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2004年11月16日
『「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト』渋井真帆 (著)
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◆◆ 今日の「本をチカラに!」 ◆◆
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⇒『「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト』
http://www.bizpnet.com/book/2004/11/kasegi.html
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■稼ぐ力=「稼ぎ力(ぢから)」。
これをどうやったらつけられるのか、これが本書のテーマです。
物語を読みすすめていくうちに、この”稼ぎ力”をつけるにはどうしたら
よいか理解できるようになっています。
■そして、この稼ぎ力をつけるためには、”経営者人材”になることが必要
だというのが、本書の主張です。
経営者人材とは、どこにいっても経営者になれる人材、経営者と同じよう
な考え方をできる人のことです。
■では、どうしたら、経営者人材になれるのでしょうか。
視点を変えること、これが、まずは、始まりだと言われています。
「<視点が変われば、価値観が変わる。価値観が変われば、考え方が変わ
る。考え方が変われば、性格が変わる。性格が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば・・・・・・人生が変
わる>」(p.090)
最近『7つの習慣』を読み直したのですが、そこに書いてある”パラダイ
ム転換”と同じようなことだと思いました。
http://www.bizpnet.com/book/2004/11/7custom.html
見方があり方を決める、ということです。
経営者としての視点をもつことが、稼ぎ力をつけるための、スタートと言
うことですね。
■ほかにも、”経営者人材”になるために必要なことが書かれていますが、
本質を考えるようにしようというのが、本書の全体を通じて、言われてい
ることのように感じました。
テクニックやスキルよりも、原因や物事を動かしている理由を探ろうとす
る姿勢、視点をもつという、ある意味、当たり前のことを実行しよう、と
言われているように思います。
即効性がありそうなテクニックよりも、基礎が大切ということですね。
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▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
物語形式で、読みやすいです。おそらく、筆者の体験をもとにした
話だと思いますが、いろんなヒントが散りばめられていて、たくさ
んの気づきを得られました。
成果を上げたいビジネスパーソンに、おすすめです。
▼ 読んでほしい方 ▼
稼ぐ力を身につけたい方。
起業家。
★『「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト』
http://www.bizpnet.com/book/2004/11/kasegi.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ ◇ 見方があり方を決める。 ◇ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ ◆ ⇒ あなたは、自分の視点を相対的に眺めるようにしていますか? ◆ ◆ (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2004年11月16日 17:00 【書評】 経営, 【書評】 自己啓発, 書籍・雑誌 | 『「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト』渋井真帆 (著) | コメント (0) | トラックバック
プロフェッショナル・マネージャーの行動原理
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■■ 今日の「知識をチカラに!」 ■■
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⇒ プロフェッショナル・マネージャーの行動原理
(「ハーバード・ビジネスレビュー」2004年8月号 p.50~)
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■ドラッカー氏の文章です。
この月の「ハーバード・ビジネスレビュー」の特集記事は、”経営者人材
のコンピタンシー”となっていて、このドラッカー氏の文章が、まずはじ
めに来ています。
今日(11月16日)の「本をチカラに!」の、
『「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト』
http://www.bizpnet.com/book/2004/11/kasegi.html
で、経営者人材になろうという話があったので、取り上げてみます。
■有能な経営者について書かれています。
有能な経営者には、次の8つの習慣を実践しているという共通点が見られ
るそうです。
「1「何をしなければならないか」と自問自答していた。
2「この企業にとって正しいことは何か」と自問自答していた。
3アクションプランをきちんと策定していた。
4意思決定に対して責任をまっとうしていた。
5コミュニケーションへの責任をまっとうしていた。
6問題ではなくチャンスに焦点を当てていた。
7会議を生産的に進行させていた。
8「私」ではなく「我々」として、発言したり考えたりしていた。」
(p.51、52)
■どれも本当に参考になるのですが、やはり1が、とくに参考になります。
何をしたいかではなく、何をしなければならないかを自分に問う。
さらに、その答えから、優先順位を決めて、なるべく一つに集中し、これ
を守る。
優先順位を守ることの大切さとむずかしさは、『プロフェッショナルの条
件』にも書かれていました。
http://www.bizpnet.com/book/2004/11/pro.html
わたしも余計なことをやらないようにといつも思うのですが、まだまだで
きていません。
「何をしなければならないか」と常に、自問自答するようにしたいです。
■また、3のアクションプランでは、
「成果を期待と照らし合わせてチェックする仕組みを設けておく必要があ
る。」(p.54)と書かれています。
Plan-Do-Check-ActionのCheckのことですね。
このチェックをもとに次のアクションプランを作って、サイクルを回すと
言うことです。
やったことで、満足しないで、その成果や結果を振り返る時間を持ちたい
と、最近考えています。
忙しいとか何とか言って、結果を見直す、評価すると言うことをおろそか
にしている自分に気づいたので、そうしたいです。
■ここに書かれている8つのことは、経営者でなくても、成果を上げる人に
は、共通に見られることなのではないかと思います。
そういう意味で、経営者を目指していなくとも、「稼ぎ力」をつけたい人
にも参考になるでしょう。
わたし自身は、どれも満足にできていないので、一つずつ、身につけてい
けるようにしようと思います。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ □ 何をしなければならないかを常に、自問自答する。 □ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ ⇒ あなたが、もっとも実行する必要があることは、何ですか? ■ ■ (コメントというところをクリックすると、コメントが書けます。) ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2004年11月16日 16:59 経済・政治・国際 | プロフェッショナル・マネージャーの行動原理 | コメント (0) | トラックバック