« 2010年7月14日 | トップページ | 2010年7月16日 »
★知っているだけで、十分ですか?このブログは、メルマガ「知識をチカラに!」のバックナンバーブログです。
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 ↓情報・知識を活かしたい方は、ご登録を!
【メルマガ登録】 (無料)
▼詳しくは→「知識をチカラに!」 Powered by |
2010年7月15日
孫正義氏、ソフトバンク社長「孫正義の正体!~密着取材109日~」
⇒ 孫正義氏、ソフトバンク社長「孫正義の正体!~密着取材109日~」
(「カンブリア宮殿」 2010年7月12日放送分)
-----------------------------------
■この回の「カンブリア宮殿」のゲストは、ソフトバンク社長の孫正義氏
でした。
これまでの孫氏、ソフトバンクについて振り返っていました。
■坂本龍馬を好きな理由
孫氏は、坂本龍馬が好きというのは有名です。
その理由を
「自分の私利私欲を超えて新しい日本の時代を作ろうとしていた」
と言われていました。
●私利私欲を超えて、というところが大切なのでしょう。
自分の利益、私利私欲のために動いている人を、なかなか尊敬しにくいです
から。
■「麗しき誤解のうちに他人のふんどしで勝負する」
孫氏の言葉だそうです。
「自分は何も誇れるものはない
すごいかもと思ってくれている間に協力してもらう」
といった意味とのことです。
●情熱や志、アイデアなどで、すごいかもと思ってもらう。
そして、他人の力を借りる。
人よりもすごい才能などを持っている人などは、
自分の強みで押していけばよいでしょう。
そういうものがない人は、他人の力をどう借りるか。
考えて工夫したいところです。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□
□ 麗しき誤解のうちに他人のふんどしで勝負する
□
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■
■ ⇒ 他人の力を借りるには?
■
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2010年7月15日 17:00 経営 | 孫正義氏、ソフトバンク社長「孫正義の正体!~密着取材109日~」 | コメント (0) | トラックバック
『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
⇒『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2010/07/nasateam.html
-----------------------------------
■NASAというと、どんなイメージでしょうか?
やはりスペースシャトルが思い浮かぶところかもしれません。
宇宙関連のプロジェクトを、行っているところというのは、
多くの人が知っていると思います。
そんなNASAでは、どのような人が、どうやって、むずかしいプロジェクトを
運営しているのか。
興味をひかれる人も多いのではないでしょうか。
■本書は、NASAの天体物理学部門のディレクターとして10年間指揮し、
ハッブル宇宙望遠鏡の船外修理ミッションを成功させた、チャールズ・J・
ペレリン氏による著書です。
NASAの職員2万人のうち、8000人以上が利用した、チームマネジメントなど
のシステム、4-Dシステムというものについて説明されています。
▼ ここに注目 ▼
「統計的な研究は十分ではないが、その分野における自分自身の経験と、
ベテランエンジニアへのヒアリング結果から総合すると、80~90%の失敗
の原因は、突き詰めると人的ミス、あるいはコミュニケーション不足に
起因している」(p.37)
■これは、NASAのステファン・ジョンソン氏の言葉として紹介されています。
割合はわからないものの、人との関係性や心理的なものなどから失敗が
起こりやすいと思われるということでしょう。
(技術などではなく)
チームがうまく機能するために、何らかの方法が必要ということが
わかります。
■本書では、主に、4-Dシステムというものが紹介されています。
これは、意思決定を横軸に、情報を縦軸にとった、マトリックス図です。
この分類を元に、どう対応すると良いかなどが紹介されています。
わかりやすいので、実用的なように思いました。
詳細について興味がある方は、一読してみてください。
▼取り入れたいと思ったこと
チームの「文化」を一致させること、プロジェクトに合った「見方」を共有
することの大切さを感じることができました。
NASAでのプロジェクトについてのエピソードなども紹介されています。
そういった事例からも、チームを一つにするための考え方、ツールの重要性
がわかりました。
本書の考え方などを、取り入れたいと思いました。
■NASAにおけるチームビルディングに利用されている、4-Dシステムという
ものについて書かれています。
チームマネジメントなどに興味がある方が読まれると、参考になる一冊です。
示唆に富む記述が多かったように思います。
読んでみてください。
-----------------------------------
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
NASAにおけるチームビルディングに利用されている、4-Dシステムと
いう「システム」について書かれています。
4つのタイプに分類したチーム、人をどのようにマネジメントなど
すると良いかということがわかります。
NASAのチームマネジメントなどに興味がある方が読まれると、
参考になる一冊です。
▼ おすすめしたい方 ▼
チームマネジメントに興味がある方。
経営者。
▼ あわせて読みたい ▼
『チームリーダーの教科書―図解フジマキ流アツイチームをつくる』
藤巻幸夫(著)
http://www.bizpnet.com/book/2005/03/teamleader.html
★『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2010/07/nasateam.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 失敗の原因の多くは、突き詰めると人的ミス、あるいは
◇ コミュニケーション不足に起因している
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ チームマネジメントをどう行っていますか?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2010年7月15日 16:59 【書評・感想】 経営 | 『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著) | コメント (0) | トラックバック