■ビジネス書で得た、知識を活用できる力がつく!
▼知識を活用できたら、という方は → 「知識をチカラに!」
【メルマガ登録】 (無料)まぐまぐ殿堂入りメルマガ
ビジネスパーソン、起業家、経営者の方へ。ビジネス書で得た、知識を活かす力がつく!毎回「1つの有益な情報」と「1冊の価値あるビジネス書」を紹介するビジネスメルマガ。 |
▼前の記事:« ロールモデルがいない
■トップページ:ビジネス書評・ビジネス誌・メルマガブログ:「知識をチカラに!」
▼次の記事: 北欧企業「イケア、H&M」高収益の内側 »
『どうする?日本企業』三品和広(著)
⇒『どうする?日本企業』三品和広(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/10/dounihon.html
-----------------------------------
■『戦略不全の因果―1013社の明暗はどこで分かれたのか』などの著者で、
神戸大学大学院経営学研究科教授の三品和広氏による著書です。
http://www.bizpnet.com/book/2008/01/inga.html
これからの日本企業に必要なことは何か?ということをテーマに、
主に目指すべきではない方向性についてを書かれています。
▼ ここに注目 ▼
「主戦論は、日本がアメリカを喰う立場にあるときには好都合でした。それ
で社内をまとめるのも、比較的楽だったと思います。ところが、攻守を
変え、日本が守勢に回る番が巡ってくると、主戦論は玉砕につながりかね
ません。」(p.195)
■どう戦うか?
本書では、これまでの日本企業の低利益率を指摘しています。
それでも、成長市場であれば、そしてこれからも成長する見込みがあれば、
なんとかやっていくことができるかもしれません。
しかし、このところの世界金融危機や新興国市場での競争の激化などから、
なかなか利益を出しにくい状況が続いています。
●どう利益を上げるか?
成長を目指すことだけ、攻めることだけが、唯一の「戦い方」ではない。
ということを、本書では言われたいのだと思います。
では、どうすれば良いのか?
本書において、この点についての言及もありますが、画期的な処方箋や
「戦い方」があるわけではないのかもしれません。
▼思ったこと
成長一辺倒ではなく、現状維持や改善なども市場や市況によっては、
必要なことなのではないでしょうか。
それすらも、むずかしいということもあるかもしれません。
しかし、その中で、何とか長期的に存続できるように、
事業を続けられるようにしていく。
そういう視点を持って、事業を行っていくことの重要性を感じる一冊でした。
■これからの日本企業に必要なことは何か?ということについて
書かれています。
主に目指すべきではない方向性について書かれています。
本書だけでは、なかなか目指すべき方向はわかりにくいかもしれません。
ですが、どちらに向かうと厳しいかを知ることはできます。
もちろん、方向性のヒントなども書かれているので、
それらをヒントに、自分なりに考えるということも可能です。
ということで、日本企業のこれから目指すべき方向を考えたい方は、
読んでみてください。
-----------------------------------
▼ あわせて読みたい ▼
『戦略不全の因果―1013社の明暗はどこで分かれたのか』三品和広(著)
http://www.bizpnet.com/book/2008/01/inga.html
『コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則』
http://www.bizpnet.com/book/2010/09/market30.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆
これからの日本企業に必要なことは何か?ということについて
書かれています。
主に目指すべきではない方向性について書かれています。
日本企業のこれから目指すべき方向を考えたい方は、読んでみて
ください。
▼ おすすめしたい方 ▼
日本企業のこれから目指すべき方向を考えたい方。
経営者。
★『どうする?日本企業』三品和広(著)
http://www.bizpnet.com/book/2011/10/dounihon.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 主戦論は玉砕につながりかねません
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 成長以外の戦略も持っていますか?
◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>>2011年上半期 おすすめビジネス書 ←おすすめのビジネス書です。
>>情報を速く読みたい方は、簡単速読術
■トップページ:ビジネス書書評・ビジネス誌・メルマガブログ:「知識をチカラに!」
▼次の記事: 北欧企業「イケア、H&M」高収益の内側 »
■【書評・感想】 経営 のその他の記事
『絶対に会社を潰さない強い社員の育て方』小山昇(著)
『人が「つながる」マネジメント』高橋克徳(著)
『どうする?日本企業』三品和広(著)
『なぜか上手くいく社長の、「失敗しない」しくみ』溝井伸彰(著)
『逆境を生き抜くリーダーシップ』ケン・アイバーソン(著)
▼知識を活用できたら、という方は → 「知識をチカラに!」
【メルマガ登録】 (無料)
「知識をチカラに!」 情報社会を生き抜くために |
ビジネスパーソン、起業家、経営者の方へ。ビジネス書で得た、知識を活かす力がつく!毎回「1つの有益な情報」と「1冊の価値あるビジネス書」を紹介するビジネスメルマガ。 |
ビジネス書評:「知識をチカラに!」 |
2011年10月 3日 20:59 | 【書評・感想】 経営 | 『どうする?日本企業』三品和広(著)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://tikara.bizpnet.com/mt3/mt-tb.cgi/4628
記事に関係のないトラックバック、宣伝などは、ご遠慮ください。
TBには、言及リンクが必要です。
コメント
コメントしてください
▼前の記事:« ロールモデルがいない■トップページ:ビジネス書書評・ビジネス誌・メルマガブログ:「知識をチカラに!」
▼次の記事: 北欧企業「イケア、H&M」高収益の内側 »