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2012年10月 2日
『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』リンダ・グラットン(著)
⇒『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』
リンダ・グラットン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/10/workshif.html
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■働き方の未来図
2025年の未来の予想から考えて、これからの仕事について書かれています。
仕事がどう変わっていくのか?自分や子供にとって、仕事をどう考えると
良いのかということを知りたい方が読まれると、参考になると思います。
▼ ここに注目 ▼
どうすれば好きになれる職業が見つかるのか
「好きなことを仕事にすれば、粘り強く努力するだろうし、仕事にやりがい
を感じやすい。大量消費から充実した経験への移行という〈第三のシフト〉
を実践した人は、楽しい経験をすること、ほか人と一緒に時間を過ごす
こと、取り組みがいのある課題に挑むこと、価値のあるものを生み出す
ことを重んじるようになる。所得と消費に変わって、経験とやりがいが
勤労の原動力になるとすれば、どういう仕事を選び、どういう専門技能を
習得するかを慎重に検討したほうがいい。」(p.264)
■大量消費から充実した経験への移行
これからの時代は、「大量消費から充実した経験への移行」が始まるのでは
ないかということです。
消費というよりは、経験を求める人が増える。
その中で、どのように働くのか。
この点をよく考えて、仕事を選び、技能を身につけると良いということです。
▼取り入れたいと思ったこと
「私にとって重要なことがあなたにとって重要だとは限らないし、私が望む
働き方があなたの望む働き方と同じだとも限らない。私たちは、一人ひと
りが自分なりの働き方の未来を築いていかなくてはならない。」(p.364)
今までも、こうだったのでしょうが、モデルが多様化しているといったこと
もあり、自分が求めるものを求めたい、という人には、ますますこういった
ことは大切になっていくのだと思います。
そのためには、これからの未来がどうなるのか、自分はどうしたいのか、
ということを明らかにして、よく考えて、働き方を選ぶ、つくるということ
が必要なのだと思いました。
■ワーク・シフト
2025年の未来の予想から考えて、これからの仕事、働き方について書かれて
います。
未来がどうあるかを今わかる範囲で考えて、自分がどうなりたいか。
そこから、働き方を考える。
これからの働き方を考えたい方が読まれると、参考になる一冊です。
読んでみてください。
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▼ あわせて読みたい ▼
『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』
ダニエル・ピンク(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/03/freeage.html
『働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」』稲盛和夫(著)
http://www.bizpnet.com/book/2009/04/hataraki.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
2025年の未来の予想から考えて、これからの仕事、働き方について
書かれています。
未来の状況を考えながら、自分の働き方を考える。
これからの働き方を考えたい方が読まれると、参考になる一冊です。
読んでみてください。
▼ おすすめしたい方 ▼
これからの働き方を考えたい方。
ビジネスパーソン。
★『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』
リンダ・グラットン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/10/workshif.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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◇ 一人ひとりが自分なりの働き方の未来を築いていく
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◆ ⇒ 自分なりの働き方の未来を築いていますか?
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2012年10月 2日 20:59 【書評・感想文】 経済 | 『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』リンダ・グラットン(著) | コメント (0) | トラックバック
松下幸之助の妻がペテン師にも優しかった理由
⇒ 松下幸之助の妻がペテン師にも優しかった理由
(「プレジデント」 2012.10.15 p.110~
http://www.bizpnet.com/zassi/12/10/pre1015.html )
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■松下幸之助の妻
松下幸之助氏の妻、むめの氏について、誰に対しても優しかった理由に
ついてなどが紹介されてます。
「変わる」ということについて興味深い記事でした。
■松下むめの的生き方
1 人間の本質的な資質は、努力で大きく改善できるという「しなやか
マインドセット」をもっている
2 財産や地位など世俗的な基準で、自分も他人も評価しない
3 誰に対しても親切に誠実に接する
4 出会った人からよいところを学び取ろうとする
●松下幸之助の妻がペテン師にも優しかった理由
こういった生き方をしていたから、松下むめの氏は、優しかったという
ことです。
たしかに、人にやさしくできる人は、こういった考え方、生き方をしている
ように思います。
この記事の興味深いところはここからで、こういったことは、
たいていの本に書かれていたり、大切と言われていることです。
ですが、なかなかできないというのは、なぜなのか?
■変われないのはなぜなのか?
アメリカの心理学者ロバート・ケーガンらが提唱した、
「行動変容免疫」というものがあり、それは、
「これは自分を守る働きをしており、免疫とよく似ている。」
「人間が行動を変容するためには、自分がどんな変容免疫をもっているか
を知り、その免疫機能を弱める必要がある」
ということです。
●心のブレーキ
言われることは良いと思っているけれど、変われない。
そういう人は、これまで身につけてきたことや経験したことから、
良いと思いながらも否定的な見方もしてしまう。
上の例では、「出会った人から良いところを学ぶ」は、そうは言っても、
自分よりも「すごい人」でないとあまり意味がないとか、好きな人から
しか学べないという考えだと、誰からでも学ぶということはできない
でしょう。
こういった免疫、ブレーキが働くので、なかなか変われないということです。
素直さが大切というのは、そういう人は、ブレーキや免疫が
あまり働かないで、すぐに良いものは良いと取り入れられるということだと
思います。
変わりたいのであれば、免疫やブレーキを、一旦置いておくというのが、
重要です。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ 免疫やブレーキを、一旦置いて、変わる。
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■ ⇒ 変わるために、自分の免疫やブレーキを一旦置いていますか?
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2012年10月 2日 12:00 スキルアップ | 松下幸之助の妻がペテン師にも優しかった理由 | コメント (0) | トラックバック