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『ずる―嘘とごまかしの行動経済学』ダン・アリエリー(著)
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⇒『ずる―嘘とごまかしの行動経済学』ダン・アリエリー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2013/06/zuru.html
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■ずる
ずるをしない、という人は、そうはいないのではないでしょうか。
並んでいる列にちょっとした横入りをする、何かをごまかす、
これは、ずるではないかもしれませんが、疲れているから仕事の手を抜く。
そんな心理は誰にでもあるものかもしれません。
本書では、そんなずるや嘘、ごまかしというものを、どうして人はして
しまうのか、ということを、行動経済学的な観点などから説明されています。
▼ ここに注目 ▼
「創造性と不正の間の関連性は、自分が正しいことをしていなくても、「正
しいことをしている」という物語を自分に言い聞かせている能力と関係が
あるように思われる。創造的な人ほど、自分の利己的な利益を正当化する、
もっともらしい物語を考え出せるのだ。」(p.194)
■自分は「正しいことをしている」と自分に物語を語る
創造力がある人ほど、不正に関わっていない、自分は正しいことをしている
と、言い聞かせる物語を考えだしやすいのでは、ということです。
「利己的な利益を正当化する」物語を、考え出しやすく、そして、
信じたがってしまうのかもしれません。
ある意味、能力が高い人ほど、ずるを「ごまかす」能力も高いと言えるのか
もしれません。
▼取り入れたいと思ったこと
正しいことをしたいと考えながらも、正しくないことをしてしまう、
そういう「ずる」というものがあるのではないか。
ということを、本書では、探っています。
そんな「ずる」をしてしまうときは、どんなときなのか、どういう人なのか
の一端を知ることができました。
■ごまかす心理
ごまかす心理や、意図せずして結果として「ずる」をしてしまうことがある
として、それは、どういうふうに行われるのか。
といった、「ずる」ということを、本書では探っています。
「ずる」をしなければ良い、としても、では、どうしたら、「ずる」を
しないでいられるのか。
ということに興味がある方が読まれると、参考になると思います。
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▼ あわせて読みたい ▼
『脳は平気で嘘をつく 「嘘」と「誤解」の心理学入門』植木 理恵(著)
http://www.bizpnet.com/book/2012/03/nouuso.html
▼ おすすめ度 ▼
★★★★☆(★4.3)
ごまかす心理や、意図せずして結果として「ずる」をしてしまうこと
があるとして、それは、どういうふうに行われるのか。
といった、「ずる」ということを、本書では探っています。
「ずる」をしなければ良い、としても、では、どうしたら、「ずる」
をしないでいられるのか。
ということに興味がある方が読まれると、参考になると思います。
▼ おすすめしたい方 ▼
意図せずに、ずるをしたくない方。
ビジネスパーソン。
★『ずる―嘘とごまかしの行動経済学』ダン・アリエリー(著)
http://www.bizpnet.com/book/2013/06/zuru.html
★【今日の「本をチカラに!」】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇
◇ 創造的な人ほど、自分の利己的な利益を正当化する、
◇ もっともらしい物語を考え出せる
◇
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆
◆ ⇒ 創造的な人ほど、自分の利己的な利益を正当化しやすい(かも)
◆
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2013年6月17日 20:59 | 【書評・感想文】 経済 | 『ずる―嘘とごまかしの行動経済学』ダン・アリエリー(著)
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