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2011年2月 2日

「21世紀に勝つ企業の条件」ロザベス・モス・カンター[米ハーバード大学経営大学院教授]

 ⇒ 「21世紀に勝つ企業の条件」
    ロザベス・モス・カンター[米ハーバード大学経営大学院教授]
   (「日経ビジネス」 2011.1.31 p.72~)

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■21世紀に勝つ企業の条件

 ハーバード大学経営大学院教授のロザベス・モス・カンター氏への
 インタビュー記事です。

 『SuperCorp』という著書を、2009年に書かれたそうです。

 その中で、「既に利益の追求と社会への貢献を両立させている企業の実例を
 調べて、今後のモデルとして「バンガードカンパニー(先駆的企業)」と
 名付け」たそうです。

■バンガードカンパニー(先駆的企業)の特徴

 1 非常に強い目的意識を持ち、イノベーションを促し加速するために
   その目的意識を利用している。
 2 不況によるダメージを抑え、その間に競合企業をパフォーマンスで
   上回った
 3 バンガードカンパニーのリーダーは、原則そのものや原則を
   どうビジネスで実行するかについての議論に従業員を必ず引き込んでい
   る。
 4 バンガードカンパニーでは、従業員が働く時間や場所についての発言権
   を持つ、ダイナミックな職場になっている。


●バンガードカンパニーには、こんな特徴があるということです。

 目的意識とイノベーションが大切ということです。

 このことを、不況下でも強く意識していたとのこと。

 この事業の目的とイノベーションをどう実現するか。

 意識を共有できている企業が強いということなのだと思います。

●これで十分なのかどうかは、わかりません。

 おそらく、これだけでは、不十分でしょう。

 ですが、21世紀に勝つ企業、勝ち残る企業について考えることは
 有益でしょう。 

 従業員を巻き込んで、どういう企業なのか考えることが、
 まずは必要なのではないでしょうか。

★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□                                 
□    21世紀に勝つ企業の条件を考えてみる
□                                 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ⇒ 21世紀に勝つ企業の条件を考えていますか?

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

2011年2月 2日 17:00 経営 | 「21世紀に勝つ企業の条件」ロザベス・モス・カンター[米ハーバード大学経営大学院教授] | コメント (0) | トラックバック

『スピーチの天才100人 達人に学ぶ人を動かす話し方』

 ⇒『スピーチの天才100人 達人に学ぶ人を動かす話し方』
   サイモン・マイヤー (著),ジェレミー・コウルディ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2011/01/sp100.html

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■スピーチが上手な人。

 本書では、歴史上のスピーチの達人からスピーチを学ぶということで、
 達人の100人のスピーチから人を動かす話し方について書かれています。

 わたしが参考になったことを、紹介します。

▼ ここに注目 ▼

 「小泉純一郎
  Junichiro Koizumi(日本の首相)

  本日は、新しい国連の未来像について、私の考えをお話ししたいと思い
  ます......私たちが必要としているのは、しっかりと機能する国連です。
  六十年前でなく、今日の世界に生きる私たちの願いや価値観を反映した
  国連をつくらなくてはなりません。」(p.205)


 「セサール・チャベス
  Cesar Chavaz(メキシコ系アメリカ人の労働運動指導者)

  私たちが求めているのは、言葉ではない。私たちが求めているのは、行動
  です。」(p.069)


■共有できるゴールを示す

 小泉純一郎元首相の言葉は、共有できるゴールを示している点が、
 優れているということです。

 そして、そのゴールの意義を語ることが大切ということです。

 また、チャベス氏の言葉は、そういった共有したゴールに向けて
 動くときに、一人ではなくみんなで一緒に状況を変えていく姿勢を打ち出し
 ていくということで、大切だということです。

▼取り入れたいと思ったこと

 やはり前向きな言葉というのは大切だなと、あらためて思いました。

 方向性を示す言葉で、意味や意義のあることを伝えることが
 重要なのだと思います。

 そういう言葉を意識したいです。

●人を動かすというのも、いろいろとあると思います。

 一人の人を動かす、多くの人を動かすなどなど。

 言葉だけが、人を動かすものではないですが、言葉もきっかけになり得ます。

 そんな人を動かす達人のスピーチから学べることは多いです。

 スピーチの達人から学びたい人が読まれると、
 多くのヒントや参考になることを知ることができます。

 読んでみてください。

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 ▼ おすすめ度 ▼

   ★★★★☆(★4.3)

    歴史上のスピーチの達人100人のスピーチから学ぶことができる
    一冊です。
    人を動かす達人のスピーチから学べることは、大きく多いです。
    スピーチの達人から、スピーチのコツを学びたい方は、読んでみて
    ください。


 ▼ おすすめしたい方 ▼

   スピーチの達人から学びたい方。
   経営者。


 ▼ あわせて読みたい ▼

  『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』
   カーマイン・ガロ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2010/07/jobspre.html
  


  『アメリカの企業家が学ぶ世界最強のプレゼン術』
   ジェリー・ワイズマン(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2010/03/ppresen.html
  

 ★『スピーチの天才100人 達人に学ぶ人を動かす話し方』
   サイモン・マイヤー (著),ジェレミー・コウルディ(著)
   http://www.bizpnet.com/book/2011/01/sp100.html
  『スピーチの天才100人 達人に学ぶ人を動かす話し方』サイモン・マイヤー (著),ジェレミー・コウルディ(著)

★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇    共有できるゴールを示す

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◆ ⇒ 共有できるゴールを示していますか?

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2011年2月 2日 16:59 【書評・感想文】 スキルアップ | 『スピーチの天才100人 達人に学ぶ人を動かす話し方』 | コメント (0) | トラックバック