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2014年2月28日

「満たされない欲求」が意志力を高める


 ⇒ 「満たされない欲求」が意志力を高める
   (「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」の記事より
    http://www.dhbr.net/articles/-/2357

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■欲求を満たしたい

 何かを欲しいと思ったら、その欲求を満たしたい、手に入れたい、
 と思うものでしょう。

 そんな欲求ですが、「満たされない欲求」が、意志力を高める効果が
 あるとしたら、どうなるでしょうか?

 意志の力を鍛えるために、欲求は、満たさないほうが良いのかも?
 しれません。

■「欲求」が欲しい?

 「私たちが本当に欲しているのは、欲しているものを手に入れること
  ではなく、「欲求」そのものなのかもしれない。言い換えれば、
  何かを手に入れるよりも、何かを欲しいと思うことのほうが
  心地よく感じられるのだ。」


●待っている間が、楽しい

 何か欲しいモノがあったとして、予約をした。

 そのモノが届くまでの間は、なんとも言えない、期待感があります。

 届いてしまって、手に入ってしまえば、そのような期待感は消えて、
 しばらくすると、また違ったものを欲しくなる。

 モノが欲しいのではなくて、「期待感」のような感情を欲しいから、
 モノが欲しくなる、という面があるのかもしれません。


■期待を味わう

 「意志力は、欲しいものをただちに手に入れられないという
  葛藤や緊張を克服するものだ。その葛藤に抗うのではなく、
  楽しめるとしたら、どんなに楽になれるだろう。」

 「今度、あなたが何かに誘惑されたなら、しばらくその緊張が
  もたらす喜びを味わうといい。それを誘惑の魔手とは考えず、
  期待を抱く気分を味わおう。」


●葛藤を味わう

 今すぐに手に入れられないことがあると、イライラしたり、欲求不満に
 なるかもしれません。

 欲求と現実のギャップからくる葛藤を、意志の力で、楽しむ、味わう、
 と考える。

 そうできると、単に、意志が強くなるだけではなく、
 待つ時間も楽しくなるでしょう。

 考え方で、待つ時間をどう感じるかが変わってくるわけですね。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    期待を味わう
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 期待を味わっていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2014年2月28日 22:00 その他 | 「満たされない欲求」が意志力を高める | コメント (0) | トラックバック

『なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践』

 ⇒『なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践』
   ロバート・キーガン(著),リサ・ラスコウ・レイヒー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2014/02/nazekawa.html
  『なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践』ロバート・キーガン(著),リサ・ラスコウ・レイヒー(著)

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■変わる必要があるとわかっても変われないのはなぜか?

 人と組織が変わらない。

 これは、よく言われることです。

 変わる必要がわかっていても、変われない。

 それは、なぜか?そして、どうしたら変わることができるのか?

 ということが書かれています。

▼ ここに注目 ▼

 「大人の知性の三つの段階――環境順応型知性(ソーシャライズド・マインド)、
  自己主導型知性(セルフフォーサリング・マインド)、自己変容型知性
  (セルフトランスフォーミング・マインド)は、世界の理解の仕方と、
  世界で行動する際の基本姿勢がまるで違う。
」(p.30)


■環境順応型知性、自己主導型知性、自己変容型知性

 知性には、3つの段階があるということです。

 環境順応型は、言うなれば、指示待ち
 自己主導型は、自律性がある、
 自己変容型は、協力して問題を解決していこうとする。

 こういったような違いがあるということです。


●知性が違う、見方が違うと、行動が変わる

 世界をどう理解しているか?

 つまり、どう見ているかが違うと、行動の姿勢が変わってきます。

 このことで、変われるか、求める成果が出やすいかも変わります。

 ということで、どのように世界について考えているかが、
 変われるかどうかに影響をあたえるわけです。

 そして、本書では、「免疫マップ」というものを使って、
 自分がどうしてそのような行動を取るのか、ということを探り、
 改善しようとしています。

▼取り入れたいと思ったこと

 「免疫マップ」を取り入れたいと思いました。

 自分の行動を改善できない理由を考えて、そこから、どうすると、
 改善できるかを考えるものです。

 ステップになっているので、このステップを取り入れて、
 改善しようと思います。

■なぜ人と組織は変われないのか

 なぜ、人と組織は変われないのか?

 そして、どうしたら変われるのか?

 ということに興味がある方が読まれると、参考になると思います。

 「免疫マップ」というものを使って、人が変わるための思考のステップ
 について書かれています。

 どうしたら、人と組織が変われるか、興味がある方は読んでみてください。

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 ▼ あわせて読みたい ▼

 『MBAが会社を滅ぼす マネジャーの正しい育て方』ヘンリー・ミンツバーグ(著)
  http://www.bizpnet.com/book/2011/06/mbahoro.html
 

 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    なぜ、人と組織は変われないのか?
    そして、どうしたら変われるのか?
    ということに興味がある方が読まれると、参考になると思います。
    「免疫マップ」というものを使って、人が変わるための思考のステップ
    について書かれています。
    どうしたら、人と組織が変われるか、興味がある方は読んでみてください。

 ▼ おすすめしたい方 ▼

   人と組織の変え方を知りたい方。
   経営者。


 ★『なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践』
   ロバート・キーガン(著),リサ・ラスコウ・レイヒー(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2014/02/nazekawa.html
  『なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践』ロバート・キーガン(著),リサ・ラスコウ・レイヒー(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    知性が違う、見方が違うと、行動が変わる

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◆ ⇒ どうしたら、人と組織が変われると思いますか?

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2014年2月28日 20:59 経営 | 『なぜ人と組織は変われないのか―ハーバード流 自己変革の理論と実践』 | コメント (0) | トラックバック