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『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
⇒『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2010/07/nasateam.html
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■NASAというと、どんなイメージでしょうか?
やはりスペースシャトルが思い浮かぶところかもしれません。
宇宙関連のプロジェクトを、行っているところというのは、
多くの人が知っていると思います。
そんなNASAでは、どのような人が、どうやって、むずかしいプロジェクトを
運営しているのか。
興味をひかれる人も多いのではないでしょうか。
■本書は、NASAの天体物理学部門のディレクターとして10年間指揮し、
ハッブル宇宙望遠鏡の船外修理ミッションを成功させた、チャールズ・J・
ペレリン氏による著書です。
NASAの職員2万人のうち、8000人以上が利用した、チームマネジメントなど
のシステム、4-Dシステムというものについて説明されています。
▼ ここに注目 ▼
「統計的な研究は十分ではないが、その分野における自分自身の経験と、
ベテランエンジニアへのヒアリング結果から総合すると、80~90%の失敗
の原因は、突き詰めると人的ミス、あるいはコミュニケーション不足に
起因している」(p.37)
■これは、NASAのステファン・ジョンソン氏の言葉として紹介されています。
割合はわからないものの、人との関係性や心理的なものなどから失敗が
起こりやすいと思われるということでしょう。
(技術などではなく)
チームがうまく機能するために、何らかの方法が必要ということが
わかります。
■本書では、主に、4-Dシステムというものが紹介されています。
これは、意思決定を横軸に、情報を縦軸にとった、マトリックス図です。
この分類を元に、どう対応すると良いかなどが紹介されています。
わかりやすいので、実用的なように思いました。
詳細について興味がある方は、一読してみてください。
▼取り入れたいと思ったこと
チームの「文化」を一致させること、プロジェクトに合った「見方」を共有
することの大切さを感じることができました。
NASAでのプロジェクトについてのエピソードなども紹介されています。
そういった事例からも、チームを一つにするための考え方、ツールの重要性
がわかりました。
本書の考え方などを、取り入れたいと思いました。
■NASAにおけるチームビルディングに利用されている、4-Dシステムという
ものについて書かれています。
チームマネジメントなどに興味がある方が読まれると、参考になる一冊です。
示唆に富む記述が多かったように思います。
読んでみてください。
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
NASAにおけるチームビルディングに利用されている、4-Dシステムと
いう「システム」について書かれています。
4つのタイプに分類したチーム、人をどのようにマネジメントなど
すると良いかということがわかります。
NASAのチームマネジメントなどに興味がある方が読まれると、
参考になる一冊です。
▼ おすすめしたい方 ▼
チームマネジメントに興味がある方。
経営者。
▼ あわせて読みたい ▼
『チームリーダーの教科書―図解フジマキ流アツイチームをつくる』
藤巻幸夫(著)
http://www.bizpnet.com/book/2005/03/teamleader.html
★『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
http://www.bizpnet.com/book/2010/07/nasateam.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 失敗の原因の多くは、突き詰めると人的ミス、あるいは
◇ コミュニケーション不足に起因している
◇
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◆
◆ ⇒ チームマネジメントをどう行っていますか?
◆
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『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
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ビジネス書評:「知識をチカラに!」 |
2010年7月15日 16:59 | 【書評・感想】 経営 | 『NASAのチームビルディング』チャールズ・J・ペレリン(著)
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