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左野勝司・石工「石工一代、叩(たた)きあげ 」
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⇒ 左野勝司・石工「石工一代、叩(たた)きあげ 」
(「プロフェッショナル 仕事の流儀」2012年5月28日放送分)
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■叩きあげ
この回の「プロフェッショナル」は、石工の左野勝司氏でした。
これまで、イースター島のモアイ像の修復、エジプト・スフィンクスの保全
調査などをされてきた方だそうです。
■阿呆と呼ばれ続けた日々
唐招提寺の修復に携わって、当時の長老、森本考順氏に、阿呆と呼ばれた
そうです。
良いほうに染めよ、とも言われたということです。
その後、左野氏が、現場で火災があり、その責任者として、8000万円の損害
を支払うことになったとき、
「お前が積み上げてきたものを無駄にするわけにはいかない」
と言って、貯金通帳などを渡されたということです。
「阿呆と何千回言われたかわからない。だから今がある」
と、左野氏は言われていました。
●言葉ではなく、思い
阿呆と言われて、悔しさで、勉強したということでした。
「愛のある言葉」だったのだと思います。
言葉ではなく、成長して欲しいという思いがそこにあったのではない
でしょうか。
■悔しさを糧とせよ
世界遺産、カンボジアのアンコール遺跡群の解体修復で、
左野氏は、現地の石工たちに指導していました。
そこで、あえて教えないで、うまく行かないことを経験として、
悔しい思いをして、それを糧とするようにして欲しいということを
言われていました。
●悔しさを糧として、うまく行かないことを乗り越えて欲しい
これから先、修復でうまく行かないことがあるだろう。
そのときに、悔しい思いをしても、その失敗を糧にして、
乗り越えてほしい、ということで、左野氏は、あえて教えなかったという
ことでした。
ここまで考えられているというのは、やはりすごいですし、
これは、森本長老の思いを「受け継いでいる」のではないかと思います。
国と時間を超えた、このようなつながりの素晴らしさを感じました。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ 悔しさを糧として、うまく行かないことを乗り越える
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■
■ ⇒ どうやってうまく行かないこと乗り越えていますか?
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ビジネス書評:「知識をチカラに!」 |
2012年6月 2日 17:00 | スキルアップ | 左野勝司・石工「石工一代、叩(たた)きあげ 」
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