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TOCによるモノ作り改革 納期を13分の1に短縮
⇒ TOCによるモノ作り改革 納期を13分の1に短縮
(「日経ビジネス」 2011.9.19 p.96~)
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■『ザ・ゴール』で提唱されたTOC(Theory of Constraints=制約理論)。
オムロン大連は、このTOCを導入して、納期の短縮などに成功したそうです。
この記事は、その改革について、オムロン大連副総経理の北林篤氏が、
書かれています。
■ボトルネックに集中して生産性を高める
「TOCではやみくもに改善活動を行わず、ボトルネックの部分だけに集中
して生産性を高める。」
「部分最適に陥ることなく、全体最適を実現できるというわけだ。」
●ボトルネックを改善する
仕事の連鎖があるとしたら、すべてを改善しようとするのではなく、
一番生産性が低いところを、改善できないかと考える。
これが、TOCの基本であり、ポイントです。
ボトルネック以外の生産性を高めても、全体の生産性は高まりません。
なぜなら、ボトルネックが、全体の生産性を決めてしまうからです。
■DBMの試行による成果
「ダイナミック・バッファー・マネジメント(DBM)」では、
「製品の需要を予測する行為をボトルネックととらえ、在庫管理の全体最適
を図る。」
このことで、完成品のリードタイムが、13週間から1週間になり、
14機種の完成品の在庫が平均で40%減少したそうです。
●予測は当たらないことが多いので、予測に合わせず、売れた分だけ補充する
例えば、納期の長いものは、在庫を持つようにするなどのバッファーを
上手に持つことで、売れた分だけを補充できるようにしたそうです。
●詳細は読んでもらうとして、TOCは、前提を疑うというところがあると
思います。
「思い込み」というのでしょうか。
すべて改善すれば、全体も改善されるだろう
予測を正確に行ってそれに合わせれば、在庫が最適化されるだろう
前提が間違っていると、思ったようにならない。
前提や仮定を、置かないで考え直してみる。
そういうことを教えてくれているように思います。
★【今日の「知識をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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□ 前提や仮定を、置かないで、現実から考え直してみる
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■ ⇒ 前提や仮定を、考え直してみていますか?
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2011年9月22日 10:00 | 経営 | TOCによるモノ作り改革 納期を13分の1に短縮
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