単にいえば、科学とは「誰にでも再現できるもの」である。
また、この誰にでも再現できるというステップを踏むシステムこそが
「科学的」という意味だ。」(p.75)
■科学とは「誰にでも再現できるもの」
科学や学問と言われるものを学んだ人にとっては、ごく当たり前のことかも
しれません。
しかし、科学にあまり興味がない人にとっては、この点は、当たり前には
なっていないのかもしれません。
●再現できないものは、科学になりにくい
このため、「社会科学」という歴史などの一度きりしか起こりえないことを
学問として捉えるものは、科学ではないなどと言われることもあります。
本書では、いわゆる「自然科学」といったことをテーマにしているので、
この点は、余談ではありますが。
そして、再現性が「科学」であるとすると、確認ができるということです。
現象などが再現性が高いと、「科学」として認められるわけです。
●そして、このような積み重ねを経てきた方法論が「科学」ということに
なります。
このようなアプローチをすることは、多くの人に共有できるものとなるわけ
です。
ですから、科学的であろうとすることは、他者に対して、知識などの
共有可能性を提供するはずです。
科学の意義の一つは、この点にあるでしょう。
科学的であることを拒否してしまうと、この意義を認めないことに
つながります。
だとすると、科学で得られることを得にくくなるでしょうから、
もったいないことになると思います。
■科学とは?科学的とは?ということについて書かれています。
科学を知らないことのデメリットなどを考えたい方が読まれると、
参考になると思います。
科学的であることのメリットを知りたい方などは、読んでみてください。
-----------------------------------
▼ あわせて読みたい ▼
『その科学が成功を決める』リチャード・ワイズマン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2010/02/kagakus.html
『なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学』
http://www.bizpnet.com/book/2004/10/konomise.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
小説家の森博嗣氏が、科学とは、科学的とは、ということについて
書かれています。
科学的なアプローチについて知ることができます。
科学的であることのメリットなどを知りたい方が読まれると、
参考になると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
科学的とはどういうことか知りたい方。
ビジネスパーソン。
★『科学的とはどういう意味か』森 博嗣(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/10/kagaimi.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 科学とは「誰にでも再現できるもの」である。
◇ また、この誰にでも再現できるというステップを踏むシステムこそが
◇ 「科学的」という意味だ。
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 科学的なアプローチをしていますか?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2011年10月 4日 20:59 【書評・感想文】 その他 | 『科学的とはどういう意味か』森 博嗣(著) | コメント (0) | トラックバック
北欧企業「イケア、H&M」高収益の内側
⇒ 北欧企業「イケア、H&M」高収益の内側
(「プレジデント」 2011.10.17 p.122~
http://www.bizpnet.com/zassi/11/10/pre1017.html )
-----------------------------------
■この「プレジデント」の記事では、IKEAとH&Mの高収益の内側について
取り上げています。
両社の強みについて紹介されています。
■H&Mの管理職は全員、自分の後任候補を三人育成する
山田祐介HRマネジャーによると
「NEXT MEを育てろ、というのがH&Mの一つのキーワードになっている。
二つの狙いがあり、一つは、自分の代わりが務まる人がいれば、育児休暇
など長期の休みもとれるというワーク・ライフ・バランスの観点。もう
一つは、後継者を育てることで業務をシェアし、仕事の効率化を図ること。
結果的にジョブローテーションもスムーズにいくという効果もある。」
ということです。
●後任の育成
意外とできていないことが、後任を育てるということではないでしょうか。
自分の業務に手が一杯で、なかなか育成まではできないという管理職の人は
多いと思います。
その点を認識して、後任を三人育成することを目指せとすると、
上記のようにメリットがあります。
●他にも、上司を呼び捨てにするなどのオープンな社風などが紹介されて
います。
強い企業には、機能する仕組みなどがあるということが、
よくわかる記事でした。
高収益企業から学べることを知りたい方は、読んでみてください。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□
□ 管理職は、自分の後任候補を三人育成する
□
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■ ⇒ 自分の後任候補を育成していますか?
■
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2011年10月 4日 10:00 経営 | 北欧企業「イケア、H&M」高収益の内側 | コメント (0) | トラックバック