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2012年2月 3日
『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』山田真哉(著)
⇒『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
山田真哉(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/01/taisitu.html
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■平家は、なぜ滅亡したのか?平清盛はなぜ失敗したのか?
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などの著者で、会計士の山田真哉氏
の著書です。
平清盛の失敗について、経営・経済と歴史の視点から書かれています。
▼ ここに注目 ▼
遷都費用、逆転の発想
「藤原京・平城京・平安京......これまで遷都を実行してきた政権は、まず
「遷都」ありきで、そのために様々な方法で「資金」を集めていました。
それに対し清盛はまさに逆転の発想で、「資金」を生み出すツールとして
「遷都」をとらえ、利用しようとしたのです。」(p.201)
●平清盛の発想力
平清盛、平家が、どうやって経済的な「繁栄」を築いていったのか、
ということがわかります。
その中で、平清盛の発想がおもしろいと、わたしは感じました。
そして、「福原(神戸市)」への遷都は、資金を生み出すために、
行ったということで、今までとは違った逆転の発想です。
結果として、遷都はうまく行かず、京に戻ることになったそうですが。
▼思ったこと
「成功」の源泉が、失敗の原因になり得る。
そんなことを思いました。
時が変われば、状況が変われば、強みが弱みに変わってしまう。
そのときに、どう変わることができるのか。
変化に適応することの大切さを、改めて感じました。
■平家は、なぜ滅亡したのか?
では、平家はなぜ滅亡したのでしょうか?
源氏によって滅ぼされた、というのが教科書的な答えでしょう。
驕れる者久しからずで「おごってしまった」からなのでしょうか?
歴史を好きな人はもちろんですが、そうでない方も楽しめると
思いますので、平家滅亡の理由を考えたい方は、読んでみてください。
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▼ あわせて読みたい ▼
『人生に悩んだら「日本史」に聞こう 幸せの種は歴史の中にある』
ひすいこたろう・白駒妃登美(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/07/nihonki.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
平清盛の失敗について、経営・経済と歴史の視点から書かれています。
平家滅亡の理由を考えたい方が読まれると、興味深く読むことが
できると思います。
歴史を好きな人はもちろんですが、そうでない方も楽しめると
思いますので読んでみてください。
▼ おすすめしたい方 ▼
平家滅亡の理由を考えたい方。
経営者。
★『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』
山田 真哉 (著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/01/taisitu.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 逆転の発想をしてみる
◇
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◆ ⇒ 逆転の発想をしていますか?
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2012年2月 3日 21:59 【書評・感想文】 歴史 | 『経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書』山田真哉(著) | コメント (0) | トラックバック
ドラッカーのマネジメント......誤解し矮小化する経営者たち
⇒ なぜ経営現場でドラッカーを実践できないのか――ドラッカーの
"マネジメント"......誤解し矮小化する経営者たち
(「ITmediaエグゼクティブ」の記事より
http://www.bizpnet.com/zassi/12/01/20120125.html )
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■ドラッカーの"マネジメント"......誤解し矮小化する経営者たち
マネジメントを誤解していると、マネジメントを適切に実行できない。
この「ITmediaエグゼクティブ」の記事では、そういうことがわかります。
■ドラッカーの「マネジメント」の定義
(1)組織に特有の使命、すなわちそれぞれの目的を果たすために存在する。
(2)仕事を通じて働く人を生かす。組織こそ自己実現を図る手段である。
(3)自らの組織が社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題の
解決に貢献する。
(4)時間の要素が介在する。存続と健全さを犠牲にして、目先の利益を
手にすることに価値はない。しかし未来は現在からしか到達できない
ので、基礎をしっかりさせなければならない。
(5)マネジメントは管理する。成果の小さな、縮小しつつある分野から、
成果の大きな、増大する分野に資源を向けなければならない。そのため
に昨日を捨て、明日を想像しなければならない。
●戦略的で、人を生かし、能動的に変革し、変化にも柔軟に対応する
ドラッカーの「マネジメント」の定義は、上記のようなことだそうです。
使命を柔軟に達成することが、マネジメントと言えるでしょう。
管理者の多くが、この点がわかっているかというと、そうでもないという
ことです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
■喉を乾かすようにすればよい
「トップはマネジメントの真の意味を、あらゆる機会を通じて経営者や
管理者に知らしめ、学ばさなければならない。その手法が大事だ。馬を
水場に引いてきても、水を欲さない馬は水を飲まない。馬に水を飲ませる
には、運動をさせたり、炎天下に放置したりして喉を乾かすようにすれば
よい。」
●自ら学びたくなるように仕向ける
要は、自ら学びたくなるように仕向けるということだと思います。
その方法は、人それぞれによって変わってくるでしょうし、
そう簡単ではない気もします。
障害があると燃える人には障害を与える
周りの評価を気にする人は周りの評判を伝える
目標があるとやる気になる人には目標達成に必要にしてみる
など、他にもその人が学びたくなるように仕向ける方法があると思います。
ドラッカーのマネジメントの本質を理解したくなるように、
管理者を「誘導」することが必要というわけです。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ 使命を柔軟に達成する
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■ ⇒ 使命を柔軟に達成するために、どんなことをしていますか?
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2012年2月 3日 17:00 経営 | ドラッカーのマネジメント......誤解し矮小化する経営者たち | コメント (0) | トラックバック